「ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップ」の版間の差分

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特筆すべきは全ての競走に世界各国のGI競走と比べても高額の賞金が懸けられることであり、その資金をそれぞれの[[種牡馬]]のオーナーに1回の種付け料分の代金を負担させ資金を出した種牡馬の[[産駒]]のみに出走権を与えることで資金の多くを賄っている。一方で登録されている種牡馬以外の種牡馬の産駒の出走には多額の追加登録料が課せられるため、特にアメリカ国外からの移籍馬などは有力と目されても出走回避する例も少なくない。
 
特筆すべきは全ての競走に世界各国のGI競走と比べても高額の賞金が懸けられることであり、その資金をそれぞれの[[種牡馬]]のオーナーに1回の種付け料分の代金を負担させ資金を出した種牡馬の[[産駒]]のみに出走権を与えることで資金の多くを賄っている。一方で登録されている種牡馬以外の種牡馬の産駒の出走には多額の追加登録料が課せられるため、特にアメリカ国外からの移籍馬などは有力と目されても出走回避する例も少なくない。
  
現在では[[ロンシャンウィークエンド]][[ドバイミーティング]]などと並んで世界の最強馬が集う競走となっており、下半期の世界最高峰のレースとしてここを目標とする競走馬も多い。
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しかし[[2011年]]からは出走に必要な「プログラム」が大幅に変更・緩和され、出走が促される事になった<ref>[http://www.jairs.jp/contents/w_news/2010/19/2.html ブリーダーズカップ、登録プログラムを大幅変更(アメリカ)] - [[ジャパン・スタッドブック・インターナショナル]] 海外競馬ニュース [[2011年]][[1月26日]]閲覧</ref>。具体的には
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# 登録に必要な年間登録費の緩和。[[北半球]]の種牡馬所有者は種付け料の50%、[[南半球]]の種牡馬所有者は種付け料の25%に。また[[ヨーロッパ]]と南半球では産駒登録が不要になる。
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# [[トライアル競走]]である『[[ブリーダーズカップ・チャレンジ]]』の再整備。トライアル競走の勝ち馬は自動的にブリーダーズカップに優先出走権を得られるのは変わりないが、新たに出走に関わる費用(登録費の免除、輸送費用の一部負担)で優遇を受けられる。また北米での産駒にはボーナスとして1万ドルが支給される。
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# 2011年限定で「北米からの出走資格馬」を増やすため、登録外種牡馬の産駒でも特別登録料を支払えば出走できる制度を整備。
  
それまでの国際競走で世界の強豪が出走した[[ワシントンDCインターナショナル]]がブリーダーズカップ創設に伴い[[1995年]]に廃止された。
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かつてアメリカでは地域ごと(主に中部、東海岸、西海岸)の有力馬が、それぞれ拠点にしている地域のG1競走に出走していた。しかしブリーダーズカップの創設により、アメリカ全土から有力馬を集めるレースを行うことに成功した。それまでの国際競走で世界の強豪が出走した[[ワシントンDCインターナショナル]]はこの影響を受けて年々有力馬が集まらなくなり、[[1995年]]をもって廃止された。[[2002年]]からは[[全米サラブレッド競馬協会]](NTRA)代表ティム・スミスの提案により「世界最高クラスの競馬開催」という地位についての訴求力を強化するため、名称が「ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップ(Breeders' Cup World Thoroughbred Championships)」に変更された。
  
[[2002年]]からは[[全米サラブレッド競馬協会]](NTRA)の代表ティム・スミスが多くのスポーツファンに世界でも最高の水準を誇り、最も重要なサラブレッド競走であることをよく理解してもらえるよう名称を「ブリーダーズ・カップ・ワールド・サラブレッドチャンピオンシップ」(Breeders' Cup World Thoroughbred Championships)に変更。それに伴う個々の競走名に変更はない。
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現在では[[ロンシャンウィークエンド]][[ロイヤルアスコットレースミーティング]]、[[ドバイミーティング]]、[[香港国際競走]]などと並んで世界の有力馬が集う開催となっており下半期の目標としてブリーダーズカップ各競走を据える競走馬は各国に存在する。また、ドバイミーティングの創設以降遠ざかっていた「世界最高賞金開催」という地位も[[2007年]]より復権している。
  
