タマシロオニタケ

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?タマシロオニタケ
200px
タマシロオニタケ(オハイオ州
種の保全状態評価
地質時代
 - 
分類
菌界 Fungus
担子菌門 Basidiomycota
菌じん綱 Hymenomycetes
ハラタケ目 Agaricales
テングタケ科 Amanitaceae
テングタケ属 Amanita
マツカサモドキ亜属 Subgen. Lepidella
マツカサモドキ節 Sect. Lepidella
タマシロオニタケ A. abrupta
変種
品種
学名
Amanita abrupta (Peck)
和名
タマシロオニタケ
英名
Abrupt-bulbed Lepidella
下位分類群
[[画像:|0200px|]]
ファイル:Allylglycine.png
アリルグリシンの構造式

タマシロオニタケ(球白鬼茸、学名:Amanita abrupta Peck、シノニム:A. sphaerobulbosa Hongo)は、ハラタケ目テングタケ科テングタケ属きのこ猛毒菌として有名。

概要

からにかけてブナミズナラ林やアカマツコナラ林、シイカシ林などの林内地上に発生する。シロオニタケに似るが、根元がカブラ状に膨らむ特徴を持つ。現在のところ分布は日本北アメリカ東部という離れた2つの地域のみで確認されている。傘は径3~7cmで半球形~丸山形~まんじゅう形~平形、表面粘性無く全面に小さなイボを散在し、脱落しやすい。は8~14×0.6~0.8cmで上下同径で基部は扁球状に膨大、表面綿屑~繊維状の小鱗片に覆われ、ツバは永続性、ツボは粒状で不明瞭。全体的に白色で無味無臭。

成分はアミノ酸の2-アミノ-5-クロロ-6-ヒドロキシ-4-ヘキセン酸 (2-amino-5-chloro-6-hydroxy-4-hexenic acid) [1]、2-アミノ-4,5-ヘキサジエン酸[1]アリルグリシン[1]プロパルギルグリシンシスタチオニンγリアーゼ阻害作用を持つ)と考えられている。アマトキシン類によるものではないが(環状ペプチドについては未調査)、激しい下痢などの典型的なコレラ様症状で、アマトキシン類の中毒の症状と非常に類似する。1978年長野県ではこのキノコによると思しき二名の死亡例も報告されている。

近似種

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 長沢栄史 監修 『フィールドベスト図鑑 14 日本の毒きのこ』 2003年10月4日初版発行、学習研究社ISBN 4-05-401882-3、24頁

外部リンク

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