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'''ポケットモンスター''' (''POCKET MONSTERS'') は、[[任天堂]]および[[株式会社ポケモン]]発売(作品によって異なる)[[ゲームソフト]]の名前であり、その作品に登場する架空の生き物の総称であり、それらを題材にしたアニメを始めとする[[メディアミックス]]作品群である。略称及び漢字圏以外での呼称は「'''ポケモン''' (''Pokémon'') 」。
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{{特殊文字|説明=Pokemonのeに[[アクセント記号]]「[[アキュート・アクセント]]」がついた([[é]])もの}}
{{ネタバレ}}
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'''ポケットモンスター'''''POCKET MONSTERS'')は、[[ポケモン (企業)|株式会社ポケモン]](発売当初は[[任天堂]])から発売されている[[ゲームソフト]]シリーズの名称であると同時に、同作品に[[ポケットモンスター (架空の生物)|登場する架空の生き物]]の総称であり、それらを題材にした[[ポケットモンスター (アニメ)|アニメ]]を始めとする[[メディアミックス]]作品群を示す。
  
== 概要解説 ==
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略称及び漢字圏以外での呼称は「'''ポケモン'''(''Pokémon'')」。「[[モンスターボール]]に入ると[[ポケット]]に入るから、ポケモン」という[[愛称]]が付けられている<ref name="Pokemon-story-101">[[畠山けんじ]][[久保雅一]]『ポケモンストーリー』日経BP出版センター、2000年(ISBN 4822241998)、101頁。</ref>。
[[1996年]][[2月27日]]に発売された『[[ポケットモンスター 赤・緑]]』は小学生を中心に口コミから火が点き大ヒットとなった。後に他機種を含め続編や関連ゲーム、関連製品が数多く発売されており、2007年9月現在で同タイトルを冠したソフトの売り上げは世界で1億6400万本以上となった。これはゲームキャラクター毎のシリーズ別で比較した場合、世界第2位の数値となる(1位は[[マリオシリーズ]]の1億9300万本以上)<ref>『[[:en:The Independent|The Independent]]』の発表による</ref>。
+
  
また、関連商品の売上は全世界で累計250億ドル以上にも及ぶ<ref>「『ポケモン』発売から10年」『[[日経MJ|日経流通新聞MJ]]』2006年4月7日付、11面。</ref>。
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== 概説 ==
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[[1996年]][[2月27日]]に[[ゲームボーイ]]用ソフト『[[ポケットモンスター 赤・緑]]』が発売された。開発元は[[ゲームフリーク]]、コンセプトメーカーにしてディレクターを務めたのは、同社代表取締役でもある[[田尻智]]。この作品が[[小学生]]を中心に、[[口コミ]]から火が点き大ヒットとなり、以降も多くの続編が発売されている([[ポケットモンスター (ゲーム)]]参照)。ゲーム本編作品だけでなく、派生作品や関連作品が数多く発売されている(『[[ポケモン不思議のダンジョン]]』、『[[ポケットピカチュウ]]』など)。
  
開発元は[[ゲームフリーク]]、コンセプトメーカーにしてディレクターを務めたのは同社代表取締役でもある[[田尻智]][[ポケットモンスター (ゲーム)]]参照)。
+
ポケモンはゲームのみならず、[[アニメ化]][[キャラクター]]商品化、[[カードゲーム]]化され、日本国外でも人気を得ている。そしてその人気は現在に至るまで継続している。
  
[[1997年]][[4月1日]]より[[テレビ東京]]系列にて[[アニメ]]化もされており、主人公サトシ及びその仲間と彼らのポケモン達による冒険物語として大好評を博す([[ポケットモンスター (アニメ)]]参照)。
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2011年現在で同タイトルを冠したゲームソフトの販売本数は、全世界で2億3000万本以上に達する<ref name="C">「オトナファミpokemon」 [[エンターブレイン]]刊</ref>。本シリーズのみの場合は[[2011年]]時点での最新作、ニンテンドーDS『ブラック・ホワイト』までの17作品で1億6000万本以上となる<ref>{{Cite web|date=2006-05-26|url=http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2006/060526.pdf|title= 2005年度 第66期 (2006年3月期) 決算説明会資料|publisher=任天堂|language=日本語|accessdate=2011-09-26}}</ref><ref>{{Cite web|date=2009-05-08|url=http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2009/090508.pdf|title=2008年度 第69期 (2009年3月期)決算説明会資料|publisher=任天堂|language=日本語|accessdate=2011-09-26}}</ref><ref>{{Cite web|date=2011-04-26|url=http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2011/110426.pdf|title=任天堂株式会社2011年3月期決算説明会(2011年4月26日開催)参考資料|publisher=任天堂|language=日本語|accessdate=2011-04-26}}</ref><ref>{{Cite web|date=2011-07-29|url=http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2011/110729.pdf|title=任天堂株式会社2012年3月期決算説明会(2011年7月29日開催)参考資料|publisher=任天堂|language=日本語|accessdate=2011-08-03}}</ref>。これはRPGシリーズとしては世界一の販売本数となる。この数字をゲームキャラクター毎のシリーズ別で比較した場合、世界第2位の数値であり(1位は[[マリオシリーズ]]の2億6000万本以上)<ref>『[[:en:The Independent|The Independent]]』の発表による</ref>、ゲームを含めた関連市場(いわゆるポケモン市場)は年間で全世界3兆5000億円規模となっている<ref name="C"/>。
  
多数登場するポケモンのキャラクター性も重要な要素の一つであり、中でもアニメの影響で[[ピカチュウ]]が様々な製品に取り上げられている。現在までに「発見」されているポケモンの数は'''{{NUMBEROFPOKEMON}}種'''となっている([[ポケットモンスター (架空の生物)]]参照)。
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多数登場するポケモンのキャラクター性も重要な要素の一つであり、中でもアニメの影響で[[ピカチュウ]]は様々な製品に取り上げられている。現在までに「発見」されているポケモンの数は{{NUMBEROFPOKEMON}}種となっている。[[デオキシス]]や[[ミノムッチ]]、[[アンノーン]]など、細かく分けた場合は670匹を超える([[ポケットモンスター (架空の生物)]]参照)。
  
また、ポケモンバトルの戦術性の高さを再現した[[トレーディングカードゲーム]](TCG)『ポケモンカード』シリーズも制作されており、TCGプレイヤー層も巻き込んでファンを広げた([[ポケモンカードゲーム]]参照)。
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[[1997年]][[4月1日]]より[[テレビ東京]]系列にて[[テレビアニメ]]が放送開始、主人公[[サトシ (アニメポケットモンスター)|サトシ]]及び、その仲間と彼らのポケモン達による冒険物語を描き、15年以上続く長寿番組となる([[ポケットモンスター (アニメ)]]参照)。
  
一方、アニメコンテンツが充実した頃を境に[[アメリカ合衆国|アメリカ]]をはじめとする国々にも “''Pok&eacute;mon''”の名称で商品展開を開始し、ゲーム・アニメともに好調な成績を収めている。
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ポケモンバトルの戦術性の高さを再現した[[トレーディングカードゲーム]] (TCG) 『[[ポケモンカードゲーム|ポケモンカード]]』シリーズも制作されており、TCGプレイヤー層も巻き込んでファンを広げた([[ポケモンカードゲーム]]参照)。
  
現在では[[メディアミックス]]あるいは国際的にも通用するキャラクター戦略の成功例として、日本経済新聞に紹介され、注目されている。[[日本経済新聞]]社主催の経済セミナーなどでポケモンをテーマとして講演をすることもある。
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なお、略称及び漢字圏以外での呼称である「ポケモン」は、ポケモン関係の商品を扱った事業を展開する会社名「[[ポケモン (企業)|株式会社ポケモン]]」にも使われている。
 
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また、略称及び漢字圏以外での呼称である「ポケモン」は、ポケモン関係の商品を扱った事業を展開する会社名「[[ポケモン (企業)|株式会社ポケモン]]」にも使われている。
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== RPG作品としての『ポケットモンスター』 ==
 
== RPG作品としての『ポケットモンスター』 ==
『ポケットモンスター』シリーズは、「ポケットモンスター(以下ポケモン)」という不思議な生き物が生息する世界において、ポケモンを自らのパートナーとしてポケモン同士のバトルを行う「ポケモントレーナー」達の闘いを描く[[コンピューターRPG|RPG]]である。
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=== 内容 ===
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『ポケットモンスター』シリーズは、「ポケットモンスター(以下ポケモン)」という不思議な生き物が生息する世界において、ポケモンを自らのパートナーとしてポケモン同士のバトルを行う「ポケモントレーナー」達の冒険を描く[[コンピュータRPG|RPG]]である。
  
プレイヤーはポケモントレーナーとして、その頂点を目指し、ゲーム世界中の主人公となって彼(彼女)が捕獲するポケモン達を育てながら、物語の謎と、ポケモン図鑑を完成させたり、ポケモントレーナー達や野生のポケモンそして友達との無数のバトルに挑む。さらに、友達と対戦したりポケモンを交換できる通信機能がある。システム面などにおける詳細は[[ポケットモンスター (ゲーム)]]を参照。
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主人公(プレイヤー)は、[[ポケットモンスターの用語一覧#ポケモンに関する職業|ポケモントレーナー]]となり世界を旅することになる。ゲーム内に存在する他のポケモントレーナーとの対戦を多数交え、[[バッジ (ポケットモンスター)|ジムバッジ]]を集めることでポケモンリーグの出場条件を得て、ポケモントレーナーの頂点を目指す。また、多くのポケモンを捕まえることで[[ポケモン図鑑]]の完成を目指すなどの目的がある。片田舎に暮らす主人公が各地を旅し、ライバルとの対決・さまざまな街での人々との出会い・ポケモンとの出会いと育成などのストーリーは、少年・少女時代の思い出に近いなど大人でも楽しめる深いものでもある。さらに、友達と対戦したりポケモンを交換できる通信機能がある。
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また、過去にこのゲームでは非常にバグが多くバグやツールを利用したチートが多く存在する。
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システム面などにおける詳細は[[ポケットモンスター (ゲーム)]]を参照。
詳しくは[[チート]]を参照。
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赤、緑や金銀などの作品においてはコンピュータを利用してゲーム内容を改造し変えるツールなどが存在している。
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=== シリーズ一覧 ===
 
=== シリーズ一覧 ===
日本では以下の各バージョンが発売・発表されている。()内は発売日と対応機種を表している。
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ゲーム本編作品としては、日本では以下の各バージョンが発売・発表されている。カッコ内は発売日と対応機種を表している。
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追加要素を含んだ新バージョン(『[[ポケットモンスター 赤・緑|青]]』、『[[ポケットモンスター 赤・緑|ピカチュウ]]』、『[[ポケットモンスター 金・銀|クリスタル]]』、『[[ポケットモンスター ルビー・サファイア|エメラルド]]』、『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|プラチナ]]』)や、[[リメイク]]作品(『[[ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン|ファイアレッド・リーフグリーン]]』、『[[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー|ハートゴールド・ソウルシルバー]]』)なども発売されている。
  
 
* 『'''赤・緑'''』'''系バージョン'''
 
* 『'''赤・緑'''』'''系バージョン'''
 
** [[ポケットモンスター 赤・緑]]([[1996年]][[2月27日]]、[[ゲームボーイ]])
 
** [[ポケットモンスター 赤・緑]]([[1996年]][[2月27日]]、[[ゲームボーイ]])
** [[ポケットモンスター 赤・緑#『ポケットモンスター 青』|ポケットモンスター 青]]([[1996年]][[10月15日]]、ゲームボーイ)([[コロコロコミック]]での応募開始日。一般販売は[[1999年]][[10月10日]]
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** [[ポケットモンスター 赤・緑#『ポケットモンスター 青』|ポケットモンスター 青]]([[1996年]][[10月15日]]〈『[[月刊コロコロコミック]]』での応募開始日。一般販売は[[1999年]][[10月10日]]〉、ゲームボーイ)
 
** [[ポケットモンスター 赤・緑#『ポケットモンスター ピカチュウ』|ポケットモンスター ピカチュウ]]([[1998年]][[9月12日]]、ゲームボーイ)
 
** [[ポケットモンスター 赤・緑#『ポケットモンスター ピカチュウ』|ポケットモンスター ピカチュウ]]([[1998年]][[9月12日]]、ゲームボーイ)
 
** [[ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]([[2004年]][[1月29日]]、[[ゲームボーイアドバンス]])
 
** [[ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]([[2004年]][[1月29日]]、[[ゲームボーイアドバンス]])
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** [[ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ|Let's Go! ピカチュウ・イーブイ]](2018年11月16日、Nintendo Switch)
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*** 「ポケットモンスター ピカチュウ」をベースとしたリメイク作品。
 
* 『'''金・銀'''』'''系バージョン'''
 
* 『'''金・銀'''』'''系バージョン'''
 
** [[ポケットモンスター 金・銀]]([[1999年]][[11月21日]]、ゲームボーイ・[[ゲームボーイカラー]]共通)
 
** [[ポケットモンスター 金・銀]]([[1999年]][[11月21日]]、ゲームボーイ・[[ゲームボーイカラー]]共通)
** [[ポケットモンスター 金・銀|ポケットモンスター クリスタルバージョン]]([[2000年]][[12月14日]]、[[ゲームボーイカラー]]専用)
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** [[ポケットモンスター 金・銀#ポケットモンスター クリスタルバージョン|ポケットモンスター クリスタルバージョン]]([[2000年]][[12月14日]]、ゲームボーイカラー専用)
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** [[ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー]]([[2009年]][[9月12日]]、[[ニンテンドーDS]]
 
* 『'''ルビー・サファイア'''』'''系バージョン'''
 
* 『'''ルビー・サファイア'''』'''系バージョン'''
 
** [[ポケットモンスター ルビー・サファイア]]([[2002年]][[11月21日]]、[[ゲームボーイアドバンス]])
 
** [[ポケットモンスター ルビー・サファイア]]([[2002年]][[11月21日]]、[[ゲームボーイアドバンス]])
** [[ポケットモンスター ルビー・サファイア|ポケットモンスター エメラルド]]([[2004年]][[9月16日]]、ゲームボーイアドバンス)
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** [[ポケットモンスター ルビー・サファイア#エメラルド|ポケットモンスター エメラルド]]([[2004年]][[9月16日]]、ゲームボーイアドバンス)
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** [[ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア|オメガルビー・アルファサファイア]](2014年11月21日、ニンテンドー3DS)
 
* 『'''ダイヤモンド・パール'''』'''系バージョン'''
 
* 『'''ダイヤモンド・パール'''』'''系バージョン'''
** [[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]([[2006年]][[9月28日]][[ニンテンドーDS]])
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** [[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]([[2006年]][[9月28日]]、ニンテンドーDS)
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** [[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール#プラチナ|ポケットモンスター プラチナ]]([[2008年]][[9月13日]]、ニンテンドーDS)
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* 『'''ブラック・ホワイト'''』'''系バージョン'''
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** [[ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]([[2010年]][[9月18日]]、ニンテンドーDS<ref>[[ニンテンドーDSi|DSi・DSi LL]]対応の機能あり。</ref>
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** [[ポケットモンスター ブラック・ホワイト#ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2|ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]([[2012年]][[6月23日]]、ニンテンドーDS)
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* 『'''X・Y'''』'''系バージョン'''
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** [[ポケットモンスター X・Y]]([[2013年]][[10月12日]]、ニンテンドー3DS)
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* 『'''サン・ムーン'''』'''系バージョン'''
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** [[ポケットモンスター サン・ムーン|サン・ムーン]](2016年11月18日、ニンテンドー3DS)
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** [[ポケットモンスター サン・ムーン#ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン|ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]](2017年11月17日、ニンテンドー3DS)
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* 『'''ソード・シールド'''』'''系バージョン'''
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** [[ポケットモンスター ソード・シールド]](2019年11月15日、Nintendo Switch)
  
 
=== ゲーム開発の背景とヒットまでの経緯 ===
 
=== ゲーム開発の背景とヒットまでの経緯 ===
==== 難産だった開発 ====
+
==== ポケモン前史 ====
制作を指揮した[[田尻智]]は、ポケモンをつかまえて集めるというこのゲームの根本的な発想の原点が「子供の頃に昆虫採集をして遊んだ体験」にあると述べている。
+
収集・育成を楽しむ趣味や遊びは以前から存在していた。[[1971年]] - [[1972年]]に「[[仮面ライダースナック]]」の[[仮面ライダーカード]]のコレクションブームがある。
また、捕まえたポケモンをいわば子分のように従え強く育てるという図式も、苦労してポケモン達を集めた末にコレクションを完成させるという図式も、同様の年代の子供たちに魅力的に映る原風景であると言える。<!--後にその一方で、これは人間本意な図式にすぎないという<大人の視点>のような批判もなされている(しかし、ゲームのストーリーには、ポケモンを単なる「子分」や「道具」として用いる見方を戒める具体的エピソードも多く含まれている)。-->
+
  
[[1989年]]発売されたゲームボーイは、携帯機の特性上、パズルやアクションゲーム向けと見られていた。実際そうしたゲームは多数発売されたが、田尻は[[スクウェア (ゲーム会社)|スクウェア]]のRPG『[[魔界塔士Sa・Ga|魔界塔士 Sa・Ga]]』の成功を見て、携帯機でもアクションでない分野を追求できると気づいた<ref>([http://www.nintendo.co.jp/nom/0007/taidan1/page02.html][[田尻智]]さん(ゲームフリーク)VS[[石原恒和]]さん(クリーチャーズ)対談 前編 b.ポケモンを作る前に</ref>。こうしてポケモンの枠組みが決まった。
+
[[1986年]]には、[[ファミリーコンピュータ|ファミコン]]で『[[ドラゴンクエスト]]』が、[[1987年]]には『[[ファイナルファンタジー]]』が発売されており、ポケモン発売の[[1996年]]までに多くの続編も発売され、その後も続く人気[[ロールプレイングゲーム|ロールプレイングゲーム(RPG)]]シリーズとして定着している。
  
ゲームフリークのスタッフはこれらの基本的な構造を、市場に受け入れられる形になるよう、また先行するRPG作品に対して独自性を発揮するよう、慎重につなぎ合わせてまとめ上げ、ほのぼのとして包容力のある世界観の構築、そしてセンスに満ちた言語感覚のテキストなどで、小気味よく表現しようとした。このころまでの仮題は、「'''カプセルモンスター'''」(田尻案)だった。しかし、商標権の問題で商品名に使えない、略した時に「カプモン」となり語呂が悪い、などの理由から、現在の名称に変えられた。
+
[[1988年]] - [[1993年]]には[[ロッテ]]の『[[ビックリマン]]チョコ』が、第10代目の天使悪魔シリーズのシール集めで爆発的なブームとなった。[[小学館]]は自社の雑誌『[[月刊コロコロコミック]]』や[[アニメ]]を含む、大規模なメディアミックス戦略でこのブームを後押ししていた。この路線で、作り込み・対戦型おもちゃ[[ミニ四駆]]や収集・対戦型おもちゃ[[バーコードバトラー]]、さらにはポケモンブームを後押しすることになる。
  
しかし企画の立案から完成までには6年もの歳月を要し、その間にもしばしばプロジェクトは休止した。1995年頃までに、『[[MOTHER2 ギーグの逆襲|MOTHER2]]』を制作した[[エイプ (ゲーム会社)|エイプ]]から新会社[[クリーチャーズ]]の社長に就任した[[石原恒和]](現・株式会社ポケモン代表取締役社長)が全体をまとめて方向付けを行う役を担うようになり、[[ゲームフリーク]]と開発委託契約を結んで、プロデューサーとして数々の企画を[[任天堂]]などへと提案していく火付け役となった。そして当初から開発を支援した任天堂もまた、完成をねばり強く待ち続けた。
+
[[1989年]]、ポケモンの生みの親である[[田尻智]]が「[[ゲームフリーク]]」を設立。同年にはゲームフリーク初のゲーム作品『[[クインティ]]』を[[ナムコ]]から発売した。『クインティ』は「めくる」という動詞をコンセプトとしたゲームである。
  
==== 光明に賭けた挽回策 ====
+
ゲームフリーク設立と同じ1989年、任天堂から[[ゲームボーイ]](GB)が発売。携帯機の特性上、ゲームボーイは当初パズルやアクションゲーム向けの機種と見られており、実際にそうしたゲームも多数発売されたが、田尻は[[スクウェア (ゲーム会社)|スクウェア]]のRPG『[[魔界塔士Sa・Ga]]』の成功を見て、携帯機でもアクションでない分野を追求できることに気づいた<ref>[[田尻智]]さん(ゲームフリーク)VS[[石原恒和]]さん(クリーチャーズ)対談 前編 [http://www.nintendo.co.jp/nom/0007/taidan1/page02.html b.ポケモンを作る前に] - 任天堂オンラインマガジン2000年7月号。</ref>。
発売の迫った1995年から1996年当時、[[ゲームボーイ]]のみに限らず[[携帯型ゲーム|携帯型ゲーム機]]市場は既に衰退の途にあった。[[ゲームギア]]などカラー表現が可能な後続機種もほぼ終息状態にあり、[[テレビゲーム]]には「次世代機」と銘打って[[プレイステーション]][[セガサターン]]が登場し、発売から丸6年が経っていたゲームボーイは次第に時代遅れと見られ始めていた。事実、『ポケットモンスター』発売直後の時点で、GBにて発売が予定されていたゲームソフトはわずか3タイトルである。また市場にはRPGだけでも既に幾十幾百の作品が並び、まして[[ゲームボーイ]]でリリースされる『ポケットモンスター』は、その一つとして埋もれてしまうと見られていた。
+
  