[[2005年]]からは従来のプログラムを変更して競走の施行順の変更を行った。
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== 競走番組の変遷 ==
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創設当初は古馬中距離路線の有力馬で競われる「[[ブリーダーズカップ・クラシック|クラシック]]」を筆頭に3歳以上牝馬で競われる「[[ブリーダーズカップ・レディーズクラシック|ディスタフ]]」、それぞれ2歳牡・牝馬限定競走の「[[ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル|ジュヴェナイル]]」と「[[ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ|ジュヴェナイルフィリーズ]]」、短距離競走の「[[ブリーダーズカップ・スプリント|スプリント]]」、芝12ハロンで行われる「[[ブリーダーズカップ・ターフ|ターフ]]」、同8ハロンで行われる「[[ブリーダーズカップ・マイル|マイル]]」の7競走で行われていた。[[1999年]]に牝馬の芝路線有力馬で争う「[[ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ|フィリー&メアターフ]]」が新設され、この編成時点まで1日の開催で行われていた。
  
[[2007年]]より従来の8競走に加えて[[ダート]]の[[マイル]]戦「[[ブリーダーズカップ・ダートマイル|ダートマイル]]」、牝馬限定のダート短距離戦「[[ブリーダーズカップ・フィリー&メアスプリント|フィリー&メアスプリント]]」、2歳限定の芝「[[ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルターフ|ジュベナイルターフ]]」が追加されることが発表された。なおこれらの競走の追加によりブリーダーズカップは2日間の開催になりこれらの3競走が1日目、従来から行われている8競走が2日目に行われる。
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2007年1月にブリーダーズカップの拡大構想が発表され、[[2010年]]までに競走数が16まで増加される事が決定。まず2007年にダートのマイル戦「[[ブリーダーズカップ・ダートマイル|ダートマイル]]」、牝馬限定の短距離戦「[[ブリーダーズカップ・フィリー&メアスプリント|フィリー&メアスプリント]]」、芝の2歳限定戦「[[ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルターフ|ジュヴェナイルターフ]]」が追加され、従来1日の開催で行われていたブリーダーズカップは2日間開催となり、新設3競走が1日目、従来施行されていた競走が2日目の開催となった。
  
[[2008年]]からは[[芝]]の短距離戦「[[ブリーダーズカップ・ターフスプリント|ターフスプリント]]」、芝の2歳最強牝馬決定戦の「[[ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフ|ジュヴェナイルフィリーズターフ]]」、ダートの長距離戦「[[ブリーダーズカップ・マラソン|マラソン]]」の3競走が新たに加わり全14競走、初日5競走、2日目9競走の構成となる。また初日の5競走は全て牝馬限定戦となり、ブリーダーズカップ・ディスタフの名称が「レディーズクラシック」に変更された。
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さらに[[2008年]]からは[[芝]]の短距離戦「ターフスプリント」、芝の2歳牝馬限定戦「ジュヴェナイルフィリーズターフ」、ダートの12ハロン戦「マラソン」([[2009年]]より14ハロン)の3競走が新たに加わり全14競走、初日5競走・2日目9競走の構成となる。また初日は全て牝馬限定戦(2009年は牡馬にも出走資格があるマラソンが1日目に繰り上げられたので、全部とはいかなくなったが)の「レディースデー」となり、これを受けて「ディスタフ」の名称が「[[ブリーダーズカップ・レディーズクラシック]]」に変更された。
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2011年からは2歳限定の短距離戦「ジュヴェナイルスプリント」が追加され、全15競走となった。
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*2009年 サンタアニタパーク
 
*2009年 サンタアニタパーク
 
*2010年 チャーチルダウンズ
 
*2010年 チャーチルダウンズ
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== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==

2011年8月30日 (火) 01:38時点における版

ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップBreeders' Cup World Thoroughbred Championships)とは1984年に創設されたアメリカ競馬の祭典である。

概要

1970年代後半から始まっていた競馬人気の下降を食い止め、アメリカ競馬サークル内に活気をもたらすために創設された。ケンタッキー州ゲインズウェイ・ファームのオーナージョン・ゲインズが一日で多くのGI競走を行なう競馬の祭典の開催を発案。名称は創設当時は優勝賞金がブリーダーの資本から拠出していたことに由来する。

特筆すべきは全ての競走に世界各国のGI競走と比べても高額の賞金が懸けられることであり、その資金をそれぞれの種牡馬のオーナーに1回の種付け料分の代金を負担させ資金を出した種牡馬の産駒のみに出走権を与えることで資金の多くを賄っている。一方で登録されている種牡馬以外の種牡馬の産駒の出走には多額の追加登録料が課せられるため、特にアメリカ国外からの移籍馬などは有力と目されても出走回避する例も少なくない。

