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'''ZARD'''(ザード)は、[[作詞]]・[[ボーカル]]を務める[[坂井泉水]](さかい いずみ)を中心とした[[日本]]の[[バンド (音楽)|音楽グループ]]。固定メンバーは坂井泉水のみであったため、坂井泉水自身のことを指す場合もある。所属[[事務所]][[泉水]](SENSUI)。所属[[レコード会社]]は[[ビーイング]]傘下の[[B-Gram RECORDS]]。全てのシングルにタイアップがつくなど曲を耳にする機会が多く、代表曲にミリオンヒットとなった「[[負けないで]]」「[[揺れる想い]]」「[[マイ フレンド]]」がある。
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'''ZARD'''(ザード)は、[[作詞]]・[[ボーカル]]を務めていた[[坂井泉水]]を中心とした[[日本]]の[[音楽ユニット]]である。「ZARD」の名称は後述の事情から坂井自身と同義に用いられる場合もある<!--2007年5月29日の『[[サンケイスポーツ]]』の記事などを参照-->。坂井の死去後は残された音源を元にアルバムの制作やフィルムコンサートなどがプロデューサーの[[長戸大幸]]を中心とする制作スタッフによって行われている。所属[[事務所]]は泉水([[SENSUI]])。所属[[レコード会社]]は[[ビーイング]]。レーベルは[[B-Gram RECORDS]]
  
== メンバー ==
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[[1990年代]]に女性ボーカルとしては最も多くのCD売上げ枚数を記録しており、[[シングル]]では「[[負けないで]]」「[[揺れる想い]]」「[[マイ フレンド]]」が[[ミリオンセラー]]となっている<ref>[http://www.oricon.co.jp/news/music/44979/ ZARD坂井泉水さん、不慮の事故で死去]([[オリコン|ORICON STYLE]])2013年10月13日閲覧。</ref>。また、アルバムでは9作が連続でミリオンを達成しており、史上最多記録である([[オリコンチャート|オリコン]]調べ)。
* [[坂井泉水]] [[ボーカル]][[作詞]]担当
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(坂井泉水個人の詳細は「[[坂井泉水]]」の記事を参照)
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== 概説 ==
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=== メンバー ===
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* '''[[坂井泉水]]''' - [[ボーカル]]、[[作詞]]担当。
  
 
=== 脱退したメンバー ===
 
=== 脱退したメンバー ===
各メンバーの脱退は所属事務所から正式には公表されていないが、以下のメンバーがかつてZARDに所属し、ある時期に脱退したようである。
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各メンバーの脱退時期は所属事務所から正式には公表されていない。以下のメンバーがかつてZARDのメンバーとして表記され、このメンバーでテレビ出演や学園祭ライブも行っていたが、その後メンバーとしてクレジットされているのは坂井のみとなっている。
* [[町田文人]][[ギター]]): 『負けないで』前後
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* '''町田文人''' - [[ギター]]担当。「[[君がいない]]」(1993年4月21日発売)後に脱退。
* [[星弘泰]]([[ベース (弦楽器)|ベース]]): 『IN MY ARMS TONIGHT』後
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* '''星弘泰''' - [[ベース (弦楽器)|ベース]]担当。「[[IN MY ARMS TONIGHT]]」(1992年9月9日発売)後に脱退。
* [[道倉康介]]([[ドラムセット|ドラム]]): 『負けないで』前後
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* '''道倉康介''' - [[ドラムセット|ドラムス]]担当。「IN MY ARMS TONIGHT」後に脱退。
* [[池澤公隆]]([[キーボード]]): 『負けないで』前後
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* '''池澤公隆''' - [[キーボード (楽器)|キーボード]]担当。「君がいない」後に脱退。
  
2007年5月30日放送の[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系『[[情報プレゼンター とくダネ!]]』に町田が出演し、ZARDの元メンバーと紹介されていた。町田は坂井について「大人だったと思うことが多かった」、「[[デビュー]]当時お金がなかった自分たちのことまで心配してくれていた」、「(お互いに変わって)また会えると思っていた」、「意味がわかんねぇよという感じ」と[[インタビュー]]に答えていた。
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{{Main|#メンバー構成}}
  
== 結成〜現在 ==
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=== プロジェクト・ユニット名の由来 ===
=== デビュー ===
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「ZARD」という名は「[[地吹雪#ブリザード|blizzard]]」、「[[wikt:hazard|hazard]]」、「[[魔法使い|wizard]]」といった単語から取ったと言われており、響きや語感が良いのが理由とされている。坂井泉水は「プロデューサーの長戸大幸がつけた」とファンクラブの会報で述べている。
街でスカウトされ[[モデル (職業)|モデル]]として活動をしていた坂井泉水が、[[テレビドラマ]]『[[結婚の理想と現実]]』の主題歌を歌うことに抜擢されたことがきっかけで歌手デビューを果たす。ただしこの時点でバックメンバーが決まっていたかは定かではない。デビューしたての頃はZARDはソロプロジェクトであり、まだ音楽制作に不慣れな坂井を[[長戸大幸]]が傍でサポートしていた。アルバム『[[もう探さない (アルバム)|もう探さない]]』から[[バックバンド]]の4人が[[クレジットタイトル|クレジット]]される。
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4th[[シングル]]『[[眠れない夜を抱いて]]』から、イメージを一新。曲も重々しいロックからポップ系の曲、ビジュアル面でも従来のダークなイメージから明るいイメージへ変わった。このシングルは44万枚を売り上げる。
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1992年2月6日放送分の[[ABCテレビ|ABC]]『[[おはよう朝日です]]』にゲスト出演した坂井は「Zから始まる[[バンド (音楽)|バンド]]名はハードな響きがあることで決まっていた」「ただ単に思いつきで(決めた)」と述べている。
  
=== 全盛期 ===
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== 略歴 ==
[[1993年]]、6thシングル『[[負けないで]]』が自身初の[[オリコン]]チャート1位獲得し[[ミリオンセラー|ミリオンヒット]]。その3ヵ月後に『[[揺れる想い]]』もミリオンヒット、この曲によって[[一発屋]]とならず固定[[ファン]]を獲得するようになる。この2曲を収録したアルバム『[[揺れる想い (アルバム)|揺れる想い]]』がダブルミリオンヒット(200万枚越)、年間ランキング1位を獲得。[[ビーイングブーム]]の代表格になった。この年のアーティスト・トータルセールスの1位を獲得。
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=== 1991年 - 1993年 ===
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街頭でスカウトされて[[モデル (職業)|モデル]]活動をしていた坂井泉水が、[[テレビドラマ]][[結婚の理想と現実]]』の主題歌歌手として抜擢されてメジャーデビューする。デビュー直後のZARDは坂井の[[ソロプロジェクト]]であり、まだ音楽制作に不慣れな坂井を長戸が傍でサポートしていた。2ndアルバム『[[もう探さない (アルバム)|もう探さない]]』から[[バックバンド]]の4人が[[クレジットタイトル|クレジット]]され、1993年2月前後までバックバンドのメンバーがついていた。
  
[[1994年]]-[[1996年]]はトップアーティストの座を確実に維持しつつ、シングル、アルバムが立て続けに大ヒット。[[1995年]]頃、セールスは落ちかけるものの『[[マイ フレンド]]』が自身3枚目のミリオンヒットを達成し、『[[心を開いて]]』も大ヒットし売り上げを回復。
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=== 1993年 - 2001年 ===
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[[1993年]]、6thシングル「[[負けないで]]」が自身初の[[オリコンチャート]]1位獲得し[[ミリオンセラー]]を記録。その3ヶ月後に、8thシングル「[[揺れる想い]]」もミリオンセラーを記録。この2曲を収録した4thアルバム『[[揺れる想い (アルバム)|揺れる想い]]』が200万枚超の売上を記録し、この年の年間オリコンアルバムチャート1位を獲得。[[ビーイングブーム]]の代表格になった。この年のオリコンアーティストトータルセールスの1位も獲得。
  
[[1997年]]は『[[Don't you see!]]』と『[[永遠 (シングル)|永遠]]』が、[[1998年]]には『[[運命のルーレット廻して]]』がオリコン1位を獲得する。1997年から1998年の間には全9枚のシングルを発売し、常にオリコン最高3位以内はキープしていた。
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[[1994年]] - [[1996年]]は、オリコンシングルチャート3位以内、アルバムチャート1位を維持しつつ、[[1996年]]、「[[マイ フレンド]]」が自身3枚目のミリオンセラーを達成。この間に発売されたオリジナルアルバム『[[OH MY LOVE]]』『[[forever you (アルバム)|forever you]]』『[[TODAY IS ANOTHER DAY]]』の3作が次々とミリオンセラーとなった。
  
[[1999年]]第1弾シングル『[[MIND GAMES]]』がオリコン1位を獲得。その後、『[[世界はきっと未来の中]]』『[[痛いくらい君があふれているよ]]』『[[この涙 星になれ]]』、アルバム『[[永遠 (アルバム)|永遠]]』、さらに[[ベストアルバム]]ブームに乗って『[[ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜]]』『[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]』を発売。低迷していた売り上げを再び取り戻し、年間トータルセールス2位を獲得(1位は[[宇多田ヒカル]])。さらにベストアルバム購入者から抽選で船上[[ライブ]]を行うなど、これまで以上に精力的な活動を行った。
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[[1997年]]は「[[Don't you see!]]」と「[[永遠 (ZARDの曲)|永遠]]」が、[[1998年]]には「[[運命のルーレット廻して]]」がオリコン1位を獲得する。1997年から1998年の間には全9枚のシングルを発売し、常にオリコン最高3位以内はキープしていた。アルバムもシングル同様にオリコン1位を獲得し、1997年に発売されたセレクションアルバム『[[ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜]]』は200万枚を突破する大ヒットとなった。
  
[[2001年]]2月に『[[時間の翼]]』発売、オリジナルアルバム最後の1位を獲得。発売後、坂井泉水が体調不良になり、1年間活動を休止した。
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[[1999年]]第1弾シングル「[[MIND GAMES (ZARDの曲)|MIND GAMES]]」がオリコン1位を獲得。その後、「[[世界はきっと未来の中]]」「[[痛いくらい君があふれているよ]]」「[[この涙 星になれ]]」を発売。8thアルバム『[[永遠 (アルバム)|永遠]]』は初登場1位を獲得しミリオンセラーとなり、その直後に初の[[ベスト・アルバム|ベストアルバム]]『[[ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜]]』『[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]』を発売。オリコン集計で売上合計500万枚以上を記録し、オリコンの年間アーティストトータルセールス2位を獲得。また、ベストアルバム購入者から入場者を抽選する船上[[ライブ]]を行った。
  
=== 近況 ===
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[[2001年]]2月に9thアルバム『[[時間の翼]]』発売、オリジナルアルバム最後のオリコン1位を獲得。発売後、坂井泉水が体調不良になり、1年間活動を休止した。
{{節現在進行}}
+
[[2002年]]、「ZARD第二章スタート」という[[キャッチコピー|キャッチフレーズ]]をつけ『[[さわやかな君の気持ち]]』から活動再開。
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[[2003年]]、『[[明日を夢見て (ZARD)|明日を夢見て]]』『[[瞳閉じて]]』『[[もっと近くで君の横顔見ていたい]]』、翌年1月には[[アルバム]]『[[止まっていた時計が今動き出した]]』を発売するなど精力的な活動を再開する。
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[[2005年]]4月にリリースされた両A面シングル『[[星のかがやきよ/夏を待つ帆のように|星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように]]』が、[[1999年]]リリースの『[[世界はきっと未来の中]]』以来約6年ぶりとなるオリコン最高位2位を獲得。この曲のおかげで新規ファンを取り込んだともいわれている。同年6月にリリースされた『What a beautiful moment』は累計10万枚を超え、[[DVD]]としては大ヒット(発売月のオリコン月間チャート1位)。9月には11枚目のオリジナルアルバム『[[君とのDistance]]』を発売するなど精力的な活動を行い活気を取り戻した。
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=== 2002年 - 死去 ===
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[[2002年]]、「ZARD第二章スタート」という[[キャッチコピー|キャッチフレーズ]]をつけ、34thシングル「[[さわやかな君の気持ち]]」から活動再開。
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[[2003年]]、「[[明日を夢見て (曲)|明日を夢見て]]」「[[瞳閉じて]]」「[[もっと近くで君の横顔見ていたい]]」、翌年1月には10thアルバム『[[止まっていた時計が今動き出した]]』を発売。
  
[[2006年]]3月に2作連続となる両A面シングル『[[悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!]]』、5月に『[[ハートに火をつけて (ZARD)|ハートに火をつけて]]』を発売し、オリコンTOP10獲得数を歴代単独2位の「40」に伸ばすなどの実績を残した。同年10月25日に、15周年記念の27曲入のベストアルバム『[[Golden Best 〜15th Anniversary〜]]』、活動15年間のPVを集めたDVD『[[ZARD Le Portfolio 1991-2006]]』、今までの坂井泉水の[[コンパクトディスク|CD]]ジャケットを集めた写真集を同時発売し、オリコンアルバムチャート・DVDチャート(総合・音楽)共に初登場1位を獲得し二冠を達成するなど活発な1年であった。
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[[2005年]]4月にリリースされた両A面シングル「[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように]]」が、[[1999年]]リリースの「[[世界はきっと未来の中]]」以来約6年ぶりとなるオリコン最高位2位を獲得。同年6月に[[DVD]]『What a beautiful moment』を発表(発売月のオリコン月間チャート1位)。9月には11thアルバム『[[君とのDistance]]』を発売。
  
[[2007年]]秋を目途に2年ぶりのオリジナルアルバムと3年ぶりの[[ライブ]]ツアーが計画されていた。しかし、2006年6月、メインメンバーの坂井泉水が[[子宮頸癌]]により入院。回復に向かいつつあったものの、2007年4月には[[肺]]への[[転移 (医学)|転移]]が発見され再度入退院を繰り返していた。同年[[5月26日]]に坂井は入院中の病院で散歩の帰りに階段から転落し後頭部を強打、これによる[[脳挫傷]]により[[5月27日]]に[[死去]]した。
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[[2006年]]3月に2作連続となる両A面シングル「[[悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!|悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!]]」、5月に「[[ハートに火をつけて (ZARDの曲)|ハートに火をつけて]]」を発売し、オリコンTOP10獲得数を歴代単独2位の「40」に伸ばした。同年10月25日に、15周年記念のベストアルバム『[[Golden Best 〜15th Anniversary〜]]』、活動15年間のPVを集めたDVD『[[ZARD Le Portfolio 1991-2006]]』、それまでに発表された坂井泉水の[[コンパクトディスク|CD]]ジャケットを集めた写真集を同時発売。オリコンアルバムチャート・DVDチャート(総合・音楽)共に初登場1位を獲得し二冠を達成した。
  
<!--最近では、「テレビに出たい」という思いがあったと思われる。2007年6月1日に放送された[[ミュージックステーション]]では追悼の意を込め、追悼VTRを放映した。その際、テロップではあったが周囲の関係者に「元気になってミュージックステーションに出たいね」ともらしていたという。また、2006年[[紅白歌合戦]]は子宮頸癌発症前から出場が内定していたという。だが、子宮頸癌の発症により1年先送りにしていた。-->
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その後、[[2007年]]秋を目途に2年ぶりのオリジナルアルバムと3年ぶりの[[ライブ]]ツアーが計画されていた。しかし、2006年6月、坂井泉水が[[子宮頸癌]]により入院。手術後回復に向かいつつあったものの、2007年4月には[[肺]]への[[転移 (医学)|転移]]が発見され再度入退院を繰り返していた。同年[[5月26日]]に坂井は入院中の病院で散歩の帰りに階段から転落。後頭部を強打し、[[脳挫傷]]により[[5月27日]]に死去した(その階段は坂井が入院中、散歩の際によく休憩に立ち寄っていた場所だという)。
  
== メンバー構成 ==
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=== 死去後 ===
[[2004年]]に行われた初ライブ・ツアーの[[小冊子|パンフレット]]によると、ZARDは「坂井泉水を中心としたユニット名」と書かれており、現在は坂井泉水のソロプロジェクトとされているが、2ndアルバム『[[もう探さない (アルバム)|もう探さない]]』から3rdアルバム『[[HOLD ME]]』まではギター・町田、ベース・星、ドラム・道倉、キーボード・池澤の名前が散見される。2nd アルバム『もう探さない』の[[小冊子|ブックレット]]には他メンバーの写真も掲載されており(ただ白黒のうえ顔がはっきり分からない)、ZARDはバンドであった<ref>[[東海大学]][[ 沼津市|沼津]][[キャンパス]][[大学祭|学園祭]]で[[オープニングアクト]]を担当した[[有馬ゆみこ]](当時:関ゆみ子)によれば、1991年当時、坂井は男性だけのバンドにおける紅一点であったという。</ref>。
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2007年8月15日、坂井の追悼アルバムとして『[[Soffio di vento 〜Best of IZUMI SAKAI Selection〜]]』『[[Brezza di mare 〜dedicated to IZUMI SAKAI〜]]』の2枚が発売される。また同時発売の『きっと忘れない』という本で、ラストレコーディングソング「[[グロリアス マインド]]」の歌詞が掲載された。この曲は後に43rdシングルとして2007年12月12日に発売され、「[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように]]」以来のオリコン最高位2位を記録した。
  
[[1999年]]のベスト盤発売時に寄せられたメッセージの中では、[[1991年]]のデビューシングル『Good-bye My Loneliness』の[[ミュージック・ビデオ|PV]]の[[ディレクター]]だった[[岩井俊二]]が、「ZARDは一人だった」と発言している。
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また2007年6月から公式サイトなどでファンによるリクエストアルバムの収録曲をアンケート募集した。集計を行う際、50万通もの多くの応募があったため、当初の発売予定から遅らせての発売となる。なお「負けないで」などの楽曲は死後の[[#ライブ|追悼ライブ]]の音源が収録されている<ref>[http://www.oricon.co.jp/news/music/50351/full/ ZARD、50万通のリクエストに応えたアルバムついに発売!] - ORICON STYLE</ref>。さらにすでに発売されていた「グロリアス マインド」もリクエストがあったため収録となっている。このアルバムは『[[ZARD Request Best 〜beautiful memory〜]]』のタイトルで[[2008年]]1月23日に発売され、オリコン最高位1位を獲得した。
  
バックメンバーをつけたのは、『[[Good-bye My Loneliness]]』がデビュー作ながら[[オリコン]]最高位9位と予想以上に売れたためであると思われている。しかし、5th シングル『[[IN MY ARMS TONIGHT]]』のテレビ出演時には星の姿がなく、最後の音楽番組出演となった1993年2月5日の「[[ミュージックステーション]]」で『[[負けないで]]』を歌った時のドラムは[[黒瀬蛙一]](ex.flow-war/1998年-2001年[[B'z]]のツアーサポートメンバー)だった事が、黒瀬本人の口からB'zの[[松本孝弘]]の[[ラジオ番組]]にゲスト出演した際に語られている。町田・池澤の脱退は『[[負けないで]]』発売以降と思われるが、具体的な時期は不詳。テレビ出演しないアーティストのバックメンバーは自然と脱退に持っていかれることが多い。坂井以外のメンバー表記が消えるのは最後のテレビ出演となる『負けないで』からであるから訳が分からなくなるが、『[[君がいない]]』ですでにギターを弾いていたのは町田ではないという情報もあり、[[1995年]]に発売された『[[Just believe in love]]』では表記はなかったものの、ギターは町田ではなく、編曲を担当した葉山たけしが弾いていると”J-Rock Magazine誌上”で明言され、この時点で、ZARDが坂井一人となっているのは確定的となった。[[1996年]]に発売されたアルバム 『[[TODAY IS ANOTHER DAY]]』以降は「Additional〜」という表記で、サポートメンバーの形でギター・葉山たけし、増崎孝司、ベース・明石昌夫、キーボード・小野塚晃、池田大介、サックス・勝田一樹らの名前が表記されている。
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2008年4月9日、44thシングルとして未発表曲と1stシングル「[[Good-bye My Loneliness]]」のカップリング曲のリアレンジバージョンを収録した両A面シングル「[[翼を広げて/愛は暗闇の中で|翼を広げて/愛は暗闇の中で]]」が発売された。
  
1st シングル『Good-bye My Loneliness』のカップリング曲『愛は暗闇の中で』(1st アルバム『Good-bye My Loneliness』にも収録)の編曲クレジットに、ZARDの記載がある事を考えると、1st アルバム制作中に他パートを務めるメンバーが加入していたとも考えられるが、2nd シングル『[[不思議ね…]]』のプロモーションビデオのバックバンドはほとんど姿形がぼけており、おそらくまだこの時点では正式メンバーはいなかった可能性が高い。3rd シングル『もう探さない』(1991年発売)の[[ミュージック・ビデオ|プロモーションビデオ]]では、はっきりとバックバンドが映っているのを見ると、ここで初めて正式メンバーが誕生したものと見られる。
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同年5月28日、全44枚のシングルと特典DVDがセットになった『[[ZARD Premium Box 1991-2008 Complete Single Collection]]』が発売された。
  
デビュー当時は坂井泉水一人のソロプロジェクトとして計画が進められ、<!---デビュー曲が予想以上に売れたため、---><!---確証がないためコメントアウト--->1991年終盤に町田らが加入し、最後の音楽番組出演となった[[1993年]]の『負けないで』前後に、坂井以外のメンバーは脱退し、ソロプロジェクトに戻ったと考えるのが妥当だろう。[[ファンクラブ]]の[[イベント]]では、初期ZARDはバンドでメンバーもいたが、それぞれが忙しくなり最後には坂井泉水一人になっていたという話も出た。
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2009年5月27日、3回忌を迎えるにあたり、45thシングルとして2ndシングル「[[不思議ね…]]」のカップリング曲をリアレンジしたシングル「[[素直に言えなくて]]」が発売された。
  
== グループ名の由来 ==
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== 活動スタイル ==
* 「ZARD」という名は「[[地吹雪#ブリザード|blizzard]]」、「[[ハザード|hazard]][[wikt:hazard|(wikt)]]、「[[魔法使い|wizard]]」といった単語から取ったと言われており、響きや語感がよいのが理由とされている。それぞれの単語の意味や、意味が与えるイメージといった側面は一切考慮されていない。坂井泉水は「プロデューサーの長戸大幸がつけた」とファンクラブの会報で述べている。
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=== メンバー構成 ===
*1992年2月6日の[[朝日放送]]の情報番組『[[おはよう朝日です]]』に出演した坂井泉水は「Zから始まるバンド名はハードな響きがあることで決まっていた」、「ただ単に思いつきで(決めた)」と述べている。
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[[2004年]]に行われた初ライブ・ツアーの[[小冊子|パンフレット]]によると、「ZARDは坂井泉水を中心としたユニット名」と書かれており、この時点での固定メンバーは坂井のみであるが、2ndアルバム『[[もう探さない (アルバム)|もう探さない]]』から3rdアルバム『[[HOLD ME]]』ではギター・町田、ベース・星、ドラム・道倉、キーボード・池澤の名前が表記されている。『もう探さない』のブックレットには他メンバーの写真も掲載されており(ただ白黒の上顔がはっきり分からない)、ZARDはバンド編成だった時期がある<ref>[[東海大学]][[沼津市|沼津]][[キャンパス]][[大学祭|学園祭]]で[[オープニングアクト]]を担当した[[有馬ゆみこ]](当時:関ゆみ子)によれば、1991年当時、坂井は男性だけのバンドにおける紅一点であったという。</ref>。ZARDが[[テレビ朝日]]『[[ミュージックステーション]]』に出演した時に[[タモリ]]がこれまでのテレビ出演がなかった理由を質問された坂井は「'''デビューと同時に結成したバンド'''だったので、コンセプトが見えてから(公の場に)出たかった」と話していた。また、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]『[[SOUND ARENA]]』にZARDが出演した際、[[堺正章]]がZARDの編成を説明した時に「5人組のバンド」と紹介していた。
  
== 作詞・作曲・編曲のクレジット ==
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[[1999年]]のベスト盤発売時に寄せられたメッセージの中では、[[1991年]]のデビューシングル「[[Good-bye My Loneliness]]」のPVのディレクターだった[[岩井俊二]]が、「ZARDは1人だった」と発言している。
全ての楽曲の作詞は坂井泉水が担当していると思われがちだが、1stアルバム『Good-bye My Loneliness』に収録されている『恋女の憂鬱』と『女でいたい』の2曲の作詞は[[川島だりあ]]が担当している。7thシングル『君がいない』と11thシングルの『Boy』(『この愛に泳ぎ疲れても』ともに両A面の2トラック目に収録)はクレジット上は坂井泉水名義だが、[[栗林誠一郎]]の詞に坂井泉水が手を加えたものである。ただし、『Boy』は歌い出しの部分を「Girl 今でも」から「Boy 今でも」に変えた以外は全く別の歌詞であり、作詞が坂井単独名義となっていても問題はないだろう。
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初期の作品は後の坂井作品と趣が違うため、添削係と共同作業で書いたのではないかという説もあり、もし添削係がいたとしたらビーイングの古参[[作詞家]]である[[小田佳奈子]]などが考えられる。坂井曰く、「最初の頃は歌のノウハウの本を読んで、周りの人に手伝ってもらいながら作詞した」という。{{要出典}}
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1992年10月16日に『ミュージックステーション』に出演して「[[IN MY ARMS TONIGHT]]」を演奏した際には星・道倉の姿がなく、坂井・町田・池澤・倉澤圭介([[DEEN]]の初代ドラマー)との布陣であった。また、最後の音楽番組出演となった1993年2月5日の『ミュージックステーション』で「[[負けないで]]」を披露した際のドラムは[[黒瀬蛙一]](ex.flow-war/1998年 - 2001年[[B'z]]のツアーサポートメンバー)だったことが、黒瀬本人の口から[[B'z]]の[[松本孝弘]]の[[ラジオ番組]]にゲスト出演した際に語られている。
  
1st シングル『Good-bye My Loneliness』のカップリング曲『愛は暗闇の中で』は[[アレンジ|編曲]]クレジットにZARDとあり、アレンジにも坂井が参加していたとも考えられる。坂井は音楽学校を卒業したわけではなく、スカウトされてからデビューまでの期間が短いので編曲法を教わったことは考えられにくく、実際の作業に関わった可能性は低いと思われ、楽器の指定や出来上がった[[サウンド]]に対する指示等だけであると考えられる。実際編曲作業に関わったのであれば、後の作品にもZARD名義の編曲があってもおかしくないはずであるが、ビーイング系歌手はバンド形態であっても1993年以降自らアレンジを行うバンドは非常に少ないため諸説ある。
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町田・池澤の脱退は具体的な時期は不詳だが、「[[君がいない]]」の発売当時に[[TBSテレビ|TBS]][[COUNT DOWN TV]]』等でOAされていたPVには、坂井・町田・池澤がミーティングをしているカットが挿入されており、その存在が確認できるものの、以後発売されたシングルやアルバム曲のPVに彼らの姿を確認することはできない。また、[[1995年]]に発売された「[[Just believe in love]]」では表記はなかったものの、ギターは町田ではなく、編曲を担当した葉山たけしが弾いていると『J-Rock Magazine誌』1995年6月号で明言されている。
  
2ndシングル『[[不思議ね…]]』のカップリング「素直に言えなくて」、2ndアルバム『[[もう探さない (アルバム)|もう探さない]]』収録の「いつかは・・」、16thシングル『[[サヨナラは今もこの胸に居ます]]』のカップリング「眠り」、42ndシングル『[[ハートに火をつけて (ZARD)|ハートに火をつけて]]』のカップリング「君へのブルース」の4曲は数少ない坂井泉水自身の作詞作曲作品である。
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[[1996年]]に発売されたアルバム 『[[TODAY IS ANOTHER DAY]]』以降は「Additional〜」という表記で、サポートメンバーの形でギター・葉山たけし、増崎孝司、ベース・明石昌夫、キーボード・小野塚晃、池田大介、サックス・勝田一樹らの名前が表記されている。
  
