マルマイン

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マルマイン
全国 101
ジョウト 121
ホウエン 085
シンオウ
英語名
進化
進化体系 1進化
進化前 ビリリダマ
進化後
世代 第1世代
ポケモン学
分類 ボールポケモン
タイプ でんき
高さ/重さ 1.2m/ 68.8kg
特性 せいでんき/ぼうおん

マルマインは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクターモンスター)のうちの一種である。

特徴[編集]

ビリリダマ同様、体はほぼ正球の形をしており、中央部分に横に一周の線で区切られている。その区切られた線で色が分けられているが、ビリリダマやモンスターボールと配色が逆で体上部が、下部がである。

上部の白い部分には目が、下部の赤い部分には口が描かれているだけであり、至ってシンプルなデザインである。電気に引き寄せられる性質を持ち、空気中の電気や発電所で発電された電気を食べる。膨大な電気エネルギーを体内に溜め込んでおり、わずかな刺激で爆発するため「バクダンボール」とも呼ばれ恐れられる存在でもある。

ゲームでのマルマイン[編集]

金・銀・クリスタル』までに登場した251匹のポケモンの中では「すばやさ」が最も高い。ゲーム中では、アイテムの入ったボールに紛れて置かれていたり、特定の床を踏むと現れたりなど、トラップとして設置されているケースも多い。その能力の高さから1998年の全国大会では常連のポケモンでもあった。

非常に威力が高いが、自らも戦闘不能となる「だいばくはつ」を覚える。レベルアップではでんきタイプのわざをあまり覚えないので、「10まんボルト」や「かみなり」を覚えさせるにはわざマシンが必要となる。クリスタル版では、おしえオヤジに頼んで「10まんボルト」を覚えさせることも可能である。爆発を売りにしている割に攻撃力はかなり低く、攻撃と素早さを除くその他の能力も平均的である(ただ『赤・緑・青・ピカチュウ』の頃は「すばやさ」の値が攻撃の急所に当たりやすさに係わっていたので、元のすばやさの高さがある程度補っていた)。また、第三世代まで、レアコイルと対になっていた。

ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』ではヤマブキシティのシルフカンパニー屋上で登場し、倉庫から時折出現して自身を爆発させる。続編の『大乱闘スマッシュブラザーズDX』『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではモンスターボールから出現し、自身を爆発させる。但し、こちらのマルマインは爆発寸前であればアイテムと同じように持つ事ができる。各作品とも、爆発に巻き込まれたときのダメージは大きい。『X』では不発に終わることがある。

対戦では、「ひかりのかべ」「あまごい」→「だいばくはつ」という補助系のコンボがある(爆発で合打ちの後、「ひかりのかべ」や大雨の効果が続いたまま、次のバトルが始まるという寸法)。

また、ソニックブームを一番速く覚えるポケモンであり、その威力が高く設定されている『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』では耐久力こそ低いものの、レベル1ダンジョンでは極めて危険な敵である。

アニメでのマルマイン[編集]

オレンジ諸島のネーブルジムリーダー・ダンの手持ち。シーソーに乗り、サトシの手持ちポケモンとの重みでロケット団の気球に跳び、そのまま「だいばくはつ」で撃退。試合は無事再開された。オレンジ諸島終盤でサトシが立ち寄った街では、マルマインが大量に生息。ディグダに作らせたトンネルでマルマインを安全な所に逃がす男が登場した。

またスイカ畑でキモリが「タネマシンガン」を覚える物語では、畑の警備用としてスイカ模様を体に塗って擬態するマルマインが登場する。転がらずに跳ねて移動していた。

シンオウ地方の「ポケモンなりきり大会」では、過去の出場ポケモンとして登場。だいばくはつをし、黒焦げになってゴースになりきるというパフォーマンスを見せた。その他、ゲーム同様に現れては「だいばくはつ」を行うことが多く、全身から煙を噴き上げながらも満足げな笑みを浮かべていることが多い。

ポケモンカードでのマルマイン[編集]

マルマインは第1弾の時点で登場したが、それに次ぐ第2弾のポケモンジャングルでも登場した。初期の段階で連続して登場したのはピカチュウライチュウなど限られたものであった。また、マチスのマルマインや、わるいマルマインとしても登場しており、登場頻度が高いポケモンである。ホログラムを持つレアカードとしての位置付けであることが多い。

ワザの使用や「にげる」を行うために必要なエネルギーカードを操作する能力を持つものが多く、中には自らをエネルギーとしてポケモンにつけることができるものも存在する。

その他におけるマルマイン[編集]

  • ポケモンの絵描き歌を収録したCD『ポケモンかけるかな?』の収録曲のひとつ、「ああ マルマイン」において絵描き歌の題材として取り上げられている。この曲はマルマインの背面を描くというもので、非常にシンプルな内容となっているのが特徴である。
  • ビリリダマ同様、アイテムボールと間違われることがあるが、高さが1.2 mもある為『ビリリダマはともかく、普通マルマインは間違えないだろう』とファンの間でネタにされる(ビリリダマでさえ高さが50 cmである為、間違えるには無理があるといわれている)。
  • 漫画ポケットモンスターSPECIAL』のシナリオを担当する日下秀憲はマルマインを自画像代わりに用いている。
  • ちなみにマルマインの形状は球ではなく頭頂部は少し平らである。

関連項目[編集]

爆弾岩。ドラクエのモンスター。マルマインの元ネタ