イギリス情報局秘密情報部

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[[画像:Secret Intelligence Service building - Vauxhall Cross - Vauxhall - London - 24042004.jpg|thumb|300px|ロンドン、ボクスホールのSIS本部ビル]] '''イギリス情報局秘密情報部'''(イギリスじょうほうきょくひみつじょうほうぶ、英:Secret Intelligence Service、略称:SIS)は、国外[[諜報活動|諜報]]を主とする[[イギリス]]の[[情報機関]]。 ==概要== 旧称から MI6(Military Intelligence <section> 6―軍情報部第6課)としても知られている(しかし正式名称はあくまでも ''Secret Intelligence Service'' であるので一部のマスコミが MI6 と読んでいるのは不適切で[[フレデリック・フォーサイス]]の小説においても何度も取り上げられている)。本部は[[ロンドン]]。機構上は外務省に属しているが、実際は首相直轄の組織である。 古くからイギリスは MI6 等諜報機関の存在を否定していたが、007の原作者である、[[イアン・フレミング]]は元 MI6 の諜報員であることを公表しており、現役時代の経験を生かした物語として[[ジェームズ・ボンド]]を産み落としている。近年では MI6、[[イギリス情報局保安部|MI5]] などの諜報機関が公式ウェブサイトで新人採用まで行っている。2005年の応募資格は、イギリス籍、父母どちらかがイギリス人であること、21才以上で過去10年間に5年以上イギリスに住んでいたことが最低条件。 == 沿革 == 1909年3月、イギリス首相は、国家特務機関を再編することを帝国国防委員会に勧告した。首相の勧告に基づいて帝国国防委員会外国部附属秘密勤務局創設に関する通達が準備され、SIS の設立日は10月1日となった。 SIS の直接の設立者は、バーノン・ケル大佐とマンスフィールド・スミスカミング[[海軍]][[大佐]]だった。後者は秘密勤務局外国課長にもなった。カミングに敬意を表して、続く SIS の全長官は書簡及び会議において「C」(Cumming の頭文字から)と略して呼ばれることとなった。 1995年、本部がランベスから、現在の[[ヴォクソール]]に移動。異様な外観の新本部ビルは警備体制が強化されており、[[盗聴]]、[[爆弾|爆発物]]に対する防御が施されている。[[2000年]][[9月20日]]、[[リアルIRA]]が[[対戦車ロケット弾]]をビルの8階に撃ち込んだが、損害は軽微であった。 2006年4月27日、国際[[テロリズム|テロ]]の高まりを受けた人員増強の必要性から多様な人材を確保するため、1909年の創設以来初めて新聞広告で工作員の募集を開始した。 ==歴代長官== *マンスフィールド・スミスカミング Mansfield Smith-Cumming (在任1909年 - 1923年) *ヒュー・シンクレア Hugh Sinclair (1923年 - 1939年) *スチュワート・ミンギス Stewart Menzies (1939年 - 1952年) *:(翻訳書で使われている「メンジース」は誤り) *ジョン・シンクレア John Sinclair (1953年 - 1956年) *リチャード・ホワイト Richard [Dick Goldsmith]White (1956年 - 1968年) *ジョン・レニー John Rennie (1968年 - 1973年) *モーリス・オールドフィールド Maurice Oldfield (1973年 - 1978年) *ディック・フランクス Dick Franks (1979年 - 1982年) *コリン・フィギュアス Colin Figures (1982年 - 1985年) *クリストファー・カーウェン Christopher Curwen (1985年 - 1989年) *コリン・マコール Colin McColl (1989年 - 1994年) *デービッド・スペディング David Spedding (1994年 - 1999年) *リチャード・ディアラブ Richard Dearlove (1999年 - 2004年) *[[ジョン・スカーレット]] John Scarlett (2004年 - ) == 文献 == *ウィリアム・スティーヴンスン(著)、寺村誠一・赤羽龍夫(訳)、『暗号名 イントレピッド [[第二次世界大戦]]の陰の主役』、早川書房、1978年(これは実話ではないので注意されたい) *Arnold Kramish(著)、『暗号名 グリフィン 第二次大戦の最も偉大なスパイ』、新潮社、1992年 ==関連項目== *[[マイクロフト・ホームズ]] - [[シャーロック・ホームズ]]の実兄でSISの前身の特務機関の一つを率い、シャーロックをして「兄は政府そのものだ」と言わしめている。 *[[イギリス情報局保安部]] (MI5) *[[イアン・フレミング]] - [[007]]シリーズ生みの親。元 MI6 職員。 *[[ジェームズ・ボンド]] - [[007]]シリーズの主人公。この機関に所属する情報部員という設定。 *『[[パタリロ!]]』 - 第1話からの主要キャラクター[[ジャック・バンコラン]]が所属する。 *『[[エロイカより愛をこめて]]』 - No.10「グラスターゲット」より登場した名(迷)脇役キャラクター、[[チャールズ・ロレンス]]、[[ミスターL]]が所属する。 *[[サマセット・モーム]] - 小説家・劇作家。元 MI6 職員。 *『[[DARKER THAN BLACK -黒の契約者-]]』 - 第3話より登場する最高のエージェント、ノーベンバー11及びその仲間、エイプリル、ジュライが所属する。 *『[[ゴルゴ13]]』 -ベスト4のヒュームが所属している。 ==外部リンク== *[http://www.mi6.gov.uk/ The Official Website of the Secret Intelligence Service(SIS)] - 公式サイト *[http://www.fas.org/irp/world/uk/mi6/ Entry for MI6 (英語版)] - アメリカ科学者連盟ウェブサイト内 [[Category:イギリスの行政|しようほうきよくひみつしようほうふ]] [[Category:諜報・情報機関|いきりすしようほうきよくひみつしようほうふ]] [[Category:007|いきりすしようほうきよくひみつしようほうふ]] [[ar:خدمة الاستخبارات السرية]] [[cs:Secret Intelligence Service]] [[de:Secret Intelligence Service]] [[el:Secret Intelligence Service]] [[en:Secret Intelligence Service]] [[es:MI6]] [[fa:خدمات مخفی اطلاعاتی]] [[fi:Secret Intelligence Service]] [[fr:Secret Intelligence Service]] [[he:SIS]] [[id:MI6]] [[it:Secret Intelligence Service]] [[nl:Secret Intelligence Service]] [[no:MI6]] [[pl:Secret Intelligence Service]] [[pt:MI6]] [[ru:Секретная разведывательная служба]] [[simple:Secret Intelligence Service]] [[sq:Secret Intelligence Service]] [[sr:MI6]] [[sv:Secret Intelligence Service]] [[tr:Secret Intelligence Service]] [[zh:英國秘密情報局]]