作曲・編曲はほとんど同じメンバーで行われており、作曲は1991年-1997年頃まで[[織田哲郎]]、[[栗林誠一郎]](現在のはストック作品)、それ以降は[[徳永暁人]]、2003年以降はほとんどの曲を[[大野愛果]]が担当している。編曲は96年まで[[明石昌夫]]、[[池田大介]]、[[葉山たけし]]が務めており、それ以降は[[徳永暁人]]、99年は[[古井弘人]]が中心的に務めていた。葉山たけしもビーイング脱退後、2004年以降外注で再び編曲を行っている。
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坂井死去後の2007年5月30日、フジテレビ『[[情報プレゼンター とくダネ!]]』に元メンバーとして町田がVTR出演。町田は坂井のことを「泉水ちゃん」、坂井からは「町田君」とそれぞれ呼び合っていたことを明かした後、「大人だったと思うことが多かった」「デビュー当時お金がなかった自分達のことまで心配してくれていた」「(お互いに変わって)また会えると思っていた」「(亡くなったことの)意味が分かんねぇよという感じ」と坂井のことを話していた。
  
上記以外にも、単発で多くのアーティストが作曲、編曲を行っている([[TUBE]]の[[春畑道哉]]、[[PAMELAH]]の[[小澤正澄]]、ex[[day after tomorrow|dat]][[ストロボ]]の[[北野正人]]、[[GARNET CROW]]の[[中村由利 (歌手)|中村由利]][[岡本仁志]]、など)。[[徳永暁人]]や[[大野愛果]]は、初めてZARDの作曲を手がけた当時はそれぞれデビューして間もない頃であったが、その作品の良さが評価され、その後もZARDの多くの作曲を担当することになった(徳永は『[[永遠 (シングル)|永遠]]』、大野は『[[運命のルーレット廻して|少女の頃に戻ったみたいに]]』、『[[Get U're Dream]]』)。
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=== メディアへの露出 ===
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<!-- 【百科事典に相応しくない「思われる」という表現が多すぎるので整理すべき】 -->
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メディア露出が極端に少なく、ビーイングに特徴的な「テレビ等に出演しない」というスタイルを貫いた先駆者である([[小松未歩]]及び初期の[[大黒摩季]]や[[倉木麻衣]]も該当)。デビュー当初はテレビ出演・ラジオ出演をしていたが、デビューから3年目にシングル「負けないで」で大ブレイクして以降はテレビ出演・ラジオ出演がほとんどなくなり、全盛期にメディア露出やライブを全くしなかったため、世間に露出をしないアーティストとして強く印象付けられることになった。ジャケット写真は正面写真が少なく、ソフトフォーカスの物がほとんどであったため、「歌手と写真で顔を出す人物が別人である」という[[都市伝説]]が生まれたこともあった。
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=== 作詞・作曲・編曲のクレジット ===
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ほぼ全ての楽曲の作詞は坂井が担当している(例外として1stアルバム『[[Good-bye My Loneliness (アルバム)|Good-bye My Loneliness]]』に収録されている「恋女の憂鬱」と「女でいたい」の2曲の作詞は[[川島だりあ]]が担当している)。また、「君がいない」と「Boy」に関してはクレジット上は坂井名義だが、[[栗林誠一郎]]の詞に坂井が手を加えたものである。ただし、「Boy」は歌い出しの部分を「Girl 今でも」から「Boy 今でも」に変えた以外は全く別の歌詞である。
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2ndシングル「[[不思議ね…]]」のカップリング「[[素直に言えなくて]]」、2ndアルバム『[[もう探さない (アルバム)|もう探さない]]』収録の「いつかは…」、16thシングル「[[サヨナラは今もこの胸に居ます]]」のカップリング「眠り」、42ndシングル「[[ハートに火をつけて (ZARDの曲)|ハートに火をつけて]]」のカップリング「君へのブルース」の4曲は坂井自身の作詞作曲作品である。
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作曲・編曲はほとんど同じメンバーで行われており、作曲は1991年-1999年頃まで[[織田哲郎]]、[[栗林誠一郎]]、それ以降は[[徳永暁人]]、2003年以降はほとんどの曲を[[大野愛果]]が担当している。編曲は98年まで[[明石昌夫]]、[[池田大介 (編曲家)|池田大介]]、[[葉山たけし]]が務めており、それ以降は[[徳永暁人]]、99年は[[古井弘人]]([[GARNET CROW]])が中心的に務めていた。葉山たけしもビーイング脱退後、2004年以降外注で再び編曲を行っている。なお、1stシングル「[[Good-bye My Loneliness]]」のカップリング「[[翼を広げて/愛は暗闇の中で|愛は暗闇の中で]]」では、共同編曲として[[寺尾広]]と共にZARDがクレジットされている。
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上記以外にも、単発で多くのアーティストが作曲、編曲を行っている([[TUBE]]の[[春畑道哉]]、[[PAMELAH]]の[[小澤正澄]]、元[[day after tomorrow]]で現[[ストロボ]]の[[北野正人]]、[[GARNET CROW]]の[[中村由利 (歌手)|中村由利]][[岡本仁志]]、など)。[[徳永暁人]]や[[大野愛果]]は、初めてZARDの作曲を手がけた当時はそれぞれデビューして間もない頃であったが、その後もZARDの多くの作曲を担当することになった(徳永は「[[永遠 (ZARDの曲)|永遠]]」、大野は「[[運命のルーレット廻して|少女の頃に戻ったみたいに]]」)。
  
 
* [[織田哲郎]](作曲25曲、作編曲1曲)
 
* [[織田哲郎]](作曲25曲、作編曲1曲)
* [[明石昌夫]](編曲53曲※)
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* [[明石昌夫]](編曲53曲<ref name="arrange">共同編曲、リアレンジを含む。</ref>)
 
* [[栗林誠一郎]](作曲46曲)
 
* [[栗林誠一郎]](作曲46曲)
 
* [[川島だりあ]](作詞曲2曲、作曲9曲)
 
* [[川島だりあ]](作詞曲2曲、作曲9曲)
* [[池田大介]](編曲21曲※)
+
* [[池田大介 (編曲家)|池田大介]](編曲21曲<ref name="arrange" />)
* [[葉山たけし]](編曲33曲※)
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* [[葉山たけし]](編曲36曲<ref name="arrange" />)
* [[徳永暁人]](作曲4曲、編曲14曲※、作編曲11曲※)
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* [[徳永暁人]](作曲4曲、編曲14曲<ref name="arrange" />、作編曲11曲<ref name="arrange" />)
* [[古井弘人]](編曲10曲※)
+
* [[古井弘人]](編曲10曲<ref name="arrange" />)
* [[大野愛果]](作曲25曲)
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* [[大野愛果]](作曲22曲)
  
※…共同編曲あり
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=== 音楽性・楽曲の特徴(坂井の逝去後は除く) ===
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ZARDの音楽性や楽曲の特徴にはファンや評者により諸説考えられるが次のように概説できよう。上述の通りZARDの楽曲はほぼ全てが外部作・編曲家の作った曲に坂井が詞を付ける形で作られるため、坂井の意見がスタッフを通じて間接的に伝えられることはあっても基本的には作・編曲家のセンスが左右する。ZARDの曲は大雑把にはバンドサウンドで、2番の後にエレキギター(サックスなど管楽器の時もある)による間奏が入り最後のサビに続くというビーイングの典型的な曲形態であるが、外部作家の交代や時代に合わせて次のように変化した。編曲は打ち込み主体であるが明石昌夫が自身のBBS(2009年1月28日付)で述べるように生ドラムをサンプリングするなどの工夫もされた。
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* デビュー〜91年アルバム『もう探さない』
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** デビュー時からZARDに携わった寺尾広は追悼アルバム『Brezza di mare 〜dedicated to IZUMI SAKAI〜』のライナーノート上で「どんよりした曇り空のイギリスの首都ロンドン風に傾倒して制作していた頃」と形容する。シングル・アルバム共に[[ハードロック]]が占め、坂井のボーカルも力強く歌詞もセクシーなものや大人の女性を描いている。楽曲は作曲を織田哲郎・栗林誠一郎・川島だりあ、編曲を明石昌夫・葉山たけしが担当した(葉山はアルバム『Good-bye My Loneliness』中の2曲のみで残りは明石が担当)。
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* 92年シングル「眠れない夜を抱いて」〜98年シングル「運命のルーレット廻して」
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** セールス的に最も伸びた時期でこの時期の曲が世間一般にはよく知られている。前述の寺尾はこの頃を「抜ける様な青い空のロックをやるようになった」と評する。作曲は織田哲郎・栗林誠一郎がシングル・アルバム曲共に大半を占めるが、95年の「Ready Go !」(シングル「Just believe in love」カップリング)までは川島だりあの提供曲もある。編曲では94年のシングル「こんなにそばに居るのに」までは明石昌夫がほぼ専属的に行うが、以後はシングル表題曲は葉山たけしと池田大介で、カップリングは池田大介・徳永暁人で分担した。曲の特徴としてはバンドサウンドであるが、ポップス色が前面に出て坂井の詞も様々な女性を描く。初期のハードロック路線は「私だけ見つめて」(シングル「君がいない」カップリング)などあるが93年で終わる。
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* 98年シングル「新しいドア」「GOOD DAY」〜2004年シングル「今日はゆっくり話そう」
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** 主力作曲家である織田哲郎がビーイングを脱退し栗林誠一郎も曲提供を停止(栗林の項を参照)した上に、編曲面でも葉山たけし・池田大介共にZARDから遠ざかったため楽曲は変化を余儀なくされる(明石昌夫は既にビーイングを脱退)。2002年のシングル「さわやかな君の気持ち」による「第2章」開始までは様々な新規の作・編曲家が携わるが、この時期の一貫した特徴は「軽い打ち込みサウンド」である。実際シングル・アルバム曲共に98年までの生っぽいバンドサウンドはアルバム『止まっていた時計が今動き出した』の表題曲(同タイトル)程度である。2002年以降は作曲は大野愛果と徳永暁人、編曲は徳永と小林哲が活躍する。
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* 2005年シングル「星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように」〜坂井逝去
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** 2004年シングル「今日はゆっくり話そう」カップリングで葉山たけしが編曲するが、2005年「星のかがやきよ」からはほぼ専属的に担当する。他方作曲はシングル表題曲は全て大野愛果が担当し、坂井生前のラストアルバム『君とのDistance』では13曲中8曲が大野による。98年以前に比べると依然打ち込み色が強いが、葉山復帰によりかつてのバンドサウンドに近くなった。
  
== 略歴 ==
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== 評価 ==
{{節現在進行}}
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=== ランキング ===
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[[オリコンチャート|オリコン]]調べによる(2009年6月現在)。
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* アーティスト・トータル・セールス(CD総売上枚数):3743.0万枚(歴代7位)
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** シングル:1768.0万枚(女性ボーカルアーティスト歴代2位)
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** アルバム:1971.0万枚(女性ボーカルアーティスト歴代4位)<!--宇多田ヒカルに追い抜かれるが、発表があるまで変更せず-->
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* シングルTOP10獲得数:43作(歴代5位タイ)(女性ボーカルアーティスト歴代2位)
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* 90年代アーティスト・トータル・セールス:3位(女性ボーカルアーティスト1位)
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* シングル1位獲得数:12作(女性ボーカルアーティスト歴代4位)
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* シングルTOP100チャートイン数:45作(90年代デビューアーティスト歴代2位)
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* アルバムミリオン獲得数:9作(歴代4位タイ、もう一人は[[松任谷由実]])
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* アルバム連続ミリオン獲得数:9作(歴代1位)([[HOLD ME]]〜[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]])
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* アルバム1位獲得数:11作(女性ボーカルグループ1位タイ、もう一つのグループは[[DREAMS COME TRUE]])
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=== 坂井泉水死去後の評価 ===
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[[坂井泉水]]の死去をきっかけにZARDが社会に与えた影響を総括しようとする試みが一般のメディアの間でも見られるようになった。2007年6月18日の『[[クローズアップ現代]]』([[日本放送協会|NHK]])<ref>[http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_2428.html 時代を励ました歌 – クローズアップ現代 放送記録]</ref>では「時代を励ました歌」と題して特集を放送し、ZARDの音楽に励まされてきたファンの声を紹介した。この番組にゲスト出演した音楽評論家の[[富澤一誠]]は、[[岡林信康]]、[[吉田拓郎]]、[[尾崎豊]]といった日本のポピュラー音楽史の重要人物と比較対照しつつ、ZARDの音楽のあり方を“時代の伴走者”と規定した<ref>同様の趣旨の解説は富澤の[http://tomisawaissei.blog72.fc2.com/ ブログ]でも読むことができる([http://tomisawaissei.blog72.fc2.com/blog-entry-24.html 6月6日付]、及び[http://tomisawaissei.blog72.fc2.com/blog-entry-31.html 7月24日付]のエントリー)。</ref>。年末には坂井の特集記事を組む全国紙もあった<ref>[[毎日新聞]]2007年12月18日夕刊など</ref>。亡くなる前はCDの売り上げ等のランキングが全て3桁であったが、亡くなった直後から全て1桁になり、あちこちの中古CDショップでは売り切れ続出、店舗によっては特設販売コーナーも設けられ、尾崎豊、マイケル・ジャクソン同様、亡くなってからファンになった、興味を持ち始めたという人も多かった。特に「負けないで」が高校野球の応援の演奏曲として頻繁に使われるようになり、2014年には全国400校で採用される英語の教科書でも掲載されることが決まった。
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== ZARDの歴史 ==
 
* '''[[1990年]]'''
 
* '''[[1990年]]'''
** 当時本名でモデルとして活躍していた坂井泉水が、当時[[B'z]]や[[TUBE]]の[[プロデューサー]]だった[[長戸大幸]]と出会い、ZARDという新しい音楽グループをスタートさせる。
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** 当時本名でモデルとして活動していた[[坂井泉水]](モデル時代の略歴は本人の項を参照)が、当時[[B'z]]や[[TUBE]]の[[プロデューサー]]だった[[長戸大幸]]と出会い、ZARDという新しい音楽グループをスタートさせる。
 
* '''[[1991年]]'''
 
* '''[[1991年]]'''
** [[2月10日]]、1st[[シングル]][[Good-bye My Loneliness]]』でデビュー。デビューシングルにして[[オリコン]]最高位9位を記録。
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** [[2月10日]]、1st[[シングル]][[Good-bye My Loneliness]]」でデビュー。デビューシングルにして[[オリコンチャート|オリコン]]最高位9位を記録。
 
** [[3月27日]]、1st[[オリジナルアルバム]]『[[Good-bye My Loneliness (アルバム)|Good-bye My Loneliness]]』発売。
 
** [[3月27日]]、1st[[オリジナルアルバム]]『[[Good-bye My Loneliness (アルバム)|Good-bye My Loneliness]]』発売。
** [[6月25日]]、2ndシングル『[[不思議ね…]]』発売。
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** [[6月25日]]、2ndシングル「[[不思議ね…]]」発売。カップリングの「[[素直に言えなくて]]」は坂井泉水作曲。
** [[11月3日]]、[[東海大学]]沼津校学園祭にて初ライブを行う。
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** [[11月3日]]、[[東海大学]][[開発工学部]]第1回 愛鷹祭(沼津校舎学園祭)にて初ライブを行う。
** [[11月6日]]、3rdシングル『[[もう探さない]]』発売。
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** [[11月6日]]、3rdシングル「[[もう探さない]]」発売。
 
** [[12月25日]]、2nd[[アルバム]]『[[もう探さない (アルバム)|もう探さない]]』発売。この頃に町田文人、星弘泰、道倉康介、池澤公隆らがメンバーに加入。
 
** [[12月25日]]、2nd[[アルバム]]『[[もう探さない (アルバム)|もう探さない]]』発売。この頃に町田文人、星弘泰、道倉康介、池澤公隆らがメンバーに加入。
 
* '''[[1992年]]'''
 
* '''[[1992年]]'''
 
** 3月、第6回[[日本ゴールドディスク大賞]]「THE BEST 5 NEW ARTIST OF THE YEAR」受賞。
 
** 3月、第6回[[日本ゴールドディスク大賞]]「THE BEST 5 NEW ARTIST OF THE YEAR」受賞。
 
** [[4月23日]]、[[エフエムナックファイブ|NACK5]]「I LOVE CITY」のスペシャル番組の[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティー]]を担当。
 
** [[4月23日]]、[[エフエムナックファイブ|NACK5]]「I LOVE CITY」のスペシャル番組の[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティー]]を担当。
** [[8月5日]]、4thシングル『[[眠れない夜を抱いて]]』発売。ZARDの下地を作る。以降42ndシングル『[[ハートに火をつけて (ZARD)|ハートに火をつけて]]』までシングルは全てTOP10入り。
+
** [[8月5日]]、4thシングル「[[眠れない夜を抱いて]]」発売。ZARDの下地を作る。以降、44thシングル「[[翼を広げて/愛は暗闇の中で|翼を広げて/愛は暗闇の中で]]」までシングルは全てTOP10入り。
** [[8月7日]]、[[テレビ朝日]][[ミュージックステーション]]」で地上波テレビ初出演。「[[眠れない夜を抱いて]]」を披露。
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** [[8月7日]]、[[テレビ朝日]]系『[[ミュージックステーション]]』でテレビ初出演。「[[眠れない夜を抱いて]]」を披露。
** [[9月2日]]、3rdオリジナルアルバム『[[HOLD ME]]』発売。アルバムで自身初のTOP10入り。以降8thアルバム『[[永遠 (アルバム)|永遠]]』までオリジナルアルバム連続ミリオン(ベストを入れれば『[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]』まで9作連続ミリオン)。
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** [[9月2日]]、3rdオリジナルアルバム『[[HOLD ME]]』発売。アルバムで自身初のTOP10入り。以降、8thアルバム『[[永遠 (アルバム)|永遠]]』までオリジナルアルバム連続ミリオン([[ベスト・アルバム|ベストアルバム]]を入れれば『[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]』まで9作連続100万枚売上達成)。
 
** [[9月9日]]、5thシングル「[[IN MY ARMS TONIGHT]]」発売。
 
** [[9月9日]]、5thシングル「[[IN MY ARMS TONIGHT]]」発売。
 
* '''[[1993年]]'''
 
* '''[[1993年]]'''
*: 大ヒットシングル・アルバム連発で、この年のアーティスト・トータルセールス1位となった。
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*: この年のオリコンアーティストトータルセールス1位となった。
** [[1月27日]]、6thシングル『[[負けないで]]』発売。自身初のオリコン首位獲得。初のミリオンヒット。年間チャート6位。
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** [[1月27日]]、6thシングル「[[負けないで]]」発売。前年のブレイクの影響や、事前にドラマタイアップとして流れていたこともあり初登場2位と自身初のTOP3入りを果たし、4週目にして初の首位を獲得。初のミリオンヒット。年間チャート6位。
** [[2月5日]]、[[テレビ朝日]]「[[ミュージックステーション]]」で最後の音楽番組出演。以降音楽番組へ出演することはなく、結果的に最後の出演となった。
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** [[2月5日]]、テレビ朝日系『[[ミュージックステーション]]』で最後の音楽番組出演。以降音楽番組へ出演することはなく、結果的に最後の出演となった。
** [[4月21日]]、7thシングル『[[君がいない]]』発売。
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** [[4月21日]]、7thシングル「[[君がいない]]」発売。
** [[5月19日]]、8thシングル『[[揺れる想い]]』発売。2週連続1位。ミリオンヒット。年間チャート9位。
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** [[5月19日]]、8thシングル「[[揺れる想い]]」発売。自身初のオリコン初登場1位獲得。2週連続1位。売上100万枚を記録。年間チャート9位。
** [[6月9日]]、【[[ZYYG]],[[REV]],ZARD&[[WANDS]] featuring [[長嶋茂雄]]】名義で『[[果てしない夢を]]』発売。
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** [[6月9日]]、【[[ZYYG]],[[出口雅之|REV]],ZARD&[[WANDS]] featuring [[長嶋茂雄]]】名義で「[[果てしない夢を]]」発売。
** [[7月10日]]、4thオリジナルアルバム『[[揺れる想い (アルバム)|揺れる想い]]』発売。自身初の首位獲得(通算5週)。年間チャート1位獲得。
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** [[7月10日]]、4thオリジナルアルバム『[[揺れる想い (アルバム)|揺れる想い]]』発売。アルバムでは自身初の首位獲得(通算5週)。年間チャート1位獲得。
** [[9月4日]]、9thシングル『[[もう少し あと少し…]]』発売。
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** [[9月4日]]、9thシングル「[[もう少し あと少し…]]」発売。
** [[11月3日]]、10thシングル『[[きっと忘れない]]』発売。初登場1位獲得。
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** [[11月3日]]、10thシングル「[[きっと忘れない]]」発売。初登場1位獲得。
 
* '''[[1994年]]'''
 
* '''[[1994年]]'''
** [[2月2日]]、11thシングル『[[この愛に泳ぎ疲れても/Boy]]』発売。初の両A面シングル。初登場1位獲得。
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** [[2月2日]]、11thシングル「[[この愛に泳ぎ疲れても/Boy|この愛に泳ぎ疲れても/Boy]]」発売。初の両A面シングル。初登場1位獲得。
** 3月、「[[負けないで]]」が[[選抜高等学校野球大会|春の選抜高校野球]]入場曲に選ばれる。
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** 3月、「[[負けないで]]」が[[選抜高等学校野球大会入場行進曲|春の選抜高校野球入場曲]]に選ばれる。
** 3月、第8回[[日本ゴールドディスク大賞]]「THE BEST 5 NEW ARTIST OF THE YEAR」受賞。『負けないで』が「BEST SINGLE OF THE YEAR」受賞。
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** 3月、第8回[[日本ゴールドディスク大賞]]「THE BEST 5 NEW ARTIST OF THE YEAR」受賞。「負けないで」が「BEST SINGLE OF THE YEAR」受賞。
** [[6月4日]]、5thオリジナルアルバム『[[OH MY LOVE]]』発売。ダブルミリオンヒット。年間5位。
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** [[6月4日]]、5thオリジナルアルバム『[[OH MY LOVE]]』発売。売上200万枚を記録。年間5位。
** [[8月8日]]、12thシングル『[[こんなにそばに居るのに]]』発売。初登場1位獲得。
+
** [[8月8日]]、12thシングル「[[こんなにそばに居るのに]]」発売。初登場1位獲得。
** [[12月25日]]、13thシングル『[[あなたを感じていたい]]』発売。
+
** [[12月25日]]、13thシングル「[[あなたを感じていたい]]」発売。
 
* '''[[1995年]]'''
 
* '''[[1995年]]'''
** [[2月1日]]、14thシングル『[[Just believe in love]]』発売。
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** [[2月1日]]、14thシングル「[[Just believe in love]]」発売。
 
** 3月、[[日本ゴールドディスク大賞]]で『[[OH MY LOVE]]』が、アルバム賞・ロック・フォーク女性部門を受賞。
 
** 3月、[[日本ゴールドディスク大賞]]で『[[OH MY LOVE]]』が、アルバム賞・ロック・フォーク女性部門を受賞。
** [[3月10日]]、6thオリジナルアルバム『[[forever you (ZARD)|forever you]]』発売。年間4位。
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** [[3月10日]]、6thオリジナルアルバム『[[forever you (アルバム)|forever you]]』発売。ミリオンヒットを達成し年間4位。
** [[6月5日]]、15thシングル『[[愛が見えない]]』発売。
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** [[6月5日]]、15thシングル「[[愛が見えない]]」発売。
** [[8月28日]]、16thシングル『[[サヨナラは今もこの胸に居ます]]』発売。初登場1位獲得。カップリングの「眠り」は坂井泉水作曲。
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** [[8月28日]]、16thシングル「[[サヨナラは今もこの胸に居ます]]」発売。初登場1位獲得。カップリングの「眠り」は坂井泉水作曲。
 
* '''[[1996年]]'''
 
* '''[[1996年]]'''
** [[1月8日]]、17thシングル『[[マイ フレンド]]』発売。初登場1位獲得。自身3度目のミリオンヒット。
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** [[1月8日]]、17thシングル「[[マイ フレンド]]」発売。初登場1位獲得。自身3度目の売上100万枚を記録。
** [[5月6日]]、18thシングル『[[心を開いて]]』発売。初登場1位獲得。
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** [[5月6日]]、18thシングル「[[心を開いて]]」発売。初登場1位獲得。
** [[7月8日]]、7thオリジナルアルバム『[[TODAY IS ANOTHER DAY]]』発売。年間12位。
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** [[7月8日]]、7thオリジナルアルバム『[[TODAY IS ANOTHER DAY]]』発売。ミリオンヒットを達成し年間12位。
** [[8月9日]]、「[[渋谷]]フォーラム8」で行われた有線視聴会にゲスト出演。
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** [[8月9日]]、「[[渋谷]]フォーラム8」で行われた有線試聴会にサプライズゲスト出演。ファンと握手を交わした。
 
* '''[[1997年]]'''
 
* '''[[1997年]]'''
*: この年の後半に「[[負けないで]]」が高校の[[教科書]]に掲載された。
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*: この年の後半に「[[負けないで]]」が高校の教科書に掲載された。
** [[1月6日]]、19thシングル『[[Don't you see!]]』発売。初登場1位獲得。
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** [[1月6日]]、19thシングル「[[Don't you see!]]」発売。初登場1位獲得。
** [[2月26日]]、20thシングル『[[君に逢いたくなったら…]]』発売。
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** [[2月26日]]、20thシングル「[[君に逢いたくなったら…]]」発売。
** [[4月23日]]、セレクションアルバム『[[ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜]]』発売。[[ベストアルバム]]と宣伝されたためか、ダブルミリオンヒットになった。年間5位。
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** [[4月23日]]、セレクションアルバム『[[ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜]]』発売。売上200万枚を記録。年間5位。
** [[7月2日]]、21stシングル『[[風が通り抜ける街へ]]』発売。
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** [[7月2日]]、21stシングル「[[風が通り抜ける街へ]]」発売。
** [[8月20日]]、22ndシングル『[[永遠 (シングル)|永遠]]』発売。初登場1位獲得。当時話題となっていた「[[失楽園]]」の主題歌となり、TOP10に6週間ランクインし、ZARDの代表曲となった。
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** [[8月20日]]、22ndシングル「[[永遠 (ZARDの曲)|永遠]]」発売。初登場1位獲得。「[[失楽園 (渡辺淳一)|失楽園]]」の主題歌となり、TOP10に6週間ランクインした。
** [[12月3日]]、23rdシングル『[[My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜]]』発売。
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** [[12月3日]]、23rdシングル「[[My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜]]」発売。
 
* '''[[1998年]]'''
 
* '''[[1998年]]'''
 
** 3月、第12回[[日本ゴールドディスク大賞]]で『[[ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜]]』が「ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」受賞。
 
** 3月、第12回[[日本ゴールドディスク大賞]]で『[[ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜]]』が「ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」受賞。
** [[3月4日]]、24thシングル『[[息もできない]]』発売。
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** [[3月4日]]、24thシングル「[[息もできない]]」発売。
** [[9月17日]]、25thシングル『[[運命のルーレット廻して]]』発売。初登場1位獲得。
+
** [[9月17日]]、25thシングル「[[運命のルーレット廻して]]」発売。初登場1位獲得。
** [[12月2日]]、26thシングル『[[新しいドア〜冬のひまわり〜]]』、27シングル『[[GOOD DAY]]』同時発売。
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** [[12月2日]]、26thシングル「[[新しいドア〜冬のひまわり〜]]」、27thシングル「[[GOOD DAY]]」同時発売。
 
* '''[[1999年]]'''
 
* '''[[1999年]]'''
*: シングル・アルバム・コラボレートを合わせて8枚リリース、さらに初ライブまで行うという大忙しな年であった。
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*: シングル・アルバム・コラボレートを合わせて8枚リリース。さらに初ライブを実施。
** [[2月17日]]、8thオリジナルアルバム『[[永遠 (アルバム)|永遠]]』発売。
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** [[2月17日]]、8thオリジナルアルバム『[[永遠 (アルバム)|永遠]]』発売。ミリオンヒットを達成し年間19位。
** [[4月7日]]、28thシングル『[[MIND GAMES]]』発売。オリコンチャート1位獲得作品。
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** [[4月7日]]、28thシングル「[[MIND GAMES (ZARDの曲)|MIND GAMES]]」発売。初登場1位獲得。
** [[5月28日]]、ベストアルバム『[[ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜]]』発売。初動ミリオン、累計300万枚突破。年間2位。
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** [[5月28日]]、ベストアルバム『[[ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜]]』発売。初動売上が100万枚を記録。累計売上は300万枚を突破し、年間オリコンアルバムチャート2位を獲得した。歴代アルバム19位。またこれと同時にファンクラブ「WEZARD」設立。
** [[6月16日]]、29thシングル『[[世界はきっと未来の中]]』発売。
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** [[6月16日]]、29thシングル「[[世界はきっと未来の中]]」発売。
 