その状況を打破した大きな要因の1つが通信機能であり、また2バージョン同時リリースという当時としては大胆な手法であった。
+
田尻はとりわけゲームボーイの通信機能に着目し、「交換する」という動詞をコンセプトにしたゲームの着想を得る。また田尻は『[[ウルトラセブン]]』のファンでもあり、同作のカプセル怪獣からも着想<ref>ポケモンの魔力</ref>を得て、「'''カプセルモンスター'''」というRPGの企画書を書き上げた。
  
元々ゲームフリークのスタッフが仕掛けたコンセプトは、当時まだゲームボーイですらろくに着目されていなかった「収集、育成、対戦、交換」というゲーム要素を徹底的に遊ばせようという目論見でもあり、それを支えるべく、ゲームボーイの通信機能をフル活用して「2つのバージョンの間、または友達のソフトとの間で通信を行わないとポケモン図鑑が完成しない」「(強制ではないが)''自分が育てたポケモンで''友達と対戦できる」という仕様を盛り込んでいた。
+
田尻の企画した「カプセルモンスター」は[[カプセルトイ]]のようなケースに入ったモンスターが、[[通信ケーブル (ゲームボーイ)|通信ケーブル]]を行き来するというものであった。田尻はこの企画書を任天堂に持ち込み、それを受け任天堂は開発費の援助を決定した。[[1990年]]秋の事である。
  
また個々のプレイデータには個別のIDと主人公の名前が与えられ、所有するポケモンに対して「親ID」<!-- 金銀まで: 00000~65535 =65536個、GBA以降: 0000-00000~FFFF-65535 =4294967296=2^32 個 -->として働き個々のポケモンをさらに個性化する、という仕様も持たせた。当初はプレイヤーIDによってソフト1本ごとに登場するポケモンが異なるという仕様だったが、複雑になりすぎるということで[[任天堂]]の[[宮本茂]]の提案により2バージョンに分けて発売する手法がとられた。
+
後に「カプセルモンスター」の名称は、商標権の問題で商品名に使えないこと・略した時に「カプモン」となり語呂が悪いという理由などから、現在の「ポケットモンスター」(略して「ポケモン」)に改められた。
  
そして当時の主流に比べかなり大容量のバックアップメモリを搭載する仕様に切り替え、150種類全てのポケモンを保存することが可能になった。そうした紆余曲折の末に、『赤・緑』は1995年末に完成を迎えた。
+
==== 開発 ====
 +
「ポケモン」の納期は当初[[1991年]]末だったが、RPGの開発経験が不足していたことやゲームで最も重要な要素である「交換する」ということへの動機付けを見つけられず、納期を超過した。その間不足した資金を補うため他のゲームを開発するなどの理由で、ポケモンの開発はしばしば中断された。1995年頃までに、『[[MOTHER2 ギーグの逆襲|MOTHER2]]』を制作した[[エイプ (ゲーム会社)|エイプ]]から新会社[[クリーチャーズ]]の社長に就任した[[石原恒和]](現・株式会社ポケモン代表取締役社長)が全体をまとめて方向付けを行う役を担うようになった、また、ゲームフリークと開発委託契約を結び、石原自身がプロデューサーとして数々の企画を[[任天堂]]などへと提案していく火付け役ともなった。当初から開発を支援していた任天堂も、製品の完成を粘り強く待ち続けた。
  
[[任天堂]]がついにGoサインを出し発売した『ポケットモンスター』の販売手法は、発売当初はあこぎな商売とすら揶揄されたが、ユーザーたちのプレイ現場という草の根の場で、制作側の期待や予測を越えた爆発的な好循環を生んだ。「収集、育成、対戦、交換」というゲーム要素が、ユーザー間のコミュニケーションにより加速した結果である。
+
ゲームフリークの制作陣は、当時まだ着目されていなかった「収集、育成、対戦、[[交換]]」という要素を徹底的に遊ばせようという方針を定めていた。ポケットモンスターに盛り込まれた、ゲームボーイの通信機能を活用して「別のソフトとの間で通信を行わないと[[ポケモン図鑑]]が完成しない」「(強制ではないが)''自分が育てたポケモンで''友達と対戦できる」という仕様はその方針を支える為にある。
  
こうして、「ROMカートリッジの中だけに閉じてはいないゲーム世界」を体現して見せた『ポケットモンスター』は、押しも押されもせぬヒット作品としての道を歩み始めた。初回出荷本数は23万本強に過ぎなかったというが、ゲームボーイ向け『赤・緑』系全体で最終的に1000万本を優に超したとされている。
+
個々のプレイデータには個別のID(数字)と主人公の名前が与えられ、所有するポケモンに対して「親ID」として働き個々のポケモンをさらに個性化する、という仕様も持たせた。当初はプレイヤーIDによってソフト1本毎に登場するポケモンが異なるという仕様だったが、複雑になりすぎるということで[[任天堂]]の[[宮本茂]]の提案により、2種類に分けて発売する手法が採られた。また当時の主流に比べかなり大容量のバックアップメモリを搭載する仕様に切り替える事で、150種類全てのポケモンの保存が可能になった。そして1995年12月21日の発売予定を1996年2月27日に繰り下げた後に、開発開始から6年経って『ポケットモンスター 赤・緑』は発売を迎えた。
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==== 発売 ====
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1996年当時、[[ゲームボーイ]]に限らず[[携帯型ゲーム|携帯型ゲーム機]]市場は停滞状態を迎えていた。[[ゲームギア]]などカラー表現が可能な後続機種もほぼ終息状態にあり、[[テレビゲーム]]には「次世代機」と銘打って[[プレイステーション]]や[[セガサターン]]が登場し、発売から丸6年が経っていたゲームボーイは次第に時代遅れと見られ始めていた。事実、『ポケットモンスター』発売直後の時点でGBにて発売が予定されていたゲームソフトはわずか3タイトルのみとなっていた。
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市場にはRPGだけでも既に多くのゲーム作品が発売されており、さらに「過去の機種」であったゲームボーイでリリースされる『ポケットモンスター』もさほど大きな期待を持たれず、初回出荷本数は23万本強に過ぎなかった。また、2色同時発売という販売手法は、当初は「あこぎな商売」とすら揶揄された。しかし、「収集、育成、対戦、交換」というゲーム要素は徐々にユーザーたちの支持を得ていき、さらにユーザー間の口コミで爆発的なヒットに繋がる。結果的にポケモンは制作側の期待や予測を越えた大ヒットを記録した。販売本数はゲームボーイ向け『赤・緑・青』で最終的に1023万本となっている。
  
 
==== 「ポケモン後」の市場の変化 ====
 
==== 「ポケモン後」の市場の変化 ====
『ポケットモンスター』発売以降、ゲームボーイ市場、引いてはコンシューマーゲーム市場そのものは大きく変化した。
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『ポケットモンスター』発売以降ゲームボーイ市場、ひいては[[消費者|コンシューマー]]ゲーム市場そのものは大きく変化した。
  
後続のゲームソフトはこぞって「収集、育成、対戦、交換」の要素を盛り込み、また2バージョン同時リリースの手法を採る作品も現れるなど、二匹目のドジョウを狙った。任天堂自身もその手のゲームの開発に力を注いだ他、「ポケモン頼み」のラインナップに切り替えるなどの露骨な路線を歩んだ時期もあった。
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後続のゲームソフトはこぞって「収集、育成、対戦、交換」の要素を盛り込み、また2バージョン同時リリースの手法を採る作品も現れるなど、二匹目のドジョウを狙った。任天堂自身もその手のゲームの開発に力を注いだ他、「ポケモン頼み」のラインナップに切り替えるなどの路線を歩んだ時期もあった。しかし前者については、各社において販売本数に如実な差が付き、結局はゲームソフトの商品力が販売力を決めることを再認識させる結果となった。また後者については、[[任天堂]]のユーザーが低年齢化に偏る結果となってしまった。
  
しかし、派生作品の購入のさせ方が巧妙という批判が相次いでいる。2006年度の映画で配られた[[マナフィ]]はDSと[[ポケモンレンジャー]]を持っていないとゲットできなかった。
+
本作のアニメ放映開始後には女子のファンを獲得<ref>少女漫画誌『[[ちゃお]]』でのコミカライズも始まったのもこの頃である。また、『クリスタル』からは女の子の主人公を選ぶことができるようになった。</ref>し、ゲームボーイのユーザーに女子を呼び込んだ。これ以降はゲームボーイに限らず、任天堂の携帯ゲーム機に女性ユーザーが増加した。
  
== アニメ ==
+
== メディアミックス・関連商品 ==
アニメも放送されており、長寿番組化しつつあるが、一種の事件([[ポリゴン#ポリゴン事件|ポリゴン事件]])をきっかけに一時停止していたことがあった。詳しくは[[wiki:ポケットモンスター (アニメ)|Wikipediaのポケモンアニメの記事]]等を参照してみるといいだろう。
+
=== アニメ ===
 +
1997年から放送されている[[テレビアニメ]]シリーズ。
  
=== 劇場版 ===
+
{{see|ポケットモンスター (アニメ)}}
テレビシリーズとのギャップを感じる優れたCG映像処理や、毎年出演する豪華なゲストが特徴。
+
  
詳細は[[wiki:ポケットモンスター (劇場版)|ポケットモンスター (劇場版)]]を参照。
+
==== OVA ====
 +
1998年から発売されている[[OVA]]シリーズ。
  
=== 年末特番 ===
+
{{see|ポケットモンスター (OVA)}}
年末に公開された長編作品。
+
* [[wiki:ポケットモンスター ミュウツー! 我ハココニ在リ]] - [[2000年]][[12月30日]]公開。
+
* [[wiki:ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説]] - [[2001年]][[12月30日]]公開。
+
  
=== 10周年記念特別アニメ ===
+
==== 劇場版 ====
* 戦慄のミラージュポケモン Mastermind of mirage pokemon
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1998年から公開されている[[アニメーション映画|劇場版アニメ]]シリーズ。
** 2006年10月13日(金)17:00~10月31日(火)24:00 初のポケモンネット配信限定アニメ
+
 
** 2006年4月に10周年を記念し、アメリカで放送された。
+
{{see|ポケットモンスター (劇場版)}}
* ポケモン不思議のダンジョン 出動ポケモン救助隊ガンバルズ!
+
 
** 2007年3月23日から5月14日 ポケモンネット配信限定アニメ第2弾 Yahoo!の動画コンテンツで配信が行なわれた。
+
==== 関連番組 ====
** 2006年9月8日に北米でのゲーム『ポケモン不思議のダンジョン』発売にさきがけてアメリカにて放送された。
+
いずれも[[バラエティ番組]]。地域によってはアニメの[[再放送]]が挿入されることもある。
 +
 
 +
* [[週刊ポケモン放送局]](2002年 - 2004年)
 +
* [[ポケモン☆サンデー]](2004年 - 2010年)
 +
* [[ポケモンスマッシュ!]](2010年 - )
  
== 関連商品・作品 ==
 
 
=== 関連ゲームソフト ===
 
=== 関連ゲームソフト ===
 +
[[:Category:ポケットモンスター関連のゲームソフト]]も参照。
 
==== 対戦、保管ツール ====
 
==== 対戦、保管ツール ====
ゲームボーイの本編ポケットモンスターシリーズで捕まえたポケモンを、よりよい環境で対戦したり、より多く保管することができるツールとしてのソフト。ポケモンが3D化されるのが最大の魅力。おまけ機能も充実している。
+
ゲームボーイの本編ポケットモンスターシリーズで捕まえたポケモンを、よりよい環境で対戦したりより多く保管することができるツールとしてのソフト。ポケモンが[[3次元コンピュータグラフィックス|3D]]化されるのが最大の魅力。おまけ機能も充実している。
  
* 『'''[[wiki:ポケモンスタジアム|ポケモンスタジアム]]'''』([[NINTENDO64]])/[[1998年]][[8月1日]]発売 売上本数約137万本
+
; [[ポケモンスタジアム]][[NINTENDO64]])/[[1998年]][[8月1日]]発売 売上本数約137万本
*: 従来の平面なゲームボーイでの対戦をNINTENDO64に移植することにより、ポケモンの[[3D]]化が実現した。ただ、急いで発売にこぎつけたためか対戦にポケモンは全種使用できず、40種に限られた。
+
: 従来の平面なゲームボーイでの対戦をNINTENDO64に移植することにより、ポケモンの3D化が実現した。ただし、対戦にポケモンは全種使用できず、40種に限られた。
*: プレイヤーのデータ等の読み込みは、ゲームボーイのカートリッジから[[64GBパック]]を介する形がとられている。後から、[[64DD]]の追加ディスクにより、キャラクターデータを追加する予定があったが、実現せず。
+
: プレイヤーのデータ等の読み込みは、ゲームボーイのカートリッジから[[64GBパック]]を介する形がとられている。後から[[64DD]]の追加ディスクにより、キャラクターデータを追加する予定があったが、結局実現しなかった。
* 『'''[[wiki:ポケモンスタジアム#ポケモンスタジアム2|ポケモンスタジアム2]]'''』(NINTENDO64)/[[1999年]][[4月30日]]発売 売上本数約71万本
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; [[ポケモンスタジアム#ポケモンスタジアム2|ポケモンスタジアム2]](NINTENDO64)/[[1999年]][[4月30日]]発売 売上本数約71万本
*: 前作に各機能が強化され、当時の全ポケモン151種が参加できるようになった。また、日本国外でのポケモンスタジアムはこれが1作目。
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: 前作に各機能が強化され、当時の全ポケモン151種が参加できるようになった。また、日本国外でのポケモンスタジアムはこれが1作目。
*: 対戦ルールは6種類と、シリーズ中でもっとも多彩である。
+
: 対戦ルールは6種類と、シリーズ中でもっとも多彩である。
*: GB版のプレイでは複数から1匹選択しなければならなかったポケモンを、プレゼントという形でいくらでも入手することができる(しかも、それを『金・銀・クリスタル』に送ると他では入手不可のアイテムを持っている)。
+
: GB版のプレイでは複数から1匹選択しなければならなかったポケモンを、プレゼントという形でいくらでも入手することができる(しかも、それを『金・銀・クリスタル』に送ると他では入手不可のアイテムを持っている)。
* 『'''[[wiki:ポケモンスタジアム#ポケモンスタジアム金銀|ポケモンスタジアム金銀]]'''』(NINTENDO64)/[[2000年]][[12月14日]]発売 売上本数約114万本
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; [[ポケモンスタジアム#ポケモンスタジアム金銀|ポケモンスタジアム金銀]](NINTENDO64)/[[2000年]][[12月14日]]発売 売上本数約114万本
*: 『金・銀・クリスタル』に対応したバージョン。ミニゲーム、ポケモンに関する資料が豊富で、攻略本の代わりにもなる。スタジアム系ソフトの決定版との評判が多い。また、日本国外では2作目として発売された。
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: 『金・銀・クリスタル』に対応したバージョン。ミニゲーム、ポケモンに関する資料が豊富で、攻略本の代わりにもなる。日本国外では2作目として発売された。
* 『'''[[wiki:ポケモンボックス ルビー&サファイア|ポケモンボックス ルビー・サファイア]]'''』([[ニンテンドーゲームキューブ]])/[[2003年]][[5月30日]]発売
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; [[ポケモンボックス ルビー&サファイア]][[ニンテンドーゲームキューブ]])/[[2003年]][[5月30日]]発売
*: 捕まえたポケモンを保管するのが主な目的のツール。1500匹まで預けられる。ポケモンを駒に変え、並べて眺めることもできる。『ファイアレッド・リーフグリーン』『エメラルド』にも対応。単体に加え、GBAケーブル同梱版も発売された。両者ともオリジナルカラーの「[[ニンテンドーゲームキューブ#任天堂発売|メモリーカード59]]」(クリアブルー&クリアレッド)が同梱。大容量である「メモリーカード251」「メモリーカード1019」には対応していない。
+
: 捕まえたポケモンを保管するのが主な目的のツール。1500匹まで預けられる。ポケモンを駒に変え、並べて眺めることもできる。『ファイアレッド・リーフグリーン』『エメラルド』にも対応。単体に加え、GBAケーブル同梱版も発売された。両者ともオリジナルカラーの「[[ニンテンドーゲームキューブメモリーカード|メモリーカード59]]」(クリアブルー&クリアレッド)が同梱。大容量である「メモリーカード251」「メモリーカード1019」には対応していない。
* 『'''[[wiki:ポケモンコロシアム|ポケモンコロシアム]]'''』(ゲームキューブ)/[[2003年]][[11月21日]]発売
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; [[ポケモンコロシアム]](ニンテンドーゲームキューブ)/2003年[[11月21日]]発売
*: 『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』に対応した対戦環境と機能を持つソフト。
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: 『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』に対応した対戦環境と機能を持つソフト。
*: 今までと路線が異なるオリジナルのシナリオで、RPGとしてのポケモンを楽しむこともできる。オーレ地方を舞台に、何者かに心を閉ざされたポケモン「ダークポケモン」をスナッチ&リライブと呼ばれる方法で元に戻すのが主な目的である。『ルビー・サファイア』はおろか『ファイアレッド・リーフグリーン』でも入手できなかった『金・銀』のポケモンが多数入手できることが特徴。シナリオ中はすべてダブルバトルになっている。一方で、「スタジアム」シリーズと比較した不満の声も多く聞かれた。
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: 今までと路線が異なるオリジナルのシナリオで、RPGとしてのポケモンを楽しむこともできる。オーレ地方を舞台に、何者かに心を閉ざされたポケモン「ダークポケモン」をスナッチ&リライブと呼ばれる方法で元に戻すのが主な目的である。『ルビー・サファイア』『ファイアレッド・リーフグリーン』で入手できなかった『金・銀』のポケモンが多数入手できることが特徴。シナリオ中はすべてダブルバトルになっている。
*: オリジナルカラーの[[wiki:ニンテンドーゲームキューブ#任天堂発売|メモリーカード59]](クリアブラック)同梱。
+
: オリジナルカラーの「メモリーカード59」(クリアブラック)同梱。
* 『'''[[ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア]]'''』(ゲームキューブ)/[[2005年]][[8月4日]]発売
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; [[ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア]](ニンテンドーゲームキューブ)/[[2005年]][[8月4日]]発売
*: ストーリー的に『ポケモンコロシアム』の続編だが、完全な新作RPGという位置づけで開発された商品。だが基本は同じで、心を閉ざした「ダークポケモン」をスナッチ&リライブと呼ばれる方法で元に戻すのがシナリオの柱となっている。
+
: ストーリーは『ポケモンコロシアム』の続編だが、完全な新作RPGという位置づけで開発された商品。だが基本は同じで、心を閉ざした「ダークポケモン」をスナッチ&リライブと呼ばれる方法で元に戻すのがシナリオの柱となっている。
*: メモリーカードは同梱されていない。
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: メモリーカードは同梱されていない。
*: この作品には、ゴンベとウソハチの2種類の新ポケモンが先行登場している(ただし捕獲はできない)。
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: この作品には、ゴンベとウソハチの2種類の新ポケモンが先行登場している(ただし捕獲はできない)。
* 『'''[[ポケモンバトルレボリューション]]'''』([[Wii]])/[[2006年]][[12月14日]]発売
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; [[ポケモンバトルレボリューション]][[Wii]])/[[2006年]][[12月14日]]発売
*: ニンテンドーDSで発売される新作『ダイヤモンド・パール』と繋げることができ、『ダイヤモンド・パール』で登場する{{NUMBEROFPOKEMON}}種(現時点)のポケモンのバトルをWiiで遊ぶことができる。これまでの対戦型ソフトは初代『スタジアム』で作られたモデルやモーションが最新作である『XD』にもそのまま流用されるという手抜きぶりが見られたが、本作では全てのポケモンのグラフィックが一新されており、実況も復活した。唯一のフレンド交換を掲示板でしなくても[[ニンテンドーWi-Fiコネクション|Wi-Fi]]対戦ができるツールとして優秀であった。だが、ルール設定が乏しいなど問題点も多い。DSでランダムWi-fi対戦、交換ができてもよかったのではという声も聞かれる。
+
: 『ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』と繋げることができ、第4世代で登場する493種のポケモンのバトルを遊ぶことができる。
 +
: これまでの対戦型ソフトでは、初代『スタジアム』で作られたモデルやモーションが最新作である『XD』にもそのまま流用されていたが、本作ではほとんどのポケモンのグラフィックが一新されており、実況も復活した。「ともだちコード」の交換無しで[[ニンテンドーWi-Fiコネクション|Wi-Fi]]対戦ができるのも特徴。コーラルのテーマがドリフ大爆笑のパロディになっている。余談であるがバタフリースペシャルの時に裏でやっていた。マリオ兄が変えた所すでにドラえもんのシーンが終わっていた
  
