「黄色」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(初版)
 
(黄色と他の色を混ぜると: 訂正)
79行目: 79行目:
 
*黄色+赤で[[オレンジ色]]。
 
*黄色+赤で[[オレンジ色]]。
 
*黄色+青で[[緑]]。
 
*黄色+青で[[緑]]。
*黄色+緑で黄緑。
+
*黄色+緑で[[黄緑色]]。
 
*黄色+オレンジ色で'''山吹色'''。
 
*黄色+オレンジ色で'''山吹色'''。
 
*黄色+黒で[[茶色|黄土色]]。
 
*黄色+黒で[[茶色|黄土色]]。

2007年9月1日 (土) 13:56時点における版

黄色(きいろ)は、の一つで、太陽のような色。波長は565nmから590nm程度。 色材の三原色(絵の具の三原色)の一つであり、の光を混ぜても同じ色に見える。広義には、次のような色が黄色と呼ばれる。




色材の三原色

色材の三原色の一つとしての黄色は、次のような色である。


これは(ブルー、青紫)の補色で、この色の顔料は青の波長を吸収する。カラー印刷でのインクトナーに使われ、通常シアンマゼンタと共に使われるため、CMYKと呼ばれる。ただし、現在の技術では理想的な黄色のインク・トナーを作ることは難しく、黄色のインクは理想的な黄色とは微妙に違う色となる。なお、

黄色の色材

かつては発色性が良く、紫外線にも強い硫化カドミウムを主成分とした無機顔料カドミウムイエロー)が使われていたが、有毒かつ高価なため今日では高級な油絵の具水彩絵の具を除いてほとんど使われない。今日では化学的に合成されたアゾ系の有機顔料が主体。アゾ系の黄色顔料はパーマネントイエローの名前で絵の具にも使われるが、ホルベイン工業ではアゾ系顔料と無機顔料でありながら毒性のないチタンイエローの混合物からつくった絵の具を「パーマネントイエロー」として売っている(但し油絵の具と透明水彩絵の具のみ)。また、黄色の無機顔料としては他に黄鉛(クロムイエロー)、ジンククロメート(亜鉛黄、ジンクイエロー)、ストロンチウムクロメート(ストロンチウムイエロー、ストロンシャンイエロー)、黄土(イエローオーカー)、ニッケルイエロー、ビスマスバナジウムイエロー(バナジウムイエロー、ビスマスイエロー)等があり、無毒な黄土、ニッケルイエロー、ビスマスバナジウムイエローは有機顔料と同じくらいよく使われる。黄鉛とジンククロメートは有毒だが生産量が多く今日でも塗料に多く使われるので、この2つは日本工業規格(JIS)で統一規格の対象として規定している12品目の顔料の1つとなっている。なおセラミック顔料のクロムチタンイエロープラセオジムイエローも黄色の無機顔料である。黄色の有機顔料、とりわけ一般印刷に使用されている汎用品は赤と同様紫外線に弱いため、数箇月屋外に掲示されたポスターなどは赤と黄が無くなり、紺色に見える。

警戒色としての黄色

黄色は視認性の高い色で、特にとの組み合わせは非常に目立つコントラストとなる。この「黄色と黒」の組み合わせを一般に「警戒色」と呼び、交通標識や工事現場、各種工場で多用される。

日本海海戦のロシア艦隊は、煙突を黄色と黒に塗り分けており、日本艦隊にとって視認しやすかったと言われている。又、の体色も、黄色と黒の組み合わせ(縦縞)である事が多い。これは、蜂は毒針で刺す能力を持つ自分を、虎は咬み殺す能力を持つ自分を、視覚的に他の動物に印象づけることで、外の動物が避けてくれるようになる効果を持つと言われており、これを生物学の分野でも「警戒色」といい、俗に「虎マーク」とも呼ばれている。

このように、黄色は暗い所でかなり目立つ色なので、特に小学生が登下校時に被る通学帽や、幼稚園児の通園かばんや、児童用の雨傘には、黄色一色が用いられる事が多い。又、合羽やヘルメットにも、黄色一色が用いられる事も多い。

スポーツ界でも、「黄色と黒」の組み合わせを用いるチームもあり、(1) 黄色と黒の縦縞とするパターンや、(2) 上半身が黄色で下半身が黒のパターン、の2通りがある。

黄色に関する事項

黄(イエロー)を含む言葉

黄色と他の色を混ぜると

  • 黄色+赤でオレンジ色
  • 黄色+青で
  • 黄色+緑で黄緑色
  • 黄色+オレンジ色で山吹色
  • 黄色+黒で黄土色
  • 黄色+白でレモン色
  • 黄色+アイボリーで金色(但し、事実上)。

近似色

関連項目

Wikipedia-logo.svg このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・黄色を利用して作成されています。変更履歴はこちらです。