** [[8月31日]]、ベストアルバム購入者から抽選された600名を招待して、[[クルーズ客船]]「[[ぱしふぃっくびいなす]]」で初の単独ライブを行う。応募総数は100万通をはるかに越えた。
 
** [[8月31日]]、ベストアルバム購入者から抽選された600名を招待して、[[クルーズ客船]]「[[ぱしふぃっくびいなす]]」で初の単独ライブを行う。応募総数は100万通をはるかに越えた。
** [[9月15日]]、ベストアルバム『[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]』発売。年間14位。
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** [[9月15日]]、ベストアルバム『[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]』発売。ミリオンヒットを達成し年間14位。
** 9月15日、[[小西康陽]]との[[コラボレーション|コラボレート]]で『[[君の瞳に恋してる|Can't Take My Eyes Off Of You]]』発売。
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** 9月15日、[[小西康陽]]との[[コラボレーション|コラボレート]]で「[[君の瞳に恋してる|Can't Take My Eyes Off Of You]]」発売。
** [[10月14日]]、30thシングル『[[痛いくらい君があふれているよ]]』発売。最後の8cmシングル。
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** [[10月14日]]、30thシングル「[[痛いくらい君があふれているよ]]」発売。最後の8cmシングル。
** [[12月1日]]、31stシングル『[[この涙 星になれ]]』発売。ここからマキシシングルに移行。
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** [[12月1日]]、31stシングル「[[この涙 星になれ]]」発売。ここからマキシシングルに移行。
 
* '''[[2000年]]'''
 
* '''[[2000年]]'''
** [[1月26日]]、ライブアルバム「[[ZARD Cruising & Live 〜限定盤ライヴCD〜]]」発売。30万枚限定発売。
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** [[1月26日]]、ライブアルバム『[[ZARD Cruising & Live 〜限定盤ライヴCD〜]]』発売。30万枚限定発売。
** 3月、第14回[[日本ゴールドディスク大賞]]で、アルバム『[[永遠 (アルバム)|永遠]]』『[[ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜]]』『[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]』が「ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を3枚同時受賞。
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** 3月、第14回[[日本ゴールドディスク大賞]]で、アルバム『[[永遠 (アルバム)|永遠]]』『[[ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜]]』『[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]』が「ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を初の3枚同時受賞。
** 3月26日、IMPホールでファンクラブイベントを開催。グッズ販売やクイズ大会が催されたり、クイズの優勝者には坂井直筆のサインと、坂井泉水とその場で生電話ができるという特典があった。また未発表曲(「promised you」)が流された。
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** 3月26日、IMPホールでファンクラブイベントを開催。グッズ販売の他、クイズ大会などが催され、クイズの優勝者には坂井直筆のサインと、坂井泉水とその場で電話による会話ができるという特典があった。また当時の未発表曲(「[[promised you]]」)が流された。
** [[9月6日]]、32ndシングル『[[Get U're Dream]]』発売。[[シドニーオリンピック]]のテーマソング([[日本放送協会|NHK]])として、久々の人気となる。
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** [[9月6日]]、32ndシングル「[[Get U're Dream]]」発売。[[シドニーオリンピック]]のテーマソング([[日本放送協会|NHK]])として、24万枚以上を売り上げる。
** [[11月15日]]、33rdシングル『[[promised you]]』発売。
+
** [[11月15日]]、33rdシングル「[[promised you]]」発売。
 
* '''[[2001年]]'''
 
* '''[[2001年]]'''
*: デビュー10周年。この年の後半から翌年にかけて坂井泉水が体調を崩し、休養を取っている。
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*: デビュー10周年。この年の後半から翌年にかけて坂井泉水が体調を崩し、休養を取り、1年間音楽制作がなくなる。
** [[2月15日]]、デビュー10周年記念9thオリジナルアルバム『[[時間の翼]]』発売。この作品でオリジナルアルバム連続ミリオンが途絶える(6作)。またアルバム連続ミリオン獲得もここで途切れる(9作、歴代1位)。
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** [[2月15日]]、デビュー10周年記念9thオリジナルアルバム『[[時間の翼]]』発売。製作スタッフや事務所アーティストが相次いで[[ビーイング]]を離れていった時期であり、作風も今までとは異なりリズムパートは打ち込み音のシンプルなものが多くなった。また、体調不良により表題曲が未完成などの問題もあり、後に坂井の意向により廃盤となった。
** [[11月21日]]、セレクションアルバム『[[ZARD BLEND II 〜LEAF&SNOW〜]]』発売。
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** [[11月21日]]、セレクションアルバム『[[ZARD BLEND II 〜LEAF&SNOW〜]]』発売。このアルバムも製作発表当時はボーカルを新録し、ストリングスを施したリアレンジアルバムとなる予定だったが、坂井の体調不良もあり製作が難航。発売直前にボーカルとアレンジはそのままに、リマスターを行うのみに留まることが公式サイトで明かされ、坂井の体調不良は公には知らされていなかったため、新音源を待ち望んでいたファンからは少なからず抗議や非難を受けた。このためアルバム内にお詫びの冊子が封入される事態となった。
 
* '''[[2002年]]'''
 
* '''[[2002年]]'''
*: 坂井泉水曰く、第二章をスタートさせた。
+
*: 「'''第二章をスタート'''」というキャッチフレーズで活動再開。
** [[5月22日]]、34thシングル『[[さわやかな君の気持ち]]』発売。
+
** [[1月30日]]、コラボレーションシングル『[[ときめきメモリアル SOUND BLEND 〜featuring ZARD〜]]』発売。
** 5月末、ファンクラブ、B-TOWN、ライブ会場限定で、シングルCDコレクション『[[ZARD BOX]]』発売。
+
** [[5月22日]]、34thシングル「[[さわやかな君の気持ち]]」発売。実に1年半ぶりのシングルとなった。
 +
** 5月末、ファンクラブのWEZARD、B-TOWN限定で、シングルCDコレクション『ZARD PREMIUM BOX 1991-2001 SINGLE COLLECTION』発売。
 
* '''[[2003年]]'''
 
* '''[[2003年]]'''
*: 本格的に活動再開。2004年のライブツアーまでコンタクトにCDリリースを続ける。
+
*: 本格的に活動再開。2004年のライブツアーまでコンスタントにCDリリースを続ける。
** [[3月27日]]、[[hills パン工場]]のTHURSDAY LIVEで、[[滴草由実]]のライブに飛び入り参加。洋楽カバー2曲を歌う。
+
** [[3月27日]]、[[hills パン工場]]のTHURSDAY LIVEで、[[滴草由実]]のライブにサプライズゲストとして参加。ボーイズ・タウン・ギャングの「CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU」とブロンディーの「CALL ME」の洋楽カバー2曲を滴草のコーラス付で披露した。
** [[4月9日]]、35thシングル『[[明日を夢見て (ZARD)|明日を夢見て]]』発売。
+
** [[4月9日]]、35thシングル「[[明日を夢見て ()|明日を夢見て]]」発売。
** [[7月9日]]、36thシングル『[[瞳閉じて]]』発売。
+
** [[7月9日]]、36thシングル「[[瞳閉じて]]」発売。
** [[8月27日]]、【[[TAK MATSUMOTO]] featuring ZARD】名義で『[[異邦人 (TAK MATSUMOTO featuring ZARD)|異邦人]]』発売。
+
** [[8月27日]]、【[[TAK MATSUMOTO]] featuring ZARD】名義で「[[異邦人 (TAK MATSUMOTO featuring ZARDの曲)|異邦人]]」発売。4週に渡りTOP10をキープするロングヒットとなり15万枚を売り上げた。
** [[11月12日]]、37thシングル『[[もっと近くで君の横顔見ていたい]]』発売。この作品で、シングルTOP10入り作品数が通算35作を達成し、女性アーティスト歴代単独1位を獲得した(この時点では総合歴代5位)。
+
** [[11月12日]]、37thシングル「[[もっと近くで君の横顔見ていたい]]」発売。この作品で、シングルTOP10入り作品数が通算35作を達成し、女性アーティスト歴代単独1位を獲得した(この時点では総合歴代5位)。
 
* '''[[2004年]]'''
 
* '''[[2004年]]'''
** [[1月28日]]、10thオリジナルアルバム『[[止まっていた時計が今動き出した]]』発売。オリジナルアルバムの連続1位獲得がこの作品で途切れる。
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** [[1月28日]]、10thオリジナルアルバム『[[止まっていた時計が今動き出した]]』発売。当時ドラマで起用されリバイバルヒットしていた[[クイーン (バンド)]]のベスト盤に阻まれ、オリジナルアルバムの連続1位獲得がこの作品で途切れる。
** [[3月2日]]、自身初の全国ツアー「What a beautiful moment Tour」敢行。全11公演。[[7月23日]]に[[日本武道館]]でファイナルを迎える。
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** [[3月2日]]、自身初の全国ツアー『What a beautiful moment Tour』敢行。全11公演。[[7月23日]]に[[日本武道館]]でファイナルを迎える。これが坂井存命中のものとしては最後のライブとなった。
** [[6月23日]]、38thシングル『[[かけがえのないもの]]』発売。ライブの時に発売を告知され、武道館でも歌われた。
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** [[6月23日]]、38thシングル「[[かけがえのないもの]]」発売。ライブツアー期間中に発売が告知された。
** [[11月24日]]、39thシングル『[[今日はゆっくり話そう]]』発売。
+
** [[11月24日]]、39thシングル「[[今日はゆっくり話そう]]」発売。
 
* '''[[2005年]]'''
 
* '''[[2005年]]'''
** [[4月20日]]、40thシングル『[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように]]』発売。11年ぶりの両A面シングル。[[タイアップ]]効果がかなり効いて、29thシングル『[[世界はきっと未来の中]]』以来5年ぶりのTOP3入り。
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** [[4月20日]]、40thシングル「[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように]]」発売。11年ぶりの両A面シングル。29thシングル「[[世界はきっと未来の中]]」以来5年ぶりのTOP3入り。
** [[6月8日]]、自身初の[[DVD]]『[[What a beautiful moment]]』発売。音楽・総合部門共に初登場1位獲得。
+
** [[6月8日]]、自身初の[[DVD]]『[[What a beautiful moment]]』発売。音楽・総合部門共に初登場1位獲得。2005年年間音楽DVD部門11位。
** [[9月7日]]、11thオリジナルアルバム『[[君とのDistance]]』発売。
+
** [[9月7日]]、11thオリジナルアルバム『[[君とのDistance]]』発売。最後のオリジナルアルバムとなった。
 
* '''[[2006年]]'''
 
* '''[[2006年]]'''
*: デビュー15周年。大きな活動は行われなかったが、久々の[[ベストアルバム]]、15年の活動を集めた[[DVD]]が話題となる。
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*: デビュー15周年。大きな活動は行われなかったが、久々の[[ベスト・アルバム|ベストアルバム]]、15年の活動を集めた[[DVD]]が発売され共にオリコン1位を獲得した。
** [[3月8日]]、41stシングル『[[悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!]]』発売。
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** [[3月8日]]、41stシングル「[[悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!|悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!]]」発売。
** [[5月10日]]、42ndシングル『[[ハートに火をつけて (ZARD)|ハートに火をつけて]]』発売。[[レコード#A面/B面|カップリング]]の「君へのブルース」は坂井泉水作曲。
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** [[5月10日]]、42ndシングル「[[ハートに火をつけて (ZARDの曲)|ハートに火をつけて]]」発売。カップリングの「君へのブルース」は坂井泉水作曲。
** 6月、坂井泉水が子宮頸(けい)がんと診断される。
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** 6月、坂井泉水が子宮頸(けい)癌と診断される。
** [[10月25日]]、ベストアルバム『[[Golden Best 〜15th Anniversary〜]]』発売。アルバムでは5年8ヶ月ぶりの1位獲得。
+
** [[10月25日]]、ベストアルバム『[[Golden Best 〜15th Anniversary〜]]』発売。アルバムでは5年8ヶ月ぶりの1位獲得。2006年年間26位、2007年年間19位。
** 10月25日、今までの[[ミュージック・ビデオ|PV]]を集めた[[DVD]]『[[ZARD Le Portfolio 1991-2006]]』発売。音楽・総合部門共に初登場1位獲得。
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** 10月25日、今までの[[ミュージック・ビデオ|PV]]を集めた[[DVD]]『[[ZARD Le Portfolio 1991-2006]]』発売。音楽・総合部門共に初登場1位獲得。2006年年間音楽DVD部門17位、2007年年間音楽DVD部門16位。歴代音楽DVD46位。
 
* '''[[2007年]]'''
 
* '''[[2007年]]'''
 
** 4月、坂井泉水の癌が[[肺]]に転移し、再入院。
 
** 4月、坂井泉水の癌が[[肺]]に転移し、再入院。
** [[5月27日]]、坂井泉水、事故死。{{享年|1967|2|6|2007|5|27}}([[坂井泉水]]の項目参照)。
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** [[5月27日]]、坂井泉水、転落による脳挫傷により死去(40歳)。([[坂井泉水]]の項目参照)。
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=== 坂井泉水死去後の出来事 ===
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* '''[[2007年]]'''
 
** [[8月15日]]、追悼盤CDとして生前、坂井泉水が選曲したセレクションアルバム『[[Soffio di vento 〜Best of IZUMI SAKAI Selection〜]]』、スタッフ選曲によるセレクションアルバム『[[Brezza di mare 〜dedicated to IZUMI SAKAI〜]]』、オフィシャルブック『きっと忘れない』発売。
 
** [[8月15日]]、追悼盤CDとして生前、坂井泉水が選曲したセレクションアルバム『[[Soffio di vento 〜Best of IZUMI SAKAI Selection〜]]』、スタッフ選曲によるセレクションアルバム『[[Brezza di mare 〜dedicated to IZUMI SAKAI〜]]』、オフィシャルブック『きっと忘れない』発売。
 
** [[9月6日]]、[[9月7日|7日]]、[[フェスティバルホール|大阪フェスティバルホール]]にて、[[9月14日]]には[[日本武道館]]にて追悼ライブ「What a beautiful memory」開催。
 
** [[9月6日]]、[[9月7日|7日]]、[[フェスティバルホール|大阪フェスティバルホール]]にて、[[9月14日]]には[[日本武道館]]にて追悼ライブ「What a beautiful memory」開催。
** 秋、ベストアルバム『ZARD BEST 〜Request Memorial II〜(仮)』、ZARD OFFICIAL BOOK "ARTIST FILE VOL.()"を発売予定。(発売延期)
+
** [[12月12日]]、43rdシングル「[[グロリアス マインド]]」発売([[10月15日]]から『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』のオープニングテーマとして放送開始)。
** [[12月12日]]、43rdシングル『[[グロリアス マインド]]』を発売予定([[10月15日]]から『[[名探偵コナン]]』のオープニングテーマとして放送開始)。
+
** [[12月31日]]、フィルムコンサートを[[NHK大阪ホール]]で開催。コンサートの一部は[[第58回NHK紅白歌合戦]]([[日本放送協会|NHK]]、[[NHK紅白歌合戦]])で[[生放送|生中継]]された<ref>[http://www.oricon.co.jp/news/movie/50929/full/ 他局映像で追悼 ZARD坂井泉水さん紅白初出場] - ORICON STYLE</ref>。
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* '''[[2008年]]'''
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** [[1月14日]]、坂井が生前、何度も主題歌を手掛けた『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』のオープニングテーマに「[[Good-bye My Loneliness]]」のカップリング曲「[[翼を広げて/愛は暗闇の中で|愛は暗闇の中で]]」が採用された。
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** [[1月19日]]、「What a beautiful memory 2008」ツアー開始。全国13ヶ所15公演。
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** [[1月23日]]、当初は2007年秋発売予定だったものの、発売が延期されていたファンのリクエストによるベストアルバム『[[ZARD Request Best 〜beautiful memory〜]]』が発売。初登場1位を獲得。アルバムでは『Golden Best 〜15th Anniversary〜』以来1年3か月ぶりのオリコン1位獲得。これによりオリコンアルバムチャート1位獲得作が11枚目となり、女性ヴォーカルグループのものとしては[[DREAMS COME TRUE]]と並び発売の時点で最多となる。2008年年間47位。
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** [[4月9日]]、44thシングル「[[翼を広げて/愛は暗闇の中で|翼を広げて/愛は暗闇の中で]]」発売。前作に続いて初動売り上げが5万枚を超えオリコンチャート初登場3位を記録。これによりシングルトップ10獲得数が42作になり、2008年4月の時点で[[B'z]]、[[サザンオールスターズ]]、[[SMAP]]と並んで歴代トップとなった。
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**[[5月28日]]、シングルCDコレクション『ZARD PREMIUM BOX 1991-2008 Complete Single Collection』発売。
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** [[8月30日]]、大阪城ホールで開催された「名探偵コナン夏祭り 〜夢の初ライブ〜」で、フィルムコンサート。
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* '''[[2009年]]'''
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** [[5月15日]]・[[5月16日]]、3回忌ライブ『What a beautiful memory 2009』を堂島リバーフォーラムで開催。
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** [[5月27日]]、三回忌に45thシングル「[[素直に言えなくて]]」をリリース。ZARDのシングルとしては初のノンタイアップのシングルとなっており、表題曲のコーラスに[[倉木麻衣]]が参加した。3回忌ライブ「What a beautiful memory 2009」を日本武道館で開催。
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*'''[[2010年]]'''
 +
*いずれもオルゴールCDで、公式ウェブサイトに記載があるもの。
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** [[6月30日]]'''ZARD関連・企画商品'''『Feeling ZARD orgel Collection vol.1 〜揺れる想い〜』発売。
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** [[5月15日]]、[[5月27日]]、『ZARD Screen Harmony 2010』大阪・東京で開催。
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** [[8月25日]]同、『Feeling ZARD orgel Collection vol.2 〜負けないで〜』発売。
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** [[10月27日]]同、『Feeling ZARD orgel Collection vol.3 〜きっと忘れない〜』発売。
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** [[12月22日]]同、『Feeling ZARD orgel Collection vol.4 〜あの微笑みを忘れないで〜』発売。
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*'''[[2011年]]'''
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** [[2月10日]]、デビュー20周年を記念し、カップリング曲を含む全てのシングルに収録された楽曲と、参加シングル作品計100曲を収録した『[[ZARD Single Collection 〜20TH ANNIVERSARY〜|ZARD SINGLE COLLECTION 〜20th ANNIVERSARY〜]]』が発売。未発表写真を含む20周年記念写真集『ZARD Portfolio du 20eme anniversaire』(全4集)と同時発売。
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**[[8月10日]]、デビュー20周年の[[坂井泉水]]の[[命日]][[5月27日]]に行われた[[ZARD]]ラストライブ“What a beautiful memory 〜forever you〜”の公演を収録した2枚組DVD『ZARD "What a beautiful memory 〜forever you〜"』発売。音楽・総合部門共に初登場1位獲得。
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** [[12月27日]]、『ZARD OFFICIAL YouTube CHANNEL』を開設。
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*'''[[2012年]]'''
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** [[1月1日]]、1stアルバム『[[Good-bye My Loneliness (アルバム)|Good-bye My Lonelliness]]』から最後のオリジナルアルバム『[[君とのDistance]]』までのオリジナルアルバム11作と未発表音源及びレア音源を収録したプレミアムディスクを含む、全12枚・全128曲を収録した『[[ZARD Album Collection 〜20TH ANNIVERSARY〜|ZARD ALBUM COLLECTION 〜20th ANNIVERSARY〜]]』が発売。
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** [[2月4日]][[2月5日]]、ZARDフィルムコンサート『ZARD Screen Harmony 2012 ~Last Memories~』東京・大阪で開催。
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*'''[[2013年]]'''
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** [[5月]]、坂井泉水の7回忌のメモリアルフィルム・コンサート『ZARD Film of 7th Memorial ~君に逢いたくなったら~』開催。4400人を動員。
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*'''[[2014年]]'''
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** 過去にも教科書に採用され話題となった『[[負けないで]]』が4月より高校の英語の教科書での採用も決定し、全国400校の高校で使われる教科書『MY WAY English Communication II』。負けないでは『An Encouraging Song』というタイトルで英文化。坂井泉水としての言葉も英文でテキスト化されている。
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** [[5月25日]]、[[5月26日]]、ZARDデビュー23周年、フィルム・コンサート『ZARD Screen Harmony 2014』東京・大阪で開催。
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** [[12月]]に、ファンの要望で[[神奈川県]][[秦野市]]曲松にある[[小田急線]][[渋沢駅]]の上りと下りの駅メロにZARDの2種類の曲が使われることが決まった
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== 出演 ==
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=== テレビ ===
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1992年8月7日、『ミュージックステーション』([[テレビ朝日]]系)にて音楽番組初出演を果たし、1993年2月5日の『ミュージックステーション』で「負けないで」を歌ったのが音楽番組への最後の出演となった。『ミュージックステーション』には計5回出演した。音楽番組には計7回出演し、全ての音楽番組で[[ナチュラルメイク]]で登場した(他の音楽番組では1999年2月20日放送分の『[[COUNT DOWN TV]]』の『[[永遠 (アルバム)|永遠]]』のアルバム紹介で、レコーディングの様子を収録した映像を流しながら、声のみのコメント出演をしたことはあった)。音楽番組以外のテレビ番組では、1992年2月6日の情報番組『[[おはよう朝日です]]』([[朝日放送]])でプロモーション活動の一環として眼鏡姿で出演している。
  
== オリコン ==
+
2000年8月6日にスポーツ番組『[[サンデースポーツ]]』([[NHK総合テレビジョン|NHK総合]])、2003年7月8日にスポーツ番組『[[すぽると!]]』(フジテレビ系)、2004年6月9日にバラエティ番組『[[恋するハニカミ]]スペシャル』([[TBSテレビ|TBS]]系)などでは[[タイアップ]]先の縁で顔出しの動画コメントで出演した。また、テレビアニメ『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』にも楽曲提供に関して何度か声のみのコメントで出演している。
* アーティスト・トータル・セールス(CD総売上枚数):3693.5万枚(歴代7位)
+
 
** シングル:1751.1万枚(女性ボーカルアーティスト歴代2位)
+
* 『[[ミュージックステーション]]』(1992年、1993年、テレビ朝日系)
** アルバム:1942.4万枚(女性ボーカルアーティスト歴代4位)
+
** 「[[眠れない夜を抱いて]]」(1992年8月7、28日、9月18日計3回)
* シングルTOP10獲得数:40作(歴代2位タイ、もう一組は[[SMAP]])(女性ボーカル部門歴代1位)
+
** 「[[IN MY ARMS TONIGHT]]」(1992年10月16日)
* 90年代アーティストトータルセールス3位(女性ボーカルアーティスト1位)
+
** 「[[負けないで]]」(1993年2月5日)
* シングル1位獲得数:12作(女性ボーカルアーティスト歴代4位)
+
** 坂井の死後に追悼企画が2度放送されている。
* シングルTOP100チャートイン数:43作(90年代デビューアーティスト歴代2位)
+
* 『[[SOUND ARENA]]』(1992年9月9日、フジテレビ系)
* アルバムミリオン獲得数:9作(歴代4位タイ、もう一人は[[松任谷由実]]
+
** 「眠れない夜を抱いて」
* アルバム連続ミリオン獲得数:9作(歴代1位)([[HOLD ME]][[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]
+
* [[MJ -MUSIC JOURNAL-]]』(1992年10月28日、フジテレビ系)
 +
** 「IN MY ARMS TONIGHT」
 +
 
 +
=== ラジオ ===
 +
* 1991年に『トヨタスーパーカウントダウン50』出演。
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* 1991年11月と1992年9月の2回、[[B'z]][[松本孝弘]]がパーソナリティを務める『[[BEAT ZONE]]』(TMF系)に出演。
 +
* 1992年4月23日、[[エフエムナックファイブ]](NACK5)の『I LOVE CITY』の[[特別番組|スペシャル番組]]のパーソナリティーを担当。
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その後も何回かコメント出演をしている。
  
 
== ディスコグラフィ ==
 
== ディスコグラフィ ==
 
=== シングル ===
 
=== シングル ===
[[作詞]]は全て坂井泉水が担当している。
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作詞は全て坂井泉水が担当している。
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
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! [[規格品番]]<ref name=引用文タグ1>全て[[B-Gram RECORDS]]時代。[[ポリドール]]時代([[Good-bye My Loneliness]]〜[[負けないで]])は項目参照。</ref>
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|初登場18位<br />最高位8位
 
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|'''[[IN MY ARMS TONIGHT]]'''
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|作曲:[[春畑道哉]]<br />編曲:明石昌夫
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|作曲:[[栗林誠一郎]]<br />編曲:明石昌夫
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|最高位2位
 
