セシア・アウェア

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私はセシア・アウェア あなたのミッションを担当します

概要[編集]

「ガンダムEXA」に登場するキャラクター。本作のヒロインである。声:竹達彩奈

解説[編集]

人間ではなく「ホロアクター」と呼ばれる立体映像の身体を持つ存在で、ジュピターⅩでGダイバー達のミッションをサポートしている。

一人のGダイバーにつき一体がナビゲーターとして割り当てられる。そのため、ジュピターⅩには多数の「セシア・アウェア」が存在しているのだが、それらは全て一つの頭脳で制御される。当然、その頭脳のみで思考しているので、一人のセシアの挙動などが他のセシアにも影響することがある(例:セシアの一人が泣き出したため、他のセシアまで泣き出す)。

外見はどのセシアも基本的にはモデルになった人物のそれを踏襲しているが、Gダイバーの好みに合わせて細かくカスタマイズされている(円滑にミッションを遂行するためらしい)。 後から更なるカスタマイズを行うことも可能で、服装や髪型はもちろん、体型も変えられる。

話をする際は常に敬語を使う。また表情豊かであり、ほとんど人間と変わりない。

MSの設計も行っていて、エクストリームガンダムの生みの親も彼女である。type-レオスの進化形態の設計も手掛けている。

ちなみにホロアクター用に立体映像の食べ物もあるので、食事も出来たりする(真似事といった方が正確かもしれないが)。 お金もきっちり取られるらしく、レオスに奢らせていた。

Gダイバーのレオス・アロイのことを常に気にかけている…というか、どう見ても惚れているとしか思えない。 レオス一人だけにリンクを設定して二人きりになったり、彼のためにエクストリームガンダムを用意したり。特にエクストリームガンダムを改造している際のピーニャへの扱いは酷い。(リンクを切られて機能停止した姿を見せられたり、グダグダで帰還した際には素っ気ない対応で済まされたりと) ピーニャから「(ゼノン・フェース時のレオスは)ウザい」と言われた時には必死に反論して「レオスの魅力がわからないなんて」と呟く一方で「(エクリプス・フェース時は)かっこいい」と言われると自分のことのように喜んでいる。 …ちくしょう、レオス爆発してしまえ。

ホロアクターと言えどもセクハラされるのは不愉快なようで、ex-から胸を掴まれた際にはそれを嫌がっている。 ちなみにex-の方も「心臓が掴み出せれば面白いのに」とつまらなそうな顔をしていた。


○外見の違い ◇レオス・アロイ スタイルを重視しており、セシア曰く「モデルの人物に近い姿」だという。

◇キース・オルス 知的な感じで、眼鏡をかけている。 ちなみにあまり快く思われていないらしく、「ご武運を」と声をかけると「人間の真似をする必要はない」と怒らせてしまった。

◇ピーニャ・ハーシー 少々ロリな顔立ち。服装はしょっちゅう変えられる。

(ドレス、セーラー服、etc)

◇ex- レオスのセシアと似ているが、より大人っぽい顔立ちで胸も大きく、脚はニーソではなくストッキング。 最初は子供の姿だったが、ex-から「こんな子供が何の役に立つ」と言われて現在の姿に。

作中の活躍[編集]

ジュピターⅩにやって来たレオスを出迎える。その際、彼から握手を求められるが、立体映像の身体故にこれを断っている。

施設を案内した後、GAデータへのダイブに慣れさせるべく早速C.E.世界へとレオスをダイブさせる。本来は安全な場所と時間に設定されていたのだが、何らかの手違いで叢雲 劾と鉢合わせさせてしまう結果に(ex-の仕業か)。 このことに落ち込むセシアだったが、見かねたレオスから「帽子を少し斜めに被ってほしい」と頼まれ、それを聞き入れた。

その後もレオスを始めとする様々なGダイバー達のサポートを行っていたが、A.C.世界でex-が「エクストリームガンダムのテスト」と称して暴れ出し、これを止めようとするも彼のいる部屋から追い出されてしまう。 放っておけばGAデータが崩壊してダイブ中のレオスまで巻き込まれかねないと危惧した彼女はタイミングよく戻ってきたピーニャに緊急ダイブを依頼してレオスに危機を知らせた。 なお、ex-に追い出されてからピーニャがダイブオフしてくるまでの間に彼女は夢(?)を見ている。コールドスリープのカプセルと思われる物から目覚めたセシアがレオスを探してさまようという内容だが、果たしてこれが意味するものとは…?

レオスがU.C.世界にダイブした時にはex-からの情報提供を受けてマリオン・ウェルチとEXAMシステムを調査していたが、その過程でミッションのターゲットであるゼロ・ムラサメとマリオンが戦闘の末、相討ちになって戦死することを知る。 実はこのミッションがex-によって仕組まれていたものだと気づいた彼女は二人の戦いを止めようとするであろうレオスに、彼のために用意していたtype-レオスを託してex-の目論見を阻止しようとするのだった。







実際には、彼女こそが作中唯一の生身の人間である。 Gダイバー達は人類について研究する研究員等ではなく、GAデータ自体が生み出した探索用のデータに過ぎず、 眠り続けるセシアの人格をデータ内に投影して、データの管理を行っていた。 外の世界はとうの昔に滅亡しており、片手でも数えられる程度の人類がどうにか生存するに留まる惨憺たる有様だった。 そんな状況下で滅亡した人類を再興させるべく、生存した数少ない人類を保存し、数々の戦いの歴史から人類が自己進化して再興出来る 条件を模索するための施設が建造された。

そのうちの一つがジュピターⅩであり、ジュピターⅩが最優先事項として守っているのがセシアである。

当初真面目な研究員として活動するうちに絶望するに至ったGACKTイクスはこの事実を知って絶望し、GAデータの抹消という暴挙に討って出た が、レオスの方はと言えば、「彼女が人間であってくれて良かった。彼女の為なら一層頑張れる」と熱意を燃やし、 セシアと共にイクスを退け、数年後にもGダイバーとして活動を続けている。


データ内で様々に容姿を変える彼女だが、実物は不細工ということはない。 実際の姿はレオス好みに調整したものに極めて近いらしい。

関連画像[編集]

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