「ファイナルステークス」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
 
(同じ利用者による、間の7版が非表示)
1行目: 1行目:
'''ファイナルステークス'''(''Final Stakes'')とは日本の[[競馬]]の[[競馬のレース|レース]]の1つである。毎年12月の[[中央競馬]]当該年最終日に、[[阪神競馬場]]の最終レースとして施行されている。
+
'''ファイナルステークス'''(''Final Stakes'')とは日本の[[競馬]]の[[競馬のレース|レース]]の1つである。毎年12月の[[中央競馬]]当該年最終日に、中央競馬の最終レースとして施行されている。正式名称は「○○○○ファイナルステークス(丸の中には西暦年が入る)」。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[2000年]]に「カウントダウンステークス」と言う名称で新設された本レースは[[2001年]]より現在の名称に変更された。距離は[[桜花賞]]と同じ芝1600mで施行(スタートは向正面)されていたが、[[2012年]]よりダート1400mで施行されている。なお[[2006年]]はダート1800m(スタートは正面スタンド・ゴールまで200m地点)、[[2017年]]と[[2020年]]は芝1400m、[[2019年]][[2021年]]は芝1200mで施行された。中央競馬としては通常は発走時刻の関係で阪神競馬場のレースが年間を通じて最後のものになるため、正式名称は「○○○○ファイナルステークス(丸の中には西暦年が入る)」となる。[[2003年]]、[[2012年]]、[[2013年]]、2017年、2019年からは3勝クラス(旧1600万下)の[[日本の競馬のレース体系|条件戦]]で、それ以外の年はオープンクラスで施行されている。
+
[[2000年]]に「カウントダウンステークス」と言う名称で[[阪神競馬場]]で新設され、[[2001年]]より現在の名称に変更された。距離は芝1600mで施行されていたが、[[2012年]]から[[2016年]]と[[2018年]]はダート1400m、[[2006年]]はダート1800m、[[2017年]]と[[2020年]]は芝1400m、[[2019年]][[2021年]]、[[2022年]]は芝1200mで施行されている。[[2003年]]、[[2012年]]、[[2013年]]、2017年、2019年は1600万円以下(現:3勝クラス)の[[日本の競馬のレース体系|条件]]で、それ以外の年はオープンクラスで施行されている。[[2023年]]からは中山競馬場で行われている。
  
本馬場入場時には[[ヨーロッパ (バンド)|ヨーロッパ]]の『ファイナル・カウントダウン』が[[バックグラウンドミュージック|BGM]]として使用されるの恒例だが、近年[[有馬記念]]の発走時刻が繰り下がったことに伴い[[中山競馬場]]の最終レースである[[ハッピーエンドカップ]]の発走時刻が遅れることが常態となりファイナルステークスの本馬場入場とハッピーエンドカップの中山競馬場からの中継が重なり、レース実況を優先するためファイナルカウントダウンが流れることもなくひっそりと目立たずに本馬場入場が行われることが多くなってきている。
+
本馬場入場時には[[ヨーロッパ (バンド)|ヨーロッパ]]の『ファイナル・カウントダウン』が[[バックグラウンドミュージック|BGM]]として使用される。
  
 
== カウントダウンステークスの名称について ==
 
== カウントダウンステークスの名称について ==
2000年度は[[20世紀]]最後の年ということで[[日本中央競馬会]]では「ドリームホース2000キャンペーン」と銘打った競馬ファン参加型のイベントを実施し、「20世紀の名馬大投票」や競馬クイズなどで20世紀の中央競馬を振り返った。その一環として年度の下半期に当たる9-10月に「20世紀最後の中央競馬のレース名大募集」という企画を実施。約95000通の応募があり厳正に審査した結果、20世紀の締めくくり=[[21世紀]]の開幕が少しずつ近づいてきてるということから「ドリームホース2000 カウントダウンステークス」という名称が採用作品に決定した。
+
2000年度は[[20世紀]]最後の年ということで[[日本中央競馬会]]では「ドリームホース2000キャンペーン」と銘打った競馬ファン参加型のイベントを実施し、「20世紀の名馬大投票」や競馬クイズなどで20世紀の中央競馬を振り返った。その一環として年度の下半期に当たる9 - 10月に「20世紀最後の中央競馬のレース名大募集」という企画を実施。約95000通の応募があり厳正に審査した結果、20世紀の締めくくり=[[21世紀]]の開幕が少しずつ近づいてきてるということから「ドリームホース2000 カウントダウンステークス」という名称が採用作品に決定した。
  