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|'''[[揺れる想い]]'''<br />
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|'''[[揺れる想い]]'''
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|作曲:織田哲郎<br />編曲:明石昌夫
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+
|1993年9月4日
|'''[[もう少し あと少し…]]'''<br />
+
|'''[[もう少し あと少し…]]'''
|<small>作曲:栗林誠一郎<br />編曲:明石昌夫</small>
+
|作曲:栗林誠一郎<br />編曲:明石昌夫
|<small>最高位2位<small>
+
|最高位2位
 
|-
 
|-
|<small><small>10th single</small>
+
|10th  
|<small><small>BGDH-1016</small>
+
|BGDH-1016
|<small>[[1993年]][[11月3日]]</small>
+
|1993年11月3日
|'''[[きっと忘れない]]'''<br />
+
|'''[[きっと忘れない]]'''
|<small>作曲:織田哲郎<br />編曲:明石昌夫</small>
+
|作曲:織田哲郎<br />編曲:明石昌夫
|<small>'''最高位1位'''<small>
+
|最高位1位
 
|-
 
|-
|<small><small>11th single</small>
+
|11th
|<small><small>BGDH-1033</small>
+
|BGDH-1033
|<small>[[1994年]][[2月2日]]</small>
+
|1994年2月2日
|'''[[この愛に泳ぎ疲れても/Boy|この愛に泳ぎ疲れても/Boy]]'''<br />
+
|'''[[この愛に泳ぎ疲れても/Boy|この愛に泳ぎ疲れても/Boy]]'''
|<small>作曲:織田哲郎(この愛〜)<br />作曲:栗林誠一郎(Boy)<br />編曲:明石昌夫(共通)</small>
+
|作曲:織田哲郎(この愛〜)<br />作曲:栗林誠一郎(Boy)<br />編曲:明石昌夫
|<small>'''最高位1位'''<small>
+
|最高位1位
 
|-
 
|-
|<small><small>12th single</small>
+
|12th
|<small><small>BGDH-1039</small>
+
|BGDH-1039
|<small>[[1994年]][[8月6日]]</small>
+
|1994年8月6日
|'''[[こんなにそばに居るのに]]'''<br />
+
|'''[[こんなにそばに居るのに]]'''
|<small>作曲:栗林誠一郎<br />編曲:明石昌夫</small>
+
|作曲:栗林誠一郎<br />編曲:明石昌夫
|<small>'''最高位1位'''<small>
+
|最高位1位
 
|-
 
|-
|<small><small>13th single</small>
+
|13th  
|<small><small>BGDH-1041</small>
+
|BGDH-1041
|<small>[[1994年]][[12月24日]]</small>
+
|1994年12月24日
|'''[[あなたを感じていたい]]'''<br />
+
|'''[[あなたを感じていたい]]'''
|<small>作曲・編曲:織田哲郎</small>
+
|作曲:織田哲郎<br />編曲:織田哲郎
|<small>最高位2位<small>
+
|最高位2位
 
|-
 
|-
|<small><small>14th single</small>
+
|14th  
|<small><small>BGDH-1042</small>
+
|BGDH-1042
|<small>[[1995年]][[2月1日]]</small>
+
|1995年2月1日
|'''[[Just believe in love]]'''<br />
+
|'''[[Just believe in love]]'''
|<small>作曲:春畑道哉<br />編曲:葉山たけし</small>
+
|作曲:春畑道哉<br />編曲:葉山たけし
|<small>最高位2位<small>
+
|最高位2位
 
|-
 
|-
|<small><small>15th single</small>
+
|15th  
|<small><small>JBDJ-1003</small>
+
|JBDJ-1003
|<small>[[1995年]][[6月5日]]</small>
+
|1995年6月5日
|'''[[愛が見えない]]'''<br />
+
|'''[[愛が見えない]]'''
|<small>作曲:[[小澤正澄]]<br />編曲:葉山たけし</small>
+
|作曲:[[小澤正澄]]<br />編曲:葉山たけし
|<small>最高位2位<small>
+
|最高位2位
 
|-
 
|-
|<small><small>16th single</small>
+
|16th  
|<small><small>JBDJ-1006</small>
+
|JBDJ-1006
|<small>[[1995年]][[8月28日]]</small>
+
|1995年8月28日
|'''[[サヨナラは今もこの胸に居ます]]'''<br />
+
|'''[[サヨナラは今もこの胸に居ます]]'''
|<small>作曲:栗林誠一郎<br />編曲:葉山たけし</small>
+
|作曲:栗林誠一郎<br />編曲:葉山たけし
|<small>'''最高位1位'''<small>
+
|最高位1位
 
|-
 
|-
|<small><small>17th single</small>
+
|17th
|<small><small>JBDJ-1011</small>
+
|JBDJ-1011
|<small>[[1996年]][[1月8日]]</small>
+
|1996年1月8日
|'''[[マイ フレンド]]'''<br />
+
|'''[[マイ フレンド]]'''
|<small>作曲:織田哲郎<br />編曲:葉山たけし</small>
+
|作曲:織田哲郎<br />編曲:葉山たけし
|<small>'''最高位1位'''<small>
+
|最高位1位
 
|-
 
|-
|<small><small>18th single</small>
+
|18th  
|<small><small>JBDJ-1016</small>
+
|JBDJ-1016
|<small>[[1996年]][[5月6日]]</small>
+
|1996年5月6日
|'''[[心を開いて]]'''<br />
+
|'''[[心を開いて]]'''
|<small>作曲:織田哲郎<br />編曲:池田大介</small>
+
|作曲:織田哲郎<br />編曲:池田大介
|<small>'''最高位1位'''<small>
+
|最高位1位
 
|-
 
|-
|<small><small>19th single</small>
+
|19th  
|<small><small>JBDJ-1023</small>
+
|JBDJ-1023
|<small>[[1997年]][[1月6日]]</small>
+
|1997年1月6日
|'''[[Don't you see!]]'''<br />
+
|'''[[Don't you see!]]'''
|<small>作曲:栗林誠一郎<br />編曲:葉山たけし</small>
+
|作曲:栗林誠一郎<br />編曲:葉山たけし
|<small>'''最高位1位'''<small>
+
|最高位1位
 
|-
 
|-
|<small><small>20th single</small>
+
|20th  
|<small><small>JBDJ-1024</small>
+
|JBDJ-1024
|<small>[[1997年]][[2月26日]]</small>
+
|1997年2月26日
|'''[[君に逢いたくなったら…]]'''<br />
+
|'''[[君に逢いたくなったら…]]'''
|<small>作曲:織田哲郎<br />編曲:葉山たけし</small>
+
|作曲:織田哲郎<br />編曲:葉山たけし
|<small>最高位2位<small>
+
|最高位2位
 
|-
 
|-
|<small><small>21st single</small>
+
|21st  
|<small><small>JBDJ-1029</small>
+
|JBDJ-1029
|<small>[[1997年]][[7月2日]]</small>
+
|1997年7月2日
|'''[[風が通り抜ける街へ]]'''<br />
+
|'''[[風が通り抜ける街へ]]'''
|<small>作曲:織田哲郎<br />編曲:[[徳永暁人]]</small>
+
|作曲:織田哲郎<br />編曲:[[徳永暁人]]
|<small>最高位3位<small>
+
|最高位3位
 
|-
 
|-
|<small><small>22nd single</small>
+
|22nd  
|<small><small>JBDJ-1030</small>
+
|JBDJ-1030
|<small>[[1997年]][[8月20日]]</small>
+
|1997年8月20日
|'''[[永遠 (シングル)|永遠]]'''<br />
+
|'''[[永遠 (ZARDの曲)|永遠]]'''
|<small>作曲・編曲:徳永暁人</small>
+
|作曲:徳永暁人<br />編曲:徳永暁人
|<small>'''最高位1位'''<small>
+
|最高位1位
 
|-
 
|-
|<small><small>23rd single</small>
+
|23rd  
|<small><small>JBDJ-1031</small>
+
|JBDJ-1031
|<small>[[1997年]][[12月3日]]</small>
+
|1997年12月3日
|'''[[My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜]]'''<br />
+
|'''[[My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜]]'''
|<small>作曲:織田哲郎<br />編曲:池田大介</small>
+
|作曲:織田哲郎<br />編曲:池田大介
|<small>最高位3位<small>
+
|最高位3位
 
|-
 
|-
|<small><small>24th single</small>
+
|24th  
|<small><small>JBDJ-1036</small>
+
|JBDJ-1036
|<small>[[1998年]][[3月4日]]</small>
+
|1998年3月4日
|'''[[息もできない]]'''<br />
+
|'''[[息もできない]]'''
|<small>作曲:織田哲郎<br />編曲:葉山たけし</small>
+
|作曲:織田哲郎<br />編曲:葉山たけし
|<small>最高位3位<small>
+
|最高位3位
 
|-
 
|-
|<small><small>25th single</small>
+
|25th  
|<small><small>JBDJ-1041</small>
+
|JBDJ-1041
|<small>[[1998年]][[9月17日]]</small>
+
|1998年9月17日
|'''[[運命のルーレット廻して]]'''<br />
+
|'''[[運命のルーレット廻して]]'''
|<small>作曲:栗林誠一郎<br />編曲:池田大介</small>
+
|作曲:栗林誠一郎<br />編曲:池田大介
|<small>'''最高位1位'''<small>
+
|最高位1位
 
|-
 
|-
|<small><small>26th single</small>
+
|26th  
|<small><small>JBDJ-1042</small>
+
|JBDJ-1042
|<small>[[1998年]][[12月2日]]</small>
+
|1998年12月2日
|'''[[新しいドア〜冬のひまわり〜]]'''<br />
+
|'''[[新しいドア 〜冬のひまわり〜]]'''
|<small>作曲:[[北野正人]]<br />編曲:[[古井弘人]]</small>
+
|作曲:[[北野正人]]<br />編曲:[[古井弘人]]
|<small>最高位3位<small>
+
|最高位3位
 
|-
 
|-
|<small><small>27th single</small>
+
|27th
|<small><small>JBDJ-1043</small>
+
|JBDJ-1043
|<small>[[1998年]]12月2日</small>
+
|1998年12月2日
|'''[[GOOD DAY]]'''<br />
+
|'''[[GOOD DAY]]'''
|<small>作曲:[[綿貫正顕]]<br />編曲:池田大介</small>
+
|作曲:[[綿貫正顕]]<br />編曲:池田大介
|<small>最高位2位<small>
+
|最高位2位
 
|-
 
|-
|<small><small>28th single</small>
+
|28th  
|<small><small>JBDJ-1046</small>
+
|JBDJ-1046
|<small>[[1999年]][[4月7日]]</small>
+
|1999年4月7日
|'''[[MIND GAMES]]'''<br />
+
|'''[[MIND GAMES (ZARDの曲)|MIND GAMES]]'''
|<small>作曲:綿貫正顕<br />編曲:綿貫正顕・古井弘人</small>
+
|作曲:綿貫正顕<br />編曲:綿貫正顕・古井弘人
|<small>'''最高位1位'''<small>
+
|最高位1位
 
|-
 
|-
|<small><small>29th single</small>
+
|29th  
|<small><small>JBDJ-1047</small>
+
|JBDJ-1047
|<small>[[1999年]][[6月16日]]</small>
+
|1999年6月16日
|'''[[世界はきっと未来の中]]'''<br />
+
|'''[[世界はきっと未来の中]]'''
|<small>作曲:[[岩井勇一郎]]<br />編曲:徳永暁人・古井弘人・[[シオジリケンジ]]</small>
+
|作曲:[[岩井勇一郎]]<br />編曲:徳永暁人・古井弘人・[[4D-JAM|シオジリケンジ]]
|<small>最高位2位<small>
+
|最高位2位
 
|-
 
|-
|<small><small>30th single</small>
+
|30th  
|<small><small>JBDJ-1047</small>
+
|JBDJ-1049
|<small>[[1999年]][[10月14日]]</small>
+
|1999年10月14日
|'''[[痛いくらい君があふれているよ]]'''<br />
+
|'''[[痛いくらい君があふれているよ]]'''
|<small>作曲・編曲:シオジリケンジ</small>
+
|作曲:シオジリケンジ<br />編曲:シオジリケンジ
|<small>最高位5位<small>
+
|最高位5位
 
|-
 
|-
|<small><small>31st single</small>
+
|31st  
|<small><small>JBCJ-1027</small>
+
|JBCJ-1027
|<small>[[1999年]][[12月1日]]</small>
+
|1999年12月1日
|'''[[この涙 星になれ]]'''<br />
+
|'''[[この涙 星になれ]]'''
|<small>作曲:岩井勇一郎<br />編曲:古井弘人</small>
+
|作曲:岩井勇一郎<br />編曲:古井弘人
|<small>最高位5位<small>
+
|最高位5位
 
|-
 
|-
|<small><small>32nd single</small>
+
|32nd  
|<small><small>JBCJ-1031</small>
+
|JBCJ-1031
|<small>[[2000年]][[9月6日]]</small>
+
|2000年9月6日
|'''[[Get U're Dream]]'''<br />
+
|'''[[Get U're Dream]]'''
|<small>作曲:[[大野愛果]]<br />編曲:葉山たけし</small>
+
|作曲:[[大野愛果]]<br />編曲:葉山たけし
|<small>最高位4位<small>
+
|最高位4位
 
|-
 
|-
|<small><small>33rd single</small>
+
|33rd
|<small><small>JBCJ-1032</small>
+
|JBCJ-1032
|<small>[[2000年]][[11月15日]]</small>
+
|2000年11月15日
|'''[[promised you]]'''<br />
+
|'''[[promised you]]'''
|<small>作曲:栗林誠一郎<br />編曲:[[Cybersound]]</small>
+
|作曲:栗林誠一郎<br />編曲:[[Cybersound]]
|<small>最高位6位<small>
+
|最高位6位
 
|-
 
|-
|<small><small>34th single</small>
+
|34th  
|<small><small>JBCJ-3001</small>
+
|JBCJ-3001
|<small>[[2002年]][[5月22日]]</small>
+
|2002年5月22日
|'''[[さわやかな君の気持ち]]'''<br />
+
|'''[[さわやかな君の気持ち]]'''
|<small>作曲・編曲:徳永暁人</small>
+
|作曲:徳永暁人<br />編曲:徳永暁人
|<small>最高位4位<small>
+
|最高位4位
 
|-
 
|-
|<small><small>35th single</small>
+
|35th  
|<small><small>JBCJ-6001</small>
+
|JBCJ-6001
|<small>[[2003年]][[4月9日]]</small>
+
|2003年4月9日
|'''[[明日を夢見て (ZARD)|明日を夢見て]]'''<br />
+
|'''[[明日を夢見て ()|明日を夢見て]]'''
|<small>作曲:大野愛果<br />編曲:[[小林哲]]</small>
+
|作曲:大野愛果<br />編曲:[[小林哲]]
|<small>最高位4位<small>
+
|最高位4位
 
|-
 
|-
|<small><small>36th single</small>
+
|36th  
|<small><small>JBCJ-6002</small>
+
|JBCJ-6002
|<small>[[2003年]][[7月9日]]</small>
+
|2003年7月9日
|'''[[瞳閉じて]]'''<br />
+
|'''[[瞳閉じて]]'''
|<small>作曲:[[大野愛果]]<br />編曲:徳永暁人</small>
+
|作曲:[[大野愛果]]<br />編曲:徳永暁人
|<small>最高位4位<small>
+
|最高位4位
 
|-
 
|-
|<small><small>37th single</small>
+
|37th  
|<small><small>JBCJ-6004</small>
+
|JBCJ-6004
|<small>[[2003年]][[11月12日]]</small>
+
|2003年11月12日
|'''[[もっと近くで君の横顔見ていたい]]'''<br />
+
|'''[[もっと近くで君の横顔見ていたい]]'''
|<small>作曲:大野愛果<br />編曲:池田大介</small>
+
|作曲:大野愛果<br />編曲:池田大介
|<small>最高位8位<small>
+
|最高位8位
 
|-
 
|-
|<small><small>38th single</small>
+
|38th  
|<small><small>JBCJ-4001</small>
+
|JBCJ-4001
|<small>[[2004年]][[6月23日]]</small>
+
|2004年6月23日
|'''[[かけがえのないもの]]'''<br />
+
|'''[[かけがえのないもの]]'''
|<small>作曲:大野愛果<br />編曲:小林哲</small>
+
|作曲:大野愛果<br />編曲:小林哲
|<small>最高位4位<small>
+
|最高位4位
 
|-
 
|-
|<small><small>39th single</small>
+
|39th  
|<small><small>JBCJ-4002</small>
+
|JBCJ-4002
|<small>[[2004年]][[11月24日]]</small>
+
|2004年11月24日
|'''[[今日はゆっくり話そう]]'''<br />
+
|'''[[今日はゆっくり話そう]]'''
|<small>作曲:大野愛果<br />編曲:徳永暁人</small>
+
|作曲:大野愛果<br />編曲:徳永暁人
|<small>最高位6位<small>
+
|最高位5位
 
|-
 
|-
|<small><small>40th single</small>
+
|40th  
|<small><small>JBCJ-6006</small>
+
|JBCJ-6006
|<small>[[2005年]][[4月20日]]</small>
+
|2005年4月20日
|'''[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように]]'''<br />
+
|'''[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように]]'''
|<small>作曲:大野愛果(共通)<br />編曲:葉山たけし(共通)</small>
+
|作曲:大野愛果<br />編曲:葉山たけし
|<small>最高位2位<small>
+
|最高位2位
 
|-
 
|-
|<small><small>41st single</small>
+
|41st  
|<small><small>JBCJ-6007</small>
+
|JBCJ-6007
|<small>[[2006年]][[3月8日]]</small>
+
|2006年3月8日
|'''[[悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!|悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!]]'''<br />
+
|'''[[悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!|悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!]]'''
|<small>作曲:大野愛果(共通)<br />編曲:葉山たけし(共通)</small>
+
|作曲:大野愛果<br />編曲:葉山たけし
|<small>最高位6位<small>
+
|最高位6位
 
|-
 
|-
|<small><small>42nd single</small>
+
|42nd  
|<small><small>JBCJ-6008<br />【初回版】<br />JBCJ-6008<br />【通常版】</small>
+
|JBCJ-6008<br />【初回版】<br />JBCJ-6009<br />【通常版】
|<small>[[2006年]][[5月10日]]</small>
+
|2006年5月10日
|'''[[ハートに火をつけて (ZARD)|ハートに火をつけて]]'''<br />
+
|'''[[ハートに火をつけて (ZARDの曲)|ハートに火をつけて]]'''
|<small>作曲:大野愛果<br />編曲:葉山たけし</small>
+
|作曲:大野愛果<br />編曲:葉山たけし
|<small>最高位10位<small>
+
|最高位10位
 
|-
 
|-
|<small><small>43rd single</small>
+
|43rd  
|<small><small>JBCJ-4003<br />
+
|JBCJ-4003
|<small>[[2007年]][[12月12日]]<small>
+
|2007年12月12日
|'''[[グロリアス マインド]]'''<br />
+
|'''[[グロリアス マインド]]'''
|<small>作曲:大野愛果<br />編曲:葉山たけし</small>
+
|作曲:大野愛果<br />編曲:葉山たけし
|<small></small>
+
|最高位2位
 +
|-
 +
|44th
 +
|JBCJ-6011<br />【初回版】<br />JBCJ-6012<br />【通常版】
 +
|2008年4月9日
 +
|'''[[翼を広げて/愛は暗闇の中で|翼を広げて/愛は暗闇の中で]]'''
 +
|作曲:織田哲郎(翼を〜)<br />作曲:栗林誠一郎(愛は〜)<br />編曲:明石昌夫(翼を〜)<br />編曲:[[SCHON|森下志音]](愛は〜)
 +
|最高位3位
 +
|-
 +
|45th
 +
|JBCJ-6013<br />【初回限定盤】<br />JBCJ-6014<br />【通常盤】
 +
|2009年5月27日
 +
|'''[[素直に言えなくて]]'''
 +
|作曲:坂井泉水<br />編曲:岡本仁志
 +
|最高位5位
 
|}
 
|}
 +
2016年2月11日のZIP で売り上げベスト5放送された
 +
ボーイ以外はすべてサビにタイトルが入っている。2016年2月17日の水曜日のダウンタウンで取り上げられた。余談であるがZARD以外ランキングが写真でなくイラストだった
  
 
=== コラボレート作品 ===
 
=== コラボレート作品 ===
* [[果てしない夢を]]【[[ZYYG]],[[REV]],ZARD&[[WANDS]] featuring [[長嶋茂雄]]】名義(1993年6月9日)
+
* '''[[果てしない夢を]]'''''【[[ZYYG]],[[出口雅之|REV]],ZARD&[[WANDS]] featuring [[長嶋茂雄]]】''名義 (1993年6月9日)
 
*: オリコン最高2位
 
*: オリコン最高2位
* [[君の瞳に恋してる|Can't Take My Eyes Off Of You]]〈邦題:君の瞳に恋してる〉(1999年9月15日)
+
* '''[[君の瞳に恋してる|Can't Take My Eyes Off Of You]]'''〈邦題:君の瞳に恋してる〉 (1999年9月15日)
 
*: オリコン最高50位
 
*: オリコン最高50位
*: 原曲の説明は項目参照。[[小西康陽]]との[[コラボレーション|コラボレート]]作品。アルバムには応募はがきが同封されていて、1999名に30cmの[[レコード|LP]]サイズの[[アナログ]]盤がプレゼントされた。その後、2万枚限定で[[インディーズ]]で発売。[[2005年]]にファンクラブ会員限定のアルバム内にこの曲が再録された。なお、オリコンチャートではこのアナログ盤がシングルとして50位を記録しているため、シングルの連続トップ10記録は30thシングルの『[[痛いくらい君があふれているよ]]』からの計算になっている。
+
*: 原曲の説明は項目参照。アルバム『[[永遠 (アルバム)|永遠]]』の初回盤に付いていたボーナスCDを、アナログで商品化した、[[小西康陽]]との[[コラボレーション|コラボレート]]作品。
* [[異邦人 (TAK MATSUMOTO featuring ZARD)|異邦人]]【[[TAK MATSUMOTO]] featuring ZARD名義】(2003年[[8月27日]])
+
*: アルバムには応募はがきが同封されていて、1999名に30cmの[[レコード|LP]]サイズの[[アナログ]]盤がプレゼントされた。その後、2万枚限定で[[インディーズ]]で発売。なお、オリコンチャートではこのアナログ盤がシングルとして50位を記録しているため、シングルの連続トップ10記録は30thシングルの『[[痛いくらい君があふれているよ]]』からの計算になっている。
* :オリコン最高3位
+
*: [[2005年]]にファンクラブ会員限定のアルバム内にこの曲が再録された。
* :[[B'z]]の[[松本孝弘]]による企画版。近年のZARD関連の作品では久々のヒットとなった。原曲の説明は→([[異邦人 (久保田早紀)]])を参照。
+
*: [[2010年]]に洋楽カバーコンピレーションアルバム「[[Christmas Non-Stop Carol]]」は葉山たけしによるリアレンジが収録される。
 +
* '''[[ときめきメモリアル SOUND BLEND 〜featuring ZARD〜]]''' (2002年1月30日)
 +
*: オリコン最高32位
 +
*: ZARD BLENDシリーズのデザインを取っているが、新曲2曲(M-1.抱きしめていて、M-2.Seven Rainbow)を含むZARD名義の、実質的にはマキシシングル。ただし、「[[ときめきメモリアル3 〜約束のあの場所で〜|ときめきメモリアル3]]」のゲームBGMも収録しているためコラボレーション作品扱いとなっている。
 +
* '''[[異邦人 (TAK MATSUMOTO featuring ZARDの曲)|異邦人]]'''''【[[TAK MATSUMOTO]] featuring ZARD】''名義 (2003年8月27日)
 +
*:オリコン最高3位
 +
*: [[B'z]]の[[松本孝弘]]による企画版。原曲の説明は→([[異邦人 (久保田早紀の曲)]])を参照。
  
 
=== オリジナルアルバム ===
 
=== オリジナルアルバム ===
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
|-
| rowspan="1" style="width:2%; background:#ffcc33;"|
+
!
| rowspan="1" style="width:4%; background:#ffcc33;"|<small>CDコード
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! 規格品番
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! リリース日
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+
! タイトル
| rowspan="1" style="width:5%; background:#ffcc33;"|オリコン
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! 最高位
 
|-
 
|-
|<small><small>1st album</small>
+
|1st
|<small><small>BGCH-1003</small>
+
|BGCH-1003
|<small>[[1991年]][[3月27日]]</small>
+
|1991年3月27日
|'''[[Good-bye My Loneliness (アルバム)|Good-bye My Loneliness]]'''<br />
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|'''[[Good-bye My Loneliness (アルバム)|Good-bye My Loneliness]]'''
|<small>最高位34位<small>
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|34位
 
|-
 
|-
|<small><small>2nd album</small>
+
|2nd  
|<small><small>BGCH-1004</small>
+
|BGCH-1004
|<small>[[1991年]][[12月25日]]</small>
+
|1991年12月25日
|'''[[もう探さない (アルバム)|もう探さない]]'''<br />
+
|'''[[もう探さない (アルバム)|もう探さない]]'''
|<small>最高位36位<small>
+
|36位
 
|-
 
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|<small><small>3rd album</small>
+
|3rd  
|<small><small>BGCH-1005</small>
+
|BGCH-1005
|<small>[[1992年]][[9月2日]]</small>
+
|1992年9月2日
|'''[[HOLD ME]]'''<br />
+
|'''[[HOLD ME]]'''
|<small>最高位2位<br />'''ミリオンヒット'''<small>
+
|2位
 
|-
 
|-
|<small><small>4th album</small>
+
|4th  
|<small><small>BGCH-1001</small>
+
|BGCH-1001
|<small>[[1993年]][[7月10日]]</small>
+
|1993年7月10日
|'''[[揺れる想い (アルバム)|揺れる想い]]'''<br />
+
|'''[[揺れる想い (アルバム)|揺れる想い]]'''
|<small>'''最高位1位'''<br />'''ダブルミリオン'''<small>
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|1位
 
|-
 
|-
|<small><small>5th album</small>
+
|5th  
|<small><small>BGDH-1014</small>
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|BGDH-1014
|<small>[[1994年]][[6月4日]]</small>
+
|1994年6月4日
|'''[[OH MY LOVE]]'''<br />
+
|'''[[OH MY LOVE]]'''
|<small>'''最高位1位'''<br />'''ダブルミリオン'''<small>
+
|1位
 
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|<small><small>6th album</small>
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|6th  
|<small><small>JBCJ-1001</small>
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|JBCJ-1001
|<small>[[1995年]][[3月10日]]</small>
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|1995年3月10日
|'''[[forever you (ZARD)|forever you]]'''<br />
+
|'''[[forever you (アルバム)|forever you]]'''
|<small>'''最高位1位'''<br />'''ミリオンヒット'''<small>
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|1位
 
|-
 
|-
|<small><small>7th album</small>
+
|7th
|<small><small>JBCJ-1009</small>
+
|JBCJ-1009
|<small>[[1996年]][[7月8日]]</small>
+
|1996年7月8日
|'''[[TODAY IS ANOTHER DAY]]'''<br />
+
|'''[[TODAY IS ANOTHER DAY]]'''
|<small>'''最高位1位'''<br />'''ミリオンヒット'''<small>
+
|1位
 
|-
 
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|<small><small>8th album</small>
+
|8th  
|<small><small>JBCJ-1021</small>
+
|JBCJ-1021
|<small>[[1999年]][[2月17日]]</small>
+
|1999年2月17日
|'''[[永遠 (アルバム)|永遠]]'''<br />
+
|'''[[永遠 (アルバム)|永遠]]'''
|<small>'''最高位1位'''<br />'''ミリオンヒット'''<small>
+
|1位
 
|-
 
|-
|<small><small>9th album</small>
+
|9th
|<small><small>JBCJ-1033</small>
+
|JBCJ-1033
|<small>[[2001年]][[2月15日]]</small>
+
|2001年2月15日
|'''[[時間の翼]]'''<br />
+
|'''[[時間の翼]]'''
|<small>'''最高位1位'''<small>
+
|1位
 
|-
 
|-
|<small><small>10th album</small>
+
|10th  
|<small><small>JBCJ-9008</small>
+
|JBCJ-9008
|<small>[[2004年]][[1月28日]]</small>
+
|2004年1月28日
|'''[[止まっていた時計が今動き出した]]'''<br />
+
|'''[[止まっていた時計が今動き出した]]'''
|<small>最高位2位<small>
+
|2位
 
|-
 
|-
|<small><small>11th album</small>
+
|11th  
|<small><small>JBCJ-9012</small>
+
|JBCJ-9012
|<small>[[2005年]][[9月7日]]</small>
+
|2005年9月7日
|'''[[君とのDistance]]'''<br />
+
|'''[[君とのDistance]]'''
|<small>最高位3位<small>
+
|3位
 
|}
 
|}
  
614行目: 716行目:
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
|-
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! 規格品番
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! リリース日
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! タイトル
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! 最高位
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+
! 備考
 
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|<small><small>JBCJ-1023</small>
+
|JBCJ-1023
|<small>[[1999年]][[5月28日]]</small>
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|1999年5月28日
|'''[[ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜]]'''<br />
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|'''[[ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜]]'''
|<small>'''最高位1位'''<br />'''トリプルミリオン'''<small>
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|1位
|<small><small>初のベストアルバム。ZARD最大の売上を誇り、歴代でも19位にランクイン。<br />また初の船上ライブの応募も行われた。</small>
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|初のベストアルバム。<br />ZARD最大の売上を誇り、<br />歴代でも19位にランクイン。<br />また初の船上ライブの応募も行われた。
 
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|<small><small>JBCJ-1024</small>
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|JBCJ-1024
|<small>[[1999年]][[9月15日]]</small>
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|1999年9月15日
|'''[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]'''<br />
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|'''[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]'''
|<small>'''最高位1位'''<br />'''ミリオンヒット'''<small>
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|1位
|<small><small>「Single Collection」のアンケート葉書を基に作成。</small>
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|「Single Collection」のアンケート葉書を基に作成。
 