 
==== ポケモン世界体験型ゲーム ====
 
==== ポケモン世界体験型ゲーム ====
本編RPGの外伝的な作品。より奥深いポケモン世界を体験できる、ポケモンファン御用達ゲーム。
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本編RPGの外伝的な作品。より奥深いポケモン世界を体験できる、ポケモンファン向けゲーム。
* 『'''[[ピカチュウげんきでちゅう]]'''』(NINTENDO64)/[[1998年]][[12月12日]]発売 売上本数約74万本 [[音声認識]]システム[[NINTENDO64 VRS]]同梱
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*: 家庭用テレビゲームとしては世界初の音声認識を利用したゲーム。オーキド博士から与えられた翻訳機(ポケットヘルパー)を使い、ピカチュウとコミュニケーションを取りながら親睦を深めていく。音声認識システムには、[[日本電気|NEC]]開発の「アルトーカー([[LSI]])」を採用。
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; [[ピカチュウげんきでちゅう]](NINTENDO64)/[[1998年]][[12月12日]]発売 売上本数約74万本 [[音声認識]]システムNINTENDO64 VRS同梱
* 『'''[[ポケモンスナップ]]'''』(NINTENDO64)/[[1999年]][[3月21日]]発売 売上本数約49万本
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: 家庭用テレビゲームとしては世界初の音声認識を利用したゲーム。[[オーキド・ユキナリ|オーキド博士]]から与えられた翻訳機(ポケットヘルパー)を使い、ピカチュウとコミュニケーションを取りながら親睦を深めていく。音声認識システムには、[[日本電気|NEC]]開発の「アルトーカー([[LSI]])」を採用。
*: ポケモン写真家のトオルが、ある島を訪れてポケモンの生態を写真に収めていく。アイテムを駆使することで、あらゆる場面を作り出せる。ファンサービスとしてか、オーキド博士が写真評価の役で登場する。
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; [[ポケモンスナップ]](NINTENDO64)/[[1999年]][[3月21日]]発売 売上本数約49万本
*: カセットを[[ローソン]]に持ち込むと、写真データをシールにしてもらえるサービスもあった(現在はすでに終了)。
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: ポケモン写真家のトオルが、ある島を訪れてポケモンの生態を写真に収めていく。アイテムを駆使することで、あらゆる場面を作り出せる。ファンサービスとしてか、オーキド博士が写真評価の役で登場する。後にWiiの[[バーチャルコンソール]]で配信されている。
* 『'''[[ポケモンチャンネル ~ピカチュウといっしょ!]]'''』(ゲームキューブ)/[[2003年]][[7月18日]]発売
+
: カセットを[[ローソン]]に持ち込むと、写真データをシールにしてもらえるサービスもあった(現在はすでに終了)。
*: テレビ局「ポケモンチャンネル」から放映される番組をピカチュウと一緒に観たり、お買い物したり、様々な場所へ連れて歩くことで、親睦を深めていく。30分以上に渡るオリジナルアニメ「ピチュピチュブラザーズ」が収録されたことで注目された。ポケモン映画のプロモーション映像が収録された「番組拡張ディスク」と、[[カードe|カードeリーダー+用カード]]3枚を同梱。
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; [[ポケモンチャンネル 〜ピカチュウといっしょ!]](ニンテンドーゲームキューブ)/[[2003年]][[7月18日]]発売
* 『'''[[ポケモン不思議のダンジョン#ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊|ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊]]'''』(ニンテンドーDS・ゲームボーイアドバンス)/[[2005年]][[11月17日]]発売
+
: テレビ局「ポケモンチャンネル」から放映される番組をピカチュウと一緒に観たり、お買い物したり、様々な場所へ連れて歩くことで、親睦を深めていく。30分以上に渡るオリジナルアニメ「ピチュピチュブラザーズ」が収録されているのも特徴。ポケモン映画のプロモーション映像が収録された「番組拡張ディスク」と、[[カードe|カードeリーダー+用カード]]3枚を同梱。
*: 『不思議のダンジョン』シリーズのポケモン版として作られた。開発は[[チュンソフト]][[ニンテンドーDS]]版「青の救助隊」と[[ゲームボーイアドバンス]]版「赤の救助隊」が同時発売。
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; [[ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊]]([[ニンテンドーDS]]・[[ゲームボーイアドバンス]])/[[2005年]][[11月17日]]発売
*: ポケモンだけが暮らす異世界を舞台に、人間からポケモンになってしまった主人公が友達(パートナー)になったポケモンと救助隊を結成し、ポケモン達からの救助依頼をクリアしながら自分がポケモンになった理由を探す[[ローグライクゲーム]]
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: 『不思議のダンジョン』シリーズのポケモン版として作られた。開発は[[チュンソフト]]。ニンテンドーDS版「青の救助隊」とゲームボーイアドバンス版「赤の救助隊」が同時発売。
*: 2005年[[11月25日]]に、「青の救助隊」において、「赤の救助隊」以外の一部のGBAカートリッジをニンテンドーDSに刺したまま遊ぶとその[http://www.nintendo.co.jp/ds/aphjb24j/oshirase/index.html カートリッジのセーブデータが消えてしまう不具合]が発表された。
+
: ポケモンだけが暮らす異世界を舞台に、人間からポケモンになってしまった主人公が友達(パートナー)になったポケモンと救助隊を結成し、ポケモン達からの救助依頼をクリアしながら自分がポケモンになった理由を探す[[ローグライクゲーム]]
* 『'''[[ポケモンレンジャー]]'''』(ニンテンドーDS)/[[2006年]][[3月23日]]発売
+
: この作品には[[ルカリオ]]などの『[[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール|ダイヤモンド・パール]]』で初登場するポケモンも一部先行登場した。
*: フィオレ地方を舞台にした、ポケモンレンジャーになった主人公によるアクションアドベンチャー。レンジャーはキャプチャ・スタイラーという道具を使ってポケモンを仲間にできる。しかしレンジャーはポケモントレーナーとは違い、仲間になったポケモンを一度力を借りたら自然に帰さなくてはいけない(リリース)。
+
: 2005年[[11月25日]]に、「青の救助隊」において、「赤の救助隊」以外の一部のGBAカートリッジをニンテンドーDSに刺したまま遊ぶとその[http://www.nintendo.co.jp/ds/aphjb24j/oshirase/ カートリッジのセーブデータが消えてしまう不具合]が発表された。
* 『'''[[ポケモン不思議のダンジョン#ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊|ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊]]'''』(2007年9月13日発売予定)
+
; [[ポケモンレンジャー]](ニンテンドーDS)/[[2006年]][[3月23日]]発売
*: ポケモン不思議のダンジョン「赤の救助隊」「青の救助隊」の続編として発売予定。副タイトルは「時の探検隊」「闇の探検隊」。コロコロコミック2007年6月号にて発表になった。
+
: フィオレ地方を舞台にしたポケモンレンジャーになった主人公によるアクションアドベンチャー。レンジャーはキャプチャ・スタイラーという道具を使ってポケモンを仲間にできる。しかしレンジャーはポケモントレーナーとは異なり、仲間になったポケモンに一度力を借りたら自然に帰さなくてはいけない(リリース)。
 +
; [[ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊]](ニンテンドーDS)/[[2007年]][[9月13日]]発売
 +
: ポケモン不思議のダンジョンシリーズの2作目。
 +
; [[ポケモンレンジャー#ポケモンレンジャー バトナージ|ポケモンレンジャー バトナージ]](ニンテンドーDS)/[[2008年]][[3月20日]]発売
 +
: 「ポケモンレンジャー」の続編。アルミア地方を舞台にした、ポケモンレンジャーになった主人公によるアクションアドベンチャー。
 +
; [[みんなのポケモン牧場]]([[Wiiウェア]])/2008年[[3月25日]]配信開始(プラチナ対応版/同年[[11月5日]])
 +
: 『ダイヤモンド・パール・プラチナ』で捕まえたポケモンと触れ合うことのできるコミュニケーションソフト。
 +
; [[ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊#空の探検隊|ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊]](ニンテンドーDS)/[[2009年]][[4月18日]]発売
 +
: 『時の探検隊・闇の探検隊』のマイナーチェンジ版。
 +
; [[乱戦!ポケモンスクランブル]](Wiiウェア)/2009年[[6月16日]]配信開始
 +
: 「ふしぎなネジ」によって動くポケモンの[[玩具|おもちゃ]]を操り、他のポケモンのおもちゃを倒していくアクションゲーム。
 +
; [[ポケモン不思議のダンジョン 冒険団シリーズ|ポケモン不思議のダンジョン すすめ!炎の冒険団・いくぞ!嵐の冒険団・めざせ!光の冒険団]](Wiiウェア)/2009年[[8月4日]]配信開始
 +
: ポケモン不思議のダンジョンシリーズの3作目。
 +
; [[ポケパークWii 〜ピカチュウの大冒険〜]](Wii)/[[2009年]][[12月5日]]発売
 +
: ポケモンたちの遊び場「ポケパーク」をめぐるアクションアドベンチャー。
 +
; [[ポケモンレンジャー#ポケモンレンジャー 光の軌跡|ポケモンレンジャー 光の軌跡]](ニンテンドーDS)/[[2010年]][[3月6日]]発売
 +
: ポケモンレンジャーシリーズの3作目。
 +
; [[スーパーポケモンスクランブル]]([[ニンテンドー3DS]])/[[2011年]][[8月11日]]発売
 +
: 『ポケモンスクランブル』の第2弾。[[イッシュ地方]]のポケモンも登場し、646種のポケモン全てが一斉登場する。
 +
; [[ポケパーク2 〜Beyond the World〜]](Wii)/2011年[[11月12日]]発売
 +
: 『ポケパーク』シリーズの第2弾。イッシュ地方のポケモンが新たに登場するほか、フィールド上ではピカチュウ以外に[[ツタージャ]]、[[ポカブ]]、[[ミジュマル]]が操作可能となった。
  
 
==== ポケモンカード ====
 
==== ポケモンカード ====
60枚一組のデッキ(30枚一組のルールもある)を組み、2人が対戦するカードゲーム。「サイドカード」と呼ばれる、ポケモンを「きぜつ」させたときに得られるカードをすべて取るか場にポケモンがいなくなった場合に勝敗が決まる。詳しくは[[ポケモンカードゲーム]]の項を参照のこと。
+
[[ポケモンカードゲーム]]を題材にしたテレビゲームのシリーズ。30枚一組または60枚一組のデッキを組み、「サイドカード」と呼ばれる、ポケモンを「きぜつ」させたときに得られるカードをすべて取るか場にポケモンがいなくなった場合に勝敗が決まる。2作とも旧シリーズのポケモンカードがベースなので、ルールなどは現行と異なる部分も多い。
  
* 『'''[[ポケモンカードGB]]'''』(ゲームボーイ)/[[1998年]][[12月18日]]発売 売上本数約139万本
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; [[ポケモンカードGB]](ゲームボーイ)/[[1998年]][[12月18日]]発売 売上本数約139万本
*: [[トレーディングカードゲーム]]『ポケモンカードゲーム』をテレビゲーム化したもの。プレイするうちにルールをわかってもらうことを目的として作られ、対戦相手がいなくても手軽にプレイできるのが特徴。8人のクラブマスター、4人のグランドマスターに勝ち抜くことを目的としている。初期のスターターパックと第3弾までの拡張パックのほか、本ゲームオリジナルのカードも多数収録されている。
+
: プレイするうちにルールをわかってもらうことを目的として作られ、対戦相手がいなくても手軽にプレイできるのが特徴。8人のクラブマスター、4人のグランドマスターに勝ち抜くことを目的としている。初期のスターターパックと第3弾までの拡張パックのほか、本ゲームオリジナルのカードも多数収録されている。
* 『'''[[ポケモンカードGB#ポケモンカードGB2 GR団参上!|ポケモンカードGB2 GR団参上!]]'''』(ゲームボーイ)/[[2001年]][[3月28日]]発売
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; [[ポケモンカードGB#ポケモンカードGB2 GR団参上!|ポケモンカードGB2 GR団参上!]](ゲームボーイ)/[[2001年]][[3月28日]]発売
*: 1作目の続編。拡張パック第4弾と拡張シートシリーズを新たに収録しただけでなく、GR団を倒していく設定になっており、ストーリー要素が充実している。ただし1作目との通信は不可能。
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: 1作目の続編。拡張パック第4弾と拡張シートシリーズを新たに収録しただけでなく、GR団を倒していく設定になっており、ストーリー要素が充実している。ただし1作目との通信は不可能。
  
2作とも旧シリーズのポケモンカードがベースなので、ルールなどは現行と異なる部分も多い。
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==== ピンボール・パズル ====
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ポケモンを題材にしたピンボールやパズルゲームなど。ここでのポケモンは単にキャラクターとして扱われていることが多く、シナリオ要素が存在するのも『ポケモントローゼ』だけである。
  
==== ピンボール、パズル ====
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; [[ポケモンピンボール]](ゲームボーイ)/[[1999年]][[4月14日]]発売 売上本数約102万本
ポケモンを題材にしたピンボール、パズルゲームなど。ここでのポケモンは単にキャラクターとして扱われていることが多く、シナリオらしいものが存在するのも『ポケモントローゼ』だけである。
+
: ステージを行き来し、ポケモンを捕まえる要素を盛り込んだ[[ピンボール]]。持ち玉はもちろんモンスターボールで、玉や障害物もポケモンになっている。ボーナスステージなどもある。しかし、最大の特徴は本作に実装された'''電池駆動式の振動装置'''で、ゲーム画面上でポケモンの仕掛けにボールがヒットすると、そのたびにソフト本体がブルッと振動した。
 +
; [[ポケモンピンボール#ポケモンピンボール ルビー&サファイア|ポケモンピンボール ルビー&サファイア]](ゲームボーイアドバンス)/[[2003年]][[8月1日]]発売
 +
: 『ルビー・サファイア』に出てくるポケモンを扱った『ポケモンピンボール』。基本的なシステムは前作と同じ。
 +
; [[パネルでポン#ポケモンでパネポン|ポケモンでパネポン]](ゲームボーイカラー専用)/[[2000年]][[9月21日]]発売
 +
: [[スーパーファミコン]]で発売されていた『[[パネルでポン]]』([[インテリジェントシステムズ]]開発)のシステムはそのままに、キャラクターを『金・銀』を中心としたポケモンに変更した[[落ち物パズル]]。
 +
: 日本国外では同じく『パネルでポン』のシステムを流用し、アニメ版のキャラクターを採用した『'''[[パネルでポン#Pokémon Puzzle League|Pokémon Puzzle League]](ポケモンパズルリーグ)がNINTENDO64で発売されたが、日本では権利問題により未発売となった。
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; [[ポケモントローゼ]](ニンテンドーDS)/[[2005年]][[10月20日]]発売
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: ポケモンの顔をしたコマを縦か横に並べて消す(トローゼする)パズルゲーム。他の作品と打って変わりポップなキャラクターデザインが採用されている。
 +
; ポケモンピクロス(3DS)/2015年12月配信
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: ポケモンのキャラクターを問題に採用した[[ピクロス]]。1999年春に各ゲーム誌で画面写真が公開されたが、その後続報は無いまま発売されなかった。しかし1999年[[4月1日]]から[[ニンテンドウパワー]]で供給されたスーパーファミコン用ソフト『ピクロスNP vol.1』にはポケモンの問題が10問程度収録されている。2015年12月に配信された
  
* 『'''[[ポケモンピンボール]]'''』(ゲームボーイ)/[[1999年]][[4月14日]]発売 売上本数約102万本
+
==== その他のポケモンゲーム ====
*: ステージを行き来し、ポケモンを捕まえる要素を盛り込んだ[[ピンボール]]。玉や障害物もポケモンになっている。ボーナスステージなどもある。
+
その他レースゲームやタイピングゲームなど。
* 『'''[[ポケモンピンボール#ポケモンピンボール ルビー&サファイア|ポケモンピンボール ルビー&サファイア]]'''』(ゲームボーイアドバンス)/[[2003年]][[8月1日]]発売
+
*: 『ルビー・サファイア』に出てくるポケモンを扱った『ポケモンピンボール』。基本的なシステムは前作と同じ。
+
* 『'''[[wiki:パネルでポン#ポケモンでパネポン|ポケモンでパネポン]]'''』(ゲームボーイカラー専用)/[[2000年]][[9月21日]]発売
+
*: [[スーパーファミコン]]で発売されていた『[[パネルでポン]]』([[インテリジェントシステムズ]]開発)のシステムはそのままに、キャラクターを『金・銀』を中心としたポケモンに変更した[[落ち物パズル]]。
+
*: パズルゲームとしては評価は高いものの、登場するポケモンはごく一部であり、ゲームジャンルが異なる事もあり、ポケモンファンからはあまり支持を得られなかった。
+
*: 日本国外では同じく『パネルでポン』のシステムを流用し、アニメ版のキャラクターを採用した『'''[[パネルでポン#Pokémon Puzzle League |Pokémon Puzzle League]]'''』(ポケモンパズルリーグ)がNINTENDO64で発売されたが、日本では権利問題により未発売となった。
+
* 『'''[[ポケモントローゼ]]'''』(ニンテンドーDS)/[[2005年]][[10月20日]]発売
+
*: ポケモンの顔をしたコマを縦か横に並べて消す(トローゼする)パズルゲーム。他の作品と打って変わりポップなキャラクターデザインが採用されている。ただしポケモン全種をコンプリートするのがかなり難しい。
+
* 『'''ポケモンピクロス'''』(ゲームボーイ・ゲームボーイカラー)/未発売
+
*: ポケモンのキャラクターを問題に採用した[[ピクロス]]。1999年春に各ゲーム誌で画面写真が公開されたが、その後続報は無いまま発売されなかった。しかし1999年[[4月1日]]から[[ニンテンドウパワー]]で供給されたスーパーファミコン用ソフト『ピクロスNP vol.1』にはポケモンの問題が10問程度収録されている。
+
  
