お姉ちゃんといもーと

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お姉ちゃんといもーと』は、同人サークル、未確認お嬢様本舗が制作している四コマ漫画。

妹のことが大好きなレズの姉と、無意味に付きまとうその姉が嫌いな妹の関係を中心とするギャグ漫画である。

基本的に無償だが、特別編は有償で配布されている。

世界観[編集]

男性は全く登場しない。しかし、父や夫婦という概念があり、「女なのに」などの性別を意識した台詞があることから、画面の外には存在しているようである。

原作者の嗜好により、主要な登場人物はほとんどが貧乳である。

登場人物[編集]

篠沢舞 (しのざわ まい)
この作品の主人公の一人。ボケ。妹の聖が大好きで、聖が嫌がるのも構わずに求愛を繰り返す。好かれようと付きまとうほど逆に嫌われるという悪循環には気付いていない。心身ともに子供で、聖より背が低い。時折かざりものの猫耳を付け、猫のような仕草を取る。妹のことを深く知りたいという思いから、聖のプライベートの情報を密かに調べ上げている。また、独学でピッキングの技術を習得している。おバカに見えるが、悪知恵は働く。職業は不明だが、大学生でなければフリーターニートの可能性が高い。聖のクラスメイトが登場してからは次第に存在感が薄れ、最近はほとんど登場しなくなった。
篠沢聖 (しのざわ ひじり)
この作品の主人公の一人。ツッコミ。舞の妹で、女子高生。強気な性格で、姉やクラスメイトがむやみにボケれば、すかさずハリセンを取り出し叩く。しかし、逆に彼らに振り回されて苦労することも多い。密かにダイエットに励んでいる。後ろ髪がエリマキトカゲのように広がっている。舞からはひーちゃん、クラスメイトからはひじりんと呼ばれている。
サッキー / 高峰沙希 (たかみね さき)
眼鏡。聖のクラスメイト。天然で騙されやすい性格。食欲に忠実で、たまにロリ子のお菓子を盗もうとしては怒られる。聖のクラスメイトのうち、舞に会ったことがあるのは彼女のみ。よく舞にお菓子で買収される。「本体は眼鏡」など、しばしば原作者に眼鏡をネタにされる。
ポン太 / 本田華那美 (ほんだ かなみ)
聖のクラスメイト。ロリ子とは中学校からの付き合い。聖たちの中では最も小柄。常にラジカセを持ち歩き、機会があるたびに、BGMや効果音、事前に吹き込んでおいたナレーションを再生する。本編で一度も本名を呼ばれたことがない。
ロリ子 / 神代理子 (かみしろ りこ)
聖のクラスメイト。ポン太とは中学校からの付き合い。おどけて師匠と呼ばれることもある。常に眠たげな目をしているが、意外とテンションは高い。甘いものが大好物で、お菓子は主食とまで言い切る。学校にもお菓子を持ってきている。よく姉の夢子にお菓子で買収される。
姫 / 鏑木姫香 (かぶらぎ ひめか)
聖のクラスメイト。大和撫子のような風貌で、いつも笑顔を絶やさない。だが、実は正真正銘のサディスト。まきのんとは小学校からの付き合いで、たびたびいじめを仕掛けてきた。「自分の家族を友人に会わせるのが恥ずかしい」という珍しい弱点を持っている。そのため、姉の桜香が聖たちの前に姿を現すと暴走する。社交的で友人も多いが、堅物な人は好きではないらしい。料理が得意。作中ではレズビアンに人気があるという設定。
まきのん / 牧ノ瀬麗菜 (まきのせ れいな)
聖のクラスメイト。よく姫にいじめられる。その姫とは小学校からの付き合いで、マーと呼ばれて悪い意味で可愛がられてきた。聖には同情されているが、他の友人は全く気にかけない。いじられキャラとして扱われても、怨むことなく水に流す、心の広い人物。普段は陽気で、口調は男っぽい。麗菜という名が似合わないという理由で、姫たちには本名を呼ばれない。主要な登場人物の中では、聖に突っ込まれた回数が最も少ない。一人っ子。ポン太のラジカセは、壊れるたびに「まきのん」という戒名が与えられるらしい。
神代夢子 (かみしろ ゆめこ)
ロリ子の姉。妹を甘やかし、何かとお菓子を買い与えている。また、趣味で和服やゴスロリなどの妙な衣服も着せている。聖たちの高校に勤める教師でもある。ロリ子の入学式で感激のあまり軽い騒動を起こしたため、他の教師の間では悪名高い。生徒思いのところは評価されている。おそらく25歳。私生活はだらしない。
鏑木桜香 (かぶらぎ おうか)
姫の姉。大学生。姫からはサクラちゃんと呼ばれている。ギャグ漫画には珍しい、ボケにもツッコミにも全く加担しない良識的な人物。不意に聖たちの前に現れ、姫を暴走させることでのみ存在意義を示す。穏和な性格。
高峰明美 (たかみね あけみ)
サッキーの姉。やはり眼鏡。アマチュアの発明家にして、舞の高校時代からの友人。舞のために、聖のイラストが大きくプリントされた抱き枕などを制作している。妹のサッキーのことを可愛がっており、姉妹の仲はよい。原作者が忌み嫌っている巨乳のキャラクターなので、本編にはあまり登場しない。
和田美代子 (わだ みよこ)
ポン太のお隣さん。小学生。初対面でポン太が誤解を招くような紹介をしたため、聖にポン太の妹だと思い込まれた。
悠良 (ゆら)
聖と同じ高校に通っているが、クラスは異なる。聖を除く唯一のツッコミ役。聖よりも弱気。部員の減少でほとんど廃部状態の演劇部に参加している。
芳乃 (よしの)
悠良の親友にして、聖のクラスの学級委員。聖のことをセイさんと呼ぶ。眼鏡を掛けているが、サッキーのようにネタにはされていない。真面目な性格ながら、しばしば無表情のままボケる。妙に難解かつ哲学的な言葉を使いたがる。
水穂 (みずほ)
聖の同級生だが、親しいわけではない模様。悠良の親友。芳乃とは対照的に明るい性格で、おバカさん。大食漢である。

外部リンク[編集]