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|<small><small>【初回版】<br />JBCJ-9013〜18(3種類)<br />【通常版】<br />JBCJ-9019〜20</small>
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|【初回版】<br />JBCJ-9013〜18<br />(3種類)<br />【通常版】<br />JBCJ-9019〜20
|<small>[[2006年]][[10月25日]]</small>
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|2006年10月25日
|'''[[Golden Best 〜15th Anniversary〜]]'''<br />
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|'''[[Golden Best 〜15th Anniversary〜]]'''
|<small>'''最高位1位'''<br />
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|1位
|<small><small>デビュー15周年記念で発売。初の2枚組みアルバム。アルバムでは5年8ヶ月ぶりの首位獲得。オリコン300位圏外から2位まで上がったアルバムはこれが史上初。</small>
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|デビュー15周年記念で発売。初の2枚組アルバム。<br />アルバムでは5年8ヶ月ぶりの首位獲得。オリコン<br />300位圏外から2位まで上がったアルバムは史上初。
 
|-
 
|-
|<small><small></small>
+
|JBCJ-9027〜28
|<small>[[2007年]][[冬]]</small>
+
|2008年1月23日
|'''[[ZARD BEST 〜Request Memorial II〜|ZARD BEST 〜Request Memorial II〜(仮)]]'''<br />
+
|'''[[ZARD Request Best 〜beautiful memory〜]]'''
|
+
|1位
|<small><small>[[6月27日]]から行っているファン投票を基に発売。</small>
+
|50万通を超えるファン投票を基に発売。
 
|}
 
|}
  
 
=== セレクションアルバム ===
 
=== セレクションアルバム ===
よくベストアルバムと間違われるが、こちらは企画版アルバムとして位置づけられている。
+
{| class="wikitable" style=font-size:small
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! style="width:24%;"|<small>タイトル</small>
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! style="width:21%;"|備考
 
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|<small><small>JBCJ-1013</small>
 
|<small><small>JBCJ-1013</small>
|<small>[[1997年]][[4月23日]]</small>
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|<small>1997年4月23日</small>
 
|'''[[ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜]]'''<br />
 
|'''[[ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜]]'''<br />
 
|<small>'''最高位1位'''<br />'''ダブルミリオン'''<small>
 
|<small>'''最高位1位'''<br />'''ダブルミリオン'''<small>
|<small><small>夏向け企画アルバム。</small>
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|<small>坂井泉水が選出した夏向け企画アルバム。
 
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|<small><small>JBCJ-9002</small>
 
|<small><small>JBCJ-9002</small>
|<small>[[2001年]][[11月21日]]</small>
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|<small>2001年11月21日</small>
 
|'''[[ZARD BLEND II 〜LEAF&SNOW〜]]'''<br />
 
|'''[[ZARD BLEND II 〜LEAF&SNOW〜]]'''<br />
 
|<small>最高位4位<br />
 
|<small>最高位4位<br />
|<small><small>坂井泉水が選出した冬向け企画アルバム。</small>
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|<small>坂井泉水が選出した冬向け企画アルバム。
 
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|<small><small>JBCJ-9023</small>
 
|<small><small>JBCJ-9023</small>
|<small>[[2007年]][[8月15日]]</small>
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|<small>2007年8月15日</small>
 
|'''[[Soffio di vento 〜Best of IZUMI SAKAI Selection〜]]'''<br />
 
|'''[[Soffio di vento 〜Best of IZUMI SAKAI Selection〜]]'''<br />
 
|<small>最高位2位<br />
 
|<small>最高位2位<br />
|<small><small>生前坂井泉水がお気に入りとして上げていた作品を基に発売。</small>
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|<small>生前坂井泉水がお気に入りとして上げていた作品を基に発売。
 
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|<small><small>JBCJ-9024</small>
 
|<small><small>JBCJ-9024</small>
|<small>[[2007年]]8月15日</small>
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|<small>2007年8月15日</small>
 
|'''[[Brezza di mare 〜dedicated to IZUMI SAKAI〜]]'''<br />
 
|'''[[Brezza di mare 〜dedicated to IZUMI SAKAI〜]]'''<br />
 
|<small>最高位3位<br />
 
|<small>最高位3位<br />
|<small><small>スタッフによる選曲ベスト。</small>
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|<small>スタッフによる選曲ベスト。
 
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=== CDボックス ===
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# '''[[ZARD Premium Box 1991-2008 Complete Single Collection]]''' (2008年5月28日)
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# '''[[ZARD Single Collection 〜20TH ANNIVERSARY〜|ZARD SINGLE COLLECTION 〜20th ANNIVERSARY〜]]''' (2011年2月10日)
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# '''[[ZARD Album Collection 〜20TH ANNIVERSARY〜|ZARD ALBUM COLLECTION 〜20th ANNIVERSARY〜]]''' (2012年1月1日)
  
 
=== ライブアルバム ===
 
=== ライブアルバム ===
# [[ZARD Cruising & Live 〜限定盤ライヴCD〜]]([[2000年]][[1月26日]])
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# '''[[ZARD Cruising & Live 〜限定盤ライヴCD〜]]''' (2000年1月26日)
 
#: オリコン最高2位/30万枚限定発売
 
#: オリコン最高2位/30万枚限定発売
  
 
=== DVD ===
 
=== DVD ===
# [[What a beautiful moment]]([[2005年]][[6月8日]])
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# '''[[What a beautiful moment]]''' (2005年6月8日)
#: オリコン最高1位(音楽部門では2週連続)
+
#: オリコン最高1位(音楽部門では2週連続)
# [[ZARD Le Portfolio 1991-2006]]([[2006年]][[10月25日]])
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# '''[[ZARD Le Portfolio 1991-2006]]''' (2006年10月25日)
 
#: オリコン最高1位([[坂井泉水]]訃報報道後、音楽部門1位に返り咲き2週連続、通算3週)
 
#: オリコン最高1位([[坂井泉水]]訃報報道後、音楽部門1位に返り咲き2週連続、通算3週)
 +
# '''[[What a beautiful memory 2007]]''' (2011年4月13日)
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# '''[[What a beautiful memory 2008]]''' (2011年4月13日)
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# '''[[What a beautiful memory 2009]]''' (2011年4月13日)
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# '''[[What a beautiful memory 〜forever you〜]]'''(2011年8月10日)
  
 
== その他の楽曲・参加作品 ==
 
== その他の楽曲・参加作品 ==
 
 
=== オムニバス ===
 
=== オムニバス ===
 
* [[すぽると!]] MEMORIAL 〜Sweat and Tears〜(M-8.瞳閉じて)
 
* [[すぽると!]] MEMORIAL 〜Sweat and Tears〜(M-8.瞳閉じて)
 
* IT'S TV SHOW!(DISC I M-1.負けないで)
 
* IT'S TV SHOW!(DISC I M-1.負けないで)
* COUNTDOWN BEING(DISC1 M-4 君がいない、M-16 永遠 DISC2 M-1 負けないで M-10 Just believe in love DISC3 M-2 マイ フレンド、M-3 果てしない夢を、M-16 揺れる想い DISC4 M-5 眠れない夜を抱いて、M-15 愛が見えない)
+
* [[COUNTDOWN BEING]](DISC1 M-4 君がいない、M-16 永遠 DISC2 M-1 負けないで M-10 Just believe in love DISC3 M-2 マイ フレンド、M-3 果てしない夢を、M-16 揺れる想い DISC4 M-5 眠れない夜を抱いて、M-15 愛が見えない)
 +
* [[Christmas Non-Stop Carol]](M-1.Can't Take My Eyes Of Off You)
  
 
=== 坂井泉水参加作品 ===
 
=== 坂井泉水参加作品 ===
 
* Royal Straight Soul III Vol.2(M-8.This Masquerade/Izumi Sakai)
 
* Royal Straight Soul III Vol.2(M-8.This Masquerade/Izumi Sakai)
* クリスマス タイム(M-1 Christmas time、M-2 あなたに帰りたい/Barbier guest vocal IZUMI SAKAI)
+
* クリスマス タイム/Barbier guest vocal IZUMI SAKAI(M-1.Christmas time、M-2.あなたに帰りたい)
* LOVE(M-1 LOVE、M-2 I still remember/Barbier guest vocal IZUMI SAKAI)
+
* LOVE/Barbier guest vocal IZUMI SAKAI(M-1.LOVE、M-2 I still remember)
* Barbier first(M-1 LOVE、M-3 もう少し あと少し…、M-10 クリスマス タイム、その他全10曲/Barbier guest vocal IZUMI SAKAI)
+
* Barbier first/Barbier guest vocal IZUMI SAKAI(M-1.LOVE、M-3.もう少し あと少し…、M-10.クリスマス タイム、その他全10曲)
 
* J-BLUES BATTLE Vol.3(M-6.Black Velvet/IZUMI SAKAI)
 
* J-BLUES BATTLE Vol.3(M-6.Black Velvet/IZUMI SAKAI)
* [[complete of 栗林誠一郎&Barbier at the BEING studio]](M-9 クリスマス タイム その他全16曲/Barbier guest vocal IZUMI SAKAI)
+
* [[complete of 栗林誠一郎&Barbier at the BEING studio]](M-9.クリスマス タイム、その他全16曲)
 
* J-BLUES compilation at the BEING studio(M-8.Black Velvet/坂井泉水)
 
* J-BLUES compilation at the BEING studio(M-8.Black Velvet/坂井泉水)
* [[THE HIT PARADE]]/[[松本孝弘|TAK MATSUMOTO]](M-2.異邦人)
+
* [[THE HIT PARADE (松本孝弘のアルバム)|THE HIT PARADE]][[松本孝弘|TAK MATSUMOTO]](M-2.異邦人)
  
 
=== サウンドトラック ===
 
=== サウンドトラック ===
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* 「[[愛と疑惑のサスペンス エンディングテーマ曲集]]」(M-1.[[この愛に泳ぎ疲れても]])
 
* 「[[愛と疑惑のサスペンス エンディングテーマ曲集]]」(M-1.[[この愛に泳ぎ疲れても]])
 
* 「THE BEST OF TV ANIMATION SLAM DUNK〜Single Collection〜」(M-6.[[マイ フレンド]])
 
* 「THE BEST OF TV ANIMATION SLAM DUNK〜Single Collection〜」(M-6.[[マイ フレンド]])
* 「[[失楽園]]」オリジナル・サウンドトラック(M-2.[[永遠 (シングル)|永遠]]<Piano instrumental>,M-16.永遠<Sop sax instrumental>)
+
* 「[[失楽園 (渡辺淳一)|失楽園]]」オリジナル・サウンドトラック(M-2.[[永遠 (ZARDの曲)|永遠]]<Piano instrumental>,M-16.永遠<Sop sax instrumental>)
 
* 「[[中華一番!]]」Special TV on-air Mix & Original Soundtrack(M-9.[[息もできない]](TV Mix))
 
* 「[[中華一番!]]」Special TV on-air Mix & Original Soundtrack(M-9.[[息もできない]](TV Mix))
 
* 「[[THE BEST OF DETECTIVE CONAN 〜名探偵コナン テーマ曲集〜]]」(M-2.[[運命のルーレット廻して]],M-14.[[運命のルーレット廻して|少女の頃に戻ったみたいに]])
 
* 「[[THE BEST OF DETECTIVE CONAN 〜名探偵コナン テーマ曲集〜]]」(M-2.[[運命のルーレット廻して]],M-14.[[運命のルーレット廻して|少女の頃に戻ったみたいに]])
* 「[[ときめきメモリアル3 〜約束のあの場所で〜|ときめきメモリアル]] SOUND BLEND 〜fearturing ZARD〜」(M-1.抱きしめていて,M-2.Seven Rainbow,M-3.hero)
+
* 「[[THE BEST OF DETECTIVE CONAN 2 〜名探偵コナン テーマ曲集2〜]]」(M-14.[[明日を夢見て ()|明日を夢見て]])
* 「[[THE BEST OF DETECTIVE CONAN 2 〜名探偵コナン テーマ曲集2〜]]」〜名探偵コナンテーマ曲集2〜(M-14.[[明日を夢見て (ZARD)|明日を夢見て]])
+
* 「[[THE BEST OF DETECTIVE CONAN 〜The Movie Themes Collection〜]]」(M-2.[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|夏を待つセイル(帆)のように]],M-8[[運命のルーレット廻して|少女の頃に戻ったみたいに]])
* 「[[THE BEST OF DETECTIVE CONAN 〜The Movie Themes Collection〜]]」(M-2.[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|夏を待つセイル(帆)のように]],M-8[[運命のルーレット廻して|少女の頃に戻ったみたいに]])
+
* 「[[THE BEST OF DETECTIVE CONAN 3 〜名探偵コナン テーマ曲集3〜]]」(DISC-1 M-1.[[翼を広げて/愛は暗闇の中で|翼を広げて]],M-4.[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|夏を待つセイル(帆)のように]],M-7.[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|星のかがやきよ]],M-13.[[グロリアス マインド]],M-14.[[翼を広げて/愛は暗闇の中で|愛は暗闇の中で]],DISC-2 M-6.[[悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!|悲しいほど貴方が好き]])
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* 「[[ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター Original Sound Track]]」(M-1.あの微笑みを忘れないで (2012 Movie-theme ver.)
  
 
=== 限定版 ===
 
=== 限定版 ===
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* Cool City Production vol.6 ZARD 〜WHAT RARE TRACKS!〜 Second Edit〔2004年4月30日/ライブ会場販売/TCR-022〕
 
* Cool City Production vol.6 ZARD 〜WHAT RARE TRACKS!〜 Second Edit〔2004年4月30日/ライブ会場販売/TCR-022〕
 
* Cool City Production vol.6 ZARD 〜WHAT RARE TRACKS!〜 ZARD Edit〔2004年11月/FC「WEZARD」会員限定/Not For Sale〕
 
* Cool City Production vol.6 ZARD 〜WHAT RARE TRACKS!〜 ZARD Edit〔2004年11月/FC「WEZARD」会員限定/Not For Sale〕
* ZARD PREMIUM BOX 1991-2001 SINGLE COLLECTION〔Good-bye My Loneliness〜promised you迄の全シングルコレクション(未発表曲「約束のない恋」を含む)34枚 FC限定→ライヴ会場→通販(BGV)限定〕
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* ZARD PREMIUM BOX 1991-2001 SINGLE COLLECTION〔Good-bye My Loneliness〜promised you迄の全シングルコレクション(未発表曲「約束のない恋」を含む)34枚 2002年にはWEZARD限定受注生産販売→2004年の初ライヴ会場で限定販売→通販 (BGV) 限定(2008年現在では売切れとなり購入不可)
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* ZARD PREMIUM BOX 2002-2008 SINGLE COLLECTION〔PREMIUM BOX 1991-2001以降に発売された「promised you」〜「翼を広げて/愛は暗闇の中で」のZARDシングル11枚+参加シングル「果てしない夢を」「クリスマス タイム」「LOVE〜眠れずに君の横顔ずっと見ていた〜」「異邦人」の4枚+特典DVD1枚の計16枚(2008年にWEZARD会員限定受注生産として販売・税込12000円)
  
 
== 作詞提供 ==
 
== 作詞提供 ==
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== 本 ==
 
== 本 ==
# Official Band Score ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜([[1999年]][[2月17日]])
+
# Official Band Score ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜([[1999年]][[2月17日]]
# Official Band Score 永遠([[1999年]][[2月17日]])
+
# Official Band Score 永遠([[1999年]][[2月17日]]
# Official Piano & Vocal Score ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜([[1999年]][[5月28日]])
+
# Official Piano & Vocal Score ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜([[1999年]][[5月28日]]
# Official Piano & Vocal Score ZARD BEST 〜Request Memorial〜([[1999年]][[9月15日]])
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# Official Piano & Vocal Score ZARD BEST 〜Request Memorial〜([[1999年]][[9月15日]]
# 坂井泉水ポエトリーセレクション第1弾 揺れる想い([[2000年]][[2月6日]])
+
# 坂井泉水ポエトリーセレクション第1弾 揺れる想い([[2000年]][[2月6日]]
# 坂井泉水ポエトリーセレクション第2弾 負けないで([[2000年]][[6月19日]])
+
# 坂井泉水ポエトリーセレクション第2弾 負けないで([[2000年]][[6月19日]]
# 坂井泉水ポエトリーセレクション第3弾 マイ フレンド([[2000年]][[9月16日]])
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# 坂井泉水ポエトリーセレクション第3弾 マイ フレンド([[2000年]][[9月16日]]
# 坂井泉水ポエトリーセレクション第4弾 promised you([[2000年]][[12月12日]])
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# 坂井泉水ポエトリーセレクション第4弾 promised you([[2000年]][[12月12日]]
# Official Piano & Vocal Score 時間の翼([[2001年]][[2月15日]])
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# Official Piano & Vocal Score 時間の翼([[2001年]][[2月15日]]
# ZARD 10th Anniversary Book 10° 〜decimo〜([[2001年]][[11月21日]])
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# ZARD 10th Anniversary Book 10° 〜decimo〜([[2001年]][[11月21日]]
 
# ZARD 15th Anniversary 写真集「Le Portfolio -ル・ポルトフォリオ-」([[2006年]][[10月25日]])
 
# ZARD 15th Anniversary 写真集「Le Portfolio -ル・ポルトフォリオ-」([[2006年]][[10月25日]])
# きっと忘れない ZARD 〜OFFICIAL BOOK〜([[2007年]][[8月15日]])
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# きっと忘れない ZARD 〜OFFICIAL BOOK〜([[2007年]][[8月15日]]
 
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# ZARD 20周年記念写真集 ZARD Portfolio du 20eme anniversaire 第1集 「揺れる想い」([[2011年]][[2月10日]]
== 出演 ==
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# ZARD 20周年記念写真集 ZARD Portfolio du 20eme anniversaire 第2集 「負けないで」([[2011年]][[2月10日]])
[[マスメディア|メディア]]露出が極端に少なく、ビーイングに特徴的な「テレビ等に出演しない」というスタイルを貫いた第一人者である(初期の[[大黒摩季]]、[[小松未歩]]も該当)。デビュー当初はテレビ出演・ラジオ出演をしていたが、デビューから3年目に『負けないで』で大[[流行|ブレイク]]して以降はテレビ出演・ラジオ出演がほとんどなくなり、全盛期にメディア露出やライブを全くしなかったため、世間に露出をしないアーティストとして強く印象付けられることになった。ジャケット写真は正面写真が少なく、ソフトフォーカスの物がほとんどであったため、「歌手と写真で顔を出す人物が別人である」という[[都市伝説]]が生まれたこともあった。「プロモーションビデオの坂井泉水が、動く坂井泉水の全て」と表現されたこともあった。
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# ZARD 20周年記念写真集 ZARD Portfolio du 20eme anniversaire 第3集 「きっと忘れない」([[2011年]][[2月10日]])
 
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# ZARD 20周年記念写真集 ZARD Portfolio du 20eme anniversaire 第4集 「あの微笑みを忘れないで」([[2011年]][[2月10日]]
=== テレビ ===
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音楽番組の初出演は1992年8月7日、テレビ朝日『ミュージックステーション』。1993年2月5日の『ミュージックステーション』で『負けないで』を歌ったのが音楽番組への最後の出演となった。『ミュージックステーション』には計5回出演した。音楽番組には計7回出演し、全ての音楽番組で[[すっぴん|ノーメイク]]で登場した<ref>{{cite web
+
| date = 2007-6-1
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| url =http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/06/01/05.html
+
| title =Mステで「ZARD」初登場貴重映像
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| publisher = (『[[スポーツニッポン]]』)
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| accessdate = 6月1日
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| accessyear = 2007年
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}}</ref>。音楽番組以外のテレビ番組では、1992年2月6日の[[朝日放送]]の情報番組『[[おはよう朝日です]]』でプロモーション活動の一貫としてコメント出演をし、2000年8月6日にNHKのスポーツ番組『[[サンデースポーツ]]』、2003年7月8日にフジテレビのスポーツ番組『[[すぽると!]]』、2004年6月9日に[[東京放送|TBS]]の[[バラエティ番組]]『[[恋するハニカミ]]』などでは[[タイアップ]]先の縁でコメント出演した。
+
 
+
* 『[[ミュージックステーション]]』(1992年、1993年、[[テレビ朝日]])
+
** 『[[眠れない夜を抱いて]]』
+
** 『[[IN MY ARMS TONIGHT]]』
+
** 『[[負けないで]]』
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** 2007年6月1日、追悼企画として『眠れない夜を抱いて』(1992年8月7日放送分)、『負けないで』(1993年2月5日放送分)を歌った回を中心にしたVTRが放送された。
+
** 2007年6月29日、視聴者からの要望でMステで再度追悼企画が放送された。『眠れない夜を抱いて』、『IN MY ARMS TONIGHT』の[[サビ (音楽)|サビ]]、『負けないで』のフルコーラスが披露された。
+
:: ※追悼企画については、[[ミュージックステーションで起こった主な出来事#2007年]]および[[ミュージックステーション#1回だけ行われたコーナー]]の関連項目も参照(なお「ミュージックステーション#1回だけ行われたコーナー」については、正式には上記のとおり2回である)。
+
* 『[[SOUND ARENA]]』(1992年9月、[[フジテレビジョン|フジテレビ]])
+
** 『眠れない夜を抱いて』
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* 『[[MJ -MUSIC JOURNAL-]]』(1992年10月、フジテレビ)
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** 『IN MY ARMS TONIGHT』
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=== ラジオ ===
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* 1991年に『トヨタスーパーカウントダウン50』出演。
+
* 1991年と1992年9月30日の2回、B'zの松本孝弘がパーソナリティを務めるTMF系[[ラジオ番組]]『[[BEAT ZONE]]』出演。
+
* 1992年4月23日、[[エフエムナックファイブ]](NACK5)の『I LOVE CITY』の[[特別番組|スペシャル番組]]のパーソナリティーを担当。
+
その後も何回か、[[ラジオ]]でコメント出演をしている。
+
 
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== ライブ ==
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* [[1991年]][[11月3日]]
+
: [[東海大学]][[沼津市|沼津]][[キャンパス]](開発工学部)[[大学祭|学園祭]]にて初ライブを行う。[[オープニングアクト]]は[[関ゆみ子]]が務める。
+
* [[1992年]]
+
** ZARD FIRST LIVE “HOLD ME”
+
: [[10月5日]]に大阪CLUB QUATTRO、10月6日に名古屋CLUB QUATTRO、[[10月20日]]に東京[[日清パワーステーション]]にて初の単独ライブが決まっていたが、直前の[[10月3日]]になって中止が発表された。
+
* [[1999年]][[8月31日]]
+
** Cruising & Live at the PACIFIC VENUS
+
: ベスト盤購入者から抽選された600名を招待し、[[クルーズ客船]]「[[ぱしふぃっくびいなす]]」で行われた初の単独ライブ。
+
* [[2003年]][[3月27日]]
+
** hills パン工場 SATURDAY LIVE R&B NIGHT
+
: 大阪北堀江の[[hills パン工場]]で行われた[[滴草由実]]のライブに飛び入り参加。ボーイズ・タウン・ギャングの「[[君の瞳に恋してる|CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU]]」とブロンディーの「CALL ME」の洋楽カバー2曲を滴草と歌った。
+
* [[2004年]]
+
** What a beautiful moment Tour
+
: 初の全国ライブ・ツアー。当初は3公演の予定だったが、あまりの反響に度重なる追加公演を経て、全9会場11公演を行った。このツアーを収録したDVD「[[What a beautiful moment]]」はオリコンウィークリーDVDチャートで初登場1位を記録し、売上が10万枚を超える大ヒットとなった。大部分のファンはこのツアーで初めて生身のZARD=坂井泉水に触れた。
+
  
 
== プロモーションビデオ ==
 
== プロモーションビデオ ==
[[2006年]][[10月25日]]に初のプロモーションビデオ集DVD「ZARD Le Portfolio 1991-2006」を発売した。
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[[2006年]][[10月25日]]に初のプロモーションビデオ作品集DVD「ZARD Le Portfolio 1991-2006」を発売した。<br>
※[[ミュージックビデオ|プロモーションビデオ]](PV)の完全版は少なく、ほとんどの作品が[[サビ (音楽)|サビ]]だけなので、ここでは1コーラス収録の完全版が存在する作品のみ挙げる。
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※[[ミュージック・ビデオ|プロモーションビデオ]](PV)の完全版は少なく、坂井の生前に公開されたほとんどの作品が[[サビ]]だけであるため、ここでは1コーラス収録の完全版が存在する作品のみ挙げる。坂井の死後、追悼ライブなどにおいて、新たに完全版としてリメイクした作品もいくつか公開されている。
* Good-bye My Loneliness
+
; Good-bye My Loneliness
*: 映画監督[[岩井俊二]]の作品。港も見える廃工場跡の空き地で、黒いコートをはおった坂井泉水が黄色い[[リンゴ|りんご]]を持って歌う。歌のテーマになっている寂しさ(Loneliness)の象徴のように、いくつか並べられたりんご、何かの骨、地面に転がっている[[マネキン人形]]の顔に雨が降り注ぐ。
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: 映画監督[[岩井俊二]]の作品。港も見える[[横浜]]の廃工場跡の空き地で、黒いコートをはおった坂井泉水が黄色い[[リンゴ|りんご]]を持って歌う。いくつか並べられたりんご、何かの骨、地面に転がっている[[マネキン人形]]の顔に雨が降り注ぐ。
* 不思議ね…
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; 不思議ね…
*: 岩井俊二の作品。バンドをバックに[[ポニーテール]]の坂井泉水が力強く歌う。ギターを弾いたり、自転車に乗ったりしている坂井の別の姿が、「輝いていたあの頃」という歌詞にあるように、過去の記憶を象徴するようなちらつき、色あせたように見える[[エフェクト]](特殊効果)をかけた映像で所々に挿入されている。「[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]」の二次特典でフルバージョンが手に入る。
+
: 岩井俊二の作品。バンドをバックに[[ポニーテール]]の坂井泉水が歌う。ギターを弾いたり、自転車に乗ったりしている坂井の別の姿が、ちらつき、色あせたように見える[[エフェクト]](特殊効果)をかけた映像で所々に挿入されている。「[[ZARD BEST 〜Request Memorial〜]]」の二次特典「ZARD BEST 〜Memorial Video〜」でフルバージョンが手に入る。
* もう探さない
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; もう探さない
*: 岩井俊二の作品。ビルの屋上でバンドをバックに黒いジャケット姿の坂井が歌っており、ときおり夕日の射し込む薄暗い部屋に失くした恋に沈む坂井がうつむいて座ってい場面が映る。背後のテレビ画面には坂井が歌う姿がアップで映っている。次に部屋の沈んだイメージとは対照的に、明るい日差しの浜辺で恋人と手をつなぎ、笑顔で戯れていた過去の楽しかった思い出を回想するシーンが出てくる。
+
: 岩井俊二の作品。ビルの屋上でバンドをバックに黒いジャケット姿の坂井が歌っており、ときおり夕日の射し込む薄暗い部屋に失くした恋に沈む坂井がうつむいて座っている場面が映る。背後のテレビ画面には坂井が歌う姿がアップで映っている。次に部屋の沈んだイメージとは対照的に、明るい日差しの浜辺で恋人と手をつなぎ、笑顔で戯れていた過去の楽しかった思い出を回想するシーンが出てくる。
* 眠れない夜を抱いて
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; 眠れない夜を抱いて
*: バンドをバックにステージやスタジオでTシャツにジーンズ姿で歌う。所々カラーになる以外ほとんどが[[モノクローム|モノクロ]]だが、バンド全体の映像が見え、ファンの間では最もプロモーションビデオらしい作品として言われている。ほんの一部[[サングラス]]をかけた坂井の姿も見られる。
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: バンドをバックにステージやスタジオでTシャツにジーンズ姿で歌う。所々カラーになる以外ほとんどが[[モノクローム|モノクロ]]だが、バンド全体の映像が見える。ほんの一部[[サングラス]]をかけた坂井の姿も見られる。
* IN MY ARMS TONIGHT
+
; IN MY ARMS TONIGHT
*: 流れる街の姿を映している。坂井泉水の正面のアップが動画で映る。そのまま歌うシーンもあり。
+
: 流れる街の姿を映している。坂井泉水の正面のアップが動画で映る。そのまま歌うシーンもあり。
* 君に逢いたくなったら…
+
; 君に逢いたくなったら…
*: 部屋に撮影用の照明や画材道具があり、坂井が絵を描いたり、それらを飾って写真を撮ったり、アトリエで創作活動しているイメージ。所々[[シャンパン]]をあけて振り回したり、[[バスケットボール]]を投げたり、ボールで遊んだりという無邪気な場面もあり、全体として非常に優しく、明るいイメージのPVとなっている。
+
: 部屋に撮影用の照明や画材道具があり、坂井が絵を描いたり、それらを飾って写真を撮ったり、アトリエで創作活動しているイメージ。所々[[シャンパン]]をあけて振り回したり、[[バスケットボール]]を投げたり、ボールで遊んだりという場面もある。
* 永遠
+
; 永遠
*: 見渡す限りに広がる荒野の中に、タイトルの「永遠」を象徴するかのようにどこまでも続くハイウェイを、青色の大型の[[オープンカー]]でひたすら走る場面がメイン。車を降りたシーンでは坂井泉水は全身鮮やかなレッドスーツで身を固めている。全編を通して坂井の表情がほとんど映っていない。
+
: 見渡す限りに広がる荒野の中にどこまでも続くハイウェイを、青色の大型の[[オープンカー]]でひたすら走る場面がメイン。車を降りたシーンでは坂井泉水は全身鮮やかなレッドスーツで身を固めている。全編を通して坂井の表情がほとんど映っていない。車のボンネットが開いているシーンと閉まっているシーンがある。
* Get U're Dream
+
; Get U're Dream
*: 広いスタジオの中で[[ヘッドフォン]]をしてマイクの前で独り歌っている坂井のレコーデイング姿に、所々で[[シドニー]]の美しい風景が映る。シドニーオリンピックの際には[[日本放送協会|NHK]]で放映された。
+
: 広いスタジオの中で[[ヘッドフォン]]をしてマイクの前で独り歌っている坂井のレコーデイング姿に、所々で[[シドニー]]の風景が映る。シドニーオリンピックの際には[[日本放送協会|NHK]]で放映された。
* promised you
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; promised you
*: 全編がバンドをバックに坂井が歌うライブ形式となっており、特別な演出もない自然体の映像となっている。街の映像が一切入っていないこともZARDのPVとしては珍しい。
+
: 全編がバンドをバックに坂井が歌うライブ形式となっており、特別な演出もない映像となっている。
* 明日を夢見て
+
; 明日を夢見て
*: 久しぶりに坂井泉水メインで作られた。アップで坂井が歌う姿がメインでアメリカ郊外の風景や人々の様子が映し出される。また、明るい日差しと風が吹く部屋に居て、ピアノを弾く坂井のシーンもある。
+
: アップで坂井が歌う姿がメインでアメリカ郊外の風景や人々の様子が映し出される。また、明るい日差しと風が吹く部屋に居て、ピアノを弾く坂井のシーンもある。
* かけがえのないもの
+
; かけがえのないもの
*: 久しぶりにフルコーラスで作られた。全編のほとんどは二つの画面に別れており、同じ風景が片方はカラー、もう片方は過去を表すかのようにモノクロとなっている。所々、坂井の静止画になっている。歌のテーマである愛する人と出会った喜びを表すかのような木漏れ日やピンクの花([[フヨウ]]?)が花開く映像が出てくる。
+
: フルコーラスで製作されたPV。本編の大半は二つの画面に別れており、同じ風景が片方はカラー、もう片方は過去を表すかのようにモノクロとなっている。所々、坂井の静止画になっている。木漏れ日やピンクの花が花開く映像が出てくる。
* 今日はゆっくり話そう
+
; 今日はゆっくり話そう
*: 夜の街のビルの屋上で歌う坂井の姿がメイン。明かりのついたビルが並ぶ夜景や、歌のテーマである恋人や夫婦の会話を象徴する二つ仲良く並んだ椅子が映し出される。
+
: 夜の街のビルの屋上で歌う坂井の姿がメイン。明かりのついたビルが並ぶ夜景や、二つ仲良く並んだ椅子が映し出される。
* 星のかがやきよ
+
; 君とのふれあい
*: 正式に1コーラスはない。街の風景やタイトルにある星空の映像と交互に坂井がライブで歌う姿などが静止画で映る。
+
: アルバム収録曲でフルバージョンのPVはこの作品のみ。本編の大半が少しセピアがかった色あせたような街の映像で、坂井泉水の映像は全てアルバムのジャケット写真がモノクロが静止画で流れているのみ。
* 夏を待つセイル(帆)のように
+
; ハートに火をつけて
*: 正式に1コーラスない。「[[TODAY IS ANOTHER DAY]]」を髣髴させる(タイアップの関係で)。
+
: 海辺にある海外の街で[[宴会|パーティー]]を楽しんでいる人々の映像。子供たちや犬がメインで映る。坂井泉水の映像は静止画がほとんどで、僅かながら[[動画]]が挿入されている。
* 君とのふれあい
+
 