==== レース ====
+
; [[ポケモンダッシュ]](ニンテンドーDS)/[[2004年]][[12月2日]]発売
ポケモンを使ったレースゲーム。
+
: ニンテンドーDSの特徴である「タッチペン([[スタイラス]])」を使ったレースゲーム。画面にタッチペンをスライドさせる事でピカチュウをその方向にダッシュさせる事が出来る。また、「DSワイヤレス通信」を使用した通信対戦で、最大2-6人の対戦が可能。ただし使えるキャラクターはピカチュウのみである。
* 『'''[[ポケモンダッシュ]]'''』(ニンテンドーDS)/[[2004年]][[12月2日]]発売
+
: さらにレギュラーカップクリア後に、ニンテンドーDS本体に本ゲーム対応のゲームボーイアドバンス用ソフトも差し込めばGBA用ソフトの手持ちポケモンのデータを送り込む事ができ、GBA用ソフトの手持ちポケモンの形をしたマップが登場する。
*: ニンテンドーDSの特徴である「タッチペン([[スタイラス]])」を使ったレースゲーム。画面にタッチペンをスライドさせる事でピカチュウをその方向にダッシュさせる事が出来る。また、「DSワイヤレス通信」を使用した通信対戦で、最大2-6人の対戦が可能。ただし、使えるキャラクターはピカチュウのみである。
+
: この作品において、映画版に先行登場したゴンベがゲームに初登場した。
*: さらに、レギュラーカップクリア後に、ニンテンドーDS本体に本ゲーム対応のゲームボーイアドバンス用ソフトも差し込めば、GBA用ソフトの手持ちポケモンのデータを送り込む事ができ、GBA用ソフトの手持ちポケモンの形をしたマップが登場する。
+
; [[バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS]](ニンテンドーDS)/[[2011年]][[4月21日]]発売
*: この作品において、映画版に先行登場したゴンベがゲームに初登場した。
+
: ポケモンを題材にしたタイピングアクションゲーム。ワイヤレスキーボードが同梱される。
 +
; [[ポケモン立体図鑑BW]](ニンテンドー3DS)/2011年[[6月17日]]配信開始
 +
: 『ブラック・ホワイト』で初登場したイッシュ地方のポケモンを立体視したり、[[拡張現実|ARコード]]を利用して写真を撮ったりすることができる。無料配信。
 +
; ポケモン言えTAP?([[iOS (アップル)|iOS]]・[[Android]])/2011年夏配信開始
 +
: ポケモン関連作品および任天堂グループとして初の[[スマートフォン]]/[[タブレット (コンピュータ)|タブレット]]向けアプリ。
 +
: 「[[ポケモン言えるかな?BW]]」の曲に合わせてポケモンカードをタップする一種の[[音楽ゲーム]]である。iOS向けは2011年7月15日から9月30日まで期間限定で無料<ref>[http://www.pokemon.co.jp/info/2011/07/c110701_01.html スマートフォン向けアプリ「ポケモン言えTAP?」がこの夏登場予定!] 2011年7月12日 ポケットモンスターオフィシャルサイト</ref>。
 +
; [[ポケモン+ノブナガの野望]](ニンテンドーDS)/[[2012年]][[3月17日]]発売
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: [[コーエーテクモゲームス]]の『[[信長の野望]]』とのコラボレーション作品。戦国武将(武将リーダー)とパートナーポケモンによる国盗り[[シミュレーションゲーム]]。
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==== ゲスト出演 ====
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; [[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]
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: 任天堂の様々なキャラクターが登場するアクションゲーム。
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: 一部のポケモンがプレイヤーキャラクターや鑑賞用フィギュア、あるいはアイテム「モンスターボール」から出現するサポートキャラクターとして登場しており、中でも[[ピカチュウ]]と[[プリン (ポケモン)|プリン]]は、これまでに発売された3作品全てにおいて、プレイヤーキャラクターとして登場している。 ポケモンの鳴き声は、アニメや映画と同じ声優が担当することが多い。
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: 「ポケモンが出演するゲーム」であるため、ポケットモンスターオフィシャルサイトの商品紹介ページにも記載されている。
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=== 漫画作品 ===
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[[:Category:ポケットモンスターの漫画作品]]も参照のこと。
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* 『[[ポケットモンスター (穴久保幸作の漫画)|ポケットモンスター]][[穴久保幸作]]
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* 『[[ポケットモンスターSPECIAL]]』シナリオ:[[日下秀憲]]・作画:[[真斗]]→[[山本サトシ]]
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* [[電撃!ピカチュウ]]』[[小野敏洋|おのとしひろ]]
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* 『[[ポケットモンスターアニメコミック サトシとピカチュウ]]』[[てしろぎたかし]] (ISBN 409142841X ほか)
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* 『[[劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ|劇場版ポケットモンスターAGスペシャルコミック 七夜の願い星 ジラーチ]]』[[大内水軍]]
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* 『[[劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者 デオキシス|劇場版ポケットモンスターAGスペシャルコミック 裂空の訪問者 デオキシス]]』てしろぎたかし
 +
* 『[[劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ|劇場版ポケットモンスターAGスペシャルコミック ミュウと波導の勇者 ルカリオ]]』[[伊原しげかつ]]
 +
* 『[[劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ|劇場版ポケットモンスターDPコミック ディアルガVSパルキアVSダークライ]]』鷹岬諒
 +
* 『[[劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミ|ギラティナと氷空の花束シェイミ-劇場版ポケットモンスターダイヤモンド・パールスペシャルコミック]]』[[ひじおか誠]]
 +
* 『[[劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ|アルセウス超克の時空へ]]』溝渕誠
 +
* 『[[劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク|幻影の覇者 ゾロアーク]]』[[井上桃太]]
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* 『[[ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー]]』[[つきりのゆみ|月梨野ゆみ]]
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* 『[[ポケットモンスター チャモチャモ☆ぷりてぃ♪]]』月梨野ゆみ
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* 『[[ポケットモンスター金・銀 ゴールデン・ボーイズ]]』[[斉藤むねお]]
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* 『ポケットモンスタールビー・サファイア まんがで読む4つ星攻略』日下秀憲・[[吉野恵美子]] (ISBN 409106101X)?
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* 『[[ポケットモンスターエメラルド 挑戦!バトルフロンティア]]』伊原しげかつ (ISBN 4091433618 ほか)
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* 『[[ポケモン 4コマギャグ劇場]]』[[姫野かげまる]] (ISBN 4091495419 ほか)
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* 『ポケットモンスター 4コママンガ劇場』[[向水遙]]他 ([[エニックス]]出版局、ISBN 4870259222 ほか)
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* 『ポケットモンスター 4コマDX』[[山本まるみ]] ([[ソフトバンククリエイティブ]]、ISBN 4797300558)
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* 『[[ポケットモンスター 4コマギャグバトル]]』([[光文社]])
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* 『ポケモン 4コマ笑事典』[[やましたたかひろ]] (ISBN 4092951124)
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* 『[[ポケットモンスター 4コマ大百科]]』やましたたかひろ
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* 『[[ポケモン4コマまんが全集]]』春風邪三太
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* 『[[ポケモンゲットだぜ!]]』[[あさだみほ]]
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* 『[[ポケモンカードになったワケ]]』姫野かげまる ([[メディアファクトリー]]、ISBN 4889917179 ほか)
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* 『まんが版 ポケットモンスター全書』[[中村里美]] (ISBN 4092590849)
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* 『[[めざせ!!カードマスター]]』印照
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* 『ポケットモンスター おはなし超ひゃっか』
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* 『ポケモンえにっき ポケモンじまのなかまたち』[[ふくやまけいこ]] (ISBN  409253275X)
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* 『ポケモンDP4コマ劇場』松島リュウ
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* 『ポケモンだにへ ピカチュウのだいぼうけん』小北和哉・天野雅栄(ISBN 4097472127)
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* 『ポケモン不思議のダンジョン ギンジの救助隊』溝渕誠(ISBN 4-09-140235-6)
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* 『[[ポケットモンスターダイヤモンド・パール物語 ポケモンDP]]』伊原しげかつ
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* 『[[ポケットモンスターHG・SS ジョウの大冒険]]』松島リュウ
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* 『ポケモン不思議のダンジョン 炎の探検隊』溝渕誠(ISBN 978-4091406705)
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* 『ポケモンクイズパズルランド ピカチュウは名たんてい』[[須藤ゆみこ]] (ISBN 978-4091406804 ほか)
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* 『ピカチュウのかくれんぼ』須藤ゆみこ
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* 『ピカチュウVSエビワラー』須藤ゆみこ
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* Webコミック『[[ポケットモンスターSPECIAL|Wミッションストーリー ポケモンレンジャー the Comic]]』日下秀憲・山本サトシ
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* Webコミック『[[ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊]]』[[杉森建]]
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* 『[[快盗!ポケモン7]]』あさだみほ
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* 『[[ポケットモンスター ReBurst|ポケットモンスター RéBurst]]』 [[楠出尽]]・[[田村光久]]
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=== 絵本作品 ===
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* [[ポケモンえほん]]
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* 『なかよし3びき ポケモンたびにっき』文:カサハラチュウ 絵:よしのえみこ
  
 
=== その他関連商品 ===
 
=== その他関連商品 ===
* [[ポケモンカードゲーム]](共通)
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; [[ポケモンカードゲーム]](共通)
*: ポケットモンスターをモチーフにした、[[トレーディングカードゲーム]]。プレイヤーをポケモントレーナーに見立て、ポケモン同士のバトルを[[トレーディングカードゲーム]]形式の対戦で再現している。
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: ポケットモンスターをモチーフにした、[[トレーディングカードゲーム]]。プレイヤーをポケモントレーナーに見立て、ポケモン同士のバトルを[[トレーディングカードゲーム]]形式の対戦で再現している。
* ポケモンずかんカード
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; ポケモンずかんカード
*: [[カードダス]]のブランドで発売されているカード。ゲーム要素は無い。
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: [[カードダス]]のブランドで発売されているカード。ゲーム要素は無い。
* ポケモンバトルカードe+
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; ポケモンバトルカードe+
*: 『ルビー・サファイア』にゲストトレーナーを呼び込んだり、特殊なアイテムを手に入れるための[[カードe|カードe+]]。12種類のパッケージが存在する。
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: 『ルビー・サファイア』にゲストトレーナーを呼び込んだり、特殊なアイテムを手に入れるための[[カードe|カードe+]]。12種類のパッケージが存在する。
* ポケモンコロシアム ダブルバトルカードe+
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; ポケモンコロシアム ダブルバトルカードe+
*: 『コロシアム』にバーチャルトレーナーを呼び込むカードe+。4種類のパッケージが存在する。
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: 『コロシアム』にバーチャルトレーナーを呼び込むカードe+。4種類のパッケージが存在する。
* ポケモンバトルカードe+ ファイアレッド&リーフグリーン
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; ポケモンバトルカードe+ ファイアレッド&リーフグリーン
*: 『ファイアレッド・リーフグリーン』のタイムアタック系イベント「トレーナータワー」を強化するカードe+。全44枚。読み込む枚数及び順番によりトレーナータワーの内容と賞品が変化する。
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: 『ファイアレッド・リーフグリーン』のタイムアタック系イベント「トレーナータワー」を強化するカードe+。全44枚。読み込む枚数及び順番によりトレーナータワーの内容と賞品が変化する。
* ポケモンバトルカードe+ エメラルド
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; ポケモンバトルカードe+ エメラルド
*: 『エメラルド』の「トレーナーヒル」のタイムアタック系イベント「トレーナーヒル」を強化するカードe+。全66枚。概要は上記と同様だがマップ構造も変化させる。
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: 『エメラルド』の「トレーナーヒル」のタイムアタック系イベント「トレーナーヒル」を強化するカードe+。全66枚。概要は上記と同様だがマップ構造も変化させる。
* [[ポケットピカチュウ]]
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; [[ポケットピカチュウ]]
* [[ポケモンミニ]]
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; [[ポケモンミニ]]
* [[ポケモーション]]
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; [[ポケモーション]]
* [[バトルえんぴつ]](バトエン)
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; [[バトルえんぴつ]](バトエン)
* みつけてピカチュウ しっぽでバンバン
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; みつけてピカチュウ しっぽでバンバン
* CD「ポケモンサウンドトラック」シリーズ
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; ポケットモンスターの音楽
*: アニメ版ポケットモンスターシリーズの主題歌はたびたび一新されており、既にかなりの曲数に上っている。以下に挙げるCDもそのごく一部である。最初の主題歌『[[めざせポケモンマスター]]』は純粋な[[アニメソング]]としては異例の185万枚の[[ミリオンセラー]]となった。
+
: アニメ版ポケットモンスターシリーズの主題歌はたびたび一新されており、既にかなりの曲数に上っている。最初の主題歌『[[めざせポケモンマスター]]』は純粋な[[アニメソング]]としては異例の185万枚の[[ミリオンセラー]]となった。詳しくは[[:Category:ポケットモンスターの音楽]]を参照のこと。
** 『めざせポケモンマスター'97』
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:
** 『ポケモンサウンドトラック セレビィ時を越えた遭遇』
+
; 小説「[[ポケットモンスター The Animation]]」シリーズ([[スーパークエスト文庫]])
** 『ポケモンサウンドトラック 水の都の護神ラティアスとラティオス』
+
: アニメ初期に[[シリーズ構成]]を務めた[[首藤剛志]]著書の「小説版ポケットモンスター」。アニメ第1話から第7話までの内容がノベライズ化されている。
* 小説「[[ポケットモンスター The animation]]」シリーズ([[スーパークエスト文庫]])
+
:* 『ポケットモンスター―The animation(Vol.1)』 ISBN 4-09-440541-0
*: アニメの初代脚本家・首藤剛志氏著書の「小説版ポケットモンスター」。アニメ第一話~第七話までの内容がノペライズ化されている。現時点では、二巻まで発売されている。<!--現在、中古以外はインターネットでしか入手不可能。-->
+
:* 『ポケットモンスター―The animation(Vol.2)』 ISBN 4-09-440542-9
** 『ポケットモンスター―The animation(Vol.1)』 ISBN 4094405410
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:
** 『ポケットモンスター―The animation(Vol.2)』 ISBN 4094405429
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; [[ゲームブック]]「ポケットモンスター」([[アスペクト (企業)|アスペクト]]・[[ファミ通ゲーム文庫]])
* [[ゲームブック]]「ポケットモンスター」([[アスペクト (企業)|アスペクト]]・[[ファミ通ゲーム文庫]])
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* 雑誌 小学館スペシャル「[[ポケモンワンダーランド]]」(不定期刊行)
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; 雑誌 小学館スペシャル「[[ポケモンワンダーランド]]」(不定期刊行)
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=== ゲームデータの配布と関連商品との連動 ===
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シリーズ第1作目『赤・緑』のミュウに始まった、ゲームデータの配信は最新作『ブラック・ホワイト』まで続けられている。
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GBA版以降には映画と連動したキャンペーンが行われているが、配信データを入手するためにはソフト本体の価格とは別に金銭が必要となる場合がある。また、『ブラック・ホワイト』以降のシリアルナンバーを用いた配信の中は、ナンバーを入力するまで何が出るかわからない、いわゆるガチャ商法のものも存在する。例として雑誌「ポケモンぴあ」に付属したシリアルナンバーは隠れ特性を持った「フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ」の3種のうちいずれかを入手するためのものであるが、もしこの3匹をすべてそろえようとする場合、同じ雑誌をいくつも購入する必要が出てくる。北米や欧州ではこれらの配信サービスを行うにあたって、ユーザーがソフト本体以外の金銭を払わずとも日本版と同様のデータを受け取れるようにしている。実質有料となるのは現在のところ日本のみである。
 +
 
 +
; 『赤・緑・青・ピカチュウ』(1996 - 1999)
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: 幻のポケモン「[[ミュウ]]」はゲーム中では手に入らず図鑑の完成にも影響しないが、当時大きな話題を呼んだ。基本的に抽選での当選者のみに配られるものであり、バグ技などを除いてほかに入手方法はなかった。
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; 『金・銀・クリスタル』(1999 - 2002)
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: 新たな幻のポケモン「[[セレビィ]]」が登場。前作におけるミュウと同様に配布が行われたほか、『クリスタル』では[[モバイルアダプタGB|モバイルシステムGB]]のイベントでセレビィを入手することもできた。ミュウに関しては配布イベントがなく、前作で配布されたものをタイムカプセルで連れてくる必要があった。
 +
; 『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』(2002 - 2006)
 +
: この世代から映画との連動が始まり、前売り券に特定のポケモンまたはアイテムの引換券が付くようになった。
 +
; 『ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』(2006 - 2010)
 +
: 映画との連動のほかに、[[ニンテンドーWi-Fiコネクション]]を利用したサービスも開始され、自宅の無線LANやDSステーションを利用して特定のデータを受け取ることができた。
 +
; 『ブラック・ホワイト』 (2010 - )
 +
: 引き続き映画との連動や、Wi-Fiコネクションによるデータの配信などが行われている。
 +
: また、シリーズ初となるウェブサイトとの連動サービス「ポケモングローバルリンク」が始まり、かくれ特性を持ったポケモンや幻のポケモンなどを入手できる。また、関連商品に同梱されているシリアルナンバーを入力することで入手できるものも存在する。
  
 
== 関連施設・イベント ==
 
== 関連施設・イベント ==
 
; [[ポケモンセンター]]
 
; [[ポケモンセンター]]
: オリジナルも含め、数多くのポケモングッズを取りそろえるショップ。ポケモンのキャラクター戦略の拠点として、各国・各地の店舗やオンラインまで、多角的に展開する。
+
: オリジナルも含め、数多くのポケモングッズを取りそろえるショップ。ポケモンのキャラクター戦略の拠点として、各国・各地の店舗や[[ECサイト|オンラインショップ]]まで、多角的に展開する。名称の由来は、ゲーム内の都市や町に存在する施設「ポケモンセンター」(ひんしのポケモンを元気にしたり、他のプレイヤーとの対戦やポケモン交換をする施設)から来ている。
: 名称の由来は、ゲーム内の都市や町に存在する施設「ポケモンセンター」(ひんしのポケモンを元気にしたり、他のプレイヤーとの対戦やポケモン交換をする施設)から来ている。
+
; ポケモンセンターなつまつり・ふゆまつり
:: ポケモンセンタートウキョー(1998年[[4月25日]]開店)
+
:: ポケモンセンターオーサカ(1998年[[11月14日]]開店)
+
:: ポケモンセンターナゴヤ(2002年[[10月11日]]開店)
+
:: ポケモンセンターフクオカ(2003年[[11月1日]]開店)
+
:: ポケモンセンターヨコハマ(2005年[[3月15日]]開店)
+
:: ポケモンセンターサッポロ(毎年夏と冬に営業する季節営業店)
+
:: ポケモンセンターニューヨーク(2001年[[11月16日]]開店。現在は任天堂総合ショップとしてリニューアル)
+
:: ポケモンセンターオンライン(2001年[[3月21日]]開店 2006年[[11月30日]]休店)
+
:: ポケモンセンターモバイル(2003年[[9月29日]]開店 2006年[[11月30日]]休店)
+
; [[ポケモンセンター]]夏まつり・冬まつり
+
 
: 有名百貨店などで開かれる季節限定イベント。
 
: 有名百貨店などで開かれる季節限定イベント。
; ポケパーク
+
; ポケモン・ザ・パーク
: ポケモンの世界観をモチーフにした遊園地。詳細は[[Pokémon The Park 2005]]を参照。
+
: ポケモンの世界観をモチーフにした遊園地。2005年に名古屋、2006年に台湾で開催。名古屋での詳細は[[Pokémon The Park 2005]]を参照。
 
; ポケモンフェスタ
 
; ポケモンフェスタ
 
: 小中高校の夏期休暇期間に開催される、ポケモン及び任天堂ハードゲームの展示ショウ等のイベント。携帯ハードゲームやカードゲームの公式大会等も行われる。
 
: 小中高校の夏期休暇期間に開催される、ポケモン及び任天堂ハードゲームの展示ショウ等のイベント。携帯ハードゲームやカードゲームの公式大会等も行われる。
; [[東日本旅客鉄道|JR東日本]]ポケモンスタンプラリー○○○○(その年)
+
; [[東日本旅客鉄道|JR東日本]]ポケモンスタンプラリー
: 小中高校の夏期休暇期間に開催される、[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]、東京の[[首都圏]]の駅を舞台としたスタンプラリー企画。1997年から開催(2001年除く)。[[名古屋鉄道|名鉄]]など一部の[[私鉄]]でも実施。→[[スタンプラリー]]を参照
+
: 小中高校の夏期休暇期間に開催される、[[首都圏]]におけるJR東日本の駅を舞台としたスタンプラリー企画。1997年から開催(2001年除く)。[[名古屋鉄道|名鉄(名古屋鉄道)]]など一部の[[私鉄]]でも実施。[[スタンプラリー]]を参照
; [[セブン-イレブン]]ポケモンスタンプラリー○○○○(その年)
+
; [[セブン-イレブン]]ポケモンスタンプラリー
 
: 2005年の夏から開催。セブンイレブンの店舗を回り、スタンプを集める。
 
: 2005年の夏から開催。セブンイレブンの店舗を回り、スタンプを集める。
 
; ポケモン列車
 
; ポケモン列車
: JR東日本が上記のスタンプラリーの一環として、山手線でポケモンの[[ラッピング]]をした列車をほぼ毎年夏に運行しているほか、名鉄でも2007年の春から夏にかけて映画の宣伝キャンペーンのため、運行されていた。
+
: JR東日本が上記のスタンプラリーの一環として、山手線でポケモンの[[ラッピング]]をした列車をほぼ毎年夏に運行しているほか、[[名古屋鉄道]]でも2007年の春以降、新作映画の宣伝キャンペーンの一環として運行されている。2008年には、ポケモンジェットを運航している[[全日本空輸|ANA]]とタイアップし、[[東北新幹線]]などJR東日本管内の[[新幹線車両]]にポケモンのラッピングを施した「'''ポケモン[[新幹線]]'''」を運行している。
 +
; [[ドミノ・ピザ]]ポケモンドミノキッズひろば
 +
: 2008年の春からイメージキャラクターとして起用。ポケモンのグッズがもらえるピザやクイズも登場。
  
