関西テレビ制作日曜夜9時枠

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関西テレビ制作日曜夜9時枠(かんさいてれびせいさくにちようよるくじわく)とは、かつて大阪関西テレビ放送が制作しフジテレビFNS全国ネットで1960年11月6日1964年3月29日までと1973年10月7日2007年1月14日まで放送されていた制作枠の番組総称である。

枠概要

1960年11月に、この枠でテレビドラマを放送開始した。1964年4月以降は、関西テレビ制作日曜夜9時45分枠が放送された。 1973年10月以降の放送枠は、「ラブラブショー」を放送していたフジテレビ制作全国ネットの21時台前半枠(30分番組)と、連続時代劇や連続ドラマ[1]を放送していた関西テレビ制作日曜夜9時30分枠(55分番組)を、交換する形で誕生した枠である。 当初は日曜9時30分枠時代と同様に時代劇連続ドラマを主体とした番組編成をしていたが、1979年10月7日以降は花王[2]一社提供を行うようになり、お笑いバラエティー中心の編成になった。また、1996年10月27日以降は健康情報を主体にしたバラエティーを放送していた。 しかし、2004年4月4日に放送開始した「発掘!あるある大事典II」の捏造発覚で1979年10月7日以来27年間に渡ってこの枠で一社提供を行っていた花王がいったん降板し、枠継続が無理となったためフジテレビに制作枠を返上することになった。そのため、2007年1月21日以降の残り10枠と4月1日以降の枠をフジテレビが買い取り、4月1日放送分までは単発特番発掘!あるある大事典II終了後の代替番組を参照)を放送、4月8日の『新報道プレミアA』の拡大版を経て、4月15日以降は金曜日に放送されていた『メントレG』を移行させて放送した[3]。 なお、花王の提供枠は2007年4月スタートの「まるまるちびまる子ちゃん」(木曜夜7時枠)・「スリルな夜」(金曜夜11時前半枠)などのレギュラー提供枠の放送時間を若干拡大して埋め合わせた[4]

かつてこの枠で放送していた番組

第1期

  • (1960年11月6日~1961年5月14日)
  • 検事(1961年5月21日~1963年6月9日)
  • 全員降下せよ(1963年6月16日~1963年10月27日)
  • 不明(1963年11月3日~1964年3月29日)

以上の番組は21:00~21:45の45分枠で放送されていた。

第2期-1

第2期-2(花王一社提供枠)

関連項目

発掘!あるある大事典II終了後の代替番組

  • スタ☆メン(1月21日・28日放送)※共に拡大版、21日放送分は「あるある大事典II」の捏造問題謝罪を行った後の21時5分開始、28日放送分は21時開始。

1月21日はCM枠の半分を「謝罪放送」に廻し、残りの3分間を公共広告機構の自己啓発CM(3本×30秒ずつ)と番組宣伝CM(15秒×6本)で対応。1月28日は全編15秒CMで5分30秒を埋めて、23:07.30~23:08に本田技研工業のイメージCMを30秒流した。

以下のうち4月1日・8日については特別処置のセールスだった。(4月8日以降は三菱電機筆頭の複数社もしくは1社提供スポンサーセールス枠。4月1日は旭化成筆頭の複数社提供セールスだった。)

それ以外は全て公共広告機構の自己啓発CM(6本×30秒ずつ)と番組宣伝CM(15秒×12本)で対応していた。

後継番組

脚注

  1. 枠前身の最終番組は「若さま侍捕物手帖」。
  2. 当時の社名は花王石鹸。
  3. 2008年9月で終了、それ以降は花王一社提供枠が復活、タモリが司会の『エチカの鏡』を放送中。
  4. 「スリルな夜」は裏番組との兼ね合いのため提クレ非表示であるが、2008年4月からは金曜夜10時枠の「一攫千金!日本ルー列島!」も提供している。

前後番組の変遷

フジテレビ系列 日曜21時台
前番組関西テレビ制作日曜夜9時枠
(1973年10月7日 - 2007年1月14日)
次番組
21:00 ラブラブショー
21:30 若さま侍捕物手帖
日曜特番
メントレG開始までのつなぎ番組

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