*: アルバム収録曲でフルバージョンのPVは現在この作品のみ。ほとんどは少しセピアがかった色あせたような街の映像で、坂井泉水の映像は全てアルバムのジャケット写真がモノクロが静止画で流れているのみ。
+
* ハートに火をつけて
+
*: 美しい海辺の海外の街で[[宴会|パーティー]]を楽しんでいる人々の映像。子供たちや犬がメインで映る。坂井泉水の映像は静止画がほとんどで、僅かながら[[動画]]が挿入されている。
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== タイアップ一覧 ==
 
== タイアップ一覧 ==
* 全てのシングルのA面にタイアップがついている。
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* 1st - 44thまでの全シングルのA面にタイアップがついている。
  
{| border="1" cellpadding="0" cellspacing="0"
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{| class="wikitable"
 
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|[[Good-bye My Loneliness]]
 
|[[Good-bye My Loneliness]]
|[[フジテレビ]]系[[ドラマ]][[結婚の理想と現実]]」主題歌
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|[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系[[ドラマ]][[結婚の理想と現実]]』主題歌
「[[クラリオンレーザーカラオケ]]」CMソング
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「[[クラリオン]]レーザーカラオケ」CMソング
 
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|[[不思議ね…]]
 
|[[不思議ね…]]
|[[日本テレビ]]系「[[マジカル頭脳パワー!!]]」エンディングテーマ
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|[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系『[[マジカル頭脳パワー!!]]』エンディングテーマ
 
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|[[もう探さない]]
 
|[[もう探さない]]
|[[テレビ朝日]]系ドラマ「[[七人の女弁護士]]」主題歌
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|[[テレビ朝日]]系ドラマ『[[七人の女弁護士]]』主題歌
 
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|[[眠れない夜を抱いて]]
 
|[[眠れない夜を抱いて]]
|テレビ朝日系「[[トゥナイト]]」エンディングテーマ
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|テレビ朝日系『[[トゥナイト (テレビ番組)|トゥナイト]]』エンディングテーマ
 
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|[[HOLD ME|誰かが待ってる]](アルバム収録曲)
+
|[[HOLD ME|誰かが待ってる]](アルバム収録曲)
|[[日本テレビ]]系「[[マジカル頭脳パワー!!]]」エンディングテーマ
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|[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系『[[マジカル頭脳パワー!!]]』エンディングテーマ
 
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|[[HOLD ME|あの微笑みを忘れないで]](アルバム収録曲)
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|[[HOLD ME|あの微笑みを忘れないで]](アルバム収録曲)
 
|フジテレビ系ドラマ「[[金曜エンタテイメント]] 腕まくり看護婦」シリーズ主題歌
 
|フジテレビ系ドラマ「[[金曜エンタテイメント]] 腕まくり看護婦」シリーズ主題歌
 
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|[[IN MY ARMS TONIGHT]]
 
|[[IN MY ARMS TONIGHT]]
|[[東京放送|TBS]]系ドラマ「[[学校があぶない]]」主題歌
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|[[TBSテレビ|TBS]]系ドラマ『[[学校があぶない]]』主題歌
 
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|[[負けないで]]
 
|[[負けないで]]
|フジテレビ系ドラマ「[[白鳥麗子でございます!]]」主題歌
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|[[君がいない]]
 
|[[君がいない]]
|日本テレビ系ドラマ「[[彼女の嫌いな彼女]]」主題歌
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|[[揺れる想い]]
 
|[[揺れる想い]]
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|[[もう少し あと少し…]]
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|[[きっと忘れない]]
 
|[[きっと忘れない]]
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|[[TODAY IS ANOTHER DAY|見つめていたいね]](アルバム収録曲)
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|フジテレビ系『[[プロ野球ニュース]]』イメージソング/ニッポン放送『ショウアップナイター'99』テーマソング
 
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|テレビ朝日系ドラマ「[[舞妓さんは名探偵!]]」主題歌
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|[[この涙 星になれ]]
 
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|「チェンジ伊豆2000!」イメージソング/テレビ朝日系「贅沢な休日」エンディングテーマ
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|[[Get U're Dream]]
 
|[[Get U're Dream]]
|[[日本放送協会|NHK]][[シドニーオリンピック]]」テーマソング
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|[[日本放送協会|NHK]][[シドニーオリンピック]]』テーマソング
 
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|[[promised you]]
 
|[[promised you]]
|テレビ朝日系「[[土曜ワイド劇場]]」エンディングテーマ
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|[[時間の翼|窓の外はモノクローム]](アルバム収録曲)
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|日本テレビ系『[[週刊ストーリーランド]]』エンディングテーマ
 
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|[[時間の翼|hero]](アルバム収録曲)
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|[[ニベア花王]]「8×4」CMソング
 
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|[[さわやかな君の気持ち|抱きしめていて]](上記曲のc/w)
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|[[さわやかな君の気持ち|抱きしめていて]](上記曲のc/w)
|コナミ「ときめきメモリアル3」エンディングテーマ
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|コナミ『ときめきメモリアル3』エンディングテーマ
 
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|[[さわやかな君の気持ち|Seven Rainbow]](上記曲のc/w)
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|[[さわやかな君の気持ち|Seven Rainbow]](上記曲のc/w)
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|[[読売テレビ]]系アニメ「[[名探偵コナン]]」エンディングテーマ
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|[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]系アニメ『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』エンディングテーマ
 
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|[[瞳閉じて]]
 
|[[瞳閉じて]]
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|[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|夏を待つセイル(帆)のように]]
|劇場版「[[名探偵コナン 水平線上の陰謀]]」主題歌
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|劇場版『[[名探偵コナン 水平線上の陰謀]]』主題歌
 
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|フジテレビ系「[[めざましどようび]]」テーマソング
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|フジテレビ系『[[めざましどようび]]』テーマソング
 
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|[[ハートに火をつけて (ZARDの曲)|ハートに火をつけて]]
|TBS系ドラマ「[[愛の劇場]] [[すてきにコモン!]]」主題歌
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|TBS系ドラマ『[[愛の劇場]] [[すてきにコモン!]]』主題歌
 
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|[[グロリアス マインド]]
 
|[[グロリアス マインド]]
|[[読売テレビ]]系アニメ「[[名探偵コナン]]」オープニングテーマ
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|[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]系アニメ『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』オープニングテーマ
 
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|[[翼を広げて/愛は暗闇の中で|翼を広げて]]
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|劇場版「[[名探偵コナン 戦慄の楽譜]]」主題歌
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|[[翼を広げて/愛は暗闇の中で|愛は暗闇の中で]]
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|[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]系アニメ『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』オープニングテーマ
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|[[HOLD ME|あの微笑みを忘れないで(2012 Movie-theme ver.)]]
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|フジテレビ製作映画『[[1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター#映画|ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター]]』主題歌
 
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== その他 ==
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== ライブ ==
* [[韓国]]ドラマ「[[美しき日々]]」においてメディアに露出せずヒット曲を連発する謎の覆面歌手[[Zero]]はZARDがモデルとされている。
+
=== 坂井泉水存命中 ===
* 坂井泉水の死後、<!--[[大黒摩季]][[ブログ]]が炎上するという事態が起こった。 →炎上の使い方を間違えてるようなのでコメントアウト -->6回タイアップを勤めた[[名探偵コナン]][[電子掲示板|BBS]]に坂井の死を惜しむ書き込みが殺到した。
+
* [[1991年]][[11月3日]]
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*: [[東海大学]][[沼津市|沼津]][[キャンパス]](開発工学部)[[大学祭|学園祭]]にて初ライブを行う。[[オープニングアクト]]は[[関ゆみ子]]が務める。
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:01. [[もう探さない|こんなに愛しても]]
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:02. [[もう探さない (アルバム)|Lonely Soldier Boy]]
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:03. [[もう探さない]]
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:04. [[Good-bye My Loneliness]]
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:05. [[Good-bye My Loneliness (アルバム)|女でいたい]]
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:06. [[不思議ね…]]
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:07. [[Good-bye My Loneliness (アルバム)|Oh! Sugar Baby]]
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:08. [[Good-bye My Loneliness (アルバム)|恋女の憂鬱]]
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:09. [[愛は暗闇の中で]]
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:<encore>
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:10. [[もう探さない]]
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:11. [[Good-bye My Loneliness (アルバム)|It's a Boy]]
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:<encore 2>
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:12. [[Good-bye My Loneliness]]
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== 脚注 ==
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* [[1992年]]
<div class="references-small"><references /></div>
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** ZARD FIRST LIVE “HOLD ME”
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**: [[10月5日]]に大阪CLUB QUATTRO、[[10月6日]]に名古屋CLUB QUATTRO、[[10月20日]]に東京[[日清パワーステーション]]にて初の単独ライブが決まっていたが、直前の[[10月3日]]になって中止が発表された。
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* [[1999年]][[8月31日]]
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** Cruising & Live at the PACIFIC VENUS
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**: ベスト盤購入者から抽選された600名を招待し、[[クルーズ客船]]「[[ぱしふぃっくびいなす]]」で行われた初の単独ライブ。
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:01. [[揺れる想い]]
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:02. [[君がいない]]
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:03. [[心を開いて]]
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:04. [[Don't you see!]]
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:05. [[世界はきっと未来の中]]
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:06. [[永遠 (アルバム)|フォトグラフ]]
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:07. [[もう少し あと少し…]]
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:08. [[眠れない夜を抱いて]]
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:09. [[My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜]]
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:10. [[IN MY ARMS TONIGHT]]
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:11. [[HOLD ME|あの微笑みを忘れないで]]
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:12. [[この愛に泳ぎ疲れても]]
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:<encore>
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:13. [[永遠 (アルバム)|遠い星を数えて]]
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:14. [[負けないで]]
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* [[2003年]][[3月27日]]
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** hills パン工場 SATURDAY LIVE R&B NIGHT
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**: 大阪北堀江の[[hills パン工場]]で行われた[[滴草由実]]のライブにシークレットゲストとして飛び入り参加。ボーイズ・タウン・ギャングの「[[君の瞳に恋してる|CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU]]」とブロンディーの「CALL ME」の洋楽カバー2曲を滴草と歌った。
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* [[2004年]]
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** What a beautiful moment Tour
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**: 初の全国ライブ・ツアー。当初は3公演の予定だったが、追加公演を経て、全9会場11公演を行った。このツアーを収録したDVD『[[What a beautiful moment]]』はオリコンウィークリーDVDチャートで初登場1位を記録し、売上は10万枚を超えた。大部分のファンはこのツアーで初めて生身のZARD=坂井泉水に触れた。坂井にとっては存命中の最初で最後のライブ・ツアーとなった。
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***<会場> [[2004年]]3月2日 大阪[[フェスティバルホール]]、3月8日・9日 [[東京国際フォーラム|東京国際フォーラム ホールA]]
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:::(追加公演)4月5日 [[神戸国際会館|神戸国際会館 こくさいホール]]、4月8日 [[パシフィコ横浜|パシフィコ横浜国立大ホール]]
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:::(再追加公演)4月30日 大阪フェスティバルホール、5月8日 [[青森市文化会館]]、5月10日 [[仙台サンプラザホール]]、6月2日 [[名古屋市国際会議場|名古屋センチュリーホール]]、6月11日 [[福岡サンパレス]]、7月23日 [[日本武道館]]
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:01. [[揺れる想い]]
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:02. [[眠れない夜を抱いて]] (DVDには未収録)
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:03. [[IN MY ARMS TONIGHT]] (DVDには未収録。2曲目と3曲目はメドレーで披露された)
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:04. [[この愛に泳ぎ疲れても]]
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:05. [[もう少し あと少し…]]
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:06. [[HOLD ME|あの微笑みを忘れないで]]
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:07. [[世界はきっと未来の中]]
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:08. [[揺れる想い (アルバム)|You and me(and…)]]
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:09. [[もっと近くで君の横顔見ていたい]]
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:10. [[明日を夢見て (曲)|明日を夢見て]]
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:11. [[瞳閉じて]]
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:12. [[心を開いて]]
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:13. [[あなたを感じていたい]]
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:14. [[愛が見えない]]
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:15. [[TODAY IS ANOTHER DAY|Today is another day]]
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:16. [[OH MY LOVE|来年の夏も]]
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:17. [[My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜]]
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:18. [[君がいない]]
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:19. [[マイフレンド]]
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:20. [[負けないで]]
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:<instrumental>
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:21. [[Good-bye My Loneliness]]
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:22. [[君に逢いたくなったら…]]
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:23. [[きっと忘れない]]
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:<encore>
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:24. [[止まっていた時計が今動き出した|pray]]
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:25. [[止まっていた時計が今動き出した]]
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:26. [[かけがえのないもの]] (DVDには未収録。2004年7月23日の最終日の日本武道館公演のみで披露された。)
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:27. [[Don't you see!]]
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|}
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=== 坂井泉水死去後 ===
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* [[2007年]] 『'''What a beautiful memory'''』
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** 9月6日と9月7日に[[大阪フェスティバルホール]]にて、9月14日には[[日本武道館]]にてフィルム&ライブコンサートという形で追悼ライブを開催。
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** 当初大阪公演は9月7日一日のみの予定で、6日は日程として発表されていなかったが、7日に希望者が殺到したため、リハーサル日程として確保していた6日を急遽追加公演日として、大阪での2公演の開催が決定され、本公演の初日の前日が追加公演というあまり例のない事態となった。
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:01. [[揺れる想い]]
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:02. [[この愛に泳ぎ疲れても]]
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:03. [[IN MY ARMS TONIGHT]]
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:04. [[揺れる想い|Just for you]]
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:05. [[HOLD ME|遠い日のNostalgia]]
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:06. [[揺れる想い (アルバム)|Season]]
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:07. [[もう探さない (アルバム)|ひとりが好き]]
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:08. [[不思議ね…]]
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:09. [[揺れる想い (アルバム)|I want you]]
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:10. [[TODAY IS ANOTHER DAY|突然]]
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:11. [[TODAY IS ANOTHER DAY|君がいたから]]
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:12. [[TODAY IS ANOTHER DAY|眠り]] (「[[OH MY LOVE|雨に濡れて]]」がツアーパンフレットのセットリストに書かれていたが、2007年 - 2008年までは一度も演奏されず、2009年のライブで初披露となった)
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:13. [[素直に言えなくて]]
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:14. [[永遠 (アルバム)|少女の頃に戻ったみたいに]]
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:15. [[もっと近くで君の横顔見ていたい]]
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:16. [[瞳閉じて]]
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:17. [[OH MY LOVE|あなたに帰りたい]]
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:18. [[OH MY LOVE|I still remember]]
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:19. [[My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜]]
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:20. [[止まっていた時計が今動き出した]]
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:21. [[サヨナラは今もこの胸に居ます]]
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:22. [[もう少し あと少し…]]
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:23. [[こんなにそばに居るのに]]
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:24. [[きっと忘れない]]
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:25. [[君がいない]]
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:26. [[心を開いて]]
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:27. [[TODAY IS ANOTHER DAY|Today is another day]]
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:28. [[愛が見えない]]
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:29. [[マイフレンド]]
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:30. [[Don't you see!]]
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:<encore>
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:31.  [[OH MY LOVE|Oh my love]]
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:32.  [[グロリアス マインド]]
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:33.  [[永遠 (ZARDの曲)|永遠]]
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:34.  [[揺れる想い]]
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:35.  [[負けないで]]
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* [[2008年]] 『'''What a beautiful memory 2008'''』
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** 2007年の公演の流れを踏襲した追加公演として、一周忌にあたる2008年5月27日の[[国立代々木競技場]]代々木第一体育館まで、全国13ヶ所15公演が行われた。日程は以下の通り。
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** 2008年1月19日 [[神戸国際会館]]こくさいホール
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** 2008年2月2日 [[パシフィコ横浜]]国立大ホール
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** 2008年2月10日 [[イズミティ21 ]]
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** 2008年3月8日 [[北陸電力会館 本多の森ホール|石川厚生年金会館]]
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** 2008年3月15日 [[愛知厚生年金会館]]
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** 2008年3月22日 [[新潟県民会館]]
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** 2008年4月5日 [[サンポートホール高松]]大ホール
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** 2008年4月13日 [[札幌市教育文化会館]](2月24日の振替公演)
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** 2008年4月28日 [[福岡市民会館]]
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** 2008年5月3日 広島[[アステールプラザ]]
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** 2008年5月4日 [[愛媛県県民文化会館]]サブホール
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** 2008年5月22 - 25日 [[堂島リバーフォーラム]](22日は追加公演)
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** 2008年5月27日 [[国立代々木競技場]]代々木第一体育館
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:01. [[揺れる想い]]
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:02. [[IN MY ARMS TONIGHT]]
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:03. [[揺れる想い|Just for you]]
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:04. [[HOLD ME|遠い日のNostalgia]]
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:05. [[揺れる想い (アルバム)|Season]]
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:06. [[もう探さない (アルバム)|ひとりが好き]]
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:07. [[不思議ね…]]
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:08. [[揺れる想い (アルバム)|I want you]]
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:09. [[TODAY IS ANOTHER DAY|突然]]
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:10. [[TODAY IS ANOTHER DAY|眠り]]
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:11. [[素直に言えなくて]]
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:12. [[愛は暗闇の中で]](2008年5月22日の堂島リバーフォーラム追加公演より追加)
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:13. [[永遠 (アルバム)|少女の頃に戻ったみたいに]]
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:14. [[もっと近くで君の横顔見ていたい]]
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:15. [[かけがえのないもの]](2008年5月22日の堂島リバーフォーラム公演より変更)
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:16. [[OH MY LOVE|あなたに帰りたい]]
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:17. [[OH MY LOVE|I still remember]]
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:18. [[My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜]]
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:19. [[止まっていた時計が今動き出した]] (宮城県 LIVE) [[見つめていたいね]]
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:20. [[サヨナラは今もこの胸に居ます]]
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:21. [[もう少し あと少し…]]
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:22. [[こんなにそばに居るのに]]
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:23. [[きっと忘れない]]
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:24. [[君がいない]]
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:25. [[心を開いて]]
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:26. [[TODAY IS ANOTHER DAY|Today is another day]]
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:27. [[愛が見えない]]
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:28. [[マイフレンド]]
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:29. [[Don't you see!]]
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:<encore>
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:30. [[OH MY LOVE|Oh my love]]
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:31. [[グロリアス マインド]]
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:32. [[翼を広げて/愛は暗闇の中で|翼を広げて]](2008年4月13日の札幌公演より演奏)
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:33. [[永遠 (ZARDの曲)|永遠]]
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:34. [[HOLD ME|あの微笑みを忘れないで]]
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:35. [[負けないで]]
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* [[2009年]] 『'''What a beautiful memory 2009'''』
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** 2007・2008年のライブでは演奏されなかった曲が多数追加され、[[坂井泉水]]の完全初公開映像も追加された新構成のフィルム&amp;ライブコンサート形式で行われた。日程は以下の通り。
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** 2009年5月15・16日 [[堂島リバーフォーラム]](ゲスト [[中村由利 (歌手)|中村由利]]([[GARNET CROW]])・[[羽田裕美]])
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** 2009年5月27日 [[日本武道館]](ゲスト [[倉木麻衣]]・[[池森秀一]]([[DEEN]])・[[羽田裕美]])
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:01. [[きっと忘れない]]
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:02. [[君に逢いたくなったら…]]
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:03. [[OH MY LOVE|Top Secret]]
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:04. [[HOLD ME|こんなに愛しても]]
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:05. [[揺れる想い (アルバム)|You and me(and…)]]
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:06. [[息もできない]]
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:07. [[HOLD ME|好きなように踊りたいの]]
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:08. [[OH MY LOVE|雨に濡れて]]
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:09. [[Good-bye My Loneliness]]
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:10. [[forever you|ハイヒール脱ぎ捨てて]]
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:11. [[forever you|瞳そらさないで]]
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:12. [[Get U're Dream]]
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:13. [[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|夏を待つセイル(帆)のように]]
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:14. [[かけがえのないもの]]
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:15. [[forever you|Forever you]]
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:16. [[素直に言えなくて]]
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:17. [[心を開いて]]
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:18. [[もう少し あと少し…]]
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:19. [[My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜]]
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:20. [[HOLD ME|あの微笑みを忘れないで]]
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:21. [[TODAY IS ANOTHER DAY|Today is another day]]
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:22. [[forever you|I'm in love]]
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:23. [[君がいない]]
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:24. [[マイ フレンド]]
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:25. [[Don't you see!]]
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:<アンコール>  
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:26. [[揺れる想い]]
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:27. [[こんなにそばに居るのに]]
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:28. [[負けないで]]
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|}
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* [[2011年]]『'''What a beautiful memory 〜forever you〜'''』
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** ZARDデビュー20周年を記念したラストライブとして2011年5月27日に日本武道館、2011年5月29日に[[グランキューブ大阪]]で開催された。過去の追悼ライブで演奏されていなかった曲も多数追加されている。
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:1.Good-bye My Loneliness
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:2.不思議ね…
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:3.[[もう探さない]]
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:4.[[この愛に泳ぎ疲れても/Boy|Boy]]
 +
:5.眠れない夜を抱いて
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:6.IN MY ARMS TONIGHT
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:7.あの微笑みを忘れないで
 +
:8.[[異邦人 (TAK MATSUMOTO featuring ZARDの曲)|異邦人]]
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:9.[[永遠 (アルバム)|GOOD DAY]]
 +
:10.[[君とのDistance|あなたと共に生きていく]]
 +
:11.君がいたから
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:12.突然
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:13.[[TODAY IS ANOTHER DAY|DAN DAN 心魅かれてく]]
 +
:14.[[風が通り抜ける街へ]]
 +
:15.[[今日はゆっくり話そう]]
 +
:16.永遠
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:17.[[アン・ルイス|六本木心中]]
 +
:18.[[果てしない夢を]]
 +
:19.あなたを感じていたい
 +
:20.世界はきっと未来の中
 +
:21.この愛に泳ぎ疲れても
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:22.My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜
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:23.[[HOLD ME|So Together]]
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:24.[[Just believe in love]]
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:25.かけがえのないもの
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:26.きっと忘れない
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:27.もう少し あと少し
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:28.Don’t you see!
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:29.君に逢いたくなったら…
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:30.[[星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように|夏を待つセイル(帆)のように]]
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:31.心を開いて
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:32.[[OH MY LOVE|来年の夏も]]
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:33.Today is another day
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:34.こんなにそばに居るのに
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*[[2010年]] 『ZARD Screen Harmony '''2010'''』
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**2007年から2009年にかけて行われた追悼ライブで使用された映像を中心に、ライブでの演奏シーンなどの収録映像を加えたフィルムコンサートで行われた。2010年6月現在、以下の3公演が行われ、以後各会場の自主事業公演として各地で開催される予定であると、開催決定発表時の公式ページ上で告知されていたが、2011年1月29日のグランシップ 中ホール・大地まで、追加公演が行われることが公式ウェブサイトで発表されている。
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**2010年5月15日 [[堂島リバーフォーラム]](15:00からと19:00からの2公演)
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**2010年5月27日 [[渋谷公会堂|渋谷C.C.Lemonホール]](16:00からと19:00からの2公演)
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**2010年5月30日 [[森野 (町田市)|町田市民ホール]](14:00からと17:00からの2公演)
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:01. [[あの微笑みを忘れないで]]
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:02. [[君に逢いたくなったら…]]
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:03. [[OH MY LOVE|Top Secret]]
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:04. [[揺れる想い (アルバム)|You and me(and…)]]
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:05. [[息もできない]]
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:06. [[OH MY LOVE|雨に濡れて]]
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:07. [[forever you|ハイヒール脱ぎ捨てて]]
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:08. [[こんなにそばに居るのに]]
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:09. [[素直に言えなくて]]
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:10. [[きっと忘れない]]
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:11. [[もう少し あと少し…]]
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:12. [[OH MY LOVE|あなたに帰りたい]]
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:13. [[forever you|Forever you]]
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:15. [[TODAY IS ANOTHER DAY|Today is another day]]
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:16. [[愛が見えない]]
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:17. [[君がいない]]
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:18. [[マイ フレンド]]
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:19. [[Don't you see!]]
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:Encore1. [[揺れる想い]]
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:E2. [[負けないで]]
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*[[2012年]] 『ZARD Screen Harmony '''2012 〜Last Memories〜'''』
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:01.Good by my loneliness
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:02.もう探さない
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:03.眠れない夜を抱いて
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:04.IN MY ARMS TONIGHT
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:05.Just Believe in love
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:06.こんなにそばに居るのに
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:07.DEMO-2
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:08.さらば青春の影よ
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:09.君に逢いたくなったら
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:10.あなたを感じていたい
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:11.かけがえのないもの
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:12.心を開いて
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:13.来年の夏も
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:14.Today is another day
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:15.君がいない
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:16.マイフレンド
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:18.forever you
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== 脚注 == 
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== 関連項目 ==
 