== ポケットモンスターに関する様々な話題 ==
+
== 日本国外でのポケットモンスター ==
=== 日本 ===
+
; 日本国外での展開
; バンダイのアンケート
+
: 「ポケットモンスター」は[[1998年]][[Electronic Entertainment Expo|E3]]に出展(一部のポケモンの名称が製品版と異なる)。同年[[9月7日]][[アメリカ合衆国|アメリカ]]でテレビアニメの放送がスタートし、同28日に[[ゲームボーイ]]ソフト『POKÉMON』が価格29ドル95セントで発売された。これを皮切りに、世界各国でテレビアニメの放送とゲームソフトの発売が開始された。英語版YELLOW(和名:[[ポケットモンスター 赤・緑# 『ポケットモンスター ピカチュウ』|ピカチュウバージョン]])はゲームソフトにおける[[ミリオンセラー]]の最短記録として[[ギネス・ワールド・レコーズ]]に掲載されている。
: ポケモンブームを象徴する出来事として、[[バンダイ]]が[[1998年]]に実施した「好きなキャラクター」のアンケートで、ポケットモンスターが男児・女児共に第1位を獲得した。支持率は男児27.7%、女児27.4%。
+
: [[1999年]][[11月12日]]に映画『Pokémon The First Movie』(日本版名:『[[劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲|ミュウツーの逆襲]]』)が全米3000館で公開され、興行収入8000万ドル、その他の国々で9100万ドルを記録した。[[サウンドピクチャーボックス ミュウツーの誕生|この作品のサウンドトラック]]CDは初回出荷枚数100万枚を突破し、全米チャート8位を記録した。
; [[ポケモンショック]](別名:ポリゴン事件・ポケモンパニックなど)
+
: [[テレビ朝日]]の『[[決定!これが日本のベスト100全国一斉○○テスト|決定!これが日本のベスト]]』での「好きな日本アニメは?」というアンケートで、アニメ版ポケットモンスターが2位にランクインした<ref>[http://www.tv-asahi.co.jp/best/updating_dex/ranking/038.html 世界に進出した日本の人気アニメ ベスト100](2004.4.11)</ref>
: [[1997年]][[12月16日]](火)の18:51:34に、テレビ東京系で放送されたアニメ版ポケットモンスター第38話「でんのうせんしポリゴン」中の演出効果に激しく画面が明滅するものがあり、これを原因として同作の視聴者、主に幼児から中学生を中心として全国で500人以上(ビデオなどでの視聴者を含めると700人以上)が突然[[痙攣]]などの症状を起こし、病院に搬送されるという事態が起こった。
+
; 「ルージュラのクリスマス」
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: 1997年[[12月23日]]に放送予定だったアニメ版幻の第39話。上記「ポケモンショック」で放送が一旦打ち切りとなり、後の放送再開時(翌年春)に第39話として放送されたのは「ピカチュウのもり」だった。「ルージュラのクリスマス」は、後に真夏に番外編として再放送され、ビデオにも短編映画と一緒に収録された。番外編とした理由としては「ポケモンショック」前に制作されていた「ルージュラのクリスマス」以降の話では、冬に放送予定だったため夏の放送では季節があわない事。他に主人公の手持ちポケモンの一匹ヒトカゲがそのまま登場しているが、放送再開後ポケモンショック後に製作された話を優先して放送し、ポケモンショック前に製作されたヒトカゲが登場する話の前に、ヒトカゲがリザードンに進化してしまい、ポケモンが進化前の状態に退化する設定は無い為つじつまが合わなくなったためだと思われる。同様の理由で番外編扱いとなったストーリーが他に3作ある。
+
; ポケモン同人誌事件
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: アニメ版ポケットモンスターが人気絶頂の頃、[[同人誌即売会]][[コミックマーケット]]」(コミケット、コミケ)にて、ポケモンのキャラクターを用いた<!-- 「、艶笑ジョーク(ポケモンのキャラクターにホテルへの同行を持ちかけ驚かす)を伴う」については当該同人誌は通常内容がわいせつなものであるとされているので削除しておきます。内容については http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/topics/pokemon2.htmlを参考にしています。 -->[[同人誌]]が販売された。この同人誌を偶然(異説有り。リンク先参照)入手した[[任天堂]]社員が本社へ報告し、問題の同人誌を入手した任天堂はアニメなどのキャラクター戦略に影響すると考えたため、[[著作権法]]違反([[複製権]]侵害)で[[京都府警察|京都府警]]に被害届を提出した<ref>[http://www.nitiyo.com/zine/poke/ 『ポケモン同人誌事件』を考える]</ref>。
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: 通常なら容疑者の逮捕はその居住地域を管轄する地方警察が逮捕や取調べを行うことになっているが、このときは京都府警が容疑者である作家のもとに赴き、逮捕後京都まで容疑者を護送するという異常事態が起こったのである。そして当該同人作家は起訴され、罰金が科せられた。<!-- どういう取調べがあったのか、拷問や司法取引(日本では禁止されている)などの噂などいろいろあります。また、任天堂と京都府警との黒い関係もいろいろありますが、が、うまく説明できないので、ここの部分についてはコメントアウトしておきます -->この事件については真偽不明の様々な噂が流れ、インターネット上の掲示板などを中心に騒ぎが起こった。<!-- 任天堂の行動には同人誌生活文化総合研究所のリンクであげられているみのうら氏のように賛成派も見られますし、結局不買運動も本格的に展開されなかったのでバッシングについては削除しました。 -->
+
; 世界的人気順位に関する話題
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: [[テレビ朝日]]の『[[決定!これが日本のベスト100全国一斉○○テスト|決定!これが日本のベスト]]』の統計によれば、ポケモンは日本国外で2位の人気だと言われている<ref>[http://www.tv-asahi.co.jp/best/updating_dex/ranking/038.html 世界に進出した日本の人気アニメ ベスト100]</ref>。しかし、インターネットのあるランキングによると世界120位であり、それどころか嫌いな番組第1位になるほどだと言う。そこには「現実なら[[ロケット団]]は5秒で子供達を惨殺して、[[ピカチュウ]]を奪うさ」と書かれていた<ref>[http://www.moonlight.vci.vc/misc/kirai.html 嫌いな日本アニメは?]</ref>。ただこれは、日本国外において、インターネットを扱えるティーンエイジャー以上のアニメファンの多くがいわゆる「[[子供向けアニメ]]」を嫌う傾向にあることも関係していると思われる(同様の理由で、同じくアメリカで展開されている「[[遊☆戯☆王]]」も低年齢層と高年齢層で評価が分かれている)。
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+
=== 日本国外 ===
+
; 日本以外で''ポケットモンスター''と呼ばない理由
+
: [[アメリカ合衆国|アメリカ]]で『[[:en:Monster in My Pocket|Monster in My Pocket]]』という商標が既に登録されていた為、多くの国々ではタイトルの省略形「ポケモン(POKÉMON)」を採用した。日本国内版においても「ルビー・サファイア」以降は英語表記がそのようになっている。なおÉの上のアクセント記号はこのEが黙字でなく発音をもつEであることを表す。しかしそれでも、英語ではアクセントのない母音を「エ」と発音することは難しいため「ポ'''キ'''モン」と発音されることが多かった。その為、日本国外の担当者が任天堂に「POKÉMON」の発音を教わることが多く、結果として日本国外での「ポケモン」の発音は関西訛りになった。
+
: ただし、一般消費者は今もなお「ポ'''キ'''モン」と発音していることが多い。
+
: この他、[[英語圏]](特にアメリカ)においては、''「ポケット」という単語に[[陰茎|男性器]]を連想させるニュアンスがあるため、「ポケットの化け物」では子供の遊ぶ健全なゲームのタイトルとしては不適切である''、という判断も変更理由の1つと言われる(「ポケットモンスター」自体が卑猥なスラングとして使われているわけでは無く、「ポケット」は「ポケットに入るくらいのサイズ」という意味なので誤解無きよう)。
+
: [[中国語]]においては意訳が採用されており、[[台湾]]では『神奇寶貝』(訳: 不思議な宝物/赤ちゃん)、[[香港]]では『寵物小精靈』(ペット妖精)である。正式に翻訳される以前は、『口袋怪物』等の直訳が用いられることもあった(口袋はポケットの意)。
+
; 日本国外展開
+
: 「ポケットモンスター」は[[1998年]]に[[Electronic Entertainment Expo|E3]]に出展(一部のポケモンの名称が製品版と異なる)。同年[[9月7日]]にアメリカでTVアニメの放送がスタートし、同28日に[[ゲームボーイ]]ソフト「POKÉMON」が価格29ドル95セント、[[アメリカ合衆国の国旗|星条旗]]の色と同じ「赤」と「青(ただし、内容は緑と同じ)」の発売を開始。これを皮切りに、各国でTVアニメの放送とソフトの発売を開始。英語版YELLOW(和名:[[ポケットモンスター ピカチュウ|ピカチュウバージョン]])はゲームソフトにおけるミリオンセラーの最短記録として[[ギネス・ワールド・レコーズ]]に載った。
+
: [[1999年]][[11月12日]]に劇場映画「Pokémon The First Movie」(日本版名:[[劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲|ミュウツーの逆襲]])が、全米3000館で公開され興行収入8000万ドル、その他の国々で9100万ドルを記録した。この作品の[[サウンドトラック]]CDは初回出荷枚数100万枚、全米チャート8位を記録。続編も順次公開されている。
+
: アメリカで「ポケットモンスター」がアニメとして広く受け入れられた理由としては、(アメリカ人から見て)「ポケットモンスター」がアメリカの[[カートゥーン]]のようにシンプルなストーリーの作品であること、ゲームソフトとの[[メディアミックス]]が功を奏したこと、オリジナルの日本版から日本的なものを差し替えるなどして日本色を薄めたことなどが挙げられる。一方、アメリカの大人のアニメファンからは厳しい評価が下されている。
+
 
; 日本国外版のゲームソフト
 
; 日本国外版のゲームソフト
: 北米版ではポケモン名・地名・人名などは英語に直された。民家の仏壇が「[[ディグダ]]の像」に、アイテムの「[[饅頭]]」「[[煎餅]]」が「キャンディバー」「[[クッキー]]」になるなど日本的なものは差し替えられることが多い。なお、北米版に続き各国で発売されたソフトは英語名を元にしている部分が多々ある。
+
: 英語版ではポケモン名・地名・人名などが英訳されている。民家の[[仏壇]]が「[[ディグダ]]の像」に、道具の「[[饅頭]]」「[[煎餅]]」が「[[スナックバー (菓子類)|キャンディバー]]」「[[クッキー]]」になるなど日本的なものは差し替えられることが多い。なお英語版に続き各国で発売されたソフトは、英語名を元にしている部分が多々ある。
: ゲーム内容はほぼ変化はないが、『金・銀』で一部ポケモンの出現種が異なったり、『ポケモンコロシアム』ではボーナスディスクでの入手ポケモンが差し替えられている。
+
: 日本語版での『赤・緑』は、日本国外版では[[アメリカ合衆国の国旗|星条旗]]の色と同じ『赤・青』として発売された。ただし、『青』の内容は日本語版での『緑』と同じものである。
: [[ゲームボーイ|GB]]ソフトである『金・銀』までは名前文字数の関係からか日本国外版との通信は正常に働かないが、[[ゲームボーイアドバンス|GBA]]になりデータ形式が一新された『ルビー・サファイア』からは日本国外版との通信が可能となっている(→[http://gamefreak.sakura.ne.jp/sp/dir/column001.html 増田部長のめざめるパワー](2004年8月6日))。一部の通信では一時的に文字化けすることが確認されているが問題はない。『ポケモンコロシアム』でのボーナスポケモンは日米で異なるが、これはポケモンの特長である通信交換を世界規模で行って欲しいという考えの表れとも考えられる。
+
: ゲーム内容はほぼ変化はないが、『金・銀』で一部ポケモンの出現種類が異なったり、『ポケモンコロシアム』ではボーナスディスクでの入手ポケモンが差し替えられている。また、DS版ではゲームコーナーの内容が変更になっているものもある。
: [[ニンテンドーDS]]の『ダイヤモンド・パール』では、異なる言語のソフトで手に入れたポケモン(2007年5月現在本作の北米版が発売されているが、国外版の『ルビー・サファイア』等で手に入れたポケモンでも可。ただし全てのポケモンではなく特定の種族に限る)を通信で手に入れると、ポケモン図鑑にその言語での解説文が追加される。[[ニンテンドーWi-Fiコネクション]]を利用した世界規模の通信が可能であることもゲーム内で示唆されている。
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: [[ゲームボーイ|GB]]ソフトである『金・銀』までは名前文字数の関係からか日本国外版との通信は正常に働かないが、[[ゲームボーイアドバンス|GBA]]になりデータ形式が一新された『ルビー・サファイア』からは日本国外版との通信が可能となっている<ref>[http://www.gamefreak.co.jp/blog/dir/?p=115 増田部長のめざめるパワー] 2004年8月6日</ref>。一部の通信では一時的に[[文字化け]]することが確認されているが問題はない。『ポケモンコロシアム』でのボーナスポケモンは日米で異なるが、これはポケモンの特長である通信交換を世界規模で行って欲しいという考えの表れとも考えられる。
: ただし、現時点で異なる言語のソフトと通信可能なケースはGBA版(ルビー・サファイア・エメラルド・ファイアレッド・リーフグリーン)同士、DS版(ダイヤモンド・パール)同士の場合のみである。データ自体に互換性は存在しても、[[GBAケーブル]]やニンテンドーDSのダブルスロット機能を利用したデータのやりとりは行えない。例えば前述のように日本版のポケモン図鑑に他言語解説を追加する場合、海外版GBAソフト→日本版GBAソフト→日本版『ダイヤモンド・パール』、または海外版『ダイヤモンド・パール』→日本版『ダイヤモンド・パール』という手順でポケモンを送らなくてはならない。
+
: DS版では異なる言語のソフトで手に入れたポケモンを通信で手に入れる(国外のGBA版で手に入れたポケモンでも可。『ダイヤモンド・パール』では全てのポケモンではなく特定の種族に限る)と、ポケモン図鑑にその言語での解説文が追加される。[[ニンテンドーWi-Fiコネクション]]を利用した世界規模の通信が可能であることもゲーム内で示唆されている。
 +
: 現時点で異なる言語のソフトと通信可能なケースはGBA版同士、DS版第4世代(『ダイヤモンド・パール・プラチナ』、『ハートゴールド・ソウルシルバー』)同士の場合のみである。データ自体に互換性は存在してもパルパークやポケシフターを利用したデータのやりとりは行えない。例えば前述のように日本版のポケモン図鑑に他言語解説を追加する場合、日本国外版GBAソフト→日本版GBAソフト→日本版第4世代ソフトという手順、または日本国外版と日本版第4世代同士の通信でポケモンを送らなくてはならない。
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; 日本以外での「ポケットモンスター」の名称
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: アメリカで『[[:en:Monster in My Pocket|Monster in My Pocket]]』という商標が既に登録されていた為、多くの国々では「ポケットモンスター」ではなく、タイトルの省略形である「ポケモン(POKÉMON)」を採用した。日本国内版においても『ルビー・サファイア』以降は英語表記がそのようになっている。なおÉの上のアクセント記号はこのEが黙字でなく、発音をもつEであることを表す。英語ではアクセントのない母音を「エ」と発音することは難しいため「ポ'''キ'''モン」と発音されることが多かった。その為、任天堂の社員が日本国外の担当者に「POKÉMON」の発音を教えることが多く、結果として日本国外での「ポケモン」の発音は関西訛りになった。ただし、一般消費者は今もなお「ポ'''キ'''モン」と発音していることが多い。この他、[[英語圏]](特にアメリカ)においては「ポケット」という単語に[[陰茎|男性器]]を連想させるニュアンスがあり、実際に南部の一部地方では「pocket monster」でスラングとして通用する<ref>[http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&amp;amp;d=0912&amp;amp;f=it_0912_006.shtml エロすぎる理由から『ポケットモンスター』は欧米で『ポケモン』として発売] [[サーチナ]] (2009/09/12)</ref>。
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: [[中国語]]においては意訳が採用されており、[[台湾]]では『神奇寶貝』(訳:不思議かわいい物)、[[香港]]では『寵物小精靈』(ペット妖精)である。正式に翻訳される以前は『口袋妖怪』等の直訳が用いられることもあった(口袋はポケットの意)。
  
=== その他 ===
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== ポケットモンスターに関する様々なニュース・話題 ==
; 作品中の名前などの由来
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; バンダイのアンケート
: 各作品中の固有名詞は、例えば『赤・緑』系、『金・銀』系では各街の名前が[[]]の呼び名(特に[[日本の色の一覧|日本語での古式ゆかしい名称]])で統一されているなど、何らかのコンセプトに沿って命名されている。なお『赤・緑』系のスタート地点[[マサラタウン]]は、「何色にも染まっていない汚れなき色」という意味で「まっさら」から付けられている。
+
: [[バンダイ]][[1998年]]に実施した「好きなキャラクター」のアンケートで、『ポケットモンスター』が男児・女児共に第1位を獲得した。支持率は男児27.7%、女児27.4%<ref name="bandai-question49">[http://www.bandai.co.jp/kodomo/question49.html 1999年4月 お子さまの好きなキャラクターは? | こどもアンケート | 株式会社バンダイ]</ref>。
: また同じくジムリーダーなど主な登場人物の人名は、主に花などの植物の和名をアレンジしたものがつけられている。[[オーキド博士]]も英語のorchid(オーキッド:蘭)、ナナカマド博士も[[ナナカマド]]からきていると思われる。
+
: ポケモンの舞台となっているカントー地方、ジョウト地方、ホウエン地方、シンオウ地方は、それぞれ関東地方、東海~関西地方、九州地方、北海道地方がモデルになっている。
+
 
; ポケモンおじさん
 
; ポケモンおじさん
: 2000年頃にかけてポケモン関連のテレビCMにレギュラー起用されていた[[綿引勝彦]]は当時、ファンの間から「ポケモンおじさん」と呼ばれていた。もちろんそれは広告戦略上の役作りの結果であるのだが、極道ものの[[映画]]や[[日本放送協会|NHK]][[大河ドラマ]]にも多数出演している強面の綿引がポケモンゲームにはまっていく様子を愛嬌たっぷりに描いたCM群は、当時大きな話題を呼んだ。
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: 2000年頃にかけてポケモン関連のテレビCMにレギュラー起用されていた[[綿引勝彦]]は当時、ファンの間から「ポケモンおじさん」と呼ばれていた。広告戦略上の役作りの結果であるのだが、[[ヤクザ映画]]や[[日本放送協会|NHK]][[大河ドラマ]]にも多数出演している強面の綿引がポケモンゲームにはまっていく様子を愛嬌たっぷりに描いたCM群は、当時大きな話題を呼んだ。
:: 『ピカチュウげんきでちゅう』TVCM(1998年末、綿引氏初登場)
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:: 『ピカチュウげんきでちゅう』TVCM(1998年末、綿引初登場)
 
:: 『ポケモンスナップ』TVCM(1999年春)
 
:: 『ポケモンスナップ』TVCM(1999年春)
::: この時の綿引を再起用したことにより、「ポケモンおじさん」というキャラクターが明確になっていく。
+
: この時の綿引を再起用したことにより、「ポケモンおじさん」というキャラクターが明確になっていく。
: 『ポケモンスタジアム金銀』のCMを最後にして担当が替わり、『ルビー・サファイア』では別のタレントが起用された。
+
: 『ポケモンスタジアム金銀』のCMを最後に担当が替わり、『ルビー・サファイア』からは別のタレントが起用された。
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; 多数のバグ
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: 様々なゲームの中でも群を抜く[[バグ]]の多さが一部で話題となり、幻のポケモンである[[ミュウ]]を出現させる、[[けつばん]]などの[[裏技]]が氾濫した。
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: なお、出荷ごとにバグフィックスを行うなど、適切な企業努力は行われており、後期出荷のものはほとんどバグは発生しない。また、GBA世代からは、外部からの[[パッチ]]によるバグフィックスが可能となっており、実際に適用された例もある。
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; 作品中の名前などの由来
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: 各作品中の固有名詞は、『赤・緑』系、『金・銀』系では各街の名前が[[色]]の呼び名(特に[[日本の色の一覧|日本語での古式ゆかしい名称]])で統一されているなど、何らかのコンセプトに沿って命名されている。なお『赤・緑』系のスタート地点となる町「マサラタウン」は、「何色にも染まっていない汚れなき色」という意味で「まっさら」から付けられている。
 +
: [[ポケットモンスターの地名一覧|ポケモンの舞台]]となっている[[カントー地方]]、[[ジョウト地方]]、[[ホウエン地方]]、[[シンオウ地方]]、[[イッシュ地方]]は、それぞれ[[関東地方]]、[[東海地方|東海]] - [[近畿地方]]、[[九州|九州地方]]、[[北海道]]、[[ニューヨーク]]がモデルになっている。
  
 
== ポケットモンスターに関する様々な逆風 ==
 
== ポケットモンスターに関する様々な逆風 ==
{{出典の明記}}
+
ポケモンが人気になる一方、様々な批判や衝突も起きている。日本国外では、思想や宗教感の違いによるものも起きている。
ポケモンが人気になる一方、様々な思想との間で批判や衝突も起きている。日本国外では、思想や宗教感の違いによるものも起きている。
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=== 日本 ===
 
=== 日本 ===
* [[ポケモンショック]]等をきっかけとした[[CESA]]との対立。
+
* [[1997年]][[12月16日]]に、テレビ東京系で放送された[[ポケットモンスター (1997-2002年のアニメ)|アニメ版ポケットモンスター]]第38話「でんのうせんしポリゴン」中の演出効果に激しく画面が明滅するものがあり、これを原因として同作の視聴者、主に幼児から中学生を中心として全国で500人以上(ビデオなどでの視聴者を含めると750人以上)が突然[[痙攣]]などの症状を起こし、病院に搬送されるという事態が起こった。詳細については[[ポケモンショック]]を参照。
* 都内小学校などで、「ポケモンバトル」と称して常々いじめられる者同士を喧嘩させる等の[[いじめ]]の様式が報告され、教育上好ましくないというレポートが提出された(結局、「ポケモン」の社会的好感度が上昇傾向にあった時期だったのと、いじめ自体が問題ではあっても、ポケモンそのものがいじめを誘発しているとは言い難いので、事実上立ち消えとなった){{要出典}}。
+
* ポケモンショックなどをきっかけとした、[[コンピュータエンターテインメント協会]]との対立。ポケモンショック直後、CESAがこの事件に関して「一切関与しない」というコメントをしたことは特筆事項である。第1回CESA大賞(現・[[日本ゲーム大賞]])では、コアユーザーの組織票(選考基準に大きく関わる)等によりポケモンは大賞を逃した。[[東京ゲームショウ]](CESA主催〈日経BP協賛〉)開催当時から任天堂は参加には消極的で、ポケモンショック以降、ポケモン関連作品が高位賞に受賞しない等、任天堂と業界団体ともしこりを残していた。近年、JAPAN国際コンテンツフェスティバルをはじめとした経済産業省管轄のイベントへの出展が多く、東京ゲームショウへの参加も期待されていたが、結局は参加は見送られた。
* 様々なゲームの中でも群を抜くバグの多さが一部で話題となり、アイテムの増殖や本来覚えることが出来ない技をポケモンに覚えさせるなどのゲームバランスを大きく崩す裏技がネット上に氾濫した。その多くはセレクトボタンを使用することから、2ちゃんねるなどでは「セレクトボタンを押せば何かしらバグるゲーム」と揶揄される一方、敢えてバグを楽しむプレーヤーも現れた。
+
* [[同人誌即売会]]「[[コミックマーケット]]」(コミケット、コミケ)にて、ポケモンのキャラクターを用いたある[[同人誌]]が販売された。その後一般人の情報提供により、「あまりにも酷い内容の同人誌が出回っている」という情報を受け、[[任天堂]]の社員が内容確認のためにその同人誌を購入し、本社へ報告。任天堂はイメージダウンにつながり、アニメなどのキャラクター戦略に影響すると考えたため、[[著作権法]]違反([[複製権]]侵害)で[[京都府警察|京都府警]]に被害届を提出した。通常なら容疑者の逮捕はその居住地域を管轄する地方警察が逮捕や取調べを行うが、このときは京都府警が容疑者である作家のもとに赴き、逮捕後京都まで容疑者を護送することになった。そして当該同人作家は起訴され、罰金が科せられた。この事件については真偽不明の様々な噂が流れ、インターネット上の掲示板などを中心に騒ぎが起こった。
 +
* 1990年代後半以降の小学生男子の間で、[[半ズボン]]の着用をやめ、[[ハーフパンツ]]を着用するという現象が起きているが、敢えて半ズボンを着用しようとした者に対し、「短パン小僧」の呼称で嘲笑し、半ズボン着用をやめさせる<ref>[[東京新聞]][[1999年]][[5月20日]]</ref>ことがあった。半ズボン復活の立場に立つ者が、広報部を通して任天堂商品開発部に抗議を申し入れた。
  