しかし2011年からは出走に必要な「プログラム」が大幅に変更・緩和され、出走が促される事になった[1]。具体的には

  1. 登録に必要な年間登録費の緩和。北半球の種牡馬所有者は種付け料の50%、南半球の種牡馬所有者は種付け料の25%に。またヨーロッパと南半球では産駒登録が不要になる。
  2. トライアル競走である『ブリーダーズカップ・チャレンジ』の再整備。トライアル競走の勝ち馬は自動的にブリーダーズカップに優先出走権を得られるのは変わりないが、新たに出走に関わる費用(登録費の免除、輸送費用の一部負担)で優遇を受けられる。また北米での産駒にはボーナスとして1万ドルが支給される。
  3. 2011年限定で「北米からの出走資格馬」を増やすため、登録外種牡馬の産駒でも特別登録料を支払えば出走できる制度を整備。

かつてアメリカでは地域ごと(主に中部、東海岸、西海岸)の有力馬が、それぞれ拠点にしている地域のG1競走に出走していた。しかしブリーダーズカップの創設により、アメリカ全土から有力馬を集めるレースを行うことに成功した。それまでの国際競走で世界の強豪が出走したワシントンDCインターナショナルはこの影響を受けて年々有力馬が集まらなくなり、1995年をもって廃止された。2002年からは全米サラブレッド競馬協会(NTRA)代表ティム・スミスの提案により「世界最高クラスの競馬開催」という地位についての訴求力を強化するため、名称が「ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップ(Breeders' Cup World Thoroughbred Championships)」に変更された。

現在ではロンシャンウィークエンドロイヤルアスコットレースミーティングドバイミーティング香港国際競走などと並んで世界の有力馬が集う開催となっており下半期の目標としてブリーダーズカップ各競走を据える競走馬は各国に存在する。また、ドバイミーティングの創設以降遠ざかっていた「世界最高賞金開催」という地位も2007年より復権している。

競走番組の変遷

創設当初は古馬中距離路線の有力馬で競われる「クラシック」を筆頭に3歳以上牝馬で競われる「ディスタフ」、それぞれ2歳牡・牝馬限定競走の「ジュヴェナイル」と「ジュヴェナイルフィリーズ」、短距離競走の「スプリント」、芝12ハロンで行われる「ターフ」、同8ハロンで行われる「マイル」の7競走で行われていた。1999年に牝馬の芝路線有力馬で争う「フィリー&メアターフ」が新設され、この編成時点まで1日の開催で行われていた。

2007年1月にブリーダーズカップの拡大構想が発表され、2010年までに競走数が16まで増加される事が決定。まず2007年にダートのマイル戦「ダートマイル」、牝馬限定の短距離戦「フィリー&メアスプリント」、芝の2歳限定戦「ジュヴェナイルターフ」が追加され、従来1日の開催で行われていたブリーダーズカップは2日間開催となり、新設3競走が1日目、従来施行されていた競走が2日目の開催となった。

さらに2008年からはの短距離戦「ターフスプリント」、芝の2歳牝馬限定戦「ジュヴェナイルフィリーズターフ」、ダートの12ハロン戦「マラソン」(2009年より14ハロン)の3競走が新たに加わり全14競走、初日5競走・2日目9競走の構成となる。また初日は全て牝馬限定戦(2009年は牡馬にも出走資格があるマラソンが1日目に繰り上げられたので、全部とはいかなくなったが)の「レディースデー」となり、これを受けて「ディスタフ」の名称が「ブリーダーズカップ・レディーズクラシック」に変更された。

2011年からは2歳限定の短距離戦「ジュヴェナイルスプリント」が追加され、全15競走となった。

長らく騎手に対する表彰が存在しなかったが通算8833勝を挙げた騎手のウィリー・シューメーカー2003年に死去したことに伴い、その功績を記念して同年より「シューメーカー賞」が創設。ブリーダーズカップ開催日を通じて最も顕著な働きを見せた騎手が記者投票で選出されるようになった。2008年からは着順ポイント制で競われる形となり、受賞者には賞金1万ドルが贈られる。