 
当日はこのレースに騎乗しなかった[[武幸四郎]]がカウントダウンをしたほか、かつて[[有馬記念]]で使用された旧式のファンファーレ(このファンファーレは[[2007年]][[3月25日]]まで[[ばんえい競馬]]の重賞レースで使用されていた)の演奏も行われた。また、当時は重賞レース以外では行われていなかった[[投票券 (公営競技)|勝馬投票券]]へのレース名印字が行われた(現在は重賞レースのほか、特別レース・新馬戦でも印字される)。
 
当日はこのレースに騎乗しなかった[[武幸四郎]]がカウントダウンをしたほか、かつて[[有馬記念]]で使用された旧式のファンファーレ(このファンファーレは[[2007年]][[3月25日]]まで[[ばんえい競馬]]の重賞レースで使用されていた)の演奏も行われた。また、当時は重賞レース以外では行われていなかった[[投票券 (公営競技)|勝馬投票券]]へのレース名印字が行われた(現在は重賞レースのほか、特別レース・新馬戦でも印字される)。
 
 
{{節stub}}
 
{{節stub}}
  
 
== 歴代優勝馬 ==
 
== 歴代優勝馬 ==
 +
※[[馬齢]]は、[[2000年]]も現行表記(国際基準)に揃えている。
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
!施行日!!優勝馬!!性齢!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師
 
!施行日!!優勝馬!!性齢!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師
47行目: 47行目:
 
|[[2014年]]12月28日||[[コーリンベリー]]||牝3||1:22.9||[[松山弘平]]||[[柴田政見]]
 
|[[2014年]]12月28日||[[コーリンベリー]]||牝3||1:22.9||[[松山弘平]]||[[柴田政見]]
 
|-
 
|-
|[[2015年]]12月27日||タールタン||牡7||1:22.9||[[松田大作]]||吉村圭司
+
|[[2015年]]12月27日||タールタン||牡7||1:22.9||[[松田大作]]||[[吉村圭司 (競馬)|吉村圭司]]
 
|-
 
|-
 
|[[2016年]]12月25日||タガノエスプレッソ||牡4||1:22.6||[[北村友一]]||[[五十嵐忠男]]
 
|[[2016年]]12月25日||タガノエスプレッソ||牡4||1:22.6||[[北村友一]]||[[五十嵐忠男]]
60行目: 60行目:
 
|-
 
|-
 
|[[2021年]]12月28日||ローレルアイリス||牝4||1:08.0||[[川又賢治]]||杉山佳明
 
|[[2021年]]12月28日||ローレルアイリス||牝4||1:08.0||[[川又賢治]]||杉山佳明
 +
|-
 +
|[[2022年]]12月28日||エイシンスポッター||牡3||1:08.3||[[角田大河]]||吉村圭司
 +
|-
 +
|[[2023年]]12月28日||ボルザコフスキー||牡4||1:33.2||[[戸崎圭太]]||[[清水久詞]]
 
|}
 
|}
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
 
*[[尾張特別]]
 
*[[尾張特別]]
*[[ハッピーエンドカップ]]
+
*[[カウントダウンステークス]]
*[[ベストウィッシュカップ]]
+
  
 
{{Keiba-stub}}
 
{{Keiba-stub}}
 +
{{デフォルトソート:ふあいなるすてえくす}}
 
[[Category:中央競馬のレース]]
 
[[Category:中央競馬のレース]]
 
{{Wikipedia/Ja}}
 
{{Wikipedia/Ja}}

2024年4月23日 (火) 14:43時点における最新版

ファイナルステークスFinal Stakes)とは日本の競馬レースの1つである。毎年12月の中央競馬当該年最終日に、中央競馬の最終レースとして施行されている。正式名称は「○○○○ファイナルステークス(丸の中には西暦年が入る)」。

概要[編集]