 
=== 日本国外 ===
 
=== 日本国外 ===
* 「ポケモンは、悪魔召喚を連想させる」との意見
+
* 日本国外版のテレビアニメにおいては、先述のポケモンショックの回以外にも[[欠番]]となったり、一部の国で未放送の回が存在する。[[:en:Pokémon episodes removed from rotation]]も参照。
* エスパーポケモン「[[ユンゲラー]]」に対し、[[ユリ・ゲラー]]が名誉毀損として提訴。スプーンを曲げる超能力系キャラとして、自分のイメージを勝手に使われたとのこと。このとき、任天堂側の弁護士が機転を利かし、裁判中「このキャラクターは超能力が使えます。もし貴方とこのキャラクターが似ているというなら是非ここで超能力を使ってみてください」と冗談と皮肉を混ぜた口上でユリ・ゲラーを沈黙させ、結局すぐに[[控訴]]を取り下げた、と言われている{{要出典}}。これの影響からか、ポケモンカードe~ポケモンカードゲームまでは、「[[ケーシィ]]・ユンゲラー・[[フーディン]]」の進化系列が収録されていない(もともと、ケーシィは[[エドガー・ケイシー]]、フーディンは[[ハリー・フーディーニ|フーディーニ]]だと、あちこちで言われていたこともあるのだろう。ただし、フーディンのみ特殊な形で収録されている)。ポケモンカードゲームDP拡張パック第2弾「湖の秘密」で、数年ぶりにケーシィ・フーディンが収録された。しかしユンゲラーのみ収録されず、代わりというように、ケーシィはユンゲラーをとばしてフーディンに進化できるワザを覚えていた。
+
** 第4話の「サムライしょうねんのちょうせん!」は韓国では放送されていない。
* [[ポケモンカード]]の「キョウ秘伝、変わり身の術」日本版に描かれている[[]](まんじ)の文様が[[ナチス・ドイツ]]の鍵十字を連想させるとして、アメリカの[[ユダヤ人]]団体からクレームがつけられ、回収騒動が起きた。輸出版からは誤解を避けるために卍が削除されていたが、アメリカのポケモンマニアがオリジナルである日本版を欲して輸入したため、日本版にクレームがついたのである{{要出典}}
+
** 第18話の「アオプルコのきゅうじつ」は日本国外版では欠番となっている。
 +
** 第26話の「エリカとクサイハナ」はエジプトなど一部の国では放送されていない。
 +
** 第35話の「ミニリュウのでんせつ」ではサトシたちが[[銃]]を突きつけられるシーンがあるため、日本国外版では欠番となっている。
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** 第64話「ルージュラのクリスマス」、第251話「こおりのどうくつ!」は日本国外版では欠番となっている。この二話に登場しているひとがたポケモン「[[ルージュラ]]」の黒い皮膚や大きな唇が、[[人種差別|黒人差別]]を助長するという批判を受けたため。また、この件を受けて『ファイアレッド・リーフグリーン』以降公式的にルージュラの肌の色は黒色から紫色に変更された(当該記事参照)。
 +
* エスパーポケモン「[[ユンゲラー]]」に対し、[[ユリ・ゲラー]]が名誉毀損として提訴。スプーンを曲げる超能力系キャラとして、自分のイメージを勝手に使われたとして損害賠償を求めた。
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* アメリカのアニメ番組『[[サウスパーク]]』で本作を[[パロディ]]化した話「[[チンポコモン]]」が1999年に放送された。強烈な諷刺が込められた話で、前述のポケモンショックをもネタに取り込んでいる。
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* アメリカでは1999年までにポケモンカードを巡り、子供による脅迫、窃盗、強盗、傷害事件が各地で起こった<ref>{{リンク切れ|date=2010年9月}} [http://pqasb.pqarchiver.com/sptimes/access/46632794.html?dids=46632794:46632794&FMT=FT&FMTS=CITE:FT&date=Nov+24%2C+1999&author=MIKE+BRASSFIELD&pub=St.+Petersburg+Times&edition=&startpage=1.B ポケモン大流行の暗い側面] 1999年11月24日 [[セントピーターズバーグ・タイムズ (アメリカ合衆国)|セントピーターズバーグ・タイムズ]]</ref>。また、多くの学校でポケモンカードを発端として、[[トレーディングカード]]が禁止された<ref>{{リンク切れ|date=2010年9月}} [http://pqasb.pqarchiver.com/sptimes/access/46253026.html?dids=46253026:46253026&FMT=FT&FMTS=CITE:FT&date=Nov+10%2C+1999&author=ROBERT+KING&pub=St.+Petersburg+Times&edition=&startpage=1 学校がトレーディングカードを禁止] 1999年11月10日 セントピーターズバーグ・タイムズ</ref>。[[イギリス]]でも2000年までにカードの流行によるいじめ、恐喝事件などが多発し、多数の学校でポケモンカードが禁止された<ref>[http://www.guardian.co.uk/uk/2000/apr/25/6 Pokemon cards 'exploit children'](ポケモンカードは「子供達を食い物にする」) 2000年4月25日 [[ガーディアン]]</ref>。
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* アメリカで子供がモンスターボールを模ったラバー製の玩具で遊んでいた所、誤って飲み込み、喉を詰らせて窒息死した<ref>[http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9503E4D9143DF930A25752C1A96F958260&scp=1&sq=+Parents+of+Boy+Who+Choked+to+Death+on+Pokemon+Ball+File+Suit&st=nyt Parents of Boy Who Choked to Death on Pokemon Ball File Suit](ポケモンボールで窒息死した男の子の両親が告訴) 1999年11月13日 [[ニューヨーク・タイムズ]]</ref>。
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* [[トルコ]]では2人の子供が自分のことを『ポケモン』と思い込み、バルコニーから飛び降りて足を骨折するという大怪我をしたため、一時的にアニメの放映が休止された<ref>[http://www.highbeam.com/doc/1P2-4574341.html Turkey cracks down on Pokemon show](トルコはポケモンの番組に断固たる処置)、highbeam.com([[シカゴ・サンタイムズ]]、2000年12月13日の記事より)</ref>。
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==== イスラム諸国 ====
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2001年に、[[アラブ首長国連邦]]でイスラム宗教局(Department of Awqaf and Islamic Affairs)がポケモンを[[ハラーム]](禁忌)であるとの[[ファトワー]](宗教見解)を発すると、[[ドバイ]]でアニメの放送が禁止され、ポケモングッズが店頭から撤去された。
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イスラーム原理主義的な思想の色濃い[[サウジアラビア]]や[[カタール]]の法学者がこれを支持すると、サウジアラビアでも同様の禁止処置が取られ、イスラム諸国にポケモンの可否をめぐる論争が飛び火した。[[マレーシア]]などでも、ポケモンが反イスラームではないかと保守派ムスリム法学者から疑われるようになった。
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更には一部で「ポケモンはシオニズムの宣伝メディアであり、イスラム教徒をユダヤ教に改宗させようとするたくらみの一環である」「『ポケモン』とは『私はユダヤ人である』の意味である」「『ピカチュウ』とは『ユダヤ人になれ』の意である」などと全く根拠の無いデマまで広まった<ref>[http://web.archive.org/web/20070828171937/http://www005.upp.so-net.ne.jp/nobuta/arc/special3.html ポケモン陰謀説の謎(エジPOPトピックスVol.3)](2001.4)</ref>。
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その後、ドバイなどイスラーム保守派に支配された諸国ではポケモンを反イスラーム的と認定し、ゲームやグッズの販売制限を行った<ref>[http://dubai.cafe.coocan.jp/topics/archives/2001/04/#a001358 ドバイ日和 | topics | 2001年4月]</ref>。また、サウジアラビアやカタールでは、ポケモン自体がハラームとされ全面禁止された<ref>[http://www.cafeglobe.com/news/dailynews/dn20010424-02.html 反イスラム的との疑惑が浮上!アラブポケモン騒動の行方は? - World News Cafe | カフェグローブ] (2001.4.24)</ref><ref>[http://web.archive.org/web/20080525034521/http://archives.cnn.com/2001/WORLD/meast/03/26/saudi.pokemon/ Saudi bans Pokemon](サウディアラビア、ポケモンを禁止) (2001.3.26、CNN)</ref>。
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サウジアラビアの法学者がポケモンをハラームとし、保守派ムスリムがそれに賛同している理由としては、「ポケモンの後天的形態変化は生物学では『[[変態]]』と呼ばれるものであるが、ポケモンではこれを『[[進化]]』と呼んでいる。進化論は保守派イスラームからはコーランの無謬性を汚すとしてハラーム扱いを受けている<ref>[http://www.isuramu.com/questions/index.htm イスラームQ&A(イスラームの道しるべ)]→イスラームは、進化論についてどう考えているのでしょうか?</ref>」ということが挙げられる。
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なお、のちにこれらの騒動は鎮静化した。
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== 脚注 ==
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{{脚注ヘルプ}}
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<div class="references-small"><references /></div>
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== 参考文献 ==
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* {{Cite book|和書
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* {{Cite book|和書
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* {{Cite book|和書
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 +
* {{Cite book|和書
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|author=ポケモンビジネス研究
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== 関連項目 ==
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* '''関連人物'''
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** [[田尻智]]
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** [[増田順一]]
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** [[杉森建]]
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** [[石原恒和]]
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** [[田中宏和]]
 +
** [[イマクニ?]]
 +
** [[久保雅一]]
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* '''関連会社'''
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** [[ゲームフリーク]]
 +
** [[クリーチャーズ]]
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** [[ポケモン (企業)]]
 +
** [[任天堂]]
 +
* '''その他'''
 +
** [[Zbtb7]] - 発見当初はポケモン遺伝子と名付けられた
 +
** [[反ポケモン勢力]]
 +
{{ウィキプロジェクトリンク|ポケモン}}
  
=== 事件・事故 ===
+
== 外部リンク ==
* アメリカで[[ポケモンカード]]のレアカード(生産数が少なく入手が困難なカード)を奪われたとして、奪われた子供の兄がカードを奪った子供を射殺(*この件については、概要のみ把握、詳細は把握せず){{要出典}}
+
{{Commonscat|Pokémon}}
* 子供がモンスターボールを模ったカプセル型の玩具を口に当てて遊んでいた所、鼻と口を塞がれて窒息死した。世界各国でのポケモン人気が高まっていた頃の事件だったために注目を集め、ニュースで取り上げられたものと思われる{{要出典}}。
+
* [http://www.pokemon.co.jp/ ポケットモンスターオフィシャルサイト]
* アメリカ人の子供がベランダで、「僕は鳥ポケモンだ、空も飛べるんだ」と叫んで飛び降り、その子供は死亡(その後の詳細不明)。尚同様の事件は[[トルコ]]でも発生した。こちらは10歳の女の子で、大怪我をしたものの命に別状は無く、助かっている{{要出典}}。
+
* [http://www.pokemon.jp/ ポケモンだいすきクラブ]
 +
* [http://www.pokemon-movie.jp/ ポケモン映画公式サイト]
 +
* [http://www.gamefreak.co.jp/ GAME FREAK]
 +
[https://wiki.xn--rckteqa2e.com/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8 ポケモンwiki]
  
== 参照 ==
+
{{ポケットモンスター}}
<references />
+
  
== 続き ==
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{{DEFAULTSORT:ほけつともんすたあ}}
[[/CESAとの関係・関連項目]]を参照。
+
[[Category:ポケットモンスター|*]]
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[[Category:コンピュータRPG]]
 +
[[Category:1996年のコンピュータゲーム]]
 +
[[Category:ファミ通ゲーム文庫]]
  
{{Wikipedia/Ja}}
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{{Link FA|hr}}
 +
{{Link FA|id}}
 +
{{Link GA|en}}
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{{Link GA|es}}
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{{Link GA|fr}}
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{{Link GA|ru}}
  
[[Category:ポケットモンスター]]
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[[af:Pokémon]]
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[[als:Pokemon]]
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[[ar:بوكيمون]]
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[[bg:Покемон]]
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[[bn:পোকিমন]]
 +
[[br:Pokémon]]
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[[bs:Pokémon]]
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[[ca:Pokémon]]
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[[ceb:Pokémon]]
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[[chr:ᏉᎨᎼᏂ]]
 +
[[cs:Pokémon]]
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[[cy:Pokémon]]
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[[da:Pokémon]]
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[[de:Pokémon]]
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[[el:Πόκεμον]]
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[[en:Pokémon]]
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[[eo:Pokemono]]
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[[es:Pokémon]]
 +
[[fa:پوکمون]]
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[[fi:Pokémon]]
 +
[[fr:Pokémon]]
 +
[[fy:Pokémon]]
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[[ga:Pokémon]]
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[[gl:Pokémon]]
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[[haw:Pokémon]]
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[[he:פוקימון]]
 +
[[hi:पॉकेमॉन]]
 +
[[hr:Pokémon]]
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[[hu:Pokémon]]
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[[ia:Pokémon]]
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[[id:Pokémon]]
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[[is:Pokémon]]
 +
[[it:Pokémon]]
 +
[[jv:Pokemon]]
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[[ko:포켓몬스터]]
 +
[[la:Pokémon]]
 +
[[lb:Pokémon]]
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[[lt:Pokemon]]
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[[lv:Pokemoni]]
 +
[[ml:പോകിമോൻ]]
 +
[[ms:Pokémon]]
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[[nl:Pokémon]]
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[[nn:Pokémon]]
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[[no:Pokémon]]
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ポケットモンスターPOCKET MONSTERS)は、株式会社ポケモン(発売当初は任天堂)から発売されているゲームソフトシリーズの名称であると同時に、同作品に登場する架空の生き物の総称であり、それらを題材にしたアニメを始めとするメディアミックス作品群を示す。

略称及び漢字圏以外での呼称は「ポケモンPokémon)」。「モンスターボールに入るとポケットに入るから、ポケモン」という愛称が付けられている[1]

概説[編集]

1996年2月27日ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が発売された。開発元はゲームフリーク、コンセプトメーカーにしてディレクターを務めたのは、同社代表取締役でもある田尻智。この作品が小学生を中心に、口コミから火が点き大ヒットとなり、以降も多くの続編が発売されている(ポケットモンスター (ゲーム)参照)。ゲーム本編作品だけでなく、派生作品や関連作品が数多く発売されている(『ポケモン不思議のダンジョン』、『ポケットピカチュウ』など)。

ポケモンはゲームのみならず、アニメ化キャラクター商品化、カードゲーム化され、日本国外でも人気を得ている。そしてその人気は現在に至るまで継続している。

2011年現在で同タイトルを冠したゲームソフトの販売本数は、全世界で2億3000万本以上に達する[2]。本シリーズのみの場合は2011年時点での最新作、ニンテンドーDS『ブラック・ホワイト』までの17作品で1億6000万本以上となる[3][4][5][6]。これはRPGシリーズとしては世界一の販売本数となる。この数字をゲームキャラクター毎のシリーズ別で比較した場合、世界第2位の数値であり(1位はマリオシリーズの2億6000万本以上)[7]、ゲームを含めた関連市場(いわゆるポケモン市場)は年間で全世界3兆5000億円規模となっている[2]

多数登場するポケモンのキャラクター性も重要な要素の一つであり、中でもアニメの影響でピカチュウは様々な製品に取り上げられている。現在までに「発見」されているポケモンの数は491種となっている。デオキシスミノムッチアンノーンなど、細かく分けた場合は670匹を超える(ポケットモンスター (架空の生物)参照)。

1997年4月1日よりテレビ東京系列にてテレビアニメが放送開始、主人公サトシ及び、その仲間と彼らのポケモン達による冒険物語を描き、15年以上続く長寿番組となる(ポケットモンスター (アニメ)参照)。

ポケモンバトルの戦術性の高さを再現したトレーディングカードゲーム (TCG) 『ポケモンカード』シリーズも制作されており、TCGプレイヤー層も巻き込んでファンを広げた(ポケモンカードゲーム参照)。

なお、略称及び漢字圏以外での呼称である「ポケモン」は、ポケモン関係の商品を扱った事業を展開する会社名「株式会社ポケモン」にも使われている。

RPG作品としての『ポケットモンスター』[編集]

内容[編集]

『ポケットモンスター』シリーズは、「ポケットモンスター(以下ポケモン)」という不思議な生き物が生息する世界において、ポケモンを自らのパートナーとしてポケモン同士のバトルを行う「ポケモントレーナー」達の冒険を描くRPGである。

主人公(プレイヤー)は、ポケモントレーナーとなり世界を旅することになる。ゲーム内に存在する他のポケモントレーナーとの対戦を多数交え、ジムバッジを集めることでポケモンリーグの出場条件を得て、ポケモントレーナーの頂点を目指す。また、多くのポケモンを捕まえることでポケモン図鑑の完成を目指すなどの目的がある。片田舎に暮らす主人公が各地を旅し、ライバルとの対決・さまざまな街での人々との出会い・ポケモンとの出会いと育成などのストーリーは、少年・少女時代の思い出に近いなど大人でも楽しめる深いものでもある。さらに、友達と対戦したりポケモンを交換できる通信機能がある。

システム面などにおける詳細はポケットモンスター (ゲーム)を参照。

シリーズ一覧[編集]

ゲーム本編作品としては、日本では以下の各バージョンが発売・発表されている。カッコ内は発売日と対応機種を表している。

追加要素を含んだ新バージョン(『』、『ピカチュウ』、『クリスタル』、『エメラルド』、『プラチナ』)や、リメイク作品(『ファイアレッド・リーフグリーン』、『ハートゴールド・ソウルシルバー』)なども発売されている。

ゲーム開発の背景とヒットまでの経緯[編集]

ポケモン前史[編集]

収集・育成を楽しむ趣味や遊びは以前から存在していた。1971年 - 1972年に「仮面ライダースナック」の仮面ライダーカードのコレクションブームがある。

1986年には、ファミコンで『ドラゴンクエスト』が、1987年には『ファイナルファンタジー』が発売されており、ポケモン発売の1996年までに多くの続編も発売され、その後も続く人気ロールプレイングゲーム(RPG)シリーズとして定着している。

1988年 - 1993年にはロッテの『ビックリマンチョコ』が、第10代目の天使悪魔シリーズのシール集めで爆発的なブームとなった。小学館は自社の雑誌『月刊コロコロコミック』やアニメを含む、大規模なメディアミックス戦略でこのブームを後押ししていた。この路線で、作り込み・対戦型おもちゃミニ四駆や収集・対戦型おもちゃバーコードバトラー、さらにはポケモンブームを後押しすることになる。

1989年、ポケモンの生みの親である田尻智が「ゲームフリーク」を設立。同年にはゲームフリーク初のゲーム作品『クインティ』をナムコから発売した。『クインティ』は「めくる」という動詞をコンセプトとしたゲームである。

ゲームフリーク設立と同じ1989年、任天堂からゲームボーイ(GB)が発売。携帯機の特性上、ゲームボーイは当初パズルやアクションゲーム向けの機種と見られており、実際にそうしたゲームも多数発売されたが、田尻はスクウェアのRPG『魔界塔士Sa・Ga』の成功を見て、携帯機でもアクションでない分野を追求できることに気づいた[9]

田尻はとりわけゲームボーイの通信機能に着目し、「交換する」という動詞をコンセプトにしたゲームの着想を得る。また田尻は『ウルトラセブン』のファンでもあり、同作のカプセル怪獣からも着想[10]を得て、「カプセルモンスター」というRPGの企画書を書き上げた。

田尻の企画した「カプセルモンスター」はカプセルトイのようなケースに入ったモンスターが、通信ケーブルを行き来するというものであった。田尻はこの企画書を任天堂に持ち込み、それを受け任天堂は開発費の援助を決定した。1990年秋の事である。

後に「カプセルモンスター」の名称は、商標権の問題で商品名に使えないこと・略した時に「カプモン」となり語呂が悪いという理由などから、現在の「ポケットモンスター」(略して「ポケモン」)に改められた。

開発[編集]

「ポケモン」の納期は当初1991年末だったが、RPGの開発経験が不足していたことやゲームで最も重要な要素である「交換する」ということへの動機付けを見つけられず、納期を超過した。その間不足した資金を補うため他のゲームを開発するなどの理由で、ポケモンの開発はしばしば中断された。1995年頃までに、『MOTHER2』を制作したエイプから新会社クリーチャーズの社長に就任した石原恒和(現・株式会社ポケモン代表取締役社長)が全体をまとめて方向付けを行う役を担うようになった、また、ゲームフリークと開発委託契約を結び、石原自身がプロデューサーとして数々の企画を任天堂などへと提案していく火付け役ともなった。当初から開発を支援していた任天堂も、製品の完成を粘り強く待ち続けた。

ゲームフリークの制作陣は、当時まだ着目されていなかった「収集、育成、対戦、交換」という要素を徹底的に遊ばせようという方針を定めていた。ポケットモンスターに盛り込まれた、ゲームボーイの通信機能を活用して「別のソフトとの間で通信を行わないとポケモン図鑑が完成しない」「(強制ではないが)自分が育てたポケモンで友達と対戦できる」という仕様はその方針を支える為にある。