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* [[坂井泉水]]
 
 
* [[ビーイング]]
 
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* [[B-Gram RECORDS]]
 
 
* [[長戸大幸]]
 
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* [[ビーイングブーム]]
 
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== 外部リンク ==
 
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* [http://wezard.net/ WEZARD.net](公式サイト)
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* [http://www.wezard.net/index.html WEZARD.net](公式サイト)
* [http://zard15th.com/ ZARD 15th Anniversary](15周年特設サイト)
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* [http://www.wezard.net/20th/ ZARD 20th Anniversary](20周年特設サイト)
*: [[2002年]][[2月6日]]、開局。若干暗いイメージがあった。アルバム、DVD発売時にはプロモーションビデオの一部分が公開されていた。
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*: [[2006年]][[3月7日]]、サイトリニューアル。イメージがかなり明るくなり、シングルコーナーがかなり見やすくなった。ファンクラブはトップページから入れる。現在は15周年を記念した特設サイトがオープンされている。プロモーションビデオ、CMカットの一部が公開されている。
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** ウェブサイトスタッフ:Taku Yanagida
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** オフィシャルファンクラブスタッフ:Yuka Sawashita
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2023年12月18日 (月) 20:20時点における最新版

ZARD(ザード)は、作詞ボーカルを務めていた坂井泉水を中心とした日本音楽ユニットである。「ZARD」の名称は後述の事情から坂井自身と同義に用いられる場合もある。坂井の死去後は残された音源を元にアルバムの制作やフィルムコンサートなどがプロデューサーの長戸大幸を中心とする制作スタッフによって行われている。所属事務所は泉水(SENSUI)。所属レコード会社ビーイング。レーベルはB-Gram RECORDS

1990年代に女性ボーカルとしては最も多くのCD売上げ枚数を記録しており、シングルでは「負けないで」「揺れる想い」「マイ フレンド」がミリオンセラーとなっている[1]。また、アルバムでは9作が連続でミリオンを達成しており、史上最多記録である(オリコン調べ)。

概説[編集]

メンバー[編集]

脱退したメンバー[編集]

各メンバーの脱退時期は所属事務所から正式には公表されていない。以下のメンバーがかつてZARDのメンバーとして表記され、このメンバーでテレビ出演や学園祭ライブも行っていたが、その後メンバーとしてクレジットされているのは坂井のみとなっている。

詳細は #メンバー構成 を参照

プロジェクト・ユニット名の由来[編集]

「ZARD」という名は「blizzard」、「hazard」、「wizard」といった単語から取ったと言われており、響きや語感が良いのが理由とされている。坂井泉水は「プロデューサーの長戸大幸がつけた」とファンクラブの会報で述べている。

1992年2月6日放送分のABCおはよう朝日です』にゲスト出演した坂井は「Zから始まるバンド名はハードな響きがあることで決まっていた」「ただ単に思いつきで(決めた)」と述べている。

略歴[編集]

1991年 - 1993年[編集]

街頭でスカウトされてモデル活動をしていた坂井泉水が、テレビドラマ結婚の理想と現実』の主題歌歌手として抜擢されてメジャーデビューする。デビュー直後のZARDは坂井のソロプロジェクトであり、まだ音楽制作に不慣れな坂井を長戸が傍でサポートしていた。2ndアルバム『もう探さない』からバックバンドの4人がクレジットされ、1993年2月前後までバックバンドのメンバーがついていた。

1993年 - 2001年[編集]

1993年、6thシングル「負けないで」が自身初のオリコンチャート1位獲得しミリオンセラーを記録。その3ヶ月後に、8thシングル「揺れる想い」もミリオンセラーを記録。この2曲を収録した4thアルバム『揺れる想い』が200万枚超の売上を記録し、この年の年間オリコンアルバムチャート1位を獲得。ビーイングブームの代表格になった。この年のオリコンアーティストトータルセールスの1位も獲得。

1994年 - 1996年は、オリコンシングルチャート3位以内、アルバムチャート1位を維持しつつ、1996年、「マイ フレンド」が自身3枚目のミリオンセラーを達成。この間に発売されたオリジナルアルバム『OH MY LOVE』『forever you』『TODAY IS ANOTHER DAY』の3作が次々とミリオンセラーとなった。

1997年は「Don't you see!」と「永遠」が、1998年には「運命のルーレット廻して」がオリコン1位を獲得する。1997年から1998年の間には全9枚のシングルを発売し、常にオリコン最高3位以内はキープしていた。アルバムもシングル同様にオリコン1位を獲得し、1997年に発売されたセレクションアルバム『ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜』は200万枚を突破する大ヒットとなった。

1999年第1弾シングル「MIND GAMES」がオリコン1位を獲得。その後、「世界はきっと未来の中」「痛いくらい君があふれているよ」「この涙 星になれ」を発売。8thアルバム『永遠』は初登場1位を獲得しミリオンセラーとなり、その直後に初のベストアルバムZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜』『ZARD BEST 〜Request Memorial〜』を発売。オリコン集計で売上合計500万枚以上を記録し、オリコンの年間アーティストトータルセールス2位を獲得。また、ベストアルバム購入者から入場者を抽選する船上ライブを行った。

2001年2月に9thアルバム『時間の翼』発売、オリジナルアルバム最後のオリコン1位を獲得。発売後、坂井泉水が体調不良になり、1年間活動を休止した。

2002年 - 死去[編集]

2002年、「ZARD第二章スタート」というキャッチフレーズをつけ、34thシングル「さわやかな君の気持ち」から活動再開。 2003年、「明日を夢見て」「瞳閉じて」「もっと近くで君の横顔見ていたい」、翌年1月には10thアルバム『止まっていた時計が今動き出した』を発売。

2005年4月にリリースされた両A面シングル「星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように」が、1999年リリースの「世界はきっと未来の中」以来約6年ぶりとなるオリコン最高位2位を獲得。同年6月にDVD『What a beautiful moment』を発表(発売月のオリコン月間チャート1位)。9月には11thアルバム『君とのDistance』を発売。

2006年3月に2作連続となる両A面シングル「悲しいほど貴方が好き/カラッといこう!」、5月に「ハートに火をつけて」を発売し、オリコンTOP10獲得数を歴代単独2位の「40」に伸ばした。同年10月25日に、15周年記念のベストアルバム『Golden Best 〜15th Anniversary〜』、活動15年間のPVを集めたDVD『ZARD Le Portfolio 1991-2006』、それまでに発表された坂井泉水のCDジャケットを集めた写真集を同時発売。オリコンアルバムチャート・DVDチャート(総合・音楽)共に初登場1位を獲得し二冠を達成した。

その後、2007年秋を目途に2年ぶりのオリジナルアルバムと3年ぶりのライブツアーが計画されていた。しかし、2006年6月、坂井泉水が子宮頸癌により入院。手術後回復に向かいつつあったものの、2007年4月にはへの転移が発見され再度入退院を繰り返していた。同年5月26日に坂井は入院中の病院で散歩の帰りに階段から転落。後頭部を強打し、脳挫傷により5月27日に死去した(その階段は坂井が入院中、散歩の際によく休憩に立ち寄っていた場所だという)。

死去後[編集]

2007年8月15日、坂井の追悼アルバムとして『Soffio di vento 〜Best of IZUMI SAKAI Selection〜』『Brezza di mare 〜dedicated to IZUMI SAKAI〜』の2枚が発売される。また同時発売の『きっと忘れない』という本で、ラストレコーディングソング「グロリアス マインド」の歌詞が掲載された。この曲は後に43rdシングルとして2007年12月12日に発売され、「星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように」以来のオリコン最高位2位を記録した。

また2007年6月から公式サイトなどでファンによるリクエストアルバムの収録曲をアンケート募集した。集計を行う際、50万通もの多くの応募があったため、当初の発売予定から遅らせての発売となる。なお「負けないで」などの楽曲は死後の追悼ライブの音源が収録されている[2]。さらにすでに発売されていた「グロリアス マインド」もリクエストがあったため収録となっている。このアルバムは『ZARD Request Best 〜beautiful memory〜』のタイトルで2008年1月23日に発売され、オリコン最高位1位を獲得した。

2008年4月9日、44thシングルとして未発表曲と1stシングル「Good-bye My Loneliness」のカップリング曲のリアレンジバージョンを収録した両A面シングル「翼を広げて/愛は暗闇の中で」が発売された。

同年5月28日、全44枚のシングルと特典DVDがセットになった『ZARD Premium Box 1991-2008 Complete Single Collection』が発売された。

2009年5月27日、3回忌を迎えるにあたり、45thシングルとして2ndシングル「不思議ね…」のカップリング曲をリアレンジしたシングル「素直に言えなくて」が発売された。

活動スタイル[編集]

メンバー構成[編集]

2004年に行われた初ライブ・ツアーのパンフレットによると、「ZARDは坂井泉水を中心としたユニット名」と書かれており、この時点での固定メンバーは坂井のみであるが、2ndアルバム『もう探さない』から3rdアルバム『HOLD ME』ではギター・町田、ベース・星、ドラム・道倉、キーボード・池澤の名前が表記されている。『もう探さない』のブックレットには他メンバーの写真も掲載されており(ただ白黒の上顔がはっきり分からない)、ZARDはバンド編成だった時期がある[3]。ZARDがテレビ朝日ミュージックステーション』に出演した時にタモリがこれまでのテレビ出演がなかった理由を質問された坂井は「デビューと同時に結成したバンドだったので、コンセプトが見えてから(公の場に)出たかった」と話していた。また、フジテレビSOUND ARENA』にZARDが出演した際、堺正章がZARDの編成を説明した時に「5人組のバンド」と紹介していた。

1999年のベスト盤発売時に寄せられたメッセージの中では、1991年のデビューシングル「Good-bye My Loneliness」のPVのディレクターだった岩井俊二が、「ZARDは1人だった」と発言している。

1992年10月16日に『ミュージックステーション』に出演して「IN MY ARMS TONIGHT」を演奏した際には星・道倉の姿がなく、坂井・町田・池澤・倉澤圭介(DEENの初代ドラマー)との布陣であった。また、最後の音楽番組出演となった1993年2月5日の『ミュージックステーション』で「負けないで」を披露した際のドラムは黒瀬蛙一(ex.flow-war/1998年 - 2001年B'zのツアーサポートメンバー)だったことが、黒瀬本人の口からB'z松本孝弘ラジオ番組にゲスト出演した際に語られている。

町田・池澤の脱退は具体的な時期は不詳だが、「君がいない」の発売当時にTBSCOUNT DOWN TV』等でOAされていたPVには、坂井・町田・池澤がミーティングをしているカットが挿入されており、その存在が確認できるものの、以後発売されたシングルやアルバム曲のPVに彼らの姿を確認することはできない。また、1995年に発売された「Just believe in love」では表記はなかったものの、ギターは町田ではなく、編曲を担当した葉山たけしが弾いていると『J-Rock Magazine誌』1995年6月号で明言されている。

1996年に発売されたアルバム 『TODAY IS ANOTHER DAY』以降は「Additional〜」という表記で、サポートメンバーの形でギター・葉山たけし、増崎孝司、ベース・明石昌夫、キーボード・小野塚晃、池田大介、サックス・勝田一樹らの名前が表記されている。

坂井死去後の2007年5月30日、フジテレビ『情報プレゼンター とくダネ!』に元メンバーとして町田がVTR出演。町田は坂井のことを「泉水ちゃん」、坂井からは「町田君」とそれぞれ呼び合っていたことを明かした後、「大人だったと思うことが多かった」「デビュー当時お金がなかった自分達のことまで心配してくれていた」「(お互いに変わって)また会えると思っていた」「(亡くなったことの)意味が分かんねぇよという感じ」と坂井のことを話していた。

メディアへの露出[編集]

メディア露出が極端に少なく、ビーイングに特徴的な「テレビ等に出演しない」というスタイルを貫いた先駆者である(小松未歩及び初期の大黒摩季倉木麻衣も該当)。デビュー当初はテレビ出演・ラジオ出演をしていたが、デビューから3年目にシングル「負けないで」で大ブレイクして以降はテレビ出演・ラジオ出演がほとんどなくなり、全盛期にメディア露出やライブを全くしなかったため、世間に露出をしないアーティストとして強く印象付けられることになった。ジャケット写真は正面写真が少なく、ソフトフォーカスの物がほとんどであったため、「歌手と写真で顔を出す人物が別人である」という都市伝説が生まれたこともあった。

作詞・作曲・編曲のクレジット[編集]

ほぼ全ての楽曲の作詞は坂井が担当している(例外として1stアルバム『Good-bye My Loneliness』に収録されている「恋女の憂鬱」と「女でいたい」の2曲の作詞は川島だりあが担当している)。また、「君がいない」と「Boy」に関してはクレジット上は坂井名義だが、栗林誠一郎の詞に坂井が手を加えたものである。ただし、「Boy」は歌い出しの部分を「Girl 今でも」から「Boy 今でも」に変えた以外は全く別の歌詞である。

2ndシングル「不思議ね…」のカップリング「素直に言えなくて」、2ndアルバム『もう探さない』収録の「いつかは…」、16thシングル「サヨナラは今もこの胸に居ます」のカップリング「眠り」、42ndシングル「ハートに火をつけて」のカップリング「君へのブルース」の4曲は坂井自身の作詞作曲作品である。

作曲・編曲はほとんど同じメンバーで行われており、作曲は1991年-1999年頃まで織田哲郎栗林誠一郎、それ以降は徳永暁人、2003年以降はほとんどの曲を大野愛果が担当している。編曲は98年まで明石昌夫池田大介葉山たけしが務めており、それ以降は徳永暁人、99年は古井弘人GARNET CROW)が中心的に務めていた。葉山たけしもビーイング脱退後、2004年以降外注で再び編曲を行っている。なお、1stシングル「Good-bye My Loneliness」のカップリング「愛は暗闇の中で」では、共同編曲として寺尾広と共にZARDがクレジットされている。

上記以外にも、単発で多くのアーティストが作曲、編曲を行っている(TUBE春畑道哉PAMELAH小澤正澄、元day after tomorrowで現ストロボ北野正人GARNET CROW中村由利岡本仁志、など)。徳永暁人大野愛果は、初めてZARDの作曲を手がけた当時はそれぞれデビューして間もない頃であったが、その後もZARDの多くの作曲を担当することになった(徳永は「永遠」、大野は「少女の頃に戻ったみたいに」)。

音楽性・楽曲の特徴(坂井の逝去後は除く)[編集]

ZARDの音楽性や楽曲の特徴にはファンや評者により諸説考えられるが次のように概説できよう。上述の通りZARDの楽曲はほぼ全てが外部作・編曲家の作った曲に坂井が詞を付ける形で作られるため、坂井の意見がスタッフを通じて間接的に伝えられることはあっても基本的には作・編曲家のセンスが左右する。ZARDの曲は大雑把にはバンドサウンドで、2番の後にエレキギター(サックスなど管楽器の時もある)による間奏が入り最後のサビに続くというビーイングの典型的な曲形態であるが、外部作家の交代や時代に合わせて次のように変化した。編曲は打ち込み主体であるが明石昌夫が自身のBBS(2009年1月28日付)で述べるように生ドラムをサンプリングするなどの工夫もされた。

  • デビュー〜91年アルバム『もう探さない』
    • デビュー時からZARDに携わった寺尾広は追悼アルバム『Brezza di mare 〜dedicated to IZUMI SAKAI〜』のライナーノート上で「どんよりした曇り空のイギリスの首都ロンドン風に傾倒して制作していた頃」と形容する。シングル・アルバム共にハードロックが占め、坂井のボーカルも力強く歌詞もセクシーなものや大人の女性を描いている。楽曲は作曲を織田哲郎・栗林誠一郎・川島だりあ、編曲を明石昌夫・葉山たけしが担当した(葉山はアルバム『Good-bye My Loneliness』中の2曲のみで残りは明石が担当)。
  • 92年シングル「眠れない夜を抱いて」〜98年シングル「運命のルーレット廻して」
    • セールス的に最も伸びた時期でこの時期の曲が世間一般にはよく知られている。前述の寺尾はこの頃を「抜ける様な青い空のロックをやるようになった」と評する。作曲は織田哲郎・栗林誠一郎がシングル・アルバム曲共に大半を占めるが、95年の「Ready Go !」(シングル「Just believe in love」カップリング)までは川島だりあの提供曲もある。編曲では94年のシングル「こんなにそばに居るのに」までは明石昌夫がほぼ専属的に行うが、以後はシングル表題曲は葉山たけしと池田大介で、カップリングは池田大介・徳永暁人で分担した。曲の特徴としてはバンドサウンドであるが、ポップス色が前面に出て坂井の詞も様々な女性を描く。初期のハードロック路線は「私だけ見つめて」(シングル「君がいない」カップリング)などあるが93年で終わる。
  • 98年シングル「新しいドア」「GOOD DAY」〜2004年シングル「今日はゆっくり話そう」
    • 主力作曲家である織田哲郎がビーイングを脱退し栗林誠一郎も曲提供を停止(栗林の項を参照)した上に、編曲面でも葉山たけし・池田大介共にZARDから遠ざかったため楽曲は変化を余儀なくされる(明石昌夫は既にビーイングを脱退)。2002年のシングル「さわやかな君の気持ち」による「第2章」開始までは様々な新規の作・編曲家が携わるが、この時期の一貫した特徴は「軽い打ち込みサウンド」である。実際シングル・アルバム曲共に98年までの生っぽいバンドサウンドはアルバム『止まっていた時計が今動き出した』の表題曲(同タイトル)程度である。2002年以降は作曲は大野愛果と徳永暁人、編曲は徳永と小林哲が活躍する。
  • 2005年シングル「星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように」〜坂井逝去
    • 2004年シングル「今日はゆっくり話そう」カップリングで葉山たけしが編曲するが、2005年「星のかがやきよ」からはほぼ専属的に担当する。他方作曲はシングル表題曲は全て大野愛果が担当し、坂井生前のラストアルバム『君とのDistance』では13曲中8曲が大野による。98年以前に比べると依然打ち込み色が強いが、葉山復帰によりかつてのバンドサウンドに近くなった。

評価[編集]

ランキング[編集]

オリコン調べによる(2009年6月現在)。

  • アーティスト・トータル・セールス(CD総売上枚数):3743.0万枚(歴代7位)
    • シングル:1768.0万枚(女性ボーカルアーティスト歴代2位)
    • アルバム:1971.0万枚(女性ボーカルアーティスト歴代4位)
  • シングルTOP10獲得数:43作(歴代5位タイ)(女性ボーカルアーティスト歴代2位)
  • 90年代アーティスト・トータル・セールス:3位(女性ボーカルアーティスト1位)
  • シングル1位獲得数:12作(女性ボーカルアーティスト歴代4位)
  • シングルTOP100チャートイン数:45作(90年代デビューアーティスト歴代2位)
  • アルバムミリオン獲得数:9作(歴代4位タイ、もう一人は松任谷由実
  • アルバム連続ミリオン獲得数:9作(歴代1位)(HOLD MEZARD BEST 〜Request Memorial〜
  • アルバム1位獲得数:11作(女性ボーカルグループ1位タイ、もう一つのグループはDREAMS COME TRUE

坂井泉水死去後の評価[編集]

坂井泉水の死去をきっかけにZARDが社会に与えた影響を総括しようとする試みが一般のメディアの間でも見られるようになった。2007年6月18日の『クローズアップ現代』(NHK[5]では「時代を励ました歌」と題して特集を放送し、ZARDの音楽に励まされてきたファンの声を紹介した。この番組にゲスト出演した音楽評論家の富澤一誠は、岡林信康吉田拓郎尾崎豊といった日本のポピュラー音楽史の重要人物と比較対照しつつ、ZARDの音楽のあり方を“時代の伴走者”と規定した[6]。年末には坂井の特集記事を組む全国紙もあった[7]。亡くなる前はCDの売り上げ等のランキングが全て3桁であったが、亡くなった直後から全て1桁になり、あちこちの中古CDショップでは売り切れ続出、店舗によっては特設販売コーナーも設けられ、尾崎豊、マイケル・ジャクソン同様、亡くなってからファンになった、興味を持ち始めたという人も多かった。特に「負けないで」が高校野球の応援の演奏曲として頻繁に使われるようになり、2014年には全国400校で採用される英語の教科書でも掲載されることが決まった。

ZARDの歴史[編集]

坂井泉水死去後の出来事[編集]

  • 2007年
  • 2008年
    • 1月14日、坂井が生前、何度も主題歌を手掛けた『名探偵コナン』のオープニングテーマに「Good-bye My Loneliness」のカップリング曲「愛は暗闇の中で」が採用された。
    • 1月19日、「What a beautiful memory 2008」ツアー開始。全国13ヶ所15公演。
    • 1月23日、当初は2007年秋発売予定だったものの、発売が延期されていたファンのリクエストによるベストアルバム『ZARD Request Best 〜beautiful memory〜』が発売。初登場1位を獲得。アルバムでは『Golden Best 〜15th Anniversary〜』以来1年3か月ぶりのオリコン1位獲得。これによりオリコンアルバムチャート1位獲得作が11枚目となり、女性ヴォーカルグループのものとしてはDREAMS COME TRUEと並び発売の時点で最多となる。2008年年間47位。
    • 4月9日、44thシングル「翼を広げて/愛は暗闇の中で」発売。前作に続いて初動売り上げが5万枚を超えオリコンチャート初登場3位を記録。これによりシングルトップ10獲得数が42作になり、2008年4月の時点でB'zサザンオールスターズSMAPと並んで歴代トップとなった。
    • 5月28日、シングルCDコレクション『ZARD PREMIUM BOX 1991-2008 Complete Single Collection』発売。
    • 8月30日、大阪城ホールで開催された「名探偵コナン夏祭り 〜夢の初ライブ〜」で、フィルムコンサート。
  • 2009年
    • 5月15日5月16日、3回忌ライブ『What a beautiful memory 2009』を堂島リバーフォーラムで開催。
    • 5月27日、三回忌に45thシングル「素直に言えなくて」をリリース。ZARDのシングルとしては初のノンタイアップのシングルとなっており、表題曲のコーラスに倉木麻衣が参加した。3回忌ライブ「What a beautiful memory 2009」を日本武道館で開催。
  • 2010年
  • いずれもオルゴールCDで、公式ウェブサイトに記載があるもの。
    • 6月30日ZARD関連・企画商品『Feeling ZARD orgel Collection vol.1 〜揺れる想い〜』発売。
    • 5月15日5月27日、『ZARD Screen Harmony 2010』大阪・東京で開催。
    • 8月25日同、『Feeling ZARD orgel Collection vol.2 〜負けないで〜』発売。
    • 10月27日同、『Feeling ZARD orgel Collection vol.3 〜きっと忘れない〜』発売。
    • 12月22日同、『Feeling ZARD orgel Collection vol.4 〜あの微笑みを忘れないで〜』発売。
  • 2011年
    • 2月10日、デビュー20周年を記念し、カップリング曲を含む全てのシングルに収録された楽曲と、参加シングル作品計100曲を収録した『ZARD SINGLE COLLECTION 〜20th ANNIVERSARY〜』が発売。未発表写真を含む20周年記念写真集『ZARD Portfolio du 20eme anniversaire』(全4集)と同時発売。
    • 8月10日、デビュー20周年の坂井泉水命日5月27日に行われたZARDラストライブ“What a beautiful memory 〜forever you〜”の公演を収録した2枚組DVD『ZARD "What a beautiful memory 〜forever you〜"』発売。音楽・総合部門共に初登場1位獲得。
    • 12月27日、『ZARD OFFICIAL YouTube CHANNEL』を開設。
  • 2012年
  • 2013年
    • 5月、坂井泉水の7回忌のメモリアルフィルム・コンサート『ZARD Film of 7th Memorial ~君に逢いたくなったら~』開催。4400人を動員。
  • 2014年
    • 過去にも教科書に採用され話題となった『負けないで』が4月より高校の英語の教科書での採用も決定し、全国400校の高校で使われる教科書『MY WAY English Communication II』。負けないでは『An Encouraging Song』というタイトルで英文化。坂井泉水としての言葉も英文でテキスト化されている。
    • 5月25日5月26日、ZARDデビュー23周年、フィルム・コンサート『ZARD Screen Harmony 2014』東京・大阪で開催。
    • 12月に、ファンの要望で神奈川県秦野市曲松にある小田急線渋沢駅の上りと下りの駅メロにZARDの2種類の曲が使われることが決まった

出演[編集]

テレビ[編集]

1992年8月7日、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にて音楽番組初出演を果たし、1993年2月5日の『ミュージックステーション』で「負けないで」を歌ったのが音楽番組への最後の出演となった。『ミュージックステーション』には計5回出演した。音楽番組には計7回出演し、全ての音楽番組でナチュラルメイクで登場した(他の音楽番組では1999年2月20日放送分の『COUNT DOWN TV』の『永遠』のアルバム紹介で、レコーディングの様子を収録した映像を流しながら、声のみのコメント出演をしたことはあった)。音楽番組以外のテレビ番組では、1992年2月6日の情報番組『おはよう朝日です』(朝日放送)でプロモーション活動の一環として眼鏡姿で出演している。

2000年8月6日にスポーツ番組『サンデースポーツ』(NHK総合)、2003年7月8日にスポーツ番組『すぽると!』(フジテレビ系)、2004年6月9日にバラエティ番組『恋するハニカミスペシャル』(TBS系)などではタイアップ先の縁で顔出しの動画コメントで出演した。また、テレビアニメ『名探偵コナン』にも楽曲提供に関して何度か声のみのコメントで出演している。

ラジオ[編集]