施行競走

1日目
施行 競走名 出走条件 施行コース 総賞金額
第1競走 ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルスプリント 2歳牡馬牝馬 ダート6f 50万ドル
第2競走 ブリーダーズカップ・マラソン G2 3歳以上 ダート14f 50万ドル
第3競走 ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフ G2 2歳牝馬 芝8f 100万ドル
第4競走 ブリーダーズカップ・フィリー&メアスプリント G1 3歳以上牝馬 ダート7f 100万ドル
第5競走 ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ G1 2歳牝馬 ダート8.5f 200万ドル
第6競走 ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ G1 3歳以上牝馬 芝10f 200万ドル
第7競走 ブリーダーズカップ・レディーズクラシック G1 3歳以上牝馬 ダート9f 200万ドル
2日目
施行 競走名 出走条件 施行コース 総賞金額
第2競走 ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルターフ G1 2歳牡馬騸馬 芝8f 100万ドル
第3競走 ブリーダーズカップ・スプリント G1 3歳以上 ダート6f 200万ドル
第4競走 ブリーダーズカップ・ターフスプリント G2 3歳以上 芝6.5f 100万ドル
第5競走 ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル G1 2歳牡馬騸馬 ダート8.5f 200万ドル
第6競走 ブリーダーズカップ・マイル G1 3歳以上 芝8f 200万ドル
第7競走 ブリーダーズカップ・ダートマイル G1 3歳以上 ダート8f 100万ドル
第8競走 ブリーダーズカップ・ターフ G1 3歳以上 芝12f 300万ドル
第9競走 ブリーダーズカップ・クラシック G1 3歳以上 ダート10f 500万ドル

ターフとクラシックはワールドレーシング・チャンピオンシップの対象競走に指定。施行コースは現在は上記の通りであるが施行コースが設定できない場合、至近距離で施行される場合があり流動的に変更される(ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフは芝11fで行われるケースも多い)。

歴史

  • 1984年 創設。
  • 1988年
    • ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルでダレル・ウェイン・ルーカスが調教師として3連覇。
    • ブリーダーズカップ・マイルでミエスク(Miesque)が連覇。
  • 1990年 ブリーダーズカップ・ディスタフでバヤコア(Bayakoa)が連覇。
  • 1993年 ブリーダーズカップ・マイルでルアー(Lure)が連覇。
  • 1998年 ブリーダーズカップ・マイルでダホス(Da Hoss)で同競走2勝目を挙げる。
  • 1995年 ブリーダーズカップ・クラシックでジェリー・ベイリーが騎手として3連覇。
  • 1996年 初のアメリカ国外であるカナダで開催。
  • 1998年 ブリーダーズカップ・スプリントでコーリー・ナカタニが騎手として3連覇。
  • 1999年 ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフを新設。
  • 2001年 ブリーダーズカップ・クラシックでティズナウ(Tiznow)が連覇。
  • 2003年
    • ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズでジェリー・クローンが女性騎手として初制覇。
    • ブリーダーズカップ・ターフでハイシャパラル(High Chaparral)とジョハー(Johar)が史上初の同着優勝。
    • ブリーダーズカップ・ターフでハイシャパラルが連覇。
  • 2006年 ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフでウィジャボードが同競走2勝目。
  • 2007年 ブリーダーズカップ・ダートマイル、ブリーダーズカップ・フィリー&メアスプリント、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルターフを新設。
  • 2008年
    • ブリーダーズカップ・ターフスプリント、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフ、ブリーダーズカップ・マラソンを新設。
    • 人工馬場敷設のサンタアニタパーク競馬場で開催。ダート設定の各競走がプロライド素材の馬場で施行される。
  • 2009年
    • ブリーダーズカップ・ダートマイル、ブリーダーズカップ・フィリー&メアスプリントがG1に、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルターフがG2に格付けされる。
    • サンタアニタパークで史上初の2年連続開催。

各年の開催地

脚注

  1. ブリーダーズカップ、登録プログラムを大幅変更(アメリカ) - ジャパン・スタッドブック・インターナショナル 海外競馬ニュース 2011年1月26日閲覧

関連項目

外部リンク

  • Breeders' Cup - NTRA内のブリーダーズカップサイト
  • Racing Series - ワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップ
ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップ
BCジュヴェナイルターフスプリント | BCジュヴェナイルターフ | BCダートマイル | BCジュヴェナイルフィリーズターフ | BCディスタフ | BCジュヴェナイルフィリーズ | BCフィリー&メアターフ | BCフィリー&メアスプリント | BCターフスプリント | BCジュヴェナイル | BCターフ | BCスプリント | BCマイル | BCクラシック
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