個々のプレイデータには個別のID(数字)と主人公の名前が与えられ、所有するポケモンに対して「親ID」として働き個々のポケモンをさらに個性化する、という仕様も持たせた。当初はプレイヤーIDによってソフト1本毎に登場するポケモンが異なるという仕様だったが、複雑になりすぎるということで任天堂宮本茂の提案により、2種類に分けて発売する手法が採られた。また当時の主流に比べかなり大容量のバックアップメモリを搭載する仕様に切り替える事で、150種類全てのポケモンの保存が可能になった。そして1995年12月21日の発売予定を1996年2月27日に繰り下げた後に、開発開始から6年経って『ポケットモンスター 赤・緑』は発売を迎えた。

発売[編集]

1996年当時、ゲームボーイに限らず携帯型ゲーム機市場は停滞状態を迎えていた。ゲームギアなどカラー表現が可能な後続機種もほぼ終息状態にあり、テレビゲームには「次世代機」と銘打ってプレイステーションセガサターンが登場し、発売から丸6年が経っていたゲームボーイは次第に時代遅れと見られ始めていた。事実、『ポケットモンスター』発売直後の時点でGBにて発売が予定されていたゲームソフトはわずか3タイトルのみとなっていた。

市場にはRPGだけでも既に多くのゲーム作品が発売されており、さらに「過去の機種」であったゲームボーイでリリースされる『ポケットモンスター』もさほど大きな期待を持たれず、初回出荷本数は23万本強に過ぎなかった。また、2色同時発売という販売手法は、当初は「あこぎな商売」とすら揶揄された。しかし、「収集、育成、対戦、交換」というゲーム要素は徐々にユーザーたちの支持を得ていき、さらにユーザー間の口コミで爆発的なヒットに繋がる。結果的にポケモンは制作側の期待や予測を越えた大ヒットを記録した。販売本数はゲームボーイ向け『赤・緑・青』で最終的に1023万本となっている。

「ポケモン後」の市場の変化[編集]

『ポケットモンスター』発売以降ゲームボーイ市場、ひいてはコンシューマーゲーム市場そのものは大きく変化した。

後続のゲームソフトはこぞって「収集、育成、対戦、交換」の要素を盛り込み、また2バージョン同時リリースの手法を採る作品も現れるなど、二匹目のドジョウを狙った。任天堂自身もその手のゲームの開発に力を注いだ他、「ポケモン頼み」のラインナップに切り替えるなどの路線を歩んだ時期もあった。しかし前者については、各社において販売本数に如実な差が付き、結局はゲームソフトの商品力が販売力を決めることを再認識させる結果となった。また後者については、任天堂のユーザーが低年齢化に偏る結果となってしまった。

本作のアニメ放映開始後には女子のファンを獲得[11]し、ゲームボーイのユーザーに女子を呼び込んだ。これ以降はゲームボーイに限らず、任天堂の携帯ゲーム機に女性ユーザーが増加した。

メディアミックス・関連商品[編集]

アニメ[編集]

1997年から放送されているテレビアニメシリーズ。

ポケットモンスター (アニメ) を参照

OVA[編集]

1998年から発売されているOVAシリーズ。

ポケットモンスター (OVA) を参照

劇場版[編集]

1998年から公開されている劇場版アニメシリーズ。

ポケットモンスター (劇場版) を参照

関連番組[編集]

いずれもバラエティ番組。地域によってはアニメの再放送が挿入されることもある。

関連ゲームソフト[編集]

Category:ポケットモンスター関連のゲームソフトも参照。

対戦、保管ツール[編集]

ゲームボーイの本編ポケットモンスターシリーズで捕まえたポケモンを、よりよい環境で対戦したりより多く保管することができるツールとしてのソフト。ポケモンが3D化されるのが最大の魅力。おまけ機能も充実している。

ポケモンスタジアムNINTENDO64)/1998年8月1日発売 売上本数約137万本
従来の平面なゲームボーイでの対戦をNINTENDO64に移植することにより、ポケモンの3D化が実現した。ただし、対戦にポケモンは全種使用できず、40種に限られた。
プレイヤーのデータ等の読み込みは、ゲームボーイのカートリッジから64GBパックを介する形がとられている。後から64DDの追加ディスクにより、キャラクターデータを追加する予定があったが、結局実現しなかった。
ポケモンスタジアム2(NINTENDO64)/1999年4月30日発売 売上本数約71万本
前作に各機能が強化され、当時の全ポケモン151種が参加できるようになった。また、日本国外でのポケモンスタジアムはこれが1作目。
対戦ルールは6種類と、シリーズ中でもっとも多彩である。
GB版のプレイでは複数から1匹選択しなければならなかったポケモンを、プレゼントという形でいくらでも入手することができる(しかも、それを『金・銀・クリスタル』に送ると他では入手不可のアイテムを持っている)。
ポケモンスタジアム金銀(NINTENDO64)/2000年12月14日発売 売上本数約114万本
『金・銀・クリスタル』に対応したバージョン。ミニゲーム、ポケモンに関する資料が豊富で、攻略本の代わりにもなる。日本国外では2作目として発売された。
ポケモンボックス ルビー&サファイアニンテンドーゲームキューブ)/2003年5月30日発売
捕まえたポケモンを保管するのが主な目的のツール。1500匹まで預けられる。ポケモンを駒に変え、並べて眺めることもできる。『ファイアレッド・リーフグリーン』『エメラルド』にも対応。単体に加え、GBAケーブル同梱版も発売された。両者ともオリジナルカラーの「メモリーカード59」(クリアブルー&クリアレッド)が同梱。大容量である「メモリーカード251」「メモリーカード1019」には対応していない。
ポケモンコロシアム(ニンテンドーゲームキューブ)/2003年11月21日発売
『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』に対応した対戦環境と機能を持つソフト。
今までと路線が異なるオリジナルのシナリオで、RPGとしてのポケモンを楽しむこともできる。オーレ地方を舞台に、何者かに心を閉ざされたポケモン「ダークポケモン」をスナッチ&リライブと呼ばれる方法で元に戻すのが主な目的である。『ルビー・サファイア』『ファイアレッド・リーフグリーン』で入手できなかった『金・銀』のポケモンが多数入手できることが特徴。シナリオ中はすべてダブルバトルになっている。
オリジナルカラーの「メモリーカード59」(クリアブラック)同梱。
ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア(ニンテンドーゲームキューブ)/2005年8月4日発売
ストーリーは『ポケモンコロシアム』の続編だが、完全な新作RPGという位置づけで開発された商品。だが基本は同じで、心を閉ざした「ダークポケモン」をスナッチ&リライブと呼ばれる方法で元に戻すのがシナリオの柱となっている。
メモリーカードは同梱されていない。
この作品には、ゴンベとウソハチの2種類の新ポケモンが先行登場している(ただし捕獲はできない)。
ポケモンバトルレボリューションWii)/2006年12月14日発売
『ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』と繋げることができ、第4世代で登場する493種のポケモンのバトルを遊ぶことができる。
これまでの対戦型ソフトでは、初代『スタジアム』で作られたモデルやモーションが最新作である『XD』にもそのまま流用されていたが、本作ではほとんどのポケモンのグラフィックが一新されており、実況も復活した。「ともだちコード」の交換無しでWi-Fi対戦ができるのも特徴。コーラルのテーマがドリフ大爆笑のパロディになっている。余談であるがバタフリースペシャルの時に裏でやっていた。マリオ兄が変えた所すでにドラえもんのシーンが終わっていた

ポケモン世界体験型ゲーム[編集]

本編RPGの外伝的な作品。より奥深いポケモン世界を体験できる、ポケモンファン向けゲーム。

ピカチュウげんきでちゅう(NINTENDO64)/1998年12月12日発売 売上本数約74万本 音声認識システムNINTENDO64 VRS同梱
家庭用テレビゲームとしては世界初の音声認識を利用したゲーム。オーキド博士から与えられた翻訳機(ポケットヘルパー)を使い、ピカチュウとコミュニケーションを取りながら親睦を深めていく。音声認識システムには、NEC開発の「アルトーカー(LSI)」を採用。
ポケモンスナップ(NINTENDO64)/1999年3月21日発売 売上本数約49万本
ポケモン写真家のトオルが、ある島を訪れてポケモンの生態を写真に収めていく。アイテムを駆使することで、あらゆる場面を作り出せる。ファンサービスとしてか、オーキド博士が写真評価の役で登場する。後にWiiのバーチャルコンソールで配信されている。
カセットをローソンに持ち込むと、写真データをシールにしてもらえるサービスもあった(現在はすでに終了)。
ポケモンチャンネル 〜ピカチュウといっしょ!〜(ニンテンドーゲームキューブ)/2003年7月18日発売
テレビ局「ポケモンチャンネル」から放映される番組をピカチュウと一緒に観たり、お買い物したり、様々な場所へ連れて歩くことで、親睦を深めていく。30分以上に渡るオリジナルアニメ「ピチュピチュブラザーズ」が収録されているのも特徴。ポケモン映画のプロモーション映像が収録された「番組拡張ディスク」と、カードeリーダー+用カード3枚を同梱。
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊ニンテンドーDSゲームボーイアドバンス)/2005年11月17日発売
『不思議のダンジョン』シリーズのポケモン版として作られた。開発はチュンソフト。ニンテンドーDS版「青の救助隊」とゲームボーイアドバンス版「赤の救助隊」が同時発売。
ポケモンだけが暮らす異世界を舞台に、人間からポケモンになってしまった主人公が友達(パートナー)になったポケモンと救助隊を結成し、ポケモン達からの救助依頼をクリアしながら自分がポケモンになった理由を探すローグライクゲーム
この作品にはルカリオなどの『ダイヤモンド・パール』で初登場するポケモンも一部先行登場した。
2005年11月25日に、「青の救助隊」において、「赤の救助隊」以外の一部のGBAカートリッジをニンテンドーDSに刺したまま遊ぶとそのカートリッジのセーブデータが消えてしまう不具合が発表された。
ポケモンレンジャー(ニンテンドーDS)/2006年3月23日発売
フィオレ地方を舞台にしたポケモンレンジャーになった主人公によるアクションアドベンチャー。レンジャーはキャプチャ・スタイラーという道具を使ってポケモンを仲間にできる。しかしレンジャーはポケモントレーナーとは異なり、仲間になったポケモンに一度力を借りたら自然に帰さなくてはいけない(リリース)。
ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊(ニンテンドーDS)/2007年9月13日発売
ポケモン不思議のダンジョンシリーズの2作目。
ポケモンレンジャー バトナージ(ニンテンドーDS)/2008年3月20日発売
「ポケモンレンジャー」の続編。アルミア地方を舞台にした、ポケモンレンジャーになった主人公によるアクションアドベンチャー。
みんなのポケモン牧場Wiiウェア)/2008年3月25日配信開始(プラチナ対応版/同年11月5日
『ダイヤモンド・パール・プラチナ』で捕まえたポケモンと触れ合うことのできるコミュニケーションソフト。
ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊(ニンテンドーDS)/2009年4月18日発売
『時の探検隊・闇の探検隊』のマイナーチェンジ版。
乱戦!ポケモンスクランブル(Wiiウェア)/2009年6月16日配信開始
「ふしぎなネジ」によって動くポケモンのおもちゃを操り、他のポケモンのおもちゃを倒していくアクションゲーム。
ポケモン不思議のダンジョン すすめ!炎の冒険団・いくぞ!嵐の冒険団・めざせ!光の冒険団(Wiiウェア)/2009年8月4日配信開始
ポケモン不思議のダンジョンシリーズの3作目。
ポケパークWii 〜ピカチュウの大冒険〜(Wii)/2009年12月5日発売
ポケモンたちの遊び場「ポケパーク」をめぐるアクションアドベンチャー。
ポケモンレンジャー 光の軌跡(ニンテンドーDS)/2010年3月6日発売
ポケモンレンジャーシリーズの3作目。
スーパーポケモンスクランブルニンテンドー3DS)/2011年8月11日発売
『ポケモンスクランブル』の第2弾。イッシュ地方のポケモンも登場し、646種のポケモン全てが一斉登場する。
ポケパーク2 〜Beyond the World〜(Wii)/2011年11月12日発売
『ポケパーク』シリーズの第2弾。イッシュ地方のポケモンが新たに登場するほか、フィールド上ではピカチュウ以外にツタージャポカブミジュマルが操作可能となった。

ポケモンカード[編集]

ポケモンカードゲームを題材にしたテレビゲームのシリーズ。30枚一組または60枚一組のデッキを組み、「サイドカード」と呼ばれる、ポケモンを「きぜつ」させたときに得られるカードをすべて取るか場にポケモンがいなくなった場合に勝敗が決まる。2作とも旧シリーズのポケモンカードがベースなので、ルールなどは現行と異なる部分も多い。

ポケモンカードGB(ゲームボーイ)/1998年12月18日発売 売上本数約139万本
プレイするうちにルールをわかってもらうことを目的として作られ、対戦相手がいなくても手軽にプレイできるのが特徴。8人のクラブマスター、4人のグランドマスターに勝ち抜くことを目的としている。初期のスターターパックと第3弾までの拡張パックのほか、本ゲームオリジナルのカードも多数収録されている。
ポケモンカードGB2 GR団参上!(ゲームボーイ)/2001年3月28日発売
1作目の続編。拡張パック第4弾と拡張シートシリーズを新たに収録しただけでなく、GR団を倒していく設定になっており、ストーリー要素が充実している。ただし1作目との通信は不可能。

ピンボール・パズル[編集]

ポケモンを題材にしたピンボールやパズルゲームなど。ここでのポケモンは単にキャラクターとして扱われていることが多く、シナリオ要素が存在するのも『ポケモントローゼ』だけである。

ポケモンピンボール(ゲームボーイ)/1999年4月14日発売 売上本数約102万本
ステージを行き来し、ポケモンを捕まえる要素を盛り込んだピンボール。持ち玉はもちろんモンスターボールで、玉や障害物もポケモンになっている。ボーナスステージなどもある。しかし、最大の特徴は本作に実装された電池駆動式の振動装置で、ゲーム画面上でポケモンの仕掛けにボールがヒットすると、そのたびにソフト本体がブルッと振動した。
ポケモンピンボール ルビー&サファイア(ゲームボーイアドバンス)/2003年8月1日発売
『ルビー・サファイア』に出てくるポケモンを扱った『ポケモンピンボール』。基本的なシステムは前作と同じ。
ポケモンでパネポン(ゲームボーイカラー専用)/2000年9月21日発売
スーパーファミコンで発売されていた『パネルでポン』(インテリジェントシステムズ開発)のシステムはそのままに、キャラクターを『金・銀』を中心としたポケモンに変更した落ち物パズル
日本国外では同じく『パネルでポン』のシステムを流用し、アニメ版のキャラクターを採用した『Pokémon Puzzle League(ポケモンパズルリーグ)がNINTENDO64で発売されたが、日本では権利問題により未発売となった。
ポケモントローゼ(ニンテンドーDS)/2005年10月20日発売
ポケモンの顔をしたコマを縦か横に並べて消す(トローゼする)パズルゲーム。他の作品と打って変わりポップなキャラクターデザインが採用されている。
ポケモンピクロス(3DS)/2015年12月配信
ポケモンのキャラクターを問題に採用したピクロス。1999年春に各ゲーム誌で画面写真が公開されたが、その後続報は無いまま発売されなかった。しかし1999年4月1日からニンテンドウパワーで供給されたスーパーファミコン用ソフト『ピクロスNP vol.1』にはポケモンの問題が10問程度収録されている。2015年12月に配信された

その他のポケモンゲーム[編集]

その他レースゲームやタイピングゲームなど。

ポケモンダッシュ(ニンテンドーDS)/2004年12月2日発売
ニンテンドーDSの特徴である「タッチペン(スタイラス)」を使ったレースゲーム。画面にタッチペンをスライドさせる事でピカチュウをその方向にダッシュさせる事が出来る。また、「DSワイヤレス通信」を使用した通信対戦で、最大2-6人の対戦が可能。ただし使えるキャラクターはピカチュウのみである。
さらにレギュラーカップクリア後に、ニンテンドーDS本体に本ゲーム対応のゲームボーイアドバンス用ソフトも差し込めばGBA用ソフトの手持ちポケモンのデータを送り込む事ができ、GBA用ソフトの手持ちポケモンの形をしたマップが登場する。
この作品において、映画版に先行登場したゴンベがゲームに初登場した。
バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS(ニンテンドーDS)/2011年4月21日発売
ポケモンを題材にしたタイピングアクションゲーム。ワイヤレスキーボードが同梱される。
ポケモン立体図鑑BW(ニンテンドー3DS)/2011年6月17日配信開始
『ブラック・ホワイト』で初登場したイッシュ地方のポケモンを立体視したり、ARコードを利用して写真を撮ったりすることができる。無料配信。
ポケモン言えTAP?(iOSAndroid)/2011年夏配信開始
ポケモン関連作品および任天堂グループとして初のスマートフォン/タブレット向けアプリ。
ポケモン言えるかな?BW」の曲に合わせてポケモンカードをタップする一種の音楽ゲームである。iOS向けは2011年7月15日から9月30日まで期間限定で無料[12]
ポケモン+ノブナガの野望(ニンテンドーDS)/2012年3月17日発売
コーエーテクモゲームスの『信長の野望』とのコラボレーション作品。戦国武将(武将リーダー)とパートナーポケモンによる国盗りシミュレーションゲーム

ゲスト出演[編集]

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
任天堂の様々なキャラクターが登場するアクションゲーム。
一部のポケモンがプレイヤーキャラクターや鑑賞用フィギュア、あるいはアイテム「モンスターボール」から出現するサポートキャラクターとして登場しており、中でもピカチュウプリンは、これまでに発売された3作品全てにおいて、プレイヤーキャラクターとして登場している。 ポケモンの鳴き声は、アニメや映画と同じ声優が担当することが多い。
「ポケモンが出演するゲーム」であるため、ポケットモンスターオフィシャルサイトの商品紹介ページにも記載されている。

漫画作品[編集]

Category:ポケットモンスターの漫画作品も参照のこと。

絵本作品[編集]

  • ポケモンえほん
  • 『なかよし3びき ポケモンたびにっき』文:カサハラチュウ 絵:よしのえみこ

その他関連商品[編集]

ポケモンカードゲーム(共通)
ポケットモンスターをモチーフにした、トレーディングカードゲーム。プレイヤーをポケモントレーナーに見立て、ポケモン同士のバトルをトレーディングカードゲーム形式の対戦で再現している。
ポケモンずかんカード
カードダスのブランドで発売されているカード。ゲーム要素は無い。
ポケモンバトルカードe+
『ルビー・サファイア』にゲストトレーナーを呼び込んだり、特殊なアイテムを手に入れるためのカードe+。12種類のパッケージが存在する。
ポケモンコロシアム ダブルバトルカードe+
『コロシアム』にバーチャルトレーナーを呼び込むカードe+。4種類のパッケージが存在する。
ポケモンバトルカードe+ ファイアレッド&リーフグリーン
『ファイアレッド・リーフグリーン』のタイムアタック系イベント「トレーナータワー」を強化するカードe+。全44枚。読み込む枚数及び順番によりトレーナータワーの内容と賞品が変化する。
ポケモンバトルカードe+ エメラルド
『エメラルド』の「トレーナーヒル」のタイムアタック系イベント「トレーナーヒル」を強化するカードe+。全66枚。概要は上記と同様だがマップ構造も変化させる。
ポケットピカチュウ
ポケモンミニ
ポケモーション
バトルえんぴつ(バトエン)
みつけてピカチュウ しっぽでバンバン
ポケットモンスターの音楽
アニメ版ポケットモンスターシリーズの主題歌はたびたび一新されており、既にかなりの曲数に上っている。最初の主題歌『めざせポケモンマスター』は純粋なアニメソングとしては異例の185万枚のミリオンセラーとなった。詳しくはCategory:ポケットモンスターの音楽を参照のこと。
小説「ポケットモンスター The Animation」シリーズ(スーパークエスト文庫
アニメ初期にシリーズ構成を務めた首藤剛志著書の「小説版ポケットモンスター」。アニメ第1話から第7話までの内容がノベライズ化されている。
ゲームブック「ポケットモンスター」(アスペクトファミ通ゲーム文庫
雑誌 小学館スペシャル「ポケモンワンダーランド」(不定期刊行)

ゲームデータの配布と関連商品との連動[編集]

シリーズ第1作目『赤・緑』のミュウに始まった、ゲームデータの配信は最新作『ブラック・ホワイト』まで続けられている。

GBA版以降には映画と連動したキャンペーンが行われているが、配信データを入手するためにはソフト本体の価格とは別に金銭が必要となる場合がある。また、『ブラック・ホワイト』以降のシリアルナンバーを用いた配信の中は、ナンバーを入力するまで何が出るかわからない、いわゆるガチャ商法のものも存在する。例として雑誌「ポケモンぴあ」に付属したシリアルナンバーは隠れ特性を持った「フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ」の3種のうちいずれかを入手するためのものであるが、もしこの3匹をすべてそろえようとする場合、同じ雑誌をいくつも購入する必要が出てくる。北米や欧州ではこれらの配信サービスを行うにあたって、ユーザーがソフト本体以外の金銭を払わずとも日本版と同様のデータを受け取れるようにしている。実質有料となるのは現在のところ日本のみである。