その後も何回かコメント出演をしている。

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

作詞は全て坂井泉水が担当している。

規格品番[9] リリース日 タイトル 楽曲制作 オリコン
1st BGDH-1010 1991年2月10日 Good-bye My Loneliness 作曲:織田哲郎
編曲:明石昌夫
初登場28位
最高位9位
2nd BGDH-1011 1991年6月25日 不思議ね… 作曲:織田哲郎
編曲:明石昌夫
最高位30位
3rd BGDH-1012 1991年11月6日 もう探さない 作曲:織田哲郎
編曲:明石昌夫
最高位39位
4th BGDH-1013 1992年8月5日 眠れない夜を抱いて 作曲:織田哲郎
編曲:明石昌夫・池田大介
初登場18位
最高位8位
5th BGDH-1014 1992年9月9日 IN MY ARMS TONIGHT 作曲:春畑道哉
編曲:明石昌夫
初登場11位
最高位9位
6th BGDH-1031 1993年1月27日 負けないで 作曲:織田哲郎
編曲:葉山たけし
初登場2位
最高位1位
7th BGDH-1004 1993年4月21日 君がいない 作曲:栗林誠一郎
編曲:明石昌夫
最高位2位
8th BGDH-1005 1993年5月19日 揺れる想い 作曲:織田哲郎
編曲:明石昌夫
最高位1位
9th BGDH-1008 1993年9月4日 もう少し あと少し… 作曲:栗林誠一郎
編曲:明石昌夫
最高位2位
10th BGDH-1016 1993年11月3日 きっと忘れない 作曲:織田哲郎
編曲:明石昌夫
最高位1位
11th BGDH-1033 1994年2月2日 この愛に泳ぎ疲れても/Boy 作曲:織田哲郎(この愛〜)
作曲:栗林誠一郎(Boy)
編曲:明石昌夫
最高位1位
12th BGDH-1039 1994年8月6日 こんなにそばに居るのに 作曲:栗林誠一郎
編曲:明石昌夫
最高位1位
13th BGDH-1041 1994年12月24日 あなたを感じていたい 作曲:織田哲郎
編曲:織田哲郎
最高位2位
14th BGDH-1042 1995年2月1日 Just believe in love 作曲:春畑道哉
編曲:葉山たけし
最高位2位
15th JBDJ-1003 1995年6月5日 愛が見えない 作曲:小澤正澄
編曲:葉山たけし
最高位2位
16th JBDJ-1006 1995年8月28日 サヨナラは今もこの胸に居ます 作曲:栗林誠一郎
編曲:葉山たけし
最高位1位
17th JBDJ-1011 1996年1月8日 マイ フレンド 作曲:織田哲郎
編曲:葉山たけし
最高位1位
18th JBDJ-1016 1996年5月6日 心を開いて 作曲:織田哲郎
編曲:池田大介
最高位1位
19th JBDJ-1023 1997年1月6日 Don't you see! 作曲:栗林誠一郎
編曲:葉山たけし
最高位1位
20th JBDJ-1024 1997年2月26日 君に逢いたくなったら… 作曲:織田哲郎
編曲:葉山たけし
最高位2位
21st JBDJ-1029 1997年7月2日 風が通り抜ける街へ 作曲:織田哲郎
編曲:徳永暁人
最高位3位
22nd JBDJ-1030 1997年8月20日 永遠 作曲:徳永暁人
編曲:徳永暁人
最高位1位
23rd JBDJ-1031 1997年12月3日 My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜 作曲:織田哲郎
編曲:池田大介
最高位3位
24th JBDJ-1036 1998年3月4日 息もできない 作曲:織田哲郎
編曲:葉山たけし
最高位3位
25th JBDJ-1041 1998年9月17日 運命のルーレット廻して 作曲:栗林誠一郎
編曲:池田大介
最高位1位
26th JBDJ-1042 1998年12月2日 新しいドア 〜冬のひまわり〜 作曲:北野正人
編曲:古井弘人
最高位3位
27th JBDJ-1043 1998年12月2日 GOOD DAY 作曲:綿貫正顕
編曲:池田大介
最高位2位
28th JBDJ-1046 1999年4月7日 MIND GAMES 作曲:綿貫正顕
編曲:綿貫正顕・古井弘人
最高位1位
29th JBDJ-1047 1999年6月16日 世界はきっと未来の中 作曲:岩井勇一郎
編曲:徳永暁人・古井弘人・シオジリケンジ
最高位2位
30th JBDJ-1049 1999年10月14日 痛いくらい君があふれているよ 作曲:シオジリケンジ
編曲:シオジリケンジ
最高位5位
31st JBCJ-1027 1999年12月1日 この涙 星になれ 作曲:岩井勇一郎
編曲:古井弘人
最高位5位
32nd JBCJ-1031 2000年9月6日 Get U're Dream 作曲:大野愛果
編曲:葉山たけし
最高位4位
33rd JBCJ-1032 2000年11月15日 promised you 作曲:栗林誠一郎
編曲:Cybersound
最高位6位
34th JBCJ-3001 2002年5月22日 さわやかな君の気持ち 作曲:徳永暁人
編曲:徳永暁人
最高位4位
35th JBCJ-6001 2003年4月9日 明日を夢見て 作曲:大野愛果
編曲:小林哲
最高位4位
36th JBCJ-6002 2003年7月9日 瞳閉じて 作曲:大野愛果
編曲:徳永暁人
最高位4位
37th JBCJ-6004 2003年11月12日 もっと近くで君の横顔見ていたい 作曲:大野愛果
編曲:池田大介
最高位8位
38th JBCJ-4001 2004年6月23日 かけがえのないもの 作曲:大野愛果
編曲:小林哲
最高位4位
39th JBCJ-4002 2004年11月24日 今日はゆっくり話そう 作曲:大野愛果
編曲:徳永暁人
最高位5位
40th JBCJ-6006 2005年4月20日 星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように 作曲:大野愛果
編曲:葉山たけし
最高位2位
41st JBCJ-6007 2006年3月8日 悲しいほど貴方が好き/カラッといこう! 作曲:大野愛果
編曲:葉山たけし
最高位6位
42nd JBCJ-6008
【初回版】
JBCJ-6009
【通常版】
2006年5月10日 ハートに火をつけて 作曲:大野愛果
編曲:葉山たけし
最高位10位
43rd JBCJ-4003 2007年12月12日 グロリアス マインド 作曲:大野愛果
編曲:葉山たけし
最高位2位
44th JBCJ-6011
【初回版】
JBCJ-6012
【通常版】
2008年4月9日 翼を広げて/愛は暗闇の中で 作曲:織田哲郎(翼を〜)
作曲:栗林誠一郎(愛は〜)
編曲:明石昌夫(翼を〜)
編曲:森下志音(愛は〜)
最高位3位
45th JBCJ-6013
【初回限定盤】
JBCJ-6014
【通常盤】
2009年5月27日 素直に言えなくて 作曲:坂井泉水
編曲:岡本仁志
最高位5位

2016年2月11日のZIP で売り上げベスト5放送された ボーイ以外はすべてサビにタイトルが入っている。2016年2月17日の水曜日のダウンタウンで取り上げられた。余談であるがZARD以外ランキングが写真でなくイラストだった

コラボレート作品[編集]

オリジナルアルバム[編集]

規格品番 リリース日 タイトル 最高位
1st BGCH-1003 1991年3月27日 Good-bye My Loneliness 34位
2nd BGCH-1004 1991年12月25日 もう探さない 36位
3rd BGCH-1005 1992年9月2日 HOLD ME 2位
4th BGCH-1001 1993年7月10日 揺れる想い 1位
5th BGDH-1014 1994年6月4日 OH MY LOVE 1位
6th JBCJ-1001 1995年3月10日 forever you 1位
7th JBCJ-1009 1996年7月8日 TODAY IS ANOTHER DAY 1位
8th JBCJ-1021 1999年2月17日 永遠 1位
9th JBCJ-1033 2001年2月15日 時間の翼 1位
10th JBCJ-9008 2004年1月28日 止まっていた時計が今動き出した 2位
11th JBCJ-9012 2005年9月7日 君とのDistance 3位

ベストアルバム[編集]

規格品番 リリース日 タイトル 最高位 備考
JBCJ-1023 1999年5月28日 ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜 1位 初のベストアルバム。
ZARD最大の売上を誇り、
歴代でも19位にランクイン。
また初の船上ライブの応募も行われた。
JBCJ-1024 1999年9月15日 ZARD BEST 〜Request Memorial〜 1位 「Single Collection」のアンケート葉書を基に作成。
【初回版】
JBCJ-9013〜18
(3種類)
【通常版】
JBCJ-9019〜20
2006年10月25日 Golden Best 〜15th Anniversary〜 1位 デビュー15周年記念で発売。初の2枚組アルバム。
アルバムでは5年8ヶ月ぶりの首位獲得。オリコン
300位圏外から2位まで上がったアルバムは史上初。
JBCJ-9027〜28 2008年1月23日 ZARD Request Best 〜beautiful memory〜 1位 50万通を超えるファン投票を基に発売。

セレクションアルバム[編集]

CDコード リリース日 タイトル オリコン 備考
JBCJ-1013 1997年4月23日 ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜
最高位1位
ダブルミリオン
坂井泉水が選出した夏向け企画アルバム。
JBCJ-9002 2001年11月21日 ZARD BLEND II 〜LEAF&SNOW〜
最高位4位
坂井泉水が選出した冬向け企画アルバム。
JBCJ-9023 2007年8月15日 Soffio di vento 〜Best of IZUMI SAKAI Selection〜
最高位2位
生前坂井泉水がお気に入りとして上げていた作品を基に発売。
JBCJ-9024 2007年8月15日 Brezza di mare 〜dedicated to IZUMI SAKAI〜
最高位3位
スタッフによる選曲ベスト。

CDボックス[編集]

  1. ZARD Premium Box 1991-2008 Complete Single Collection (2008年5月28日)
  2. ZARD SINGLE COLLECTION 〜20th ANNIVERSARY〜 (2011年2月10日)
  3. ZARD ALBUM COLLECTION 〜20th ANNIVERSARY〜 (2012年1月1日)

ライブアルバム[編集]

  1. ZARD Cruising & Live 〜限定盤ライヴCD〜 (2000年1月26日)
    オリコン最高2位/30万枚限定発売

DVD[編集]

  1. What a beautiful moment (2005年6月8日)
    オリコン最高1位(音楽部門では2週連続)
  2. ZARD Le Portfolio 1991-2006 (2006年10月25日)
    オリコン最高1位(坂井泉水訃報報道後、音楽部門1位に返り咲き2週連続、通算3週)
  3. What a beautiful memory 2007 (2011年4月13日)
  4. What a beautiful memory 2008 (2011年4月13日)
  5. What a beautiful memory 2009 (2011年4月13日)
  6. What a beautiful memory 〜forever you〜(2011年8月10日)

その他の楽曲・参加作品[編集]

オムニバス[編集]

  • すぽると! MEMORIAL 〜Sweat and Tears〜(M-8.瞳閉じて)
  • IT'S TV SHOW!(DISC I M-1.負けないで)
  • COUNTDOWN BEING(DISC1 M-4 君がいない、M-16 永遠 DISC2 M-1 負けないで M-10 Just believe in love DISC3 M-2 マイ フレンド、M-3 果てしない夢を、M-16 揺れる想い DISC4 M-5 眠れない夜を抱いて、M-15 愛が見えない)
  • Christmas Non-Stop Carol(M-1.Can't Take My Eyes Of Off You)

坂井泉水参加作品[編集]

  • Royal Straight Soul III Vol.2(M-8.This Masquerade/Izumi Sakai)
  • クリスマス タイム/Barbier guest vocal IZUMI SAKAI(M-1.Christmas time、M-2.あなたに帰りたい)
  • LOVE/Barbier guest vocal IZUMI SAKAI(M-1.LOVE、M-2 I still remember)
  • Barbier first/Barbier guest vocal IZUMI SAKAI(M-1.LOVE、M-3.もう少し あと少し…、M-10.クリスマス タイム、その他全10曲)
  • J-BLUES BATTLE Vol.3(M-6.Black Velvet/IZUMI SAKAI)
  • complete of 栗林誠一郎&Barbier at the BEING studio(M-9.クリスマス タイム、その他全16曲)
  • J-BLUES compilation at the BEING studio(M-8.Black Velvet/坂井泉水)
  • THE HIT PARADETAK MATSUMOTO(M-2.異邦人)

サウンドトラック[編集]

限定版[編集]

  • Double Front Project Remix「Don't U see!」〔1997年5月24日/ST-0204〕
  • ZARD 10周年記念アナログ盤〔2001年4月/FC「WEZARD」優先受注販売/IJR-3〕
  • Cool City Production vol.6 ZARD 〜WHAT RARE TRACKS!〜〔2004年3月2日/ライブ会場販売/TCR-018〕
  • Cool City Production vol.6 ZARD 〜WHAT RARE TRACKS!〜 Second Edit〔2004年4月30日/ライブ会場販売/TCR-022〕
  • Cool City Production vol.6 ZARD 〜WHAT RARE TRACKS!〜 ZARD Edit〔2004年11月/FC「WEZARD」会員限定/Not For Sale〕
  • ZARD PREMIUM BOX 1991-2001 SINGLE COLLECTION〔Good-bye My Loneliness〜promised you迄の全シングルコレクション(未発表曲「約束のない恋」を含む)34枚 2002年にはWEZARD限定受注生産販売→2004年の初ライヴ会場で限定販売→通販 (BGV) 限定(2008年現在では売切れとなり購入不可)
  • ZARD PREMIUM BOX 2002-2008 SINGLE COLLECTION〔PREMIUM BOX 1991-2001以降に発売された「promised you」〜「翼を広げて/愛は暗闇の中で」のZARDシングル11枚+参加シングル「果てしない夢を」「クリスマス タイム」「LOVE〜眠れずに君の横顔ずっと見ていた〜」「異邦人」の4枚+特典DVD1枚の計16枚(2008年にWEZARD会員限定受注生産として販売・税込12000円)

作詞提供[編集]

作詞提供作品については坂井泉水#作詞作品を参照。

[編集]

  1. Official Band Score ZARD BLEND 〜SUN&STONE〜(1999年2月17日
  2. Official Band Score 永遠(1999年2月17日
  3. Official Piano & Vocal Score ZARD BEST The Single Collection 〜軌跡〜(1999年5月28日
  4. Official Piano & Vocal Score ZARD BEST 〜Request Memorial〜(1999年9月15日
  5. 坂井泉水ポエトリーセレクション第1弾 揺れる想い(2000年2月6日
  6. 坂井泉水ポエトリーセレクション第2弾 負けないで(2000年6月19日
  7. 坂井泉水ポエトリーセレクション第3弾 マイ フレンド(2000年9月16日
  8. 坂井泉水ポエトリーセレクション第4弾 promised you(2000年12月12日
  9. Official Piano & Vocal Score 時間の翼(2001年2月15日
  10. ZARD 10th Anniversary Book 10° 〜decimo〜(2001年11月21日
  11. ZARD 15th Anniversary 写真集「Le Portfolio -ル・ポルトフォリオ-」(2006年10月25日)
  12. きっと忘れない ZARD 〜OFFICIAL BOOK〜(2007年8月15日
  13. ZARD 20周年記念写真集 ZARD Portfolio du 20eme anniversaire 第1集 「揺れる想い」(2011年2月10日
  14. ZARD 20周年記念写真集 ZARD Portfolio du 20eme anniversaire 第2集 「負けないで」(2011年2月10日
  15. ZARD 20周年記念写真集 ZARD Portfolio du 20eme anniversaire 第3集 「きっと忘れない」(2011年2月10日
  16. ZARD 20周年記念写真集 ZARD Portfolio du 20eme anniversaire 第4集 「あの微笑みを忘れないで」(2011年2月10日

プロモーションビデオ[編集]

2006年10月25日に初のプロモーションビデオ作品集DVD「ZARD Le Portfolio 1991-2006」を発売した。
プロモーションビデオ(PV)の完全版は少なく、坂井の生前に公開されたほとんどの作品がサビだけであるため、ここでは1コーラス収録の完全版が存在する作品のみ挙げる。坂井の死後、追悼ライブなどにおいて、新たに完全版としてリメイクした作品もいくつか公開されている。

Good-bye My Loneliness
映画監督岩井俊二の作品。港も見える横浜の廃工場跡の空き地で、黒いコートをはおった坂井泉水が黄色いりんごを持って歌う。いくつか並べられたりんご、何かの骨、地面に転がっているマネキン人形の顔に雨が降り注ぐ。
不思議ね…
岩井俊二の作品。バンドをバックにポニーテールの坂井泉水が歌う。ギターを弾いたり、自転車に乗ったりしている坂井の別の姿が、ちらつき、色あせたように見えるエフェクト(特殊効果)をかけた映像で所々に挿入されている。「ZARD BEST 〜Request Memorial〜」の二次特典「ZARD BEST 〜Memorial Video〜」でフルバージョンが手に入る。
もう探さない
岩井俊二の作品。ビルの屋上でバンドをバックに黒いジャケット姿の坂井が歌っており、ときおり夕日の射し込む薄暗い部屋に失くした恋に沈む坂井がうつむいて座っている場面が映る。背後のテレビ画面には坂井が歌う姿がアップで映っている。次に部屋の沈んだイメージとは対照的に、明るい日差しの浜辺で恋人と手をつなぎ、笑顔で戯れていた過去の楽しかった思い出を回想するシーンが出てくる。
眠れない夜を抱いて
バンドをバックにステージやスタジオでTシャツにジーンズ姿で歌う。所々カラーになる以外ほとんどがモノクロだが、バンド全体の映像が見える。ほんの一部サングラスをかけた坂井の姿も見られる。
IN MY ARMS TONIGHT
流れる街の姿を映している。坂井泉水の正面のアップが動画で映る。そのまま歌うシーンもあり。
君に逢いたくなったら…
部屋に撮影用の照明や画材道具があり、坂井が絵を描いたり、それらを飾って写真を撮ったり、アトリエで創作活動しているイメージ。所々シャンパンをあけて振り回したり、バスケットボールを投げたり、ボールで遊んだりという場面もある。
永遠
見渡す限りに広がる荒野の中にどこまでも続くハイウェイを、青色の大型のオープンカーでひたすら走る場面がメイン。車を降りたシーンでは坂井泉水は全身鮮やかなレッドスーツで身を固めている。全編を通して坂井の表情がほとんど映っていない。車のボンネットが開いているシーンと閉まっているシーンがある。
Get U're Dream
広いスタジオの中でヘッドフォンをしてマイクの前で独り歌っている坂井のレコーデイング姿に、所々でシドニーの風景が映る。シドニーオリンピックの際にはNHKで放映された。
promised you
全編がバンドをバックに坂井が歌うライブ形式となっており、特別な演出もない映像となっている。
明日を夢見て
アップで坂井が歌う姿がメインでアメリカ郊外の風景や人々の様子が映し出される。また、明るい日差しと風が吹く部屋に居て、ピアノを弾く坂井のシーンもある。
かけがえのないもの
フルコーラスで製作されたPV。本編の大半は二つの画面に別れており、同じ風景が片方はカラー、もう片方は過去を表すかのようにモノクロとなっている。所々、坂井の静止画になっている。木漏れ日やピンクの花が花開く映像が出てくる。
今日はゆっくり話そう
夜の街のビルの屋上で歌う坂井の姿がメイン。明かりのついたビルが並ぶ夜景や、二つ仲良く並んだ椅子が映し出される。
君とのふれあい
アルバム収録曲でフルバージョンのPVはこの作品のみ。本編の大半が少しセピアがかった色あせたような街の映像で、坂井泉水の映像は全てアルバムのジャケット写真がモノクロが静止画で流れているのみ。
ハートに火をつけて
海辺にある海外の街でパーティーを楽しんでいる人々の映像。子供たちや犬がメインで映る。坂井泉水の映像は静止画がほとんどで、僅かながら動画が挿入されている。


タイアップ一覧[編集]

  • 1st - 44thまでの全シングルのA面にタイアップがついている。
Good-bye My Loneliness フジテレビドラマ結婚の理想と現実』主題歌

クラリオンレーザーカラオケ」CMソング

不思議ね… 日本テレビ系『マジカル頭脳パワー!!』エンディングテーマ
もう探さない テレビ朝日系ドラマ『七人の女弁護士』主題歌
眠れない夜を抱いて テレビ朝日系『トゥナイト』エンディングテーマ
誰かが待ってる(アルバム収録曲) 日本テレビ系『マジカル頭脳パワー!!』エンディングテーマ
あの微笑みを忘れないで(アルバム収録曲) フジテレビ系ドラマ「金曜エンタテイメント 腕まくり看護婦」シリーズ主題歌
IN MY ARMS TONIGHT TBS系ドラマ『学校があぶない』主題歌
負けないで フジテレビ系ドラマ『白鳥麗子でございます!』主題歌
君がいない 日本テレビ系ドラマ『彼女の嫌いな彼女』主題歌
揺れる想い 大塚製薬ポカリスエット」CMソング
もう少し あと少し… テレビ朝日系ドラマ『ララバイ刑事'93』エンディングテーマ
きっと忘れない フジテレビ系ドラマ『白鳥麗子でございます!』主題歌
この愛に泳ぎ疲れても 関西テレビ・フジテレビ系「愛と疑惑のサスペンス」オープニングテーマ
Boy 読売テレビ制作映画『夏の庭〜The Friends〜』エンディングテーマ
こんなにそばに居るのに 三貴「ブティックJOY」CMソング
あなたを感じていたい NTTドコモ「パルフィーV」CMソング
Just believe in love TBS系ドラマ『揺れる想い』主題歌
ハイヒール脱ぎ捨てて(アルバム収録曲) フジテレビ OIOI TOKYO TASTE「Rooms」エンディングテーマ
I'm in love(アルバム収録曲) タワーレコードスーパーストア
愛が見えない エフティ資生堂「SEA BREEZE '1995」CMソング
サヨナラは今もこの胸に居ます ボクたちの映画シリーズ『白鳥麗子でございます!』主題歌
マイ フレンド テレビ朝日系アニメスラムダンク』エンディングテーマ
心を開いて 大塚製薬「ポカリスエット」CMソング
君がいたから(アルバム収録曲) フジテレビ系ドラマ『輝く季節の中で』挿入歌
Today is another day(アルバム収録曲) 日本テレビ系アニメ『YAWARA!スペシャル ずっと君のことが…』主題歌
見つめていたいね(アルバム収録曲) 日本テレビ系アニメ『YAWARA!スペシャル ずっと君のことが…』挿入歌
Don't you see! フジテレビ系アニメ『ドラゴンボールGT』エンディングテーマ
帰らぬ時間の中で(上記曲のc/w) 日本テレビ『いま人』オープニングテーマ
君に逢いたくなったら… TBS系ドラマ『理想の結婚』主題歌
風が通り抜ける街へ JRA夏競馬CMソング
永遠 キヤノン「Eos kiss」CMソング/日本テレビ系ドラマ『失楽園』主題歌
My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜 NTTドコモ'97冬CMソング
Love is Gone(上記曲のc/w) 日本テレビ系ドラマ『失楽園 特別編』主題歌
息もできない フジテレビ系アニメ『中華一番!』オープニングテーマ
運命のルーレット廻して 読売テレビ系アニメ『名探偵コナン』オープニングテーマ
少女の頃に戻ったみたいに(上記曲のc/w) 劇場版『名探偵コナン 14番目の標的』主題歌
新しいドア〜冬のひまわり〜 サッポロビール「冬物語」CMソング
GOOD DAY ビューティーラボ「ナチュラルカラー」CMソング
I feel fine,yeah(アルバム収録曲) フジテレビ系『めざまし天気』テーマソング
フォトグラフ(アルバム収録曲) 日本テレビ系ドラマ『春のサスペンススペシャル 刑事たちの夏』主題歌
MIND GAMES フジテレビ系『プロ野球ニュース』イメージソング/ニッポン放送『ショウアップナイター'99』テーマソング
世界はきっと未来の中 テレビ朝日系ドラマ『舞妓さんは名探偵!』主題歌
痛いくらい君があふれているよ ネスレ日本「ネスカフェモーメント」CMソング
この涙 星になれ テレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』主題歌
お・も・ひ・で(上記曲のc/w) 「チェンジ伊豆2000!」イメージソング/テレビ朝日系『贅沢な休日』エンディングテーマ
Get U're Dream NHKシドニーオリンピック』テーマソング
promised you テレビ朝日系『土曜ワイド劇場』エンディングテーマ
窓の外はモノクローム(アルバム収録曲) 日本テレビ系『週刊ストーリーランド』エンディングテーマ
hero(アルバム収録曲) コナミときめきメモリアル3』エンディングテーマ
時間の翼(アルバム収録曲) NTT西日本「フレッツISDN」CMソング
さわやかな君の気持ち ニベア花王「8×4」CMソング
抱きしめていて(上記曲のc/w) コナミ『ときめきメモリアル3』エンディングテーマ
Seven Rainbow(上記曲のc/w) コナミ『ときめきメモリアル3』オープニングテーマ
明日を夢見て 読売テレビ系アニメ『名探偵コナン』エンディングテーマ
瞳閉じて フジテレビ系『感動ファクトリー すぽると!』イメージソング
もっと近くで君の横顔見ていたい 月桂冠「月」CMソング
止まっていた時計が今動き出した(アルバム収録曲) テレビ朝日系ドラマ『異議あり!女弁護士大岡法江』主題歌
かけがえのないもの TBS系『恋するハニカミ!』テーマソング
今日はゆっくり話そう 月桂冠「月」CMソング
星のかがやきよ 読売テレビ系アニメ『名探偵コナン』オープニングテーマ
夏を待つセイル(帆)のように 劇場版『名探偵コナン 水平線上の陰謀』主題歌
悲しいほど貴方が好き 読売テレビ系アニメ『名探偵コナン』エンディングテーマ
カラッといこう! フジテレビ系『めざましどようび』テーマソング
ハートに火をつけて TBS系ドラマ『愛の劇場 すてきにコモン!』主題歌
グロリアス マインド 読売テレビ系アニメ『名探偵コナン』オープニングテーマ
翼を広げて 劇場版「名探偵コナン 戦慄の楽譜」主題歌
愛は暗闇の中で 読売テレビ系アニメ『名探偵コナン』オープニングテーマ
あの微笑みを忘れないで(2012 Movie-theme ver.) フジテレビ製作映画『ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター』主題歌

ライブ[編集]

坂井泉水存命中[編集]

  • 2004年
    • What a beautiful moment Tour
      初の全国ライブ・ツアー。当初は3公演の予定だったが、追加公演を経て、全9会場11公演を行った。このツアーを収録したDVD『What a beautiful moment』はオリコンウィークリーDVDチャートで初登場1位を記録し、売上は10万枚を超えた。大部分のファンはこのツアーで初めて生身のZARD=坂井泉水に触れた。坂井にとっては存命中の最初で最後のライブ・ツアーとなった。
(追加公演)4月5日 神戸国際会館 こくさいホール、4月8日 パシフィコ横浜国立大ホール
(再追加公演)4月30日 大阪フェスティバルホール、5月8日 青森市文化会館、5月10日 仙台サンプラザホール、6月2日 名古屋センチュリーホール、6月11日 福岡サンパレス、7月23日 日本武道館

坂井泉水死去後[編集]

  • 2007年What a beautiful memory
    • 9月6日と9月7日に大阪フェスティバルホールにて、9月14日には日本武道館にてフィルム&ライブコンサートという形で追悼ライブを開催。
    • 当初大阪公演は9月7日一日のみの予定で、6日は日程として発表されていなかったが、7日に希望者が殺到したため、リハーサル日程として確保していた6日を急遽追加公演日として、大阪での2公演の開催が決定され、本公演の初日の前日が追加公演というあまり例のない事態となった。
  • 2011年What a beautiful memory 〜forever you〜
    • ZARDデビュー20周年を記念したラストライブとして2011年5月27日に日本武道館、2011年5月29日にグランキューブ大阪で開催された。過去の追悼ライブで演奏されていなかった曲も多数追加されている。

Film concert[編集]

  • 2010年 『ZARD Screen Harmony 2010
    • 2007年から2009年にかけて行われた追悼ライブで使用された映像を中心に、ライブでの演奏シーンなどの収録映像を加えたフィルムコンサートで行われた。2010年6月現在、以下の3公演が行われ、以後各会場の自主事業公演として各地で開催される予定であると、開催決定発表時の公式ページ上で告知されていたが、2011年1月29日のグランシップ 中ホール・大地まで、追加公演が行われることが公式ウェブサイトで発表されている。
    • 2010年5月15日 堂島リバーフォーラム(15:00からと19:00からの2公演)
    • 2010年5月27日 渋谷C.C.Lemonホール(16:00からと19:00からの2公演)
    • 2010年5月30日 町田市民ホール(14:00からと17:00からの2公演)
  • 2012年 『ZARD Screen Harmony 2012 〜Last Memories〜

脚注[編集]

  1. ZARD坂井泉水さん、不慮の事故で死去(ORICON STYLE)2013年10月13日閲覧。
  2. ZARD、50万通のリクエストに応えたアルバムついに発売! - ORICON STYLE
  3. 東海大学沼津キャンパス学園祭オープニングアクトを担当した有馬ゆみこ(当時:関ゆみ子)によれば、1991年当時、坂井は男性だけのバンドにおける紅一点であったという。
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 共同編曲、リアレンジを含む。
  5. 時代を励ました歌 – クローズアップ現代 放送記録
  6. 同様の趣旨の解説は富澤のブログでも読むことができる(6月6日付、及び7月24日付のエントリー)。
  7. 毎日新聞2007年12月18日夕刊など
  8. 他局映像で追悼 ZARD坂井泉水さん紅白初出場 - ORICON STYLE
  9. 全てB-Gram RECORDS時代。ポリドール時代(Good-bye My Loneliness負けないで)は項目参照。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]