2000年に「カウントダウンステークス」と言う名称で阪神競馬場で新設され、2001年より現在の名称に変更された。距離は芝1600mで施行されていたが、2012年から2016年2018年はダート1400m、2006年はダート1800m、2017年2020年は芝1400m、2019年2021年2022年は芝1200mで施行されている。2003年2012年2013年、2017年、2019年は1600万円以下(現:3勝クラス)の条件で、それ以外の年はオープンクラスで施行されている。2023年からは中山競馬場で行われている。

本馬場入場時にはヨーロッパの『ファイナル・カウントダウン』がBGMとして使用される。

カウントダウンステークスの名称について[編集]

2000年度は20世紀最後の年ということで日本中央競馬会では「ドリームホース2000キャンペーン」と銘打った競馬ファン参加型のイベントを実施し、「20世紀の名馬大投票」や競馬クイズなどで20世紀の中央競馬を振り返った。その一環として年度の下半期に当たる9 - 10月に「20世紀最後の中央競馬のレース名大募集」という企画を実施。約95000通の応募があり厳正に審査した結果、20世紀の締めくくり=21世紀の開幕が少しずつ近づいてきてるということから「ドリームホース2000 カウントダウンステークス」という名称が採用作品に決定した。

当日はこのレースに騎乗しなかった武幸四郎がカウントダウンをしたほか、かつて有馬記念で使用された旧式のファンファーレ(このファンファーレは2007年3月25日までばんえい競馬の重賞レースで使用されていた)の演奏も行われた。また、当時は重賞レース以外では行われていなかった勝馬投票券へのレース名印字が行われた(現在は重賞レースのほか、特別レース・新馬戦でも印字される)。

歴代優勝馬[編集]

馬齢は、2000年も現行表記(国際基準)に揃えている。

施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師
2000年12月24日 トッププロテクター 牡3 1:34.3 池添謙一 岩元市三
2001年12月23日 サイキョウサンデー 牡6 1:34.1 四位洋文 坂口正大
2002年12月22日 エイシンエーケン 牡6 1:34.8 野元昭嘉 野元昭
2003年12月28日 チアズメッセージ 牝3 1:35.2 本田優 領家政蔵
2004年12月26日 エリモピクシー 牝6 1:33.1 福永祐一 沖芳夫
2005年12月25日 ニューベリー 牡7 1:35.8 四位洋文 音無秀孝
2006年12月24日 エンシェントヒル 牝5 1:51.7 生野賢一 松元茂樹
2007年12月23日 アンブロワーズ 牝5 1:34.6 秋山真一郎 平田修
2008年12月28日 フィールドベアー 牡5 1:34.7 秋山真一郎 野村彰彦
2009年12月27日 エーシンフォワード 牡4 1:33.3 小牧太 西園正都
2010年12月26日 シルポート 牡5 1:34.1 小牧太 西園正都
2011年12月25日 コスモセンサー 牡4 1:34.2 幸英明 西園正都
2012年12月24日 アルゴリズム 牡4 1:22.7 横山典弘 安田隆行
2013年12月23日 ネオザウイナー 牡5 1:23.8 C.ルメール 小崎憲
2014年12月28日 コーリンベリー 牝3 1:22.9 松山弘平 柴田政見
2015年12月27日 タールタン 牡7 1:22.9 松田大作 吉村圭司
2016年12月25日 タガノエスプレッソ 牡4 1:22.6 北村友一 五十嵐忠男
2017年12月28日 スマートカルロス 牡4 1:21.3 松山弘平 浅見秀一
2018年12月28日 フィアーノロマーノ 牡4 1:21.4 川田将雅 高野友和
2019年12月28日 エイティーンガール 牝3 1:09.5 武豊 飯田祐史
2020年12月27日 ガゼボ 牡5 1:21.5 吉田隼人 石坂公一
2021年12月28日 ローレルアイリス 牝4 1:08.0 川又賢治 杉山佳明
2022年12月28日 エイシンスポッター 牡3 1:08.3 角田大河 吉村圭司
2023年12月28日 ボルザコフスキー 牡4 1:33.2 戸崎圭太 清水久詞

関連項目[編集]


Wikipedia-logo.svg このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・ファイナルステークスを利用して作成されています。変更履歴はこちらです。