『赤・緑・青・ピカチュウ』(1996 - 1999)
幻のポケモン「ミュウ」はゲーム中では手に入らず図鑑の完成にも影響しないが、当時大きな話題を呼んだ。基本的に抽選での当選者のみに配られるものであり、バグ技などを除いてほかに入手方法はなかった。
『金・銀・クリスタル』(1999 - 2002)
新たな幻のポケモン「セレビィ」が登場。前作におけるミュウと同様に配布が行われたほか、『クリスタル』ではモバイルシステムGBのイベントでセレビィを入手することもできた。ミュウに関しては配布イベントがなく、前作で配布されたものをタイムカプセルで連れてくる必要があった。
『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』(2002 - 2006)
この世代から映画との連動が始まり、前売り券に特定のポケモンまたはアイテムの引換券が付くようになった。
『ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』(2006 - 2010)
映画との連動のほかに、ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用したサービスも開始され、自宅の無線LANやDSステーションを利用して特定のデータを受け取ることができた。
『ブラック・ホワイト』 (2010 - )
引き続き映画との連動や、Wi-Fiコネクションによるデータの配信などが行われている。
また、シリーズ初となるウェブサイトとの連動サービス「ポケモングローバルリンク」が始まり、かくれ特性を持ったポケモンや幻のポケモンなどを入手できる。また、関連商品に同梱されているシリアルナンバーを入力することで入手できるものも存在する。

関連施設・イベント[編集]

ポケモンセンター
オリジナルも含め、数多くのポケモングッズを取りそろえるショップ。ポケモンのキャラクター戦略の拠点として、各国・各地の店舗やオンラインショップまで、多角的に展開する。名称の由来は、ゲーム内の都市や町に存在する施設「ポケモンセンター」(ひんしのポケモンを元気にしたり、他のプレイヤーとの対戦やポケモン交換をする施設)から来ている。
ポケモンセンターなつまつり・ふゆまつり
有名百貨店などで開かれる季節限定イベント。
ポケモン・ザ・パーク
ポケモンの世界観をモチーフにした遊園地。2005年に名古屋、2006年に台湾で開催。名古屋での詳細はPokémon The Park 2005を参照。
ポケモンフェスタ
小中高校の夏期休暇期間に開催される、ポケモン及び任天堂ハードゲームの展示ショウ等のイベント。携帯ハードゲームやカードゲームの公式大会等も行われる。
JR東日本ポケモンスタンプラリー
小中高校の夏期休暇期間に開催される、首都圏におけるJR東日本の駅を舞台としたスタンプラリー企画。1997年から開催(2001年除く)。名鉄(名古屋鉄道)など一部の私鉄でも実施。スタンプラリーを参照
セブン-イレブンポケモンスタンプラリー
2005年の夏から開催。セブンイレブンの店舗を回り、スタンプを集める。
ポケモン列車
JR東日本が上記のスタンプラリーの一環として、山手線でポケモンのラッピングをした列車をほぼ毎年夏に運行しているほか、名古屋鉄道でも2007年の春以降、新作映画の宣伝キャンペーンの一環として運行されている。2008年には、ポケモンジェットを運航しているANAとタイアップし、東北新幹線などJR東日本管内の新幹線車両にポケモンのラッピングを施した「ポケモン新幹線」を運行している。
ドミノ・ピザポケモンドミノキッズひろば
2008年の春からイメージキャラクターとして起用。ポケモンのグッズがもらえるピザやクイズも登場。

日本国外でのポケットモンスター[編集]

日本国外での展開
「ポケットモンスター」は1998年E3に出展(一部のポケモンの名称が製品版と異なる)。同年9月7日アメリカでテレビアニメの放送がスタートし、同28日にゲームボーイソフト『POKÉMON』が価格29ドル95セントで発売された。これを皮切りに、世界各国でテレビアニメの放送とゲームソフトの発売が開始された。英語版YELLOW(和名:ピカチュウバージョン)はゲームソフトにおけるミリオンセラーの最短記録としてギネス・ワールド・レコーズに掲載されている。
1999年11月12日に映画『Pokémon The First Movie』(日本版名:『ミュウツーの逆襲』)が全米3000館で公開され、興行収入8000万ドル、その他の国々で9100万ドルを記録した。この作品のサウンドトラックCDは初回出荷枚数100万枚を突破し、全米チャート8位を記録した。
テレビ朝日の『決定!これが日本のベスト』での「好きな日本アニメは?」というアンケートで、アニメ版ポケットモンスターが2位にランクインした[13]
日本国外版のゲームソフト
英語版ではポケモン名・地名・人名などが英訳されている。民家の仏壇が「ディグダの像」に、道具の「饅頭」「煎餅」が「キャンディバー」「クッキー」になるなど日本的なものは差し替えられることが多い。なお英語版に続き各国で発売されたソフトは、英語名を元にしている部分が多々ある。
日本語版での『赤・緑』は、日本国外版では星条旗の色と同じ『赤・青』として発売された。ただし、『青』の内容は日本語版での『緑』と同じものである。
ゲーム内容はほぼ変化はないが、『金・銀』で一部ポケモンの出現種類が異なったり、『ポケモンコロシアム』ではボーナスディスクでの入手ポケモンが差し替えられている。また、DS版ではゲームコーナーの内容が変更になっているものもある。
GBソフトである『金・銀』までは名前文字数の関係からか日本国外版との通信は正常に働かないが、GBAになりデータ形式が一新された『ルビー・サファイア』からは日本国外版との通信が可能となっている[14]。一部の通信では一時的に文字化けすることが確認されているが問題はない。『ポケモンコロシアム』でのボーナスポケモンは日米で異なるが、これはポケモンの特長である通信交換を世界規模で行って欲しいという考えの表れとも考えられる。
DS版では異なる言語のソフトで手に入れたポケモンを通信で手に入れる(国外のGBA版で手に入れたポケモンでも可。『ダイヤモンド・パール』では全てのポケモンではなく特定の種族に限る)と、ポケモン図鑑にその言語での解説文が追加される。ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用した世界規模の通信が可能であることもゲーム内で示唆されている。
現時点で異なる言語のソフトと通信可能なケースはGBA版同士、DS版第4世代(『ダイヤモンド・パール・プラチナ』、『ハートゴールド・ソウルシルバー』)同士の場合のみである。データ自体に互換性は存在してもパルパークやポケシフターを利用したデータのやりとりは行えない。例えば前述のように日本版のポケモン図鑑に他言語解説を追加する場合、日本国外版GBAソフト→日本版GBAソフト→日本版第4世代ソフトという手順、または日本国外版と日本版第4世代同士の通信でポケモンを送らなくてはならない。
日本以外での「ポケットモンスター」の名称
アメリカで『Monster in My Pocket』という商標が既に登録されていた為、多くの国々では「ポケットモンスター」ではなく、タイトルの省略形である「ポケモン(POKÉMON)」を採用した。日本国内版においても『ルビー・サファイア』以降は英語表記がそのようになっている。なおÉの上のアクセント記号はこのEが黙字でなく、発音をもつEであることを表す。英語ではアクセントのない母音を「エ」と発音することは難しいため「ポモン」と発音されることが多かった。その為、任天堂の社員が日本国外の担当者に「POKÉMON」の発音を教えることが多く、結果として日本国外での「ポケモン」の発音は関西訛りになった。ただし、一般消費者は今もなお「ポモン」と発音していることが多い。この他、英語圏(特にアメリカ)においては「ポケット」という単語に男性器を連想させるニュアンスがあり、実際に南部の一部地方では「pocket monster」でスラングとして通用する[15]
中国語においては意訳が採用されており、台湾では『神奇寶貝』(訳:不思議かわいい物)、香港では『寵物小精靈』(ペット妖精)である。正式に翻訳される以前は『口袋妖怪』等の直訳が用いられることもあった(口袋はポケットの意)。

ポケットモンスターに関する様々なニュース・話題[編集]

バンダイのアンケート
バンダイ1998年に実施した「好きなキャラクター」のアンケートで、『ポケットモンスター』が男児・女児共に第1位を獲得した。支持率は男児27.7%、女児27.4%[16]
ポケモンおじさん
2000年頃にかけてポケモン関連のテレビCMにレギュラー起用されていた綿引勝彦は当時、ファンの間から「ポケモンおじさん」と呼ばれていた。広告戦略上の役作りの結果であるのだが、ヤクザ映画NHK大河ドラマにも多数出演している強面の綿引がポケモンゲームにはまっていく様子を愛嬌たっぷりに描いたCM群は、当時大きな話題を呼んだ。
『ピカチュウげんきでちゅう』TVCM(1998年末、綿引初登場)
『ポケモンスナップ』TVCM(1999年春)
この時の綿引を再起用したことにより、「ポケモンおじさん」というキャラクターが明確になっていく。
『ポケモンスタジアム金銀』のCMを最後に担当が替わり、『ルビー・サファイア』からは別のタレントが起用された。
多数のバグ
様々なゲームの中でも群を抜くバグの多さが一部で話題となり、幻のポケモンであるミュウを出現させる、けつばんなどの裏技が氾濫した。
なお、出荷ごとにバグフィックスを行うなど、適切な企業努力は行われており、後期出荷のものはほとんどバグは発生しない。また、GBA世代からは、外部からのパッチによるバグフィックスが可能となっており、実際に適用された例もある。
作品中の名前などの由来
各作品中の固有名詞は、『赤・緑』系、『金・銀』系では各街の名前がの呼び名(特に日本語での古式ゆかしい名称)で統一されているなど、何らかのコンセプトに沿って命名されている。なお『赤・緑』系のスタート地点となる町「マサラタウン」は、「何色にも染まっていない汚れなき色」という意味で「まっさら」から付けられている。
ポケモンの舞台となっているカントー地方ジョウト地方ホウエン地方シンオウ地方イッシュ地方は、それぞれ関東地方東海 - 近畿地方九州地方北海道ニューヨークがモデルになっている。

ポケットモンスターに関する様々な逆風[編集]

ポケモンが人気になる一方、様々な批判や衝突も起きている。日本国外では、思想や宗教感の違いによるものも起きている。

日本[編集]

  • 1997年12月16日に、テレビ東京系で放送されたアニメ版ポケットモンスター第38話「でんのうせんしポリゴン」中の演出効果に激しく画面が明滅するものがあり、これを原因として同作の視聴者、主に幼児から中学生を中心として全国で500人以上(ビデオなどでの視聴者を含めると750人以上)が突然痙攣などの症状を起こし、病院に搬送されるという事態が起こった。詳細についてはポケモンショックを参照。
  • ポケモンショックなどをきっかけとした、コンピュータエンターテインメント協会との対立。ポケモンショック直後、CESAがこの事件に関して「一切関与しない」というコメントをしたことは特筆事項である。第1回CESA大賞(現・日本ゲーム大賞)では、コアユーザーの組織票(選考基準に大きく関わる)等によりポケモンは大賞を逃した。東京ゲームショウ(CESA主催〈日経BP協賛〉)開催当時から任天堂は参加には消極的で、ポケモンショック以降、ポケモン関連作品が高位賞に受賞しない等、任天堂と業界団体ともしこりを残していた。近年、JAPAN国際コンテンツフェスティバルをはじめとした経済産業省管轄のイベントへの出展が多く、東京ゲームショウへの参加も期待されていたが、結局は参加は見送られた。
  • 同人誌即売会コミックマーケット」(コミケット、コミケ)にて、ポケモンのキャラクターを用いたある同人誌が販売された。その後一般人の情報提供により、「あまりにも酷い内容の同人誌が出回っている」という情報を受け、任天堂の社員が内容確認のためにその同人誌を購入し、本社へ報告。任天堂はイメージダウンにつながり、アニメなどのキャラクター戦略に影響すると考えたため、著作権法違反(複製権侵害)で京都府警に被害届を提出した。通常なら容疑者の逮捕はその居住地域を管轄する地方警察が逮捕や取調べを行うが、このときは京都府警が容疑者である作家のもとに赴き、逮捕後京都まで容疑者を護送することになった。そして当該同人作家は起訴され、罰金が科せられた。この事件については真偽不明の様々な噂が流れ、インターネット上の掲示板などを中心に騒ぎが起こった。
  • 1990年代後半以降の小学生男子の間で、半ズボンの着用をやめ、ハーフパンツを着用するという現象が起きているが、敢えて半ズボンを着用しようとした者に対し、「短パン小僧」の呼称で嘲笑し、半ズボン着用をやめさせる[17]ことがあった。半ズボン復活の立場に立つ者が、広報部を通して任天堂商品開発部に抗議を申し入れた。

日本国外[編集]

  • 日本国外版のテレビアニメにおいては、先述のポケモンショックの回以外にも欠番となったり、一部の国で未放送の回が存在する。en:Pokémon episodes removed from rotationも参照。
    • 第4話の「サムライしょうねんのちょうせん!」は韓国では放送されていない。
    • 第18話の「アオプルコのきゅうじつ」は日本国外版では欠番となっている。
    • 第26話の「エリカとクサイハナ」はエジプトなど一部の国では放送されていない。
    • 第35話の「ミニリュウのでんせつ」ではサトシたちがを突きつけられるシーンがあるため、日本国外版では欠番となっている。
    • 第64話「ルージュラのクリスマス」、第251話「こおりのどうくつ!」は日本国外版では欠番となっている。この二話に登場しているひとがたポケモン「ルージュラ」の黒い皮膚や大きな唇が、黒人差別を助長するという批判を受けたため。また、この件を受けて『ファイアレッド・リーフグリーン』以降公式的にルージュラの肌の色は黒色から紫色に変更された(当該記事参照)。
  • エスパーポケモン「ユンゲラー」に対し、ユリ・ゲラーが名誉毀損として提訴。スプーンを曲げる超能力系キャラとして、自分のイメージを勝手に使われたとして損害賠償を求めた。
  • アメリカのアニメ番組『サウスパーク』で本作をパロディ化した話「チンポコモン」が1999年に放送された。強烈な諷刺が込められた話で、前述のポケモンショックをもネタに取り込んでいる。
  • アメリカでは1999年までにポケモンカードを巡り、子供による脅迫、窃盗、強盗、傷害事件が各地で起こった[18]。また、多くの学校でポケモンカードを発端として、トレーディングカードが禁止された[19]イギリスでも2000年までにカードの流行によるいじめ、恐喝事件などが多発し、多数の学校でポケモンカードが禁止された[20]
  • アメリカで子供がモンスターボールを模ったラバー製の玩具で遊んでいた所、誤って飲み込み、喉を詰らせて窒息死した[21]
  • トルコでは2人の子供が自分のことを『ポケモン』と思い込み、バルコニーから飛び降りて足を骨折するという大怪我をしたため、一時的にアニメの放映が休止された[22]

イスラム諸国[編集]

2001年に、アラブ首長国連邦でイスラム宗教局(Department of Awqaf and Islamic Affairs)がポケモンをハラーム(禁忌)であるとのファトワー(宗教見解)を発すると、ドバイでアニメの放送が禁止され、ポケモングッズが店頭から撤去された。

イスラーム原理主義的な思想の色濃いサウジアラビアカタールの法学者がこれを支持すると、サウジアラビアでも同様の禁止処置が取られ、イスラム諸国にポケモンの可否をめぐる論争が飛び火した。マレーシアなどでも、ポケモンが反イスラームではないかと保守派ムスリム法学者から疑われるようになった。

更には一部で「ポケモンはシオニズムの宣伝メディアであり、イスラム教徒をユダヤ教に改宗させようとするたくらみの一環である」「『ポケモン』とは『私はユダヤ人である』の意味である」「『ピカチュウ』とは『ユダヤ人になれ』の意である」などと全く根拠の無いデマまで広まった[23]

その後、ドバイなどイスラーム保守派に支配された諸国ではポケモンを反イスラーム的と認定し、ゲームやグッズの販売制限を行った[24]。また、サウジアラビアやカタールでは、ポケモン自体がハラームとされ全面禁止された[25][26]

サウジアラビアの法学者がポケモンをハラームとし、保守派ムスリムがそれに賛同している理由としては、「ポケモンの後天的形態変化は生物学では『変態』と呼ばれるものであるが、ポケモンではこれを『進化』と呼んでいる。進化論は保守派イスラームからはコーランの無謬性を汚すとしてハラーム扱いを受けている[27]」ということが挙げられる。

なお、のちにこれらの騒動は鎮静化した。

脚注[編集]

  1. 畠山けんじ久保雅一『ポケモンストーリー』日経BP出版センター、2000年(ISBN 4822241998)、101頁。
  2. 2.0 2.1 「オトナファミpokemon」 エンターブレイン
  3. (2006-05-26) 2005年度 第66期 (2006年3月期) 決算説明会資料 日本語 任天堂 2006-05-26 [ arch. ] 2011-09-26
  4. (2009-05-08) 2008年度 第69期 (2009年3月期)決算説明会資料 日本語 任天堂 2009-05-08 [ arch. ] 2011-09-26
  5. (2011-04-26) 任天堂株式会社2011年3月期決算説明会(2011年4月26日開催)参考資料 日本語 任天堂 2011-04-26 [ arch. ] 2011-04-26
  6. (2011-07-29) 任天堂株式会社2012年3月期決算説明会(2011年7月29日開催)参考資料 日本語 任天堂 2011-07-29 [ arch. ] 2011-08-03
  7. The Independent』の発表による
  8. DSi・DSi LL対応の機能あり。
  9. 田尻智さん(ゲームフリーク)VS石原恒和さん(クリーチャーズ)対談 前編 b.ポケモンを作る前に - 任天堂オンラインマガジン2000年7月号。
  10. ポケモンの魔力
  11. 少女漫画誌『ちゃお』でのコミカライズも始まったのもこの頃である。また、『クリスタル』からは女の子の主人公を選ぶことができるようになった。
  12. スマートフォン向けアプリ「ポケモン言えTAP?」がこの夏登場予定! 2011年7月12日 ポケットモンスターオフィシャルサイト
  13. 世界に進出した日本の人気アニメ ベスト100(2004.4.11)
  14. 増田部長のめざめるパワー 2004年8月6日
  15. エロすぎる理由から『ポケットモンスター』は欧米で『ポケモン』として発売 サーチナ (2009/09/12)
  16. 1999年4月 お子さまの好きなキャラクターは? | こどもアンケート | 株式会社バンダイ
  17. 東京新聞1999年5月20日
  18. [リンク切れ] ポケモン大流行の暗い側面 1999年11月24日 セントピーターズバーグ・タイムズ
  19. [リンク切れ] 学校がトレーディングカードを禁止 1999年11月10日 セントピーターズバーグ・タイムズ
  20. Pokemon cards 'exploit children'(ポケモンカードは「子供達を食い物にする」) 2000年4月25日 ガーディアン
  21. Parents of Boy Who Choked to Death on Pokemon Ball File Suit(ポケモンボールで窒息死した男の子の両親が告訴) 1999年11月13日 ニューヨーク・タイムズ
  22. Turkey cracks down on Pokemon show(トルコはポケモンの番組に断固たる処置)、highbeam.com(シカゴ・サンタイムズ、2000年12月13日の記事より)
  23. ポケモン陰謀説の謎(エジPOPトピックスVol.3)(2001.4)
  24. ドバイ日和 | topics | 2001年4月
  25. 反イスラム的との疑惑が浮上!アラブポケモン騒動の行方は? - World News Cafe | カフェグローブ (2001.4.24)
  26. Saudi bans Pokemon(サウディアラビア、ポケモンを禁止) (2001.3.26、CNN)
  27. イスラームQ&A(イスラームの道しるべ)→イスラームは、進化論についてどう考えているのでしょうか?

参考文献[編集]

  • とみさわ (2000) とみさわ昭仁 [ ゲームフリーク ―遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団 ] 大田出版 東京 2000
  • 畠山 (2000) 畠山けんじ 久保雅一 [ ポケモンストーリー ] 日経BP出版センター 東京 2000
  • 宮昌 (2004) 宮昌太郎 田尻智 [ 田尻智 ポケモンを創った男 ] 大田出版 東京 2004
  • 中沢 (1997) 中沢新一 [ ポケットの中の野生 ] 岩波書店 東京 1997
  • (1998) ポケモンビジネス研究 [ ポケモンの秘密 ] 小学館文庫 東京 1998

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

ポケモンwiki


ポケットモンスター

世界観[編集]

ポケモン[編集]

概説
ポケットモンスター (架空の生物)
ポケモン一覧 (全国図鑑順)
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けつばん

人物[編集]

地理[編集]

地方
本編の地方 (カントー地方 - ジョウト地方 - ホウエン地方 - シンオウ地方 - イッシュ地方 - カロス地方 - アローラ地方)

ゲーム[編集]

本編[編集]

GB[編集]
第1世代 赤・緑・青・ピカチュウ
第2世代 金・銀・クリスタル
GBA[編集]
第3世代
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リメイク ファイアレッド・リーフグリーン
DS[編集]
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リメイク ハートゴールド・ソウルシルバー
第5世代 ブラック・ホワイト(2)
3DS[編集]
第6世代
オリジナル X・Y
リメイク オメガルビー・アルファサファイア
第7世代 サン・ムーン
第7世代

その他[編集]

関連する人物[編集]

田尻智 - 増田順一 - 杉森建 - 石原恒和 - 田中宏和 - イマクニ? - 久保雅一

関連企業[編集]

任天堂 - クリーチャーズ - ゲームフリーク - ポケモン (企業)

反ポケモン勢力[編集]

日野晃博 - レベルファイブ - 妖怪ウォッチ - 朝鮮民主主義人民共和国 - 大韓民国 - 中華人民共和国 - 民進党 - 社民党 - 共産党 - デジタルポケットモンスター (デジモン) - たまごっち - バンダイ - ロボットポンコッツ - 真・女真転生デビルチルドレン - モンスタープラネット - グリー - 小西紀行 - ミラクルぐっち